シナリオガイド
ライブを盛りあげつつ、他の領地に差し入れを届けよ!
シナリオ名:カウントダウンライブと戦場の年越し大作戦 / 担当マスター:イヴェール
3つの国が人型ロボットを使い、領地と元の世界に戻る権利をかけて戦う世界「ジーランディア」。
その国の一つである自由都市連盟の某所では、
食料工場をもつ若き社長であるカホ・セルドーンがソルジャーを招集していました。
「今日は集まってくれておおきにな。頼みたい仕事ちゅうのは、
年越しの日にうちらのトコの商品を色んなところに持っていってほしんや」
そう言って地図を表示させると、その範囲は自由都市連盟だけでなく鐵皇国やルミナス王朝にまで伸びていました。
「目的としては年越しの日も見張りをしているパイロットたちに差し入れしてもらって、
お腹も心も満たすことで幸せになってもらうんや! これが名付けて『戦場の年越し大作戦』!」
「いくらこちらが敵意がないとしても、鐵皇国やルミナス王朝まで行くのは危険ではないのか?」
ソルジャーの一人がカホに問いかけました。
「あくまで行ってもらうのは領地の境目までやろうな。それでも最初は警戒されて攻撃される可能性はある。
せやから、説得したり攻撃は回避したりして上手くやってほしいんや」
「やることは分かった。ただ、今回の作戦を盟主は許してくれるのか?」
今度は別のソルジャーが疑問をぶつけてきました。
「そこらへんも大丈夫や。実は決行日に街でアバターアイドルが集結するライブがあるんや。
アリスがそれに夢中になっている間に、うちらは作戦を行う感じやな。
作戦に気づかれないためにも、ライブを裏から盛り上げて欲しいんや。
裏方のスタッフとして仕事したり、ファン同士での揉め事を収めたりが主やな」
「それで、肝心な報酬は?」
その問いかけにソルジャーたちが一層カホを注視しました。
「そのことなんやけど。配る食材やらライブの援助やらで、あんまお金がなくてな・・・・・・」
金額を伝えると、ソルジャーたちは一斉に立ち上がり部屋から出て行ってしまいました。
「ちょ、まって! まかないついとるしアバターアイドル近くで見られるんやで」
説得しようとしますが、彼女は一人取り残されてしまいました。
担当マスターより
本シナリオは自由都市連盟の若き社長カホ・セルドーンの作戦により、
『鐵皇国』と『ルミナス王朝』へ彼女の自社商品を届けることとなりました。
また、盟主であるアリス・エイヴァリーに作戦を悟られないように
都市の中央で行われるアバターアイドルのカウントダウンライブを盛り上げる必要があります。
※今回のシナリオは基本的に陣営の指定はなく、戦闘が発生する場合、相手はモブとなりPvPになりません。
また、年末年始のお祭り感を出したシナリオのため、ややコメディ寄りのリアクションとなることが予想されます。
細心の注意は払いますが、アクション内容によってはキャラ崩壊しかける場合がございます。
シナリオガイドと特異者の性格など照らし合わせた上でのご参加やアクション投稿をお願いしております。
ルールやマナーを守った上でのぶっ飛んだアクション、心よりお待ちしてます。
●基本的な状況
カホ・セルドーンは『戦場の年越し大作戦』と称し、自社商品を敵味方分け隔てなく配る算段を考えていました。
また、アリス・エイヴァリーに気づかれないよう彼女も観るであろうアバターライブも盛り上げなくてはなりません。
・【1】配給品を持って鐵皇国やルミナス王朝へ向かう【難易度:3】
こちらのパートでは自由都市連盟以外の領地に赴き、パートとなります。
基本的に向かう領地は一カ所でお願いしております。
また敵国の場合、初めは警戒され攻撃される場合もあります。
特異者たちが行動できる範囲としては主に、
・敵が攻撃してきた際の防御や回避
・差し入れをするための交渉や説得
など挙げられます(親交を深めるためにサッカーをする、というようなもの可とします)。
また、差し入れは自社商品である「かけそば・かけうどんセット」以外に
それに添えるエビ天やかき揚げ、他の麺類などがあります。
また、カホ・セルドーンは【1】がメインパートとなり、
行動としてはスチールライナーで機体などを運搬しつつ、差し入れをしていきます。
・【2】アバターアイドルカウントダウンライブへ向かう【難易度:3】
こちらは自由都市連盟内であるライブへ向かうパートとなっております。
指導者であるアリス・エイヴァリーも含め、多くの人々が観客として参加しております。
アリスに作戦がバレないようにライブを盛り上げ、彼女を夢中にさせましょう。
特異者たちが行動できる範囲としては主に、
・ライブスタッフとして裏方の作業を行う。
・外野で発生するファン同士のケンカを仲裁する。
・観客としてカウントダウンライブを楽しむ。
などが挙げられます。あくまでアバターアイドルが主役なので、それよりも目立ってしまうような行動はできません。
また、カウントダウンライブに参加するなど、各々で年越しをすることができます。
※このパートかつライブを盛り上げるためのみ『ヒロイックソングス!』スキル・アイテムを使用可能となります。
ただしスキルはライブ時のもののみ適応、別ワールドのため完全には再現されない可能性があります。
カホ・セルドーンについて
サージェント(スチールライナー)であり、米や麦などを生産する工場を持つ社長という顔も持つ女性。
自由都市連盟の盟主アリスと年齢が近く、境遇も似ています。
戦場では、カホ自身が所有するフライングカーゴで機体や食料を無茶をしてでも送り届けてくれる豪気ぶりを見せます。
その豪気ぶりは自社商品の売り込みにも現れ、『大陸の主食を麺類にする』という謎の目標を掲げています。
しかし、周囲の人々には理解されず、裏では『アホ社長』と呼ばれる始末です。
今回は「戦場のハッピーニューイヤー作戦」と称して、自社商品を敵国へ配る算段を立てていました。