クリエイティブRPG

夏先取り! 海洋生物大戦争

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夏先取り! 海洋生物大戦争
基本情報

マスター:秋みかん
ワールド:蒼空Re
 
 

料金

MC参加:200ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年06月14日公開!

シナリオガイド

契約者VSイカVSタコ! 勝手に戦え!!

シナリオ名:夏先取り! 海洋生物大戦争 / 担当マスター:秋みかん


 ――若手女性実業家、葉月 結良。
 その手腕は若手ながらも卓越な物であり、空京の人気クレープ店『天使の羽』のオーナーとして知られています。
 海京に拠点を置く彼女は、ゆくゆくはパラミタ全土へ様々な実業企業を展開していきたい……と、大きい野望を持っているようです。
 そんな実業家が次に仕掛ける新たな一手――それはなんと、パラミタの無人浮島を丸々一つ購入し、リゾート島へと開発する……というとてもダイナミックなもの。ゆくゆくは全季節対応型の最新鋭なリゾート地にしたい、と誇らしげに語っていました!
 新時代のパラミタを担う――かもしれない、そんな葉月氏の動向を今後ともチェック!

 ――とあるビジネス雑誌に書かれていた自身の記事を見た結良は、難しそうな顔をしながら本を閉じます。
 そしてすぐにどこかへ電話……ではなく、スマートデバイスを起動させると、すぐに通信相手である由良のパートナー――鬼一 法眼が通信に出ました。

『は、はい――こちら法眼。葉月殿、どういたしました?』
「――そっちの行動中、インタビュアーにでも会ったのかしら? 島を買ったこと、ブン屋まがいの雑誌編集者に筒抜けになってるみたいなんだけど」

 島を買ったことはサプライズの予定だったらしく、結良の声にはどこかしら怒気が籠っていました。通信先の法眼でさえ、思わず身をすくめてしまうほどには。

『……某はそこまで話してはいませんぞ? おそらく、空京の浮島管理局でねちっこく取材を続けていたに違いありませぬ』
「そこまでは――って、少しは喋ったってことよね、それ。――はぁ、まぁいいわ。あんたの不用心のせいで、島を買って観光リゾート開発……しかもすべての季節対応型にする、だなんてずいぶんおおそれた計画になっちゃったわけだけど」
『うぅ……すみまs』
「――気に入ったわ。やっぱり何かしらやるならとことんやらないと。さすが私のパートナー、最適な答えだったわよ」

 通信先でもまるでわかるような、にやりとした微笑を浮かべて、法眼を褒める結良。そしてすぐに、次の仕事モードへとその態度を切り替えていきました。

「さ、あの島をリゾート地にするからには島自体を知るところから――法眼、島を購入後にきちんと調べてくれた?」
『それはもちろん。……かなり広めの島であり、北部に小高い丘が、南東部分には内海があるという珍しい島でしたな。小高いの丘もまた広めでしたから、そこにホテルや旅館を建てるのがべすとかと。内海も泳ぐには最適な環境なのですが……少しばかり、問題が』
「問題? 私が視察した時には何もなかったと思ったんだけど」
『その後に発生した問題らしく。――大きなイカと大きなタコが内海を含めた周辺で縄張り争いをしているという事態が現在進行形で発生しておりましてな』
「……はい? でかいイカとでかいタコ? そいつらが内海で縄張り争い??」

 思わず結良も聞き返してしまうほどの問題。それが、現在島で起こっている巨大なイカと巨大なタコによる壮絶な縄張り争いだったのです。
 
「あんた、一応英霊でしょ。戦ってどうにかならないの?」
『いやいやいやいや、葉月殿が一番知っておられるでしょう!? 某の戦闘能力の低さ! 某、ただただ動きが速いだけの英霊に過ぎませんぞ!?』
「……そういやそうだったわ。私も銃くらいなら使えるけど、多分私たち一組がその縄張り争いとやらを止めようとしたところで……良くて返り討ち、悪けりゃ内海の藻屑かねぇ」

 自分たちの戦力状況を再確認し、改めて戦闘向きでないコンビだと再認識した二人。そうしている間にも、結良は片手でキーボードをカタカタと素早く動かしていました。

「――あー、とりあえずだ。島に被害とかはまだ出てない感じかい?」
『ええ。幸いにも内海内で戦っておりますから、砂浜などに影響はまだ。しかし、これを抑えるとなると――内海内に引きずられても大丈夫な対策が必要になりますな。なるべくなら砂浜に出した場合の被害も抑えたいですし……基本的には内海上空、もしくは海中用装備を着ての水中戦、が妥当なところかと』
「戦局はしっかり見れてるみたいだね。こうなると――リゾート施設できた時の特別優待券とか用意した方が良さそうか」
『はて……葉月殿は先ほどから何を? きーぼーど、でしたか。それを動かしてるような音が聞こえるのですが』
「ん、決まってるでしょ。――私たちだけでダメそうなら外注するほかない。そして私には、特別な外注先が……あるの、よ!」

 ターンッ! と、エンターキーを叩き押す気持ちいい音が事務所内に響き、パソコン内ではあらゆる学園宛てや結良の知り合いなどへメールが送られていました。その内容は――


 “YURAカンパニーより契約者の皆様へ。
  この度、YURAカンパニーは一つの島を買い取り、そこへリゾート地を造ろうと計画しております。
  それに合わせ、島内で厄介事が起きてしまったため、契約者の皆様へ緊急の御依頼をしたく存じます。
  依頼内容は『内海にて我が物顔で暴れている巨大イカと巨大タコの討伐』となります。
  我こそは、と思う契約者の方は是非御依頼の受領を。討伐報酬として、リゾート施設が完成した後に使用できる特別優待券をご用意しております。
  討伐後は、プレイベントとして自然溢れるリゾート予定地の海岸を自由解放いたします。こちらは討伐に参加していない契約者の方もご参加できますので、ご友人を誘ってみてはいかがでしょうか?
  
  YURAカンパニー 代表取締役:葉月 結良”


担当マスターより

▼担当マスター:秋みかん

マスターコメント

 どうも皆様こんにちは、もしくはお久しぶりです。柑橘類系マスター・秋みかんです。
 今回はリゾート予定地となっている島にて、巨大なイカと巨大なタコを討伐していただきます。また、倒した後は、一足早く海で遊べます。
 討伐に参加するもよし、遊びだけに参加するもよし。ぜひともご参加くださいませませ。


■今回の依頼について
 今回は若手女性実業家であるYURAカンパニー代表取締役・葉月 結良からの依頼となります。
 彼女は自身の過去作である『天使の羽、経営危機!?』というシナリオで出てきており、クレープ屋『天使の羽』のオーナーさんとして登場しています。
 そんな彼女がどうやら無人の浮島を購入したらしく、そこをリゾート島として活用しようとしていた矢先に、島の安全を脅かす巨大なイカとタコが現れたのでそれを討伐してほしい……とのこと。
 無事に討伐が終わったら、プレイベントという形で島の内海を貸し切りで楽しめるように手配をしてくれているとのことなので、泳いだりBBQしたりひと時のランデヴーを楽しんでくださいませ。どうやら、リゾート地として運用できるかの実地試験の意味合いもあるようです……。


■結良が買い取った浮島について
 今回の舞台となる、結良が空京管理局とちゃんと交渉して買い取ったという浮島。
 空京と葦原島の中間辺りに存在しており、総面積はハワイ州ラナイ島(蒼空のフロンティアReの地球のもの)とほぼ同等の大きさ。北部が小高い丘になっており、南東部分にこの島自慢の一つである内海が、南西部分には平坦な草原が広がる不思議な浮島です。
 結良の今後の予定としては、小高い丘に旅館とホテルを、草原はそのままにして、内海のある海岸には海の家やイベントステージを用意したい……とのこと。そんなリゾート計画を推進するためにも、まずは内海にて大暴れしている海洋生物の討伐が肝要となります。


■巨大イカと巨大タコについて
 今回の討伐対象である、巨大イカと巨大タコ。それぞれ説明していきます。

●巨大イカ
 巨大なイカです。全長は約150mと、通常のイカよりかなりのでかい体格を有しています。
 浮島の内海を根城としており、巨大なタコとは終わりなき縄張り争いを繰り返しています。そのためか、闘争本能はかなりのもので、戦いを挑まれようものなら激しく応戦してきます。
 十本の足を器用に操っての連続攻撃を得意としており、またイカ墨を放出することで周辺を黒い霧のようなもので覆って姿をくらますことも得意行動です。
 巨体にも関わらず身はとても引き締まっており、通常のイカ以上の美味を有しているとかなんとか……?

●巨大タコ
 巨大なタコです。全長は約200m、通常種よりも何十倍も大きく、その体格を使ったパワフルな戦い方が特徴です。
 浮島の内海が住処であり、巨大なイカとは永遠の戦いを繰り広げています。もとより好戦的な性格であり、近づくだけで襲いかかってくる習性を持ちます。
 八本の足を力強く扱い、一撃一撃がとてつもなく重い衝撃を持っています。防御をしても相当にダメージが通るので、気を付けましょう。さらに、口部から粘性の高いタコ墨を吐き出し、相手の動きを鈍らせてくる搦め手も使ってきます。
 巨体ではあるものの旨味はしっかりとしており、絶品の珍味として噂されていた経緯を持っています。

●討伐の際の注意事項
 討伐に関してですが、なるべく両巨大海洋生物たちを海岸に上陸させないようにしてください
 リゾート地の目玉の一つとして運用する都合上、海岸に被害が及んだ際の修繕などはなるべく避けたいとのこと。もし大規模な被害が出た場合は何かしらのカバーをしないと非常にまずいことになるでしょう。
「ビジネスの世界って色々大変なのよ……その辺り、留意してもらえると嬉しいわね」


■プレイベントについて
 巨大イカと巨大タコの討伐後、浮島の内海の海岸を解放するので自由に使ってもよい、と結良からのご厚意のお達しがありました。
 由良本人の考えあってのことみたいですが、せっかく自由に使えるので海のアクティビティなどに興じるのもよいでしょう。

 ・BBQ!!(BBQセットも要請があれば用意してくれるそうです)
 ・釣り!!(どうやらこの内海、かなり特殊な生態系を形成しているため、珍しいものが釣れるかも……?)
 ・泳ぐ!!(結構深い場所もあるので、自己管理のもとお願いします)
 ・各種アクティビティ!!(バナナボートなど、ある程度のものは事前に用意可能です)

 他、何かやりたいことがありましたらアクションへのご記入をお願いします。


■NPCについて
●葉月 結良
 YURAコーポレーション・代表取締役の若手女性実業家。
 海京に事務所を構え、空京やパラミタ全土を舞台にさまざまな経営事業を立ち上げている。
 人気クレープ店『天使の羽』の総合オーナーでもあり、近々キマク方面にも支店を展開する予定。
 今回、空京の管理局に掛け合って無人の浮島を購入するも、浮島の内海の巨大海洋生物たちに頭を悩まされることとなった。


●鬼一 法眼
 結良のパートナーであり、英霊。室町時代初期に存在したと記されている僧体、鬼一法眼そのものである。
 とはいえ、あくまで“鬼一法眼”という存在の分霊の一人に過ぎず、結良曰く“本人の劣化コピー”らしい。法眼とは僧侶に対する尊称であり、名前も不確定のため、結良から鬼一を名字に、法眼を名前にしろ――と、言われた経緯を持つ。
 剣術の達人や文武の優れた者、と賞されているが……この劣化コピー法眼はそれらとは縁遠いよわよわ英霊である。唯一、鞍馬の地に祀られていることから発生した“まるで天狗のような素早さ”だけを持っており、結良に助けられた恩から契約を果たした後は、その素早さを生かしてパラミタ全土を駆け回され、営業の仕事を押し付けられている。
 

巨大イカを討伐する 【現在のMC参加人数:3】

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巨大タコを討伐する 【現在のMC参加人数:4】

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海アクティビティを楽しむ! 【現在のMC参加人数:4】

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