シナリオガイド
魔道具の特性を活かしたアイデア術を作るのですよぉ~
シナリオ名:【祓魔師/未廻組】祓魔師のカリキュラム4 / 担当マスター:按条境一
※セフィロトのアバター「祓魔師」とは異なる祓魔師の活動となります。
エリザベート・ワルプルギスは空京ホームセンターからの依頼に向かった生徒たちの様子を、
イルミンスール魔法学校の教室にあるモニター越しから見守り、
無事に帰還した彼らに労いの言葉をかけ、笑顔で出迎えたのでした。
「慣れないこともあって大変だったかもしれませんが、初実戦よく頑張りましたねぇ~♪
空京ホームセンターの方が素晴らしい対応だったとおっしゃっていましたよぉ~」
彼らに対する依頼者から通話で感謝の言葉を貰い、イルミンスール魔法学校の校長としても大満足のようです。
「魔道具の扱いも慣れてきたと思いますので、
今回はそれらを用いて、皆さんにアイデア術を考えてもらうのですぅ~!」
エリザベートは高らかにそう言い終えると白いチョークを掴み、日時と場所等について黒板に書き込みました。
■授業内容
・魔道具を用いたアイデア術について!
1)予め、どの魔道具を使い、どのような効力をもたらすのか、
想定しておいたほうがよいですよぉ~。
2)アイデア術を試すのは、1人から5人までですぅ~。
3)複数の人数で行う場合、相手へ事前の声かけすることをオススメしますぅ~。
4)私たちへの質問は、アイデア術を試す前にしたほうがよいですぅ~。
最も使い続けたい術から順に聞いてみてくださいねぇ~。
<注記!>
1)今までのスキル等を魔道具に付与することは出来ません~。
2)アイデア術は元々の魔道具の効力に沿った考案以外ですと、
不発または完成しない可能性がありますぅ~!
3)成功したアイデア術を用いて成長した後、
別々の方と再編成して使用する場合ですが、
初期に完成した威力になりますぅ~。
4)同じ種類の魔道具を用いた場合、
その魔道具の効力のみしか発揮しないのですぅ~。
必ず、別々の魔道具を使って試すようにしてくださいねぇ~。
ホームルーム:次回の授業について
「必要な説明は、こんなところでしょうか~?」
「そうだな。今まで学んで得たことも、この授業で活かす機会にもなるだろうし」
ラスコット・アリベルトの口振りから察するに、魔道具の扱いに慣れた分だけアイデア術に組み込むことも可能のようです。
「とはいっても、使う魔道具の効力に合わない場合もあるよね。
何度か試せるように、授業の時間を伸ばそうよ」
アイデア術の成功の有無も気になるため、ウィード・フォン・ライヒスマリーネは校庭の開放時間を長くとるべきではと言いました。
「ボクもその方がよいかと思います。
先ほどエリザベート校長が黒板に説明書きしてくれましたが、
チームを組むにしても、その場で呼びかけることもあるでしょうから」
彼の提案にアンフェ・メレッツィーが頷き、さらに他の状況も考慮するべきだと考えました。
「ただ、チームが集まらない場合は他のメンバーに入れてもらうか、1人でも試せる術を考えておく必要もありそうだな」
「そぉ~ですねぇ。
ラスコット先生がおっしゃるように、授業が始まるまでじっくり考えておいてもらう必要がありそうですぅ~♪」
エリザベートは生徒たちが授業を開始前に考えておくように、重要事項として赤いチョークで重ね書きしました。
担当マスターより
おはようございます、按条境一です。
魔道具の扱いが上達したPCは前回ご参加いただいた際の終了時の能力値になります。
初回で授業を受けるPCは、訓練生からスタートになります。
※皆さんでオリジナルの魔道具を扱うシナリオになります。
魔道具は按条境一のシナリオでしか使用できませんのでご注意ください。
☆今回の授業について
システム上、MCとLCは別のパートを選ぶことはできないので、
MC・LC別々で行動する場合は必ず、
いずれか1つアクションの冒頭に、パートのタイトルをお書きください。
☆各種魔道具
魔道具はエリザベート・ワルプルギス校長からの貸し出し扱いとなり、MC・LCそれぞれ手持ちにある状態です。
授業の終了後、描写がなくともエリザベートと教師のラスコットが回収しています。
☆アイデア術
<アクション内に記載していただくこと>
・アイデア術は1人から5人で、別の術を含めて2回まで試すことができます。
・チームの場合は集まりきらないこともあるため、予めGAをかけておくことをオススメします。
その際、別の方のメンバーに入る、または1人で試すアイデア術の考案を、アクションにお書きいただくとよいかもしれません。
また、メンバーの編成または修練によって成長する能力を除き、完成後のアイデア術の基本効力と名称等は変更できません。
・用いる魔道具を選び、試してみたいアイデア術の効力の詳細をアクションにお書きください。
・成功したアイデア術の名前は、任意で1度だけ設定することができます。
・使用したことのない魔道具を用いる場合、ガイド上のいずれかの教師に習った後に参加した描写となります。
☆魔道具を扱う能力と知識等
それぞれPC固有の扱いとなります。
☆NPCに対する質問
各種全ての魔道具を使用するための深い知識はエリザベートとラスコット、サポートの役割等の知識はウィードとアンフェです。
1PCにつきアイデア術に関する質問は2つ、それ以外の質問は1つまでとなります。
他のPCと同じ質問内容が存在する可能性があるため、アクション内に複数お書きいただくとよいかもしれません。
☆詠唱ワードについて
詠唱ワードを喋る場合は、アクション内でご提案ください。
PCが考えたセリフはシナリオごとに変更可能です。
描写があっても短い文章になったり、発動までの時間は変りません。
マスターが考えた詠唱ワードは、使用希望時のみ描写いたします。
ただし、センスが微妙でも修正不可です。
☆各種の魔道具について
いずれも所有者の精神力によって能力を発揮します。
【ハイリヒ・バイベル】
手:両手で使用
同一のシナリオで同種のページを複数スペルブックに記しても、それ以上の効果は得られません。
各種
●本に記された各章は、いずれか一章を読む事で能力を引き出す事ができます。
・哀切の章
哀切の章は詠唱熟練度により、能力の高い魔性を祓いやすくなります。
詠唱により多数の魔性の者を祓い、邪悪な心を持つ相手にダメージを与える章です。
対象を1度目の術で祓いきれなかった場合、一定時間徐々に魔法力・体力を徐々に減少させ続けることがあります。
その効果を受けた対象は一定時間、魔法力の回復行動を行えなくなります。
中級ランク以上の実力を身につけることで祓魔術によるダメージを与える際、痛みによる苦痛を与えにくくなります。
・裁きの章
機械に憑く者に最も効果が高く、詠唱により酸の雨を発生させ邪悪な魔性を1体溶かす能力を秘めた章です。
詠唱の熟練度を積むことで、詠唱により酸の雨で邪悪な魔性や霊などの1体の魔法ガード力を下げ、対象を溶かすか任意で行えます。
さらに章の能力を引き出す実力を身に着けるとそれらの対象に、裁きの章の効果による痛みを与えにくくします。
上級ランク以上の者が術を命中させた場合、一定時間対象の補助の使用を魔法を封じることがあります。
・悔悟の章
詠唱により、者や物に憑いていない霊や魔性などを1体、重力の魔法で一時的に小さく収縮させ対象の体力を消耗させます。
収縮状態から元に戻っても、消耗した体力の回復行動は一定時間行えなくなります。
【エレメンタルケイジ】
手:片手で使用
ペンダント型の魔道具です。
同一のシナリオで、同種の宝石を複数ケイジに入れても、1つ分の効果しか得られません。
初級段階では、各種宝石のいずれか1つ効果を発揮する事が可能です。
●エレメンタルケイジの中の各宝石
・ホーリーソウル
光の魔力を宿す宝石。
魔性に憑かれた仲間の精神ダメージを回復する効果の他、呪いに該当する術にかかった者や物を対象に呪術を解除することがあります。
・アークソウル
大地の魔力を宿す宝石。
所持者のみ猛毒・石化に対して抵抗が上昇し、邪念問わず魔性などに憑かれていない、地球人以外の者の気配を探知することができます。
・エアロソウル
風の魔力を宿す宝石。
近くにいる相手が地球人か、そうでないかが分かりフラワシや霊などを視覚で認識し、近くにいる者が魔性などに憑かれているか、いないかを見破ることができます。
・フレアソウル
炎の魔力を宿す宝石。
所有者は任意で灼熱の炎を纏い、時速20kmの飛行能力を得ます。
・エターナルソウル
時の魔力を宿す宝石。
地球人などの生命体を対象とし、飛行や走行などの行動スピードが一時的に速くなりGによる身体への負荷は受けません。
中級ランク以上の者はフレアソウルを使用した場合、飛行能力に加速効果を適応することができます。
効力を受けた対象に疲労感などはありませんが、術者が重ねがけして加速する度に、術者のみ精神力を消耗し、効果対象が増えるごとに消耗が激しくなります。
上級ランク以上の者は呪術などで瀕死・臨死・死亡した者の生命の時を戻し復活させることがありますが、必ずしも成功するとは限りません。
また、年齢的時間などは戻らず、修練を積んでも対象の死後、最大24時間以内です。
【ニュンフェグラール】
手:両手で使用
魔性を召喚するために必要な聖杯の魔道具です。
魔性の容姿:3歳から19歳の少年、少女の人間に類似した姿。
現在1シナリオ内で召喚可能なのは、花の魔性クローリス、草・樹木の魔性ポレヴィーク、いずれか一体のみとなります。
リアクション公開後はその設定で一定となり、変更出来ません。
マスターに投げてセンスが微妙でも変更不可です。
リアクション内でイメージを確定させていない場合、今回もしくは別の回でイメージ変更可能ですが、マスターが考えて設定し直すのは不可です。
ただし、マスターが考えていない部分は、イメージ確定扱いとなるため変更不可です。
●聖杯により召喚可の魔性
・クローリス
主の命令により花の香りにより気分を落ち着かせ、仲間1人の猛毒と睡眠を解除します。
中級ランク以上から術者とその仲間を対象に、魔性や霊などによる呪術にかかりにくくする能力を引き出せます。
・ポレヴィーク
主の命令により木や草の壁を出現させ、主とその仲間を電雷属性や、物理属性の攻撃から守ってくれます。
中級ランク以上から蔓などの植物を出現させて、魔性や霊などによる猛毒や腐敗毒を解除する薬草を生やす能力を引き出せます。
【エレメンタルリング】
手:片方の指にはめて扱うもの、片手使用扱いです。
魔道具をはめている手で魔性の器とされる物や物に直接ダメージを与えられますが、祓うための能力はハイリヒ・バイベルの章よりも低いためサポート向けです。
【祓魔銃】
手:片手で使用
ハイリヒ・バイベルに記された哀切の章よりも能力が低いですが、各種章の詠唱よりも撃ちだす速度が速いため主にサポート向けです。
ホームルームのシーンはPCの描写がなくても、ご参加いただいた全てのPCが教室にいる状態として把握できます。
・仲間とアイデア術を試す 【現在のMC参加人数:7】
祓魔師の魔道具について学ぶ仲間と一緒に、アイデア術を試してみよう!
どんな術を試してみたいか、予め考えておくべきかな?
思いついても魔道具の効力と合わない場合もあるし、複数考える必要がありそう。
どの魔道具を使って、どんな効力になるか想像した後、仲間に説明するためにノートとかに書き纏めておかないとね。
アイデア術の術名は、思いついたらでいいかな?
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・仲間が考案したアイデア術に参加する 【現在のMC参加人数:0】
特に思いつかないから仲間の考案したアイデア術に協力するよ。
別々の術で2回参加できるし、緊急時に合わせて活動しやすくなるんじゃないかな?
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・1人でアイデア術を試す 【現在のMC参加人数:2】
別々の魔道具を使うことで、1人でもアイデア術を編み出せるかもしれないんだったよね。
魔性祓いのサポート用、憑依されていた人のケア用とか色々思いつきそう。
目的に合わせて考えてみよう!
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