シナリオガイド
実戦!いたずらっ子の魔性を祓うのですよぉ~
シナリオ名:【祓魔師/未廻組】祓魔師のカリキュラム3 / 担当マスター:按条境一
※セフィロトのアバター「祓魔師」とは異なる祓魔師の活動となります。
「皆さん~。人を魔性が共に暮らす都での課外授業、楽しめましたか~?
本日の授業は、皆さんに魔性祓いの実戦を行ってもらうのですぅう!!」
生徒たちに祓魔師の活動に慣れてもらうためエリザベート・ワルプルギスは、実戦を行う時期を決めていました。
魔道具の扱いの授業を学び始めた生徒が対処しやすいだろう、魔性祓いの依頼を空京ホームセンターから受けたようです。
「まだ、実戦は不安という人もいるかもしれませんので、
私と一緒に、モニターで生徒たちの活躍を観察しましょう~。
見るだけでも、学ぶことは沢山あるはずですからねぇ♪」
そう言うと黒板にリモコンを向けてスイッチを押すと、映像用のモニターに早変わりしました。
「皆さんに対処してもらうのはグレムリンという魔性で、
主に機械などに憑依する能力を持ち、いたずら大好きな子たちなのですぅ~。
実戦についてまとめておきましたので、事前に読んでおいてくださいねぇ~♪」
今回のちょっとした資料は、エリザベートが作成したようです。
■本日の実戦について
・実戦の場所
空京ホームセンター
・対処する魔性
グレムリン
・必須の持ち物
実戦で使用したい魔道具を、それぞれ選んでください~
服には、小型カメラをつけさせてもらいますねぇ~。
・現場の状況
館内の人々は避難済みのはずですが、もしかしたらお客さんが残っているかもしれません!
見かけたら出口まで避難させてあげてほしいのですぅ~。
ホームセンターの中には、修理屋さんのスペースもありまして~。
お客さんから預かっている大切な物が、独りでに動くことがあるそうですよぉ~。
・授業時間
現場でグレムリンの対処が終わるまでですぅう~!
「魔道具の受け渡しは、ラスコット先生にお願いしますねぇ」
「彼らが出向しやすいように外で待つとしよう」
エリザベートは教室に残り、ラスコットの方は生徒たちに魔道具を受け渡すため、校舎の前で生徒たちを待つことにしました。
「あぁ、それと未廻組の二人は現地にいる。
オレから魔道具を受け取った後、ホームセンターへ向かってくれ」
その頃、空京ホームセンター前では。
未廻組の者たちは一般人がホームセンターに立ち寄らないように避難誘導をしています。
「ホームセンターへ立ち入ろうとする人はいなくなりましたが、まだ店の中には人がいそうですね」
「もうすぐ彼らが来るはずだよ。
魔性祓いだけじゃなくって、人の救助も経験してもらいたいね」
もっと過酷な現場では、魔性に襲われている人も助けなければならないはず。
まず対応しやすい場で、多くの経験を積んでもらったほうがよいだろうという考えで、
アンフェ・メレッツィーとウィード・フォン・ライヒスマリーネは、生徒たちの到着をホームセンター前で待っています。
担当マスターより
おはようございます、按条境一です。
魔道具の扱いが上達したPCは前回ご参加いただいた際の終了時の能力値になります。
初回で授業を受けるPCは、訓練生からスタートになります。
※皆さんでオリジナルの魔道具を扱うシナリオになります。
魔道具は按条境一のシナリオでしか使用できませんのでご注意ください。
☆実戦について
システム上、MCとLCは別のパートを選ぶことはできないので、
MC・LC別々で行動する場合は必ず、
いずれか1つアクションの冒頭に、実戦に参加する又は教室で授業を受けるパートのタイトルをお書きください。
☆空京ホームセンターの魔性
・グレムリン
主に機械、無機物の人形等に憑依する能力を持つ魔性であり、生物に憑く能力はありません。
憑依体内または本体のみでの活動は不可視化しています。
☆各種魔道具
魔道具はエリザベート・ワルプルギス校長からの貸し出し扱いとなり、MC・LCそれぞれ手持ちにある状態です。
実戦及び教室内の授業の終了後、描写がなくともエリザベートと教師のラスコットが回収しています。
☆魔道具を扱う能力と知識等
それぞれPC固有の扱いとなります。
☆NPCに対する質問
各種全ての魔道具を使用するための深い知識はエリザベートとラスコット、サポートの役割等の知識はウィードとアンフェです。
1PCにつき1つまでですが他のPCと同じ質問内容が存在する可能性があるため、アクション内に複数お書きいただくとよいかもしれません。
☆詠唱ワードについて
詠唱ワードを喋る場合は、アクション内でご提案ください。
PCが考えたセリフはシナリオごとに変更可能です。
描写があっても短い文章になったり、発動までの時間は変りません。
マスターが考えた詠唱ワードは、使用希望時のみ描写いたします。
ただし、センスが微妙でも修正不可です。
☆各種の魔道具について
いずれも所有者の精神力によって能力を発揮します。
【ハイリヒ・バイベル】
手:両手で使用
同一のシナリオで同種のページを複数スペルブックに記しても、それ以上の効果は得られません。
各種
●本に記された各章は、いずれか一章を読む事で能力を引き出す事ができます。
・哀切の章
哀切の章は詠唱熟練度により、能力の高い魔性を祓いやすくなります。
詠唱により多数の魔性の者を祓い、邪悪な心を持つ相手にダメージを与える章です。
対象を1度目の術で祓いきれなかった場合、一定時間徐々に魔法力・体力を徐々に減少させ続けることがあります。
その効果を受けた対象は一定時間、魔法力の回復行動を行えなくなります。
中級ランク以上の実力を身につけることで祓魔術によるダメージを与える際、痛みによる苦痛を与えにくくなります。
・裁きの章
機械に憑く者に最も効果が高く、詠唱により酸の雨を発生させ邪悪な魔性を1体溶かす能力を秘めた章です。
詠唱の熟練度を積むことで、詠唱により酸の雨で邪悪な魔性や霊などの1体の魔法ガード力を下げ、対象を溶かすか任意で行えます。
さらに章の能力を引き出す実力を身に着けるとそれらの対象に、裁きの章の効果による痛みを与えにくくします。
上級ランク以上の者が術を命中させた場合、一定時間対象の補助の使用を魔法を封じることがあります。
・悔悟の章
詠唱により、者や物に憑いていない霊や魔性などを1体、重力の魔法で一時的に小さく収縮させ対象の体力を消耗させます。
収縮状態から元に戻っても、消耗した体力の回復行動は一定時間行えなくなります。
【エレメンタルケイジ】
手:片手で使用
ペンダント型の魔道具です。
同一のシナリオで、同種の宝石を複数ケイジに入れても、1つ分の効果しか得られません。
初級段階では、各種宝石のいずれか1つ効果を発揮する事が可能です。
●エレメンタルケイジの中の各宝石
・ホーリーソウル
光の魔力を宿す宝石。
魔性に憑かれた仲間の精神ダメージを回復する効果の他、呪いに該当する術にかかった者や物を対象に呪術を解除することがあります。
・アークソウル
大地の魔力を宿す宝石。
所持者のみ猛毒・石化に対して抵抗が上昇し、邪念問わず魔性などに憑かれていない、地球人以外の者の気配を探知することができます。
・エアロソウル
風の魔力を宿す宝石。
近くにいる相手が地球人か、そうでないかが分かりフラワシや霊などを視覚で認識し、近くにいる者が魔性などに憑かれているか、いないかを見破ることができます。
・フレアソウル
炎の魔力を宿す宝石。
所有者は任意で灼熱の炎を纏い、時速20kmの飛行能力を得ます。
・エターナルソウル
時の魔力を宿す宝石。
地球人などの生命体を対象とし、飛行や走行などの行動スピードが一時的に速くなりGによる身体への負荷は受けません。
中級ランク以上の者はフレアソウルを使用した場合、飛行能力に加速効果を適応することができます。
効力を受けた対象に疲労感などはありませんが、術者が重ねがけして加速する度に、術者のみ精神力を消耗し、効果対象が増えるごとに消耗が激しくなります。
上級ランク以上の者は呪術などで瀕死・臨死・死亡した者の生命の時を戻し復活させることがありますが、必ずしも成功するとは限りません。
また、年齢的時間などは戻らず、修練を積んでも対象の死後、最大24時間以内です。
【ニュンフェグラール】
手:両手で使用
魔性を召喚するために必要な聖杯の魔道具です。
魔性の容姿:3歳から19歳の少年、少女の人間に類似した姿。
現在1シナリオ内で召喚可能なのは、花の魔性クローリス、草・樹木の魔性ポレヴィーク、いずれか一体のみとなります。
リアクション公開後はその設定で一定となり、変更出来ません。
マスターに投げてセンスが微妙でも変更不可です。
リアクション内でイメージを確定させていない場合、今回もしくは別の回でイメージ変更可能ですが、マスターが考えて設定し直すのは不可です。
ただし、マスターが考えていない部分は、イメージ確定扱いとなるため変更不可です。
●聖杯により召喚可の魔性
・クローリス
主の命令により花の香りにより気分を落ち着かせ、仲間1人の猛毒と睡眠を解除します。
中級ランク以上から術者とその仲間を対象に、魔性や霊などによる呪術にかかりにくくする能力を引き出せます。
・ポレヴィーク
主の命令により木や草の壁を出現させ、主とその仲間を電雷属性や、物理属性の攻撃から守ってくれます。
中級ランク以上から蔓などの植物を出現させて、魔性や霊などによる猛毒や腐敗毒を解除する薬草を生やす能力を引き出せます。
【エレメンタルリング】
手:片方の指にはめて扱うもの、片手使用扱いです。
魔道具をはめている手で魔性の器とされる物や物に直接ダメージを与えられますが、祓うための能力はハイリヒ・バイベルの章よりも低いためサポート向けです。
【祓魔銃】
手:片手で使用
ハイリヒ・バイベルに記された哀切の章よりも能力が低いですが、各種章の詠唱よりも撃ちだす速度が速いため主にサポート向けです。
ホームルームのシーンはPCの描写がなくても、ご参加いただいた全てのPCが教室にいる状態として把握できます。
・グレムリンを祓う 【現在のMC参加人数:5】
今回の魔性祓いは、物に憑依したりするいたずらをやめてもらって反省してもらうためだね。
そういえば、グレムリンは不可視化もするんだっけ?
不自然に動いている物なら、そうかな~?ってなんとなくわかるけど。
憑依するための別の媒体を探し回っている場合、不可視化されていたら目視できないなぁ。
ペンダントを使う仲間に見つけてもらったら、ハイリヒ・バイベルの章を使って祓おう。
ホームセンター内は、修理のために持ち込まれている大切な物もあるみたいだし、何か壊される前に対処したいね。
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・グレムリンを探す 【現在のMC参加人数:2】
物などに隠れ潜んでいるグレムリンを見つけて、彼らを祓う能力を持つ魔道具を扱う仲間に知らせよう。
視線などで、的確な位置を知らせればいいかな。
こっちの仕草に気づかれなければ、指さしでも大丈夫そうだね。
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・仲間の援護をする 【現在のMC参加人数:2】
サポート向け魔道具を使い、グレムリンの対処を行う仲間を守る。
憑依媒体から抜けた時に、反撃してくるかもしれないからね。
そういえばホームセンターの物を、グレムリンに床に落とされて壊されないようにしなきゃいけないな。
万が一、お客さんが残っていたら出口まで避難誘導もしなきゃ!
対応することが複数ありそうだけど、とにかく頑張ろう。
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・教室で実戦の様子を見て学ぶ 【現在のMC参加人数:0】
まだ実戦に出るのは不安だから、モニター越しで実戦の様子を観察しよう。
見るだけでも、まだ習っていない魔道具の扱い方も学べるからね。
見取り稽古って言葉もあるくらいだし。
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