クリエイティブRPG

地下研究施設と第三の顔

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地下研究施設と第三の顔
基本情報

マスター:イヴェール
ワールド:バイナリア
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年03月09日公開!

シナリオガイド

危険地区地下の研究施設を調査し、囚われたエージェントたちを救出せよ!

シナリオ名:地下研究施設と第三の顔 / 担当マスター:イヴェール



 突然の壁により仮初めの平和と情報を探り合う戦いとなった世界「バイナリア」
 東トリスの境目にある危険地区には以前まで魔獣や暴走したライカンスロープたちが蔓延っていました。
 しかし、エージェントたちの活躍により一掃され、棲みついていた人々も救助されました。
 棲みついていた人々の検査や回収された薬、飲食物、謎の医者に対しての尋問の結果、
 危険地区の地下には再生公社や純血同盟が関係する研究施設があるのではないか、という仮説が立てられました。
 しかし、再生公社並びに純血同盟は先日の大戦により壊滅状態、研究どころではないと考えられました。
 そこで現地のエージェントたちは少人数で地下へ調査に向かうことにしました。


 危険地区にあるマンホールを使って地下へ侵入すると、無機質な空間に通じていました。
 筒状の廊下がいくつも伸びており、部屋には研究に使うであろう機材や資料が置いてありました。

「地下にこんなばしょがあったなんて」

 新米エージェントであるヘンリー・ルイスも今回の調査に加わっていました。
 他のエージェントが慎重に辺りを見回す中、彼だけはどんどん奥の方へと進んでいきます。

「よーし、ガブリエラさんに良いところ見せるぞ」

 ヘンリーが進んでいくと、近未来的で透明な箱がいくつも並んだ部屋まで到着しました。
 その中には一人ずつ人間や魔獣と化したライカンスロープが閉じ込められていました。

「ここ、みたことある気がする」

 ヘンリーは周囲をじっくりと見回していると、突然研究員や武装した兵士が現れ彼を押さえつけました。
 他のエージェントたちが助けようとしますが、皆急所を狙われ気絶していきます。
 エージェントたちが動けなくなった後、白衣の男がヘンリーを覗き込み触診のようなことを始めました。

「ん~? なぜ、キミのような子がエージェントの中にいるんだい? 魔素に敏感なのにマスクまでして。もしかして、キミは前に」

 男の手つきは触診というにはあまりにベタベタ触りすぎで、終始恍惚とした表情を浮かべていました。

「それはこの際どうでもいいか、キミにはもっと相応しい姿があるはずだ。
 あと他の奴らは実験体の箱に入れておいて。で、使いたいときにでも使ってよ」

 武装した兵士に指示を出すと、白衣の男はヘンリーを引きずっていきました。


 *     *     * 



 白衣の後ろ姿が映ったのを最後に映像は途切れてしまいました。
 さきほどの一部始終はエージェントの一人が録画しアジトへ送ったものでした。
 それを見ていたエージェントリーダー、ガブリエラ・アンダーソンは拳を握りしめていました。

「私の采配が間違っていた。再生公社や純血同盟はすでに壊滅、地下はもぬけの殻になっていると想定していたが」

 彼女は冷や汗をかき、少し取り乱しすぎている様子が窺えました。
 瞳は白衣の男を捉えながらも深呼吸をして落ち着き、アジトにいるエージェントたちに説明し始めました。

「今回我々が向かうのはこの危険地区の地下にある研究施設だ。
 おそらくライカンスロープの遺伝子を持つ人間を使い、実験しているのは間違いない」

 ガブリエラが映像を切り替えると、捕らえられたエージェントが送ってきた地図が映りました。
 アリの巣のように道と部屋に分かれており、下であるほど部屋は大きくなっているようでした。

「映像の時間からしてエージェントたちが捕まっている部屋、
 つまり箱の部屋はマンホールから入って比較的近いところにあるだろう。
 ただし、白衣の男に連れて行かれた『メナシ(ヘンリー)』は別の部屋にいる可能性が高い」

 そして、今回の任務について書かれている画面に切り替わりました。

「君たちにはエージェントたちを救出するグループ研究施設を調査するグループに分かれてもらう。
 私は研究施設を調査するグループに回る。
 どちらも救出する、調査するだけでは済まないだろう。心してかかってくれ」

 ガブリエラの言葉を合図にアジトにいるエージェントたちは立ち上がりました。

担当マスターより

▼担当マスター:イヴェール

マスターコメント

 本シナリオは引き続きA機関から依頼された任務をこなすものとなっております。
 主な内容は「東トリスの境にある危険地区の地下研究施設を調査をしつつ、
 ヘンリー・ルイスを含めたエージェントたちを救出する
」というミッションです。
 どちらのパートも戦闘しつつミッションをクリアしていくものとなっております。
 上手く役割分担などをして目的を果たしましょう。

●基本的な状況
・危険地区の地下について
 かつては魔素汚染が酷い地区、魔獣が大量発生していた場所でした。
 しかし、エージェントの活躍により、魔獣は対処され、その際の調査で危険地区の下には研究施設があることが分かりました。
 先日あった大戦の影響でもぬけの殻となっていると予想されていましたが、
 実際はまだ使われており白衣の男を中心に研究員や武装した兵士たちがいました。
 現在、先に研究施設へ向かっていたエージェントたちが囚われているような状態となっております。


1.ヘンリーやエージェントたちを救出する【裏】 難易度3
 こちらは囚われたヘンリー・ルイスやエージェントたちを救出するパートとなっております。
 映像や地図を元にA機関からは以下のような報告がされました。

・エージェントたちが囚われている部屋について
 大きさ2メートルほどの立方体の透明な箱がいくつも並んでいる部屋です。
 箱は一般的な拳銃などでは傷すらつかず、パスワードとカードで解錠するような装置がついております。
 また、箱の中にはエージェント以外の若者も1箱につき一人囚われている状態ですが、
 ライカンスロープとなり暴れ回っている者から、ぼんやりと天井を眺めている者まで様々です。

・エージェントたちについて
 ヘンリー・ルイスを含め5名が先に潜入し、囚われてしまいました。
 皆それなりの技術と経験を積んでいますが、武器などは押収され自力では出られない状態となっております。
 また、ヘンリーは他のエージェントたちとは別の部屋におり、
 解錠の難易度や壁の強度が上がっていると推測
されています。

・研究員、ライカンスロープについて
 エージェント救出のために解錠や箱の破壊を試みた場合、研究員たちがその邪魔をしてきます。
 主に銃などで攻撃してくる他、わざと魔獣と化したライカンスロープの入った箱を解錠し襲わせてきます。
 ライカンスロープの攻撃方法は鉤爪や噛みつき攻撃が主です。
 「銀の弾」の効果はあるものの、すばやく対処しなければ数で押し負けてしまう可能性があります。
 
※今回の主目的はエージェントたちの救出ですが、囚われている人々も助け出すことができます。


2.地下の研究施設を調査する【表裏】 難易度4
 こちらは危険地区の地下にある研究施設を調査するパートとなっております。先日の調査で、

 ・ライカンスロープの遺伝子を持った人間を実験に使っている研究施設が地下に存在すること。
 ・その実験の影響で被験者は知能が低く、安定剤が必要なほど魔素に耐性がなくなっていること。

 が分かりました。そこから先日壊滅した再生公社や純血同盟の研究施設の一つだとA機関では予想しましたが、
 現在でも機能していることから全く別の組織が中心であると考えられています。
 A機関としては、

 ・なぜ、ライカンスロープの遺伝子を持った人間を使って実験をしているか?
 ・これからやろうとしている実験や計画は何か?


 について調査してほしいと伝えられました。その他にもエージェントたちが自ら考え調査しても構いません。

・研究施設について
 調査することができる部屋は主に資料室とコンピュータルームです。
 この2つの部屋は距離があるため、名につき1部屋までしか行くことができません(×1名で2部屋)
 

・武装した兵士たちについて
 資料室とコンピュータルーム、どちらの部屋だとしても彼らに妨害されます。
 攻撃手段としては銃やレーザーブレードだけではなく電撃を使うなど、ただの人間ではないことが予想されています。
 こちらもすばやく対処しなければ証拠を隠すため資料やデータが破壊されてしまいます。


ヘンリー・ルイスについて
 コードネームは『メナシ』。
 普段は学生として高校に通うスパイの少年でエージェントリーダーの「ガブリエラ・アンダーソン」に憧れを抱いています。
 エージェントとしては新米で空回りから目立ってしまうことも多く、まだまだ知識や経験も不足しております。
 また、魔素に弱く魔素汚染した地区に行く際はクチバシのようなマスクをして行動していました。
 先行して調査に向かっていましたが、白衣の男に捕まってしまいました(1.ヘンリーやエージェントたちを救出する【裏】)。
 彼は他のエージェントとは別の場所に囚われているではないかと考えられています。

ガブリエラ・アンダーソンについて
 「ライカンハンター」という異名を持つ任務専門の女性ヒットマン。簡易的な武器はありますが、主に素手で戦います。
 ライカンスロープに異様な執着心を持っているという噂がありましたが、その執着心は好意的で好奇心に近いもののようです。
 今回もエージェントリーダーをつとめ、危険地区の地下へと調査に向かいます(2.地下の研究施設を調査する【表裏】)。
 また、映像に映った白衣の男に見覚えがあるようです。

1.ヘンリーやエージェントたちを救出する【裏】 【現在のMC参加人数:10】

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2.地下の研究施設を調査する【表裏】 【現在のMC参加人数:10】

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