クリエイティブRPG

ハーンデルの黎明

リアクション公開中!

 138

ハーンデルの黎明
基本情報

マスター:常葉ゆら
ワールド:蒼空Re
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年01月21日公開!

シナリオガイド

鏖殺寺院と最終決戦!街の闇を暴け!

シナリオ名:ハーンデルの黎明 / 担当マスター:常葉ゆら


 突如、店のガラスが割られ、人相の悪い男たちが数人、店内へとなだれ込んできたかと思いきや、各々が手にした得物を振り回し始めました。
「襲撃?!」
 ちょうどその場に居合わせた、薔薇の学舎に通う契約者である鈴木 円真(すずき えんま)たち自警団の面々は咄嗟に応戦します――


 交易都市・ハーンデル。タシガン空峡に面し、ツァンダとの交易で栄える街です。
 ハーンデルではここのところ、立て続けに事件やトラブルが発生していました。空賊が出たり、街中でごろつきたちがトラブルを起こしたりと、一つ一つは大きな脅威ではありませんでしたが、街の治安を預かる憲兵隊は、どこかトラブルに対して及び腰の対応が続いています。
 そこで街の人々、特に、この街で交易などの商売をしている人達が作る「商会」では、そのトラブルを解決して貰おうと契約者を頼る事が多くなりました。何度かそんなことが続くうち、円真たち契約者達が中心となって「自警団」を結成する事となったのです。
 自警団が、街で頻発するトラブルの背後関係の捜査を進めるうち、この街では現在、元からこの街に居たごろつきや不良少年たちの勢力と、鏖殺寺院を名乗るものたちとの間で、裏社会の勢力争いが起きているということが発覚しました。
 つい先日、鏖殺寺院が大規模な武器の取引をしようとしているという情報を得た自警団は、この街のごろつきたちの間の有力者であるレルヒェ・エーヴィッヒと一時的に手を組み、武器の取引を阻止することに成功していました。
 しかし、捕まえることができたのは鏖殺寺院を名乗るものたちのうちでも下っ端ばかりで、中心人物を捕らえることはできていません。
 大っぴらに寺院の計画を阻止したのです、彼らも黙っていまいと、自警団も警戒を強めていたのですが――


「まさか、いきなり直接乗り込んでくるとはね……」
 なんとか襲撃者を追い散らし、うち数人を捕縛することに成功した円真は、自警団のメンバーの高沢 直流(たかさわ すぐる)に頼み、ひとまず憲兵隊を呼んできて貰うことにしました。頼りにならないとはいえ、憲兵隊がこの街の正規の治安維持組織である事に違いはありません。
「しかし、来たのはどうやら下っ端ばかり。本気の襲撃とは思えませんでしたが――」
 捕まえたごろつきの一人を縛り上げながら、円真のパートナーであるミケーレが呟きます。
「そうですわね……この店が自警団の半ば本拠地となっていることは、隠しているわけでもありませんから、本気で自警団を潰すつもりで来たのでしたら、もっと戦力を揃えてきても良さそうなものですけれど」
 ミケーレの言葉に、この店のオーナーであり、貿易商のシェスティンも頷いてみせます。最初に円真に依頼をしたのがシェスティンであったことの縁から、自然に商会と自警団の繋ぎ役は彼女となり、なし崩し的に、この店が自警団の本拠地のようになっています。ここに来れば自警団と連絡が取れる、という事は特別隠している訳ではありませんから、鏖殺寺院がどこかでそのことを知ったとしても不思議はありません。
「……あれ、これ、何だろう」
 と、円真が、足下に落ちていた何かに気づき拾い上げました。封筒のようです。
「――ミケーレ、シェスティンさん、これ……!」
 その中身を見た円真は、慌てて二人を手招き、取り出したカードのようなものを見せます。其処には――

「三日後の日没。街の南、旧ボロニア邸で待つ。決着を付けよう」

という文章と、幾何学的な模様がしたためられていました。その模様は、先日の事件の際に捕まえた、鏖殺寺院を名乗るごろつきたちが持っていたものと同じものでした――


 その翌日。
「釈放って、どうしてですか!」
 憲兵隊の下っ端である、シェーネス・ヴェッター――昨日、直流から連絡を受けてシェスティンの店に駆けつけた憲兵隊員です――が、副隊長であるゲルト・ドルノに食ってかかって居ました。
 円真たちから預けられた襲撃犯を、憲兵隊の詰め所にある留置場にぶち込んだのが昨日の夕方。それなのに、今日の朝には襲撃犯達は釈放されてしまったのです。ろくな取り調べもなしに。
「いつかの空賊騒ぎの時とは違って、留置場には余裕がありますよね。突然店に殴り込むなんて、テロ行為もいいところじゃないですか。それなのにどうして」
「――隊長の判断だ。持っていた武器も原始的なものばかりで凶悪なものではないし、動機はライバル店から嫌がらせの依頼を受けたからで、無差別なものではない、素直に自供した、怪我人も出ていないのだから――まあ、後で罰金の通達は行くだろうが」
「……」
 シェーネスは、納得が行かない、という顔をして見せますが、ゲルトはこの話は終わりだと言わんばかりに手を振りました。ただ、その表情にはどこか、ゲルト自身も隊長の判断を全面的に支持しているようではなさそうな、煮え切らないものが浮かんでいます。
 シェーネスは密かに、その顛末を円真へと伝えるのでした――

担当マスターより

▼担当マスター:常葉ゆら

マスターコメント

皆様お待たせ致しました、常葉です。
いよいよ、ハーンデルを舞台として繰り広げられてきた一連の事件の最終決戦、「ハーンデルの黎明」をお送り致します。

最終決戦ということで、今までのシナリオを踏まえた展開とはなりますが、今回からのご参加も歓迎致します。(本ガイドのみでも行動できるよう気をつけては居りますが、可能でしたら「ハーンデルの空賊団」~「ハーンデルの黄昏」までの、ハーンデルシリーズのシナリオガイドとリアクションにもお目通しいただけますと、よりスムーズにご参加頂けるかと思います)

さて、今回の決戦の最終目標は、「鏖殺寺院を名乗る一団をこの街から追い出し、街の平和を取り戻すこと」です。
そのためにも、敵方からの挑戦を受けて立ち、決戦に勝利する必要があります。
さらに、寺院の下っ端を捕まえてもすぐに釈放してしまう、憲兵隊の謎も暴かなければ、この街に真の平和は戻ってこないでしょう。

街での調査と、廃屋での決戦を完遂し、この街の平和を取り戻してください!

◎パートについて
1・街で憲兵隊について調査を行う
街の各所で聞き込み、張り込みなどを行い、憲兵隊の秘密を暴きます。
今までの、ハーンデルを舞台としたシナリオにおいて得た立場・称号を利用できます。
ハーンデルの街に知人、過去に関わった相手がいる場合、その相手からより詳しい情報を得られます
また、過去に自警団に有意義な情報をもたらした証の称号がある場合、有力な情報を得られる可能性が上がります。
ハーンデルの街に過去に登場した施設には自由に訪れることができます。(内部まで侵入できるかどうかは、アクションの内容や過去の行動によります)

2・「旧ボロニア邸」までの道を切り開く
挑戦状を出してくる位です、相手は準備万端でこちらがやってくるのを待ち構えています。
決戦の場所となる廃墟の周囲には複数人のごろつきが見張りに立ったり潜んだりしています。彼らを制圧して、廃墟までの道を切り開いてください。
このパートが失敗すると、パート3の戦闘の難易度が上がります。

3・鏖殺寺院との決戦に挑む
廃墟の奥で待ち構えている、鏖殺寺院を名乗る連中の親玉との決戦に臨みます。
ウサギと名乗るこどもの他、強力な相手が複数待ち構えていることが予想されます。
相手は非常に強力です。万全な準備で乗り込んでください。
なお、パート2が失敗している場合、道中で疲労した状態での戦闘開始となります。

※「旧ボロニア邸」というのは、街の南端に近いところにある古いお屋敷――廃墟です。街の人なら誰でも知っている建物です。広い庭の奥に朽ちかけた建物があります。建物は二階建てで、玄関ホールに大きな階段があり、二階のホールに繋がって居ますが、それより奥はほとんど崩壊しているような状態です。庭までがパート2の舞台となり、建物内がパート3の舞台となります。

◎ハーンデルの街について
西部:港と、商店街があります。商店街には自警団に縁のある食堂や、土産物屋などがあります。
東部:職人街と呼ばれ、職人達の工房が並んでいます。職人たちは、地球人に対しては閉鎖的です。
北部:役場街です。町役場、職人組合、貿易商会、憲兵隊詰め所、町長の家などがあります。
南部:庶民たちの住む住宅街です。一部、治安の悪いエリアもあります。
そのほか、中央には広場があります。

街の規模相応に、素行の悪い連中もちらほらいましたが、最近活動が活発な様子です。
また、この街のワルたちとは別に、最近鏖殺寺院を名乗る何者かが、街に入り込んで様々な悪さをしており、街のワルたちと対立しているということが分かっています。

この街に元々いた不良たちは、レルヒェという男を筆頭にして、ある程度の秩序を形作っている様です。鏖殺寺院を追い出すまでとういう条件付きですが、レルヒェと自警団の間には共闘の約束が取り付けられており、自警団であれば、この街の不良たちはある程度協力してくれます。
但し、レルヒェを信用するかどうかは現在、各個人の判断に委ねられています。

◎NPCについて
ガイドに登場したNPCのほか、ハーンデルの街に関係するNPCが登場する可能性があり、接触を試みることが可能です。(ただし、ガイド未登場NPCには確実に接触できるとは限りません)
登場する可能性のあるNPCは下記の通りです。
※「近隣住民」「お店の店員」などについては、妥当と判断される範囲で自由に接触可能です。

(ガイドに登場したNPC)
・鈴木円真 薔薇学生で契約者。地球人。戦闘経験はそこそこ。
・ミケーレ 円真のパートナーの魔女(男)。円真を時々ご主人様と呼ぶ。
・高沢直流 円真の友人。蒼空学園生の未契約者。戦闘はあまり得意じゃない。
・シェスティン・ユーハンソン ハーンデルの貿易商。おしとやかに見えて商魂たくましい。
・ゲルト・ドルノ ハーンデル憲兵隊の副隊長。仕事は真面目だが、ちょっとお役所仕事。
・シェーネス・ヴェッター ハーンデル憲兵隊の下っ端。気が良い。
・レルヒェ・エーヴィッヒ ハーンデルの裏社会の最有力者。


(ガイド未登場のNPC)
・ハーンデル商会長 事なかれ主義の商会長。
・ウサギ 男の子のようでも女の子のようでもある謎の子供。鏖殺寺院を名乗る一派の中でも有力者のようだ。
・ハーンデル町長 どうも怪しいが、悪事を働いているという確たる証拠は今のところない。

◎自警団について
シェスティンを通して商会から依頼を受けた円真が音頭を取り、契約者を集めた自警団です。
今のところ発起人の円真が中心役を務めています。どなたでも、円真に声を掛けられたとしてご参加頂けます。
今回は原則として自警団のメンバーとして参加する形となりますが、自警団に参加したくない場合は、偶然居合わせた、誰かに頼まれて今回限りの助っ人に来た、等の理由でご参加下さい。特に明記が無い場合、自警団メンバーとして扱われます。
自警団に参加する場合、シナリオでの活躍によって、自警団内での肩書きや役職が与えられる場合があります。(但しこの立場は、ハーンデルを舞台とする常葉担当シナリオ内でのみ有効です)

皆様のご参加をお待ちしております!

街で憲兵隊について調査を行う 【現在のMC参加人数:7】

1

「旧ボロニア邸」までの道を切り開く 【現在のMC参加人数:4】

3

鏖殺寺院との決戦に挑む 【現在のMC参加人数:5】

6