クリエイティブRPG

アラシのヨルに

リアクション公開中!

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アラシのヨルに
基本情報

マスター:保坂紫子
ワールド:ローランド
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年07月29日公開!

シナリオガイド

どうか、無事にお戻りを。

シナリオ名:アラシのヨルに / 担当マスター:保坂紫子



 ローランド、ある嵐の夜の日に、
「確認いたしました」
 教会に一報が届きます。



…※…※…※…




 その館は嵐の日の夜ににわかと姿を現すそうです。
 毎度必ずというわけでもなく、嵐の夜に現れたり現れなかったりするそうです。
 館は――広くて白い庭に囲まれた館は、囲う立派な門扉をこしらえつつも施錠はされておらず、激しい雷雨から避難するには丁度いい場所でした。
「一晩凌ごうぜ」
 そう言って別れた人は消えた館と共にそのまま帰ってくることはありませんでした。
 難を逃れようと訪れる人を帰さない館は、そんな白い庭に囲まれた館は、何年も何十年も何百年も前から教会の監視対象でした。
 行方知れずになった人を迎えに行こうと冒険者も多く向かっています。
 そして、未だ誰も帰ってくることはありませんでした。
 けれども教会は結果に屈することもなく、今夜も館の出現を確認すると、勇気ある者に声を掛けるのでした。



…※…※…※…




 最初はひとりではありませんでした。
 しかし、激しい雷雨に視界を奪われ、門扉に辿り着く頃は、ただひとりとなってしまいました。
 鍵のかかっていない門は簡単に開きます。
 白い庭を抜けた先に館があります。
 恐ろしい嵐の夜です。
 忍び込む館の中は真っ暗闇でした。
 この場所に居るのは、ただ自分ひとりです。
 雨と風に混じって、館の扉が開く音が聞こえます。
「あれ? 先客?」
 そう問いかけてきた声は不思議と『安心』できるものでした。
 ひどく強い雨と風だと降りかかる災難に愚痴り、館に鍵がかかってなくてよかったと声の持ち主は喜び、そうだろう? と同意を求めます。
 そして「どうせなら冒険をしよう」と、無人の館の中をふたりで探し回ろうと提案してくるのでした。
 灯りはつきませんが、そうして真っ暗闇の中をふたりで歩き始めました。
 途中、暗くて姿を確認できない相手が質問をしてきます。

 どこに住んでいるのか。
 どんな風に毎日を過ごしているのか。
 自然は好きか。
 都市はどうだろうか。
 神様は信じている?
 魔神は嫌いだよね。
 人は好き?
 家族は優しいか。
 隣人は気難しい人か。
 真っ暗闇の館なんてわくわくする?
 早く晴れて欲しいね。
 胸に抱く秘密はやはり内緒だったりするか。
 救いたい人はいる?
 じゃぁ、許せない人は?
 世界は幸せだと思うか。
 後悔はある?
 嬉しいことは?

 他にもたくさんのとりとめもない質問攻めに呆れていると、相手は「知りたくて」と照れているようでした。
 一方的な質問に耐えてると、それなりな時間潰しになったのか気づけば風の音は止んでいました。
 探索していても、暗い中で何か発見できたというわけでもありません。
 仕方ないので玄関まで戻ります。
 嵐が去ったらしく、外は晴れていました。
 夜明けが近いらしく空も白み始めています。
「帰ろうか」と囁く声に頷いて、白い庭を抜けて門扉へと向かおうとして、

 そして、
 どうしてここに自分が立っているのかわからなくなってしまいました。

 白い庭の空白に、目的は奪われ、そして手段だけが残されます。

 もうすぐ朝日が昇ります。
 白い庭の館は夜明けとともに消えゆくものでしたが、それさえ思い出せません。

 考えている内に、光が強くなるにつれて、足元から兆しも痛みもないまま石化が始まろうとしていました。
 そして、未だこの場には、ただひとりです。
 振り返ろう。そう行動する時間で、館は朝日を浴びて消えましょう。


担当マスターより

▼担当マスター:保坂紫子

マスターコメント

 はじめましての方もお久しぶりな方も、こんにちは。保坂紫子と申します。
 どうぞよろしくお願い致します。
 当シナリオは嵐の夜に雨宿りをしようというシナリオです。事件解決が目的の攻略シナリオではありません。以下はPL情報も含まれておりますのでご注意ください。


■『ひとり』であることについて。
 MCLC共に関係なく、リアクション中は終始『ひとり』です。
 誰かと行動を共にすることはありません。GAは禁止ではありませんが、難易度は跳ね上がるものと思います。


■広くて白い庭に囲まれた館について。
 嵐の夜の中でもわかるくらい真っ白な庭を持つ古びた館です。
 施錠されていないので出入りは自由ですが、窓などは開きません。正面玄関のみです。
 家具等はなく、建物のみです。
 あと、灯りはつきません。

 館の正面玄関の扉を開けて進み、そして、庭を横切る間に館で過ごした内容を忘れていき、門扉手前で『広くて白い庭に囲まれた館』の一切が記憶から抜け落ちてしまいます。
 門を抜けるまでに、一瞬の振り返りの時間さえありません。(一瞬という時間の尺度はさておいて、“振り返れば”一発アウトで即時石化します)
 目的を失って、手段だけが残されています。
 どう、行動を起こしますか?


■一晩付き合ってくれる誰か、について。
 『誰か』はわかりません。『安心』を与えてくれる声を持っているようです。
 人によって年齢性別や口調が違って聞こえてきます。ガイド通りの口調でないかもしれません。
 悪意もありませんが善意もないようです。ただの暇つぶしと館探索に誘い、道中はずっとあなたを知りたくて色んな質問をしてきます。ガイドに無い質問もしていますし、それに答えてもいいでしょう。
 ただ、それだけです。
 ただし、質問なり接触なり直に見ようとして正体を質そうとすると声の主はそのまま去ってしまいます。


■アバター死亡とペナルティについて。
 アバター死亡の判定があるシナリオです。(といいますか、いつもこの文言を付け忘れています)
 館が朝日を浴びて消えるのと同時に(門を開けて脱出せずに、庭や館屋内などに滞在していれば)石化することになりますので、『石化すること』これを死亡と同義とします。
 アバターが使用できなくなるというペナルティはありませんが、今後リリースされるローランドを舞台とした保坂のプライベートシナリオにおいて、アクションに制限など追加される可能性があります。

 以下サンプルアクションがサンプルアクションの体を成していませんが、シナリオ自体が事件解決を目的にしておりませんのでどうぞお気軽にご参加ください。

質問への返答。 【現在のMC参加人数:11】

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館から帰る為。 【現在のMC参加人数:8】

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