クリエイティブRPG

ハーンデルの空賊団

リアクション公開中!

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ハーンデルの空賊団
基本情報

マスター:常葉ゆら
ワールド:蒼空Re
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2021年04月01日公開!

シナリオガイド

謎の空賊団と空中戦!荷物を守り、空賊団を一網打尽にせよ!

シナリオ名:ハーンデルの空賊団 / 担当マスター:常葉ゆら



 タシガン空峡。ツァンダとタシガンの間を隔てる空の峡谷です。
 そのタシガン側に、空峡に面した交易都市・ハーンデルがありました。
 小規模ながらも港を備え、ツァンダとの交易により栄えている街です。その中心部にほど近い建物、この街の商人たちを統括する「商会」の本部に、薔薇の学舎に通う契約者である、鈴木円真(すずき・えんま)の姿がありました。
「成功報酬は払えないって、どーいうことですか?!」
 円真がダンッと机を叩くと、古い机がミシミシ揺れます。
 机を挟んだ反対側では、商会の会長が申しわけなさそうな顔で額の汗を拭っています。
「荷物はちゃんと守ったでしょう!」
「いや……そのな、空賊から荷を守ることと、空賊を退治することをお願いしてあったと思うんだがな」
「空賊だって退治しました! そりゃ確かに、俺たちだけじゃあれだけの数、全滅はさせられませんでしたけど、リーダー格込みで何人かとっ捕まえて、憲兵隊に突き出したじゃないですか。そしたらもう、壊滅も同然じゃ……」
「それがなぁ……言いにくいんだが……」
 商会長がもごもごと口ごもっていると、円真の後ろに立っていた男が、掛けている眼鏡をくいっと押し上げながら口を開きました。
「空賊が、活動を再開したと?」
「はっ? どういうことだよ、ミケーレ」
 円真が振り向いて苛立ちを露わにする一方、会長は「そうなんだ……」と重苦しく呟きます。
「君の活躍で、これで安心してツァンダとの交易が再開出来るようになったと思ったのもつかの間。ほんの数日後にはまた、空賊どもが空峡を荒らし回るようになってしもうた……」
「で、でもそれは、別の空賊団かもしれないでしょう?! 依頼は遂行したんだから、成功報酬は払って下さいっ」
 円真はまくし立てますが、会長は重苦しく首を横に振ります。

「みんなが見ているのだよ、あの空賊団のシンボルである、巨大なガレオン船がまた、空峡を飛び回っているのを……」



「訳わかんねぇー!」
 商会本部を後にしたところで、円真は頭を抱えてしゃがみ込みました。
「順当に考えれば、残党がいた、ということでしょうが」
 ミケーレ、と円真が呼んだ眼鏡の男は、子供をあやすように円真の頭にぽすぽすと何度か触れます。円真はそれを鬱陶しがるような顔になって、それで少し気が紛れたのか、ふくれっ面のままながら、ミケーレの顔を見上げます。
「が?」
「……いえ。この町の憲兵隊は、教導団の指揮下ではなく、あくまでも町長の私設憲兵隊だったな、と」
 ミケーレは街の中心部へと視線を向けます。そこには、街の中央にどんとそびえる町長の屋敷がありました。
 しかし、ミケーレはすぐに視線を円真に戻して、少し呆れたような表情を浮かべます。
「それより、どうするんですか、今回の依頼」
「……やる。このままで引き下がれるかよ」
 挑発的なミケーレの言葉に、円真はキッと視線を鋭くして、その場に立ち上がりました。
 商会長が提示してきた新たな依頼、それは再びの「商船の護衛」、そして「今度こそ空賊団を壊滅させること」だったのです。
「……つっても、流石にあの人数を壊滅させるとなったら、前回よりもっと人数が必要だな」
「はいはい。仰せのままに、ご主人様」
 円真の言葉を聞いたミケーレは、芝居がかった仕草で、恭しく頭を下げて見せました。

担当マスターより

▼担当マスター:常葉ゆら

マスターコメント

皆様こんにちは、常葉です。
今回は空賊団相手の空中戦をお送りします! パートによっては飛行可能なイコンも参加可能です。注意事項を確認の上、ふるってご参加下さい。

今回のシナリオの主な目的は
・空賊団から商船の荷物を守ること
・空賊団を壊滅させること
の二つです。
しかし、空賊団を「壊滅」に追い込む為には、「円真が一度捕まえたはずの空賊団がすぐに活動開始してしまった理由」が気になるところです。空賊団との直接対決はもちろん、街での情報収集も必要でしょう。

〇参加パートについて

1・空賊団から商船の荷物を守る(イコン参加可)
ツァンダからタシガンに向かう護衛対象の商船を守り、空賊団を寄せ付けないようにします。
このパートに参加する場合、何らかの空中で戦闘する手段を用意して下さい。
飛空挺・イコン(※移動タイプが「飛行」のものか、【6G】浮晶石ユニット」や「【6G】ウィングユニットα」などの飛行可能になるアイテムを装備したもの)など自分で空峡を航行できる場合は商船と船団を組んでの移動となります。スキルなど、空峡を渡りきれない程度の飛行手段の場合、戦闘が発生するまでは飛行船に同乗できます。

2・空賊団の船に乗り込み、空賊団を捕まえる
空賊団のシンボルでもある巨大なガレオン船型飛空挺に乗り込み、空賊団一味をとっ捕まえます。
空賊たちが商船に気を取られている間に忍び込む作戦のため、目立ってしまうイコンは使用できません。
このパートに参加する場合、何らかの空中を移動できる手段を用意してください。
移動手段が装備、もしくは宣言されていない場合「ガレオン船にたどり着けなかった」という結果になります。(例えば、GAで複数人が1台の飛空挺で移動する場合、移動手段については「◎◎さんの飛空挺に乗せて貰って移動」等、一言だけ宣言してくだされば、後は船内での活動について記述していただいて大丈夫です)
このパートには円真が参加します。

3・街で調査を行い、空賊団の秘密に迫る
なぜ主要メンバーが憲兵隊に突き出されたはずの空賊団が、すぐ活動を再開してしまったのか、街で聞き込みなどの調査を行い、秘密を探ります。
街の詳細は「街について」の項をご確認ください。このパートにはミケーレと、状況により円真が参加します。


〇空賊団について
50~60人規模と推測される空賊団です。タシガン空峡を行き来する、ハーンデルの街所属の飛空挺を主に狙っているようです。
いかにも海賊船というドクロマークの旗を掲げた、ガレオン船型飛空挺をシンボルとしています。ガレオン船の他には、飛空挺が数十機単位で目撃されています。
ガレオン船内には操舵手や空賊団のボスほか、複数の空賊団員が船内に残っていることが予想されます。
空賊団員の戦闘力はピンキリですが、中には契約者と互角に渡り合うような腕利きも何人かいるようです。

〇護衛対象の商船について
中型の飛行船型飛空挺です。積載量が多い代わりに機動力が劣ります。今回の荷物は地球産の電子機器などです。

〇ハーンデルの街について
タシガン地域の片隅にある交易都市です。都市と名乗ってはいますが規模はそれほど大きくなく、「ちょっとした街」くらいの印象です。
中央にちょっとした広場があり、街の西側には港・倉庫街と商店街、北側には町長宅と役場街、東側には住宅街と職人街があり、南側は主に住宅街となっています。
中央広場の近くには商会の本部があり、貿易商人たちが出入りしています。また、役場街には町役場や憲兵隊の詰め所があり、どちらも受付くらいまでは誰でも出入り可能です。
貿易で栄えている街である一方、輸出用の工芸品などを作る職人達の街でもあります。商人たちはタシガンの人々の割には地球人に友好的ですが、職人達はそうでもないようです。

〇NPCについて
・鈴木円真(すずき・えんま)
薔薇の学舎に通う高校2年生。蒼空Re世界の地球出身。明るい茶色の髪に端正な顔立ち。頭は悪くないが、頑固で言い出したら聞かないところがある。契約者としての実力は、弱くはないが平々凡々というところ。前回の依頼の際は、友人数人と協力してことに当たっている。

・ミケーレ
円真のパートナーである魔女(男)。円真のことを「ご主人様」と呼ぶが、どこか子供扱いしている節もある。実年齢は不明だが、見た目は20代くらい。憲兵隊に疑念を抱いている様子。

※円真・ミケーレについては、「友人である」「顔見知りである」として接していただいて構いません(もちろん初対面と設定していただいても問題ありません)。また、円真が参加した「前回の依頼」にも参加していたとしていただいても構いません。いずれの場合も描写の違いのみで、アクションの成功/不成功への影響は一切ありません。

・商会長
ハーンデルの貿易商たちをとりまとめる「ハーンデル貿易商会」の会長。恰幅は良いが肝っ玉は小さい。ここのところ頻発する空賊被害に頭を痛めている。

・シェスティン
ハーンデル貿易商会員である貿易商人の、シャンバラ人の女性。今回、円真達が護衛する商船の荷主。過去に荷物が数回空賊の被害に遭っており、今回は自分で荷物を守る意気込みで商船に同乗しているが、契約者ではないので戦闘面はからっきし。

〇注意事項
空飛ぶ手段の装備し忘れや、イコン使用時のパートナー参加忘れにご注意ください。
また、イコンの移動タイプの確認・陸上タイプのイコンへの飛行アイテムの装備もお忘れ無く。

皆様のご参加をお待ちしております!

空賊団から商船の荷物を守る(イコン参加可)

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空賊団の船に乗り込み、空賊団を捕まえる

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街で調査を行い、空賊団の秘密に迫る

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