クリエイティブRPG

氷のお城へご招待

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氷のお城へご招待
基本情報

マスター:有沢楓花
ワールド:蒼空Re
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:1
文字数追加:不可

スケジュール

2021年04月05日公開!

シナリオガイド

攫われたくないなら、待ち構えればいいじゃない……?

シナリオ名:氷のお城へご招待 / 担当マスター:有沢楓花




「……お茶会に挑戦される方を募集……ですか?」
 その男性の口調こそ丁寧でしたが、声音は如実に意味が分からない、と言っていました。
 ヴァイシャリーの外れにあるティーハウス<踊る薬缶>の店主楢山 晴(ならやま はる)は、その貼られた張り紙とそっくり同じ紙の束が積まれた机を、男性・フェルナン・シャントルイユに目で示しました。
「商工会議所の方で手伝ってくれればいいんだけどって思ってねえ。あ、チラシ配りじゃないの。そっちは勝手に奪っていってくれると思うから。
 契約者のお嬢様も心配だし、見物客がきた時のために、屋台とか警備を契約者で固めた方が安心じゃないかって提案なの」
 フェルナンは首の辺りで結んだ髪を後ろにやると、隣に立つパートナー・村上 琴理(むらかみ ことり)にチラシを見せました。
「百合園女学院の生徒の間では噂になっていますか?」
「ええ。エリュシオン出身のお嬢様方の一部が、やる気を出してるって。ここのお店にチラシを置きに来たのも、たぶん以前彼らと“縁”があったからだと思うんだけど……」
 琴理はバッタ退治と馬車強盗の事件を思い出しながらチラシに目を通しました。


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 誘拐犯の皆さまへ、お茶会のお誘い

 この度、百合園女学院の有志が<氷の祭典>に作品を出展することにいたしました。
 私たちの出身地エリュシオンの技術と魔法の粋を集めました、芸術的な氷のお城を皆さまにご覧に入れたいと存じます。

 ……といいますのも、か弱い女生徒たちを狙った卑劣な犯罪が続いております。
 攫われた乙女が城に幽閉されることもあると聞きます。
 お祭り……それは心躍る楽しきものですけれど、同時に犯罪者にとっても魅惑の場所。
 それならば私たちが城に籠もって、最上階まで辿り着いた方へおもてなしをすれば双方に手間がないと考えました。
 お城も披露できますので一石二鳥、いえ三鳥ではないでしょうか。

 それでは、最上階にてホットチョコレートとモチアイスをご用意してお待ちしております。

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「招待状、いえ波羅蜜多実業高等学校の学生への挑戦状……ね。お嬢様というものは、突拍子もないことをするだけの時間とお金の余裕があるので」
 ……と、多種多様な百合園女学院のお嬢様の中では控えめな実家を持つ琴理が、首をひねりつつも解説しました。
「……商工会議所の方は、困るかもしれないけど」
「まあ、そうですね……出展の資料には郊外で行うと書いてあったので、一般の方に危険は及ばないと思いますが」
 フェルナンが実家の都合で顔を出している商工会議所では今年、氷や雪でつくった建造物や彫像を披露し合うお祭り<氷の祭典>を企画しました。具体的には各商店街や有志がチームになって、ドラゴンや兵士の像、小さな城などを作ります。見物客はそれを見て楽しんだり滑り台や迷路で遊んだり、客を当て込んだ屋台が並ぶというものなのですが……。
「<踊る薬缶>も様子見を兼ねて出張開店しようと思ってるのにゃ」
 黒猫のゆる族・クロータ・レインドロップスが銀のトレイをふりふり言いました。
「もし百万人のパラ実生が来たらお嬢様も危険だしにゃ。あと寒いから暖かいお茶を飲んでもらってお店を宣伝するのにゃ」
「それからあのイルミンスールのイルミンスール森林保全クラブとかいう人たちにも声をかけたら、屋台を出して見守ってくれるっていうのよ」
 晴にフェルナンは頷きます。
「では、私も各所に連絡と手配をしておきます。それから念のため、当日は私も立ち会いましょう。琴理さんもお願いできますか?」
「…………」
 今回は私は関係ないのでは、という顔をしていた琴理は、渋々頷きました。


                              *


 <氷の祭典>当日。
 地上三階建ての小ぶりな氷の城は、数々の技巧を凝らされたせいかやたら煌めいていました。
 高い位置にある芸術的なデザインのバルコニーから、お嬢様たちが手を振っています。その中の一人、ゆるいウェーブのかかったプラチナブロンドの少女が、地上を見下ろして不敵に微笑みます。
「さあ、あなたたちがおもてなしに相応しいか、その身をもって証明してくださらない?」
 手をさっと振ると、地上に魔法で生み出された氷の矢がパラパラ降り注ぎます。
 地上では布陣したモヒカンの一団がわーわー声を張り上げていました。
 破城槌と攻城塔が一台ずつ、そして冒険映画にでもでてきそうな大きな丸い岩。それが射出機から撃ち出されると、大岩は(誰が作ったのか)並ぶ種々の雪だるまをボーリングのピンのように蹴散らしました。
「何でこんなことに……?」
 本物の雪だるまに混じって雪だるまに仮装をしていた守護天使の青年が、たこ焼き屋台の旗を持ったまま動けずにいました。
 助けを求めようと屋台を見ましたが、たこ焼きもお好み焼きの屋台もそれなりに見物客に盛況で彼には気付いていません。
「……いや、やるんだ。いまお嬢様方を守れば僕の株は一気に上がるはず……! まずはこの衣装を脱いで……!」

担当マスターより

▼担当マスター:有沢楓花

マスターコメント

 お久しぶりです、有沢です。
 本シナリオは、「蒼空のフロンティアRe」の世界が舞台です。

 ヴァイシャリーで行われている氷のお祭りでの攻城戦?を恙なく終わらせるのが目的となりますが、あまり気にされないで大丈夫です。
 お茶会に参加したり、パラ実生に混じってお城を攻略したり、屋台で営業したり見物したり……その他色々、して下さい。

 お茶会に参加する場合は条件があります。
 百合園女学院の生徒とパートナーは、安全な秘密の入り口から最上階まで行くことができますし、罠の詳細等も教えてもらえます。
 その他の生徒の場合は、正面入り口から入ることになりますが罠の種類と位置は教えてもらえます。
 真っ正面からモヒカンたちと挑む場合には、何も情報はもらえません。
 氷の城一階、二階には罠が配置されていますが、三階はお茶会の会場になっています。
 城内の罠は殺傷力は低く惑わせたり捕らえるもの中心ですが、城に近づくには氷の矢や雪玉をかいくぐる必要があります。また、雪だるまの中には警備員が潜んでいることがあるので、大規模な破壊活動は邪魔されることもあります(警備員は救助等も行います)。


 それでは、アクションをお待ちしています。
 ※アクション内容は例ですので、いずれのパートも、所属校を問わず参加できます。

お茶会に参加する

1

お城を攻略する

3

屋台で儲ける

1

その他の行動

1