クリエイティブRPG

マンガ大好き妖精と秘密の倉庫

リアクション公開中!

マンガ大好き妖精と秘密の倉庫
基本情報

マスター:イヴェール
ワールド:ロディニア
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2020年12月29日公開!

シナリオガイド

仲間を説得し、サイボーグから貴重な本やマンガを守れ!

シナリオ名:マンガ大好き妖精と秘密の倉庫 / 担当マスター:イヴェール



 悪に勇気や想いの力で戦い続ける世界「ロディニア」
 中流から下流層が住むアンダープレートでは、貧しくも協力し合いながら人々が暮らしています。
 瓦屋根の家が建ち並ぶ中、淡い光を放つ妖精の少女がその間を通っていきました。
 そして、周囲を見回しながら奥の方にある倉庫に入っていくと、その中には無数の紙の本が並んでいました。

「やぁ、ベルル。またマンガを読みに来たのかい?」

 奥の棚からここの管理人であるアオタツ・サエキバラが声をかけます。

「ええ、わたしの住んでる場所では読めないしマンガのことさえ口にはできないから。それで、また新しいマンガ読みたいんだけど」
「そう言うと思って用意しておいたよ、どうぞ」

 アオタツが少女マンガをテーブルに置くと、さっそくベルルは読み始めた。

「ベルルは読むのが相変わらず早いね」
「だって、面白いしこんなにたくさんあるし少しでも多く読みたいの」

 瞳を輝かせるベルルにアオタツが微笑みます。

「ある本全部がマンガってわけじゃないんだけどね。昔書かれた物語の本とかもあるし」

 アオタツが持っている本だけでなく、並ぶ本の大半が薄茶色になっており年季が入っていました。

「中にはサイボーグやミュータントを倒すような小説もあるし、アコライトだけではなくヴィランにも見つかればタダでは済まないものばかりだよ」

 そして、大きく深呼吸をしました。

「データで残す方が安全だが、紙を使った本このであることが大事なんだ。それに、僕はこの独特の匂いと本に囲まれている感覚が好きだし」
「わたしもここが大好き。やっぱり『図書館』はこうでないと」
「図書館だなんて。ここは本を集めているだけの場所だよ」

 ベルルとアオタツが笑いあっていると、アオタツとともに本を管理している男性が駆け寄ってきます。

「大変です。ヴィランたちがこちらへ向かっているとの情報が」
「分かった。皆は入り口を塞いでくれ。ベルルは裏口から」

 アオタツがベルルを逃がした直後、穴が開くようなノック音が倉庫中に響き渡りました。
 男性数人が扉を押さえようとしますが、抵抗もむなしくサイボーグたちが侵入してきます。

「何の用だ? ここには貴方たちが望むようなものはないはずだが」
「いや、聞いたぞ。お前たちが秘密裏に資料を集め、反逆を企てようとしていることを」

 サイボーグたちのリーダーが部下に指示を出しました。

研究に使えそうなものは回収、それ以外は燃やし尽くせ!

 その声と同時にサイボーグたちがズカズカと倉庫に入っていきます。

「反逆なんてするつもりはない。僕たちはただ本を守りたいだけなんだ」

 アオタツは敵の前に立ち塞がりますが、呆気なく突き飛ばされてしまいました。
 倒れている間にも本を乱雑に出され、不要と判断されたものは火炎放射器で燃やし始めていました。
 アオタツは立ち上がると、倉庫内にいた人々に声をかけていきます。

「裏口からすぐ近くの小川に本を投げ入れてくれ!」

 アオタツからの指示に皆驚きました。

「僕たちだけで安全な場所まで運ぶには時間がない。水には濡れてしまうが、燃えてなくなってしまうよりはマシだ」

 皆は言われた通り持てるだけ本を抱えると、裏口から飛び出し近くにある流れの遅い小川に本を入れていきます。
 アオタツもサイボーグたちの様子を窺いながら本を運び出しました。

「・・・・・・強奪ならともかく、なぜ燃やし尽くすような真似まで」


 *     *     * 



 一方、先に裏口から出たベルルが逃げていると、仲間の妖精たちに囲まれました。

「なんで、みんなここにいるの?」
「あなたがここに通っているのは知っていたわ。もし、それがママ(カリーミア)やアコライトの耳に入ってしまったら・・・・・・」
「だから、サイボーグたちに『あの倉庫で反逆を計画し、それに必要な資料を集めている』って噂を流したの

 仲間たちが申し訳なさから目を逸らします。

「でも、それはあなたのためなの! あの倉庫にベルルが通っていた証拠をなくせば、ママに聞かれても『マンガなんて読んでない』って言えば済む話なんだから」

 仲間が訴えると、ベルルは倉庫へ戻ろうとしました。

「バレたら危ないことくらい分かってた。それよりも大好きなマンガが燃えちゃうのはもっとダメ。マンガ読んだことないからそんなことができるのよ。わたしはアオタツさんたちを助けに行く!」

 すると、妖精たちがベルルの周囲に集まり、魔法をかける態勢になりました。

「マンガよりベルルの命よ。こちらもできるだけ手荒なことはしたくないの!
「好きなことしていいってママが信じている神様は言っているんでしょ? なんでその好きなものがマンガっていうだけでこんな思いをしないといけないのよ!!」


担当マスターより

▼担当マスター:イヴェール

マスターコメント

 本シナリオはサイボーグを倒しつつ、倉庫内に残っている紙の本を持ち出す手助けをすること。
 一方でベルルの邪魔をしようとする妖精たちを説得する、というものになっております。


●基本的な状況
 先ほどセイヴァーであるあなたたちはアンダープレートのとある倉庫でサイボーグによる火災が発生していることを聞きつけました。
 さらに倉庫に向かう途中、妖精たちがなにやら揉めている光景も目の当たりにしました。


【1】サイボーグを倒す 難易度4
 こちらのパートではサイボーグたちに攻撃が中心のパートとなります。
 現在、倉庫内では十数体のサイボーグたちが本棚を物色しながら、それ以外の本を燃やしています。
 サイボーグたちは燃やすために片腕は火炎放射器のようになっており、身体は炎に耐性を持っています。
 また、リーダーのサイボーグが指示を出し、研究に使えそうな本を回収しているようです。


【2】本を守り、アオタツたちを手助けする 難易度2
 こちらのパートでは本やアオタツたちを守るようなアクションが中心となります。
 サイボーグたちが物色している一方、アオタツたちは倉庫内の本を持ち出し、裏口から近くの小川へ投げ入れています。
 しかし、本の量に対しアオタツを含めた管理人たちは数人しかいないため、持ち運んでいる間にも本棚は燃え始めています。
 いかに本への被害を減らし倉庫から持ち出せるかが重要となります。

倉庫(図書館)倉庫(図書館)について
 ブレインにある図書館とは違い、ヴィランやアコライトたちに見られれば没収されそうな本やマンガが集められています。
 家が立ち並ぶ道の奥にあり、人々は目を盗んで倉庫の本を読んでいました。
 その中には現在は絶版となっている古い本やマンガも多く、今回の火事で燃えてしまえば2度と手に入らないかもしれない物ばかりです。

アオタツ・サエキバラについて
 アンダープレートのとある倉庫で本を管理している一般人の青年です。
 ヴィランがカディヤックヒルを支配し始めた頃から他の管理人たちとともに本を集めています。
 アオタツを含め管理人たちはヴィランに対抗する術を持っていないので、セイヴァーの行動が頼みの綱となっています。


【3】妖精たちを説得する 難易度2
 サイボーグたちが倉庫を襲っている一方、アオタツたちの元へ向かおうとするベルルに仲間の妖精たちが立ち塞がっていました。
 妖精たちの攻撃手段としては視界を塞いだり眠らせたりする鱗粉を浴びせてきます。
 しかし、サイボーグたちとは違いベルルも仲間の妖精も相手が攻撃してこない限り戦いたくないと考えています。
 そのため、交渉や説得をするような行動をとることもできます。
 ベルルとともにマンガ愛を伝え、妖精たちを折れさせるようなアクションも可能です。

ベルルについて
 フェアリークイーンのカリーミアに生み出された妖精の一人です。
 物語が大好きでしたが、カリーミアがギルティアス教国に恭順してから禁止されていました。
 しかし、彼女は偶然見つけた倉庫で隠れて本を読んでいます。
 最近は少女マンガにハマり、許されるなら何日もマンガ愛を語りたいほどです。

【1】サイボーグを倒す

4

【2】本を守り、アオタツたちを手助けする

2

【3】妖精たちを説得する

2