シナリオガイド
くくく……残念たっだな。それはチョコではなく、カレールーだ!
シナリオ名:【バレンタインデー】カレー食おうぜ!! / 担当マスター:まるヲ。
―― ワールドホライゾン。
街中がバレンタインデーに賑わっている頃。
「くっ……リア充どもめ……」
どこの世界にもモテナイ男女はいるものです。
特にバレンタインデーなどのイベントでは、彼らの暗い情念が積もりに積もって負のエネルギーの塊になりやすいのです。
誰かが言い出します。
「そうだ……、カレー食べようぜ! なんか茶色いところとかチョコレートに似ているし?」
「カレーブームを巻き起こそう!」
「チョコなんかに負けるな!」
いつの間にか、広場の一角にある普段は目立たないカレー屋の前には何故か行列ができていました。
「そうよ。バレンタインデー? チョコレート? 今はカレーよね?」
「私もカレーに目覚めたわよ。チョコの代わりにカレールーを贈ってあげるんだから」
「恋は甘いだけじゃないわ。ピリリと辛いアクセントがあってこそよね」
何が起こっているのでしょうか。
男女問わず、無性にカレーを食べたくなった若者たちが集まってきていたのでした。
バレンタインデーにカレーを食べ始める人たち。異様な光景と言えるでしょう。
「これは少しマズいかもニャ。モテナイ連中の負のエネルギーが怨念となって、最悪、界霊になるかもしれないニャ……」
事件を目撃していた、さんぜんかいいきたねこは危惧します。
このままでは、ワールドホライゾンの人々は悪意に捕らわれ混乱を引き起こしてしまうかもしれません。
「誰か相談できる人がいればいいけどニャ……。うっ……!?」
そんなさんぜんかいいきたねこまでが、やがて負のエネルギーに捕らわれてしまいます。
「激辛カレー食べたいニャ!」
わけがわからないシュールな展開が繰り広げられる中、ワールドホライゾンの一部では謎のカレーブームが巻き起こってしまうのでしょうか?
担当マスターより
本シナリオは、ナンセンスドタバタコメディを想定しています。どなたでも参加できますが、抵抗のある方は注意してください。
今回皆さんにやってもらうことは、次の二つです。
【1】カレーを食べる/食べさせる。
【2】カレー大会に出場する。
◎何が起こっているの?
バレンタインデーにモテナイ男女の怨念が、負のエネルギーになって人々を捕らえようとしています。
カレーが食べたくて我慢が出来なくなります。
◎どうやったら解決するの?
カレーを食べましょう。マジで。
恋人たちがチョコではなくカレーを食べることで、怨念は解消され負のエネルギーは弱まるでしょう。
いずれにしろ、2/15になると事態は終結します。
◎カレーを食べる/食べさせる。
バレンタインデー当日、あなたたちは突然事件に巻き込まれカレーが食べたくなります。あるいは食べさせたくなります。
怨念に取り込まれると四六時中カレーのことが頭から離れなくなります。
モテナイと自負するなら、リア充に手作りのカレーを食べさせてもいいかもしれません。
◎カレー大会?
これを商機と商店街の一部の店がカレーフェアをやっています。
曰く、「バレンタインデーだって、お菓子メーカーが利益確保のために打ち出したイベントがウケて恒例行事のようになっただけだ。きっと……カレーにだってブームを巻き起こせるはず!」
という熱い想いが込められているようです。
広場の一角にある、普段は目立たないカレー店の『ハヤシ屋』がイベントを催しています。
辛さ我慢大会。辛さの限界に挑戦。
カレー大食い大会。ライス特々盛りトッピング増し増しです。
完食すれば無料。
どちらも優勝者、入選者にはカレーな……もとい華麗な称号と称賛が贈られることでしょう。
◎カレー店『ハヤシ屋』?
トッピングが非常に豊富で、辛さも好みに合わせて選べます。
なんだかクセになる味でリピーターが多く、知る人ぞ知る名店です。
店主のハヤシさんは、カレーこそわが命と豪語する職人で、望めばどんなカレーでも作ってくれます。
もちろん美味です。
◎さんぜんんかいいきたねこはどうするの?
手作りのチョコカレーを食べさせてあげると症状は治まります。
助けてもいいですし、一緒に激辛カレーをキメてもいいでしょう。
・カレーを食べる/食べさせる 【現在のMC参加人数:10】
バレンタインデーにワールドホライゾンに来たんだが。
うっ、何だこれ!? 我慢ができない!
チョコよりカレー!
カレーが食いたい! カレーが食いたいぞ!
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・カレー大会に出場する 【現在のMC参加人数:9】
この私に辛さ勝負で勝てると思っているの?
5辛、6辛なんて、子供の食べ物。
……12辛で!
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