クリエイティブRPG

バッタ退治の依頼

リアクション公開中!

バッタ退治の依頼
基本情報

マスター:有沢楓花
ワールド:蒼空Re
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:1
文字数追加:不可

スケジュール

2020年01月31日公開!

シナリオガイド

お嬢様のお迎えは、スパイク付きのバイク……?

シナリオ名:バッタ退治の依頼 / 担当マスター:有沢楓花




 ヴァイシャリーの外れにある一軒のティーハウス<踊る薬缶>
 そこは、一人の人間の店主が一人のゆる族と共に営むお店です。
 紅茶を始めとした飲み物とスイーツ、軽食が提供されるこのお店にはいつもどこかほっとするような空気が流れています。
 お店には多様な種族のお客さんが訪れますが、幾らかは店の奥にある掲示板目当てです。
 様々な人が困りごとを張り紙にしていき、気が向いた人が解決のため手を挙げるのです。
 足りない刺繍糸の買い出し、迷い犬探し、庭木の手入れ、それからモンスター退治まで。
 今日も一枚、新しい紙が貼られました。


                              *


「悪いわねぇ、その茶葉は今品切れ中なのよ」
 50代ほどの人の良さそうな、恰幅の良い女性――店主の楢山 晴(ならやま はる)がティーカップを拭きながら、困ったように言いました。
 焦げ茶色の髪を揺らしながら手際よく食器を片付けていきます。
「店で出す分は、あと少し残ってるけど……袋で売れるほど残ってないわねぇ」
「残念ですね。次のお茶会で気軽にお飲みいただけると思いましたが……。ですが、珍しいお茶ではなかったと思うのですが……何かあったのですか?」
 カウンターを挟んで百合園女学院の制服を着た契約者――長い艶やかな黒髪の日本人の少女が、不思議そうに訪ねました。
 名を村上 琴理(むらかみ ことり)と言い、百合園女学院のサークルの一つ紅茶研究会の部員でした。
パラミタキマダラバッタモドキが発生してるのにゃ」
 答えたのは黒猫の姿をしたゆる族・クロータ・レインドロップスでした。
 腕の先が白い毛並みになった靴下の手で、トレイから紅茶のカップを琴理の前に置きます。
「パラミタに来て日が浅いので、よく分かっていないのですが……それは有名なのでしょうか? どういった生き物なのですか?」
「茶畑のある山の方でね、何十年に一度、このバッタが大量発生することがあるのよ。村の側の川から隣の川へ移動していくんだけど、通り道の植物を食い尽くしていくの。体長は50センチ位かしら。今年も被害が出始めてて、駆除に苦慮してるみたい」
「こわいのにゃ……」
 クロータはぶるっと尻尾を震わせました。
「ちょっと高地にあるもんだから手が回らなくてね、村の人から退治の依頼を受けてるんだけど……ほら、そこに張り紙が出てるわ」
 店主は掲示板を指さしました。
 掲示板に沢山貼られた紙には、依頼主の名前や内容、報酬などが簡単に書かれています。興味がある依頼について店主に聞けば詳しく教えてくれたり、依頼主を紹介してくれたり――この店はそういう斡旋も請け負っているのです。
 琴理は立ち上がって張り紙の前まで歩みを進めると、一番新しいそれをしばらく眺めていましたが、
「……分かりました、お受けします。報酬も結構です」
「え、いいの?」
「はい。報酬としては、先方の許可をいただけたら茶摘み体験をしたいな、と。地域の方との交流も大事なことだと思いますし、こちらのお店にもお世話になってますから……」
「それじゃあ悪いわ。んー、そうねえ……茶葉が入荷できるようになったら、シルバーチップスを多めに入れる、でどう?」
「ではそれでお願いします」
 話がまとまった時、イルミンスール魔法学校の制服を着た少年少女たちが側を通り過ぎて店を出ていきました。


「シルバー……これは金の匂いがするな!」
 聞き耳を立てていたのは、店に時々訪れる集団――依頼を探しに来ていたイルミンスール森林保全クラブ……という名の学校非公認サークルのメンバーです。森を守っていそうな名前ですが、その実態は、森での採取や狩りで生計を立てている貧乏学生の集まりです。
 サークルの部長である短髪の少年はびしっと、一人の守護天使に指を突きつけます。
「おいお前、ちょっと飛んで先回りして解決して来い。もしくはお嬢様の邪魔……んー、足止めでもいい。その間に俺達が依頼を解決する。
 お嬢様たちにはお金が必要ない上、先んじて解決すれば謝礼はこっちのもんだ」
「え? 僕ですか? 僕、見学者で入部した覚えはないんですけど……そもそも生徒じゃないし……」
「そんなのはどうでもいい。この前ブドウを採って行ったんだからそれくらいしろ」
 わいわいと話しながら彼らは計画を練っています。

 ――そして、そんな話を聞いていたのはもうひと組。
「茶摘みねえ……地球じゃあ乙女が摘んだお茶は高く売れるって話だぜ」
 道端でヤンキー座りをしていた通称パラ実・波羅蜜多実業高等学校の生徒が、シガレットチョコの包み紙をポイ捨てしながら仲間を見回しました。
「女子校のお嬢様が摘んだお茶……サバく相手に心当たりがあるぜ」
「ほーう。そりゃあ楽しみじゃねぇか。最後にお嬢様ごと、全部かっぱらっちまおうぜ!」
 彼らは立ち上がり、スパイク付きのバイクにまたがると煙を噴かしました。



担当マスターより

▼担当マスター:有沢楓花

マスターコメント

 お久しぶりです、有沢です。
 本シナリオは、「蒼空のフロンティアRe」の世界が舞台です。
 今回皆さんは、ヴァイシャリーの外れにある<踊る薬缶>をきっかけに事件に関わることになりました。

 パラミタキマダラバッタモドキが発生している村は、お店から山を半日ほど登ったところにある小さな村です。お茶の栽培がメイン産業で、ほかに農業などで生計を立てています。
 武器も農具や素朴な剣くらいしか置いてないため、虫の駆除に苦慮しています。火を焚いて追い込もうとしたのですが、いかんせん戦力が足りず失敗して防戦一方です。
 NPCの琴理は部員など百合園女学院でボランティアの声をかけ、人手を増やすことで、追い込み、計画を成功させようとしています。直接バッタと戦いもします。
 茶畑から三十分ほど歩いた場所に川があります。幅は広いところでせいぜい2メートルほどですので、(荷物が重くなければ)ジャンプして飛び越えられるのではないかと思います。深さもそれ程なく流れも普通で、普通に注意していれば流されることはまずありません。
 この川から村を挟んで反対方向にある同じような規模の川にバッタが移動中です。
 体長50センチほどのバッタが無数に……実際は数百匹ほど飛び回っています。基本的には植物を好んで食べるのですが、雑食なので食べるものがなければ家畜や人間も襲うことがあります。

 イルミンスール森林保全クラブのメンバーは現在5人です。
 遠くから百合園の準備の様子を観察しており、追い込んだバッタを自分たちで一網打尽にしようとしています。
 その際、サークルメンバーが目立てるようにと守護天使がちょっとした演出を行おうとします。

 パラ実の生徒は10人ほどが後からバイクでやってきて、バッタ退治が済んだ場合、茶葉とお嬢様を狙って派手な音と共にやってきて略奪を働こうとしています。
 バッタ退治がされなかった場合は、むしゃくしゃしているのでバッタを退治して持ち帰ろうとします。


 それでは、アクションをお待ちしています。

バッタ退治に参加する

1

バッタ退治の報酬を貰いたい

2

その他の行動

1