クリエイティブRPG

パブコメに紛れ込んだSOS

リアクション公開中!

 0

パブコメに紛れ込んだSOS
基本情報

マスター:
ワールド:蒼空Re
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2019年12月10日公開!

シナリオガイド

蒼空学園SpareTime同好会――波乱の幕開け

シナリオ名:パブコメに紛れ込んだSOS / 担当マスター:




 蒼空学園大学部のとある一室。
 扉には『SST』と書かれた四角いプレートが一枚あり、その向こう側から数人の話し声が聞こえてきました。

「――さて、どう処理しましょうか」
「ささ、さすがに全部は……む、無理、ですよね……」

 机に広げたプリントを眺めては溜息を零す土岐 レティシアに、
 続いてか細い声で不安そうに呟いたのは中等部所属の近衛 紅葉でした。
 同好会を発足したはいいものの、活動の具体案がなかなか出ず、
 ならばと思い立ったのがパブリックコメント――要するに外部から意見を募る目安箱だったのですが……。

「やることがないからって、こんな物を考えなしに設置するからでしょ。
 蒼学だけでもかなりの量なのに、それを全世界に配信なんてパンクして当然だよまったく」

 レティシアの発案から決行された目安箱に、やっぱりと苦言を呈したのは近衛 綾紫でした。
 想像以上に沢山意見が集まり、目を通すだけでもかなりの時間を要しています。
 印刷した物はまだ極一部に過ぎません……。

「設置したのは先輩でしょー」
「忠告しても聞かなかったの君じゃん。そうやって他人に責任を押し付けるのはどうかと思うけど」

 綾紫は適当にレティシアをあしらいながら、手元にあるキーボードを叩きます。
 パソコンの画面に表示された目安箱――基、パブコメ欄を一旦閉じて、書き込みを拒否設定にしました。

「い、悪戯な書き込みも増えていましたし……ど、どどどうしましょう……っ」
「落ち着いて紅葉ちゃん。先輩が上手く捌いてくれるから」

 オロオロする紅葉を後ろからぎゅっとハグするレティシア。
 「君って本当、口だけだよね」という綾紫の呟きを聞いているのかいないのか、どこ吹く風のレティシアなのでした。


「――それで、部長の意見は?」

 綾紫の視線は、窓辺に寄り掛かり手元にある数枚のプリントを眺めている圷 櫂地に向けられました。
 しかし、プリントに落とされた顔はなかなか上がらず、怪訝に思い今度は名前を呼びます。

「櫂地?」

 そこで漸く視線が合い、いつも通り口元を緩めた櫂地はレティシアに視線を移し言葉を発しました。

「土岐はこれで、ネットの怖さを知れたんじゃないか」
「それは……はい、ごめんなさい……」

 部長である櫂地にはレティシアもしおらしさを見せます。
 こうなることを覚悟の上でパブコメ案を承諾したことに、レティシアもさすがに気付いたようです。

「考えが甘かったのは認めますけど……まさかこんなことになるなんて思わなくて……」
「土岐、今考えることは起きてしまったことをどう活かすかだ。――綾紫」
「今やってる。とりあえずコメントを蒼学に絞ればいいよね」

 再びパソコンに向かう綾紫に、櫂地は思案気に告げました。

「……シャンバラ……いや、タシガンだ。そちらも拾ってくれ」
「は? 何で……蒼学だけでも結構な数――……あー、とりあえず了解」

 櫂地の顔色一つで何かを感じ取った綾紫は、反論を呑み込んで言われた通り蒼学とタシガンから送信されたコメントのみ抽出を試みます。

「双方リスト化したらタシガンを俺に回してほしい」

 櫂地の指示に綾紫は頷きますが、レティシアと紅葉は不思議そうに顔を見合わせます。

「あの、カイ先輩。書き込みに何か問題でも……?」
「……わ、わたくしにも何か、で、できることがあればやります……のでっ」

 心配そうに見てくる二人に、櫂地は「もちろんある」と告げます。

「問題かはまだ分からないが、それについては俺の方で一度検討したい。
 まず二人にやってもらいたいことだが――……」


*****


▼蒼空学園SpareTime同好会のHP▼

――急募――

ボランティア募集!
同好会始動につき大事な準備に助力してくださる方求む。
詳細は、
〇月×日 蒼空学園大学部――にて、追って通達します。

SST部長
圷 櫂地




担当マスターより

▼担当マスター:

マスターコメント

こんにちは、茸です。
お久しぶりのプライベートシナリオは、少々謎めいた内容となっております。
舞台は蒼フロRe!
あなたの行動で今後(続編)の展開が決定します。
是非奮ってご参加くださいませ。(続編への参加も自由です。)


*パート詳細*


〇全パート共通
今回、参加される皆様はSSTのホームページに短期間だけ掲載された“ボランティア募集”を見て集まったことになります。
そして下記の詳細を聞いて準備を整えた体でアクションをご提出ください。

パブコメはHPに設置されています。
活躍次第でHPにあなたの記事が今後掲載されることもあるかもしれません。
展開次第ではアドリブ過多になる可能性もありますのでNGの方はお知らせください。
蒼学の生徒に限らず参加可能です。


【1】不良×優等生
パブコメに書かれていた多くの意見の中から、SSTはとある依頼を受けることにしました。
蒼空学園校舎裏の一角に、少し前から不良の溜まり場と化している場所があります。
『彼等が怖くて近付けないのでどうにかして欲しい』という依頼でした。
生徒が行き来する場所でもあるので、SSTも無関係ではないと判断し対応することにしたのですが、素直に話を聞く人達ではありません。
乱闘になる可能性も考え、SSTは助っ人を募集することにしました。
ここでの不良のリーダーは頭脳より腕っ節が強く、いわゆる喧嘩っ早いヤンチャ系の不良です。
仲間がピンチなら駆けつける熱い心を持ち合わせているようですが、敵と見なせば容赦なく威嚇してきます。
不良になった理由は不明ですが、「アイツ等、オレたちを見下しやがって!」と恨み言のような言葉を聞いた者もいるようです。
いつも必ず4、5人で駄弁っているようですが、仲間は少なくとも20人はいるという報告もあります。
仲間にはあまり良い噂を聞かないパラ実生と思しきメンバーもいるようで、こちらも対抗手段として蒼学以外の助っ人も歓迎しています。

改心させられたら万々歳ですが、せめて場所を空けてもらいたいと考えています。
――不良問題解決にご協力願います。

ここでは土岐 レティシア近衛 紅葉が登場します。


〇【2】【3】共通
櫂地がパブコメで見つけたのは、散りばめられた暗号による懐かしい友人からのメッセージでした。
書き込みを整理し検討した結果、どこかで身動きが取れなくなっていると思われる友人を捜しに行くことに――。
櫂地は友人のことをティオと呼んでいます。(櫂地以外彼との面識はありません。)
わざわざ暗号化してメッセージを送ってきたのには訳があるはずと考え、ティオの個人情報はSSTメンバーにも最低限のことしか伝えていません。
(HPの募集要項に“人捜し”と明確に記載しなかったのも慎重に事を運ぶ為です。)

暗号から浮上した内容は、『タシガンの森』『狭い空間』『窓なし』『開かずの扉』『人気(ひとけ)なし』という簡潔な言葉でした。

櫂地からティオに関するプチ情報!
・薔薇の学舎に在籍。
・瞳の色はワインレッド、髪はミルキーゴールド。
・ティオは愛称で、本名は“イグナティオス”です。
「ティオを知りませんか?」と訊けば彼を知っている人間なら大抵ティオの友人だと思い怪しまれることなく情報を提供してくれる可能性が高いはずです。
・種族は吸血鬼と思われる。
(曖昧なのは彼から直接吸血鬼だと聞いたわけではなく、出身や見た目からそうなのだろうと認識している程度だからです。)
・彼とは数年前に出会って以来交流はありませんでした。


【2】薔薇の学舎で聞き込み調査
メッセージは他にも『学舎』という単語が幾度か出てきたことから、薔薇の学舎の生徒が何らかの関わりを持っていると考えられます。
そこで、ティオの明確な居場所や事の真相を突き止めるため、学舎で情報収集のお手伝いをしていただきます。
普通科、イエニチェリ科と所属先も不明なので手分けして調査に当たった方が良さそうです。
情報を掴んだら学舎周辺で聞き込みをしている綾紫に速やかに報告を。(綾紫から櫂地に纏まった情報が伝えられます。)

注意事項!
・薔薇の学舎の生徒に扮する場合は必ず男子生徒として潜入すること。(女性は細心の注意を!)
・警戒されないよう、蒼学の人間がティオを捜していることは内密に。
・何らかの事件に巻き込まれている可能性を考慮し、慎重に行動すること。
・怪しまれた場合、危害を加えてくる可能性もあるので状況に応じて対処するようにしてください。


ここでは近衛 綾紫が登場します。


【3】タシガンの森を捜索
ここではティオを見つけ出すことが最優先事項です。
薔薇の学舎に潜入した綾紫から連絡が届くまでの間に、櫂地と共に『タシガンの森』へ向かい、
『狭い空間』『窓なし』『開かずの扉』『人気(ひとけ)なし』をヒントに出来るところから調査に入って頂きます。
タシガンは雲海に浮かぶ島にある都市で、気流のためか常に謎めいた霧で覆われています。(公式引用)
閉鎖的な土地であることから、森に建造物が無いとは言い切れません。
考えられる箇所を推理して探ってみてください。
また、タシガンの森では吸血鬼の存在にご注意ください。
話の通じる者もいれば、悪戯に血を求めて襲ってくる輩も多くいます。

櫂地は自分の身を護る程度の力は持っているので常に護衛につく必要はありませんが、物騒な森であることに変わりありません。
頭の回転が速い分単独行動しがちな彼なので、危険回避と情報を共有するためにも常に誰かがサポートについてあげると良いでしょう。
ある個人的な質問には口を噤む傾向にありますが、それ以外なら大抵のことは答えてくれるはずです。

ここでは圷 櫂地が登場します。


*****


*主なNPC*

・圷 櫂地(あくつ かいち)見た目年齢20歳/大学部
 SSTの部長で同好会を発足した人物。
 成績も良く教員からの信頼も厚い非常に優秀な生徒。
 時々何を考えているのか分からない節がある。
 魔女の血を半分引いているようだが自分のことはあまり話さないためそれを知る者は少なく謎が多い。

・近衛 綾紫(このえ りょうじ)21歳/大学部
 コンピュータオタク。常にパソコンかタブレット端末を持ち歩いている。
 櫂地の理解者の一人。
 元はイルミンスール魔法学校生。肌に合わず他校を見学していたところ、櫂地と出会い蒼学に転入。

・土岐 レティシア(とき れてぃしあ)18歳/高等部
 地球ではフランス生まれ日本育ち。
 とても活発的で可愛いモノに目がない。
 見た目に反し体術に長けた人物で、本気で怒らせると非常に怖い……らしい。

・近衛 紅葉(このえ いろは)14歳/中等部
 綾紫の妹。
 和服の似合う可愛らしい女の子。
 元は百合園女学院に所属していたが、兄に合わせて転校。
 非常にビビりだが芯が強く、こうと決めたら譲らない性格。一生懸命さが美徳。

・ティオ(イグナティオス)
 詳細は現在ほぼ伏せられているが、
 吸血鬼であることなど今後の展開で明らかになると思われる。


*****


『蒼空学園SpareTime同好会』について
通称:SST

文字通り、暇を持て余している人の集まりです。
時間が出来ても何をしたらいいのか分からない。
やりたい部活動も無く、とりあえず誰かと時間を共有したい。
仲間ととにかくわいわい騒ぐのが好きだ。
少しでも有意義な時間を過ごしたい。
――など、入会理由は緩くてもNo Problem!
暇な時間を仲間とどう過ごすかが目的なので、何か活動をする場合は原則としてみんなで話し合って実行します。

〇活動内容
・仲間と全力で遊ぶ。
・テスト前の勉強会。
・面白いイベントを突発的に催す。
・ボランティア活動。
――やりたいことがあったら部長へ申請。

〇SST規約事項
・人様への迷惑行為禁止。
・仲間は大切に。
・トラブル発生時は一人で抱え込まない。
・退会する際は必ず部長に報告すること。


―――――


長い解説をお読みいただきありがとうございます。お疲れ様でした!
もう少し頑張って、アクションをご提出いただけますと幸いです。
素敵な物語になりますように……☆彡



【2019年11月26日 16:50修正】リアクション公開予定日を正しい日付に修正させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

不良×優等生

3

薔薇の学舎で聞き込み調査

4

タシガンの森を捜索

5