シナリオガイド
極悪オーク族、ブラックボーンから、ハリネズミ族のファーリー達を助けろ!!
シナリオ名:黄金の栗とハリネズミ族 / 担当マスター:かにゃんまみ
ローランドのプリシア公園にある比較的静かな森林の奥に、ハリネズミのファーリー族が住む小さな村『ハーリハリビレッジ』がありました。
村長ハリーナは最近村が活気づかないのを悩んでいました。
その理由は最近までいなかったオークたち(族名、ブラックボーン)が突然現れて、度々村に現れては村人を脅し、宝や食べ物を奪っていくのです。
村おこしのために何か名産をと考えていた矢先のことで、村おこしどころかオークに怯えなければならなくなってしまったのです。
しかも強面のオークの長オオビルはハリーナがたいそう気に入ってしまい、何度もアプローチをかけてくるのです。
しかしハリーナは決して首を縦には振りませんでした。
オークが日に日に乱暴になっていき、村の中の護衛隊もあまりの強さに怪我人が増えていきます。
村人たちの士気も下がってしまっていました。
すっかり元気がなくなった村人たちに、たまたま訪れていたウサギのファーリー族の夢渡ミレイと弟のミツル(NPC)
兄姉はなんとかしたいと考えていました。
そこに、その村から少し離れた栗山にめずらしい黄金の栗がある噂を聞きつけました。
それを食べるとその人は力がみなぎり元気になると言うのです。
オークたちをやっつける気合にもなりますし、もしかしたら村の名産品になるかもしれません。
一念発起した村長ハリーナはある日その黄金の栗を二人の護衛隊と共に探しに出かけたのですが、かれこれ3日程帰ってきません。
何かあったのではないのかと、涙目になりながらお鼻を真っ赤にさせているおさげ髪の娘ハーミン。
彼女はまだ5歳。村を盛り上げようと頑張るシングルマザーのハリーナの事が大好きです。
そんなファーリー族のところに森の妖精たちが慌てながら転がり込むように村に来ました。
ハリーナは山頂で黄金の栗を見つけたものの、その山を先にアジトにしていたオオビルたちに見つかってしまいました。
そして、栗を取り上げた上に、自分たちの子供を産ませるため、まだまだ美人で肌艶の美しいハリーナを自分の嫁にしようと、下っ端たちに命令して新たに住処にした山のふもとの地下ダンジョン奥にある、自分たちのアジトに連れ帰ってしまったのです。
保育園の内ドアで怯えているハーミンが必死に訴えています。
「誰か、お願い、ママと村を助けて! 悪いオークをやっつけて!」
担当マスターより
大変お久しぶりです。かにゃん まみと申します。
初めましての方は初めまして!
今回は『ローランド』でのシナリオです。
世界観はファンタジー昔のTRPGの世界ですね。
やはり出てきたダンジョン!戦闘。
どこから敵が出てくるのか楽しみです。
ガンガン戦闘に加わってください。
現在の状況
オオビルはうんと言わないハリーナに対して、それでは村の者たちを根絶やしにしてしまえばいいと思いつきます。
他の手下たちに村を襲い、そのご褒美に女や幼女を好きなようにしてよいという極悪非道な命令をしました。
村人がいなくなれば、ハリーナが諦めて自分の手に落ちるという身勝手な考えです。
オークの大群は黒い骸骨の絵とブラックボーンというネームを掲げた黒い旗を翻し、怪しげな歌を歌いながら押し寄せ、村は火を放たれました。
そして、村の半分が焼け焦げてしまっている状態です。
護衛隊もほとんど倒され、残りわずかの村人が必死に村を守っています。
しかも奴らはあろうことか保育園に狙いをつけて、小さな子供たちまで襲い始めようとしています。
子供たちや村をオークから守らなければならないし、オークのアジトに捕らわれたハリーナも助けなくてはなりません。
今まさに保育園の建物の入り口が壊されそうになっています。
子供たちを助けたら彼等や村の人たちのメンタルも気になります。
1.ハリネズミのファーリー族村、村人の護衛隊達と子供たちをオーク軍団の襲撃から守る 2
予想しうる敵
オーク。オークたちが飼ってる極悪ガラス
2.ミレイとオーク(ブラックボーン)のアジトに捕らわれた村長ハリーナを助けに山の地下ダンジョンに行く 2
ミレイは助けに人が集まってきてくれればくれるほど目を潤ませて喜び大歓迎します。
仲良くなったPLは時折あだ名をつけてしまうことも……。助けに来てくれた人みんなを信頼します。
予想しうるダンジョンの敵
コウモリ、カラス、大ネズミ
3.ミツルと栗山に向かい、山頂で黄金の栗を独り占めしているオオビルとその手下たちを探してやっつける(できたら栗も拾う)
ミツルは比較的斜に構えてしまうタイプ。人見知りするタイプです。
ただ、相手に心を開けばとことん仲良くなります。
予想しうる敵
オオカミ、カラス、オーク