三千界のアバター

村の宴と疑惑のおじゃる

リアクション公開中!

村の宴と疑惑のおじゃる
基本情報

マスター:うたた寝弾正
ワールド:大和
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2019年08月21日公開!

シナリオガイド

少年の悲痛な叫び! 怪しいおじゃる貴族から村を守れ!

シナリオ名:村の宴と疑惑のおじゃる / 担当マスター:うたた寝弾正


 坂西東部に位置する小さな宿場町・毬山では、ここのところ、盗賊の噂で持ち切りでした。
 夜鎌党と名乗る盗賊団が、付近の村々を次々と襲っては金品を奪っていたのです。首領の蟷螂丸は狡猾で、武士団の勢力下にない僻地の村ばかり狙います。
 ですが、土地の代官は税を集める以外のことはしてくれず、村を守ってくれません。困った周辺各村の村長たちは、この地の領主に窮状を訴えようと、連名で京にいる国司・桐花藤麿へと訴状を送りました。

 それからしばらく経ったある日のこと。
 毬山の宿場で旅人たちに少年・平吉が助けを求めています。
「誰か助けて、あのおじゃる、絶対怪しいよ」
「なのに、大人は誰もおいらの話を信じてくれない」
「それどころか、宴の用意なんかしてるんだ」
「ねえ、お願いだよ。誰か、おいらの話を聞いて、村と父ちゃんを助けておくれよ……!」

 必死な様子を見かねた旅人たちが、足を止めはじめ、平吉の周囲には人の輪ができてゆきます。騒ぎを聞きつけ、毬山の町名主もやってきて、平吉に順を追って分かるよう話なさいとうながします。その内容を整理するとこのようになりました。

 平吉の住む・竹里村に、訴状を見た国司の弟だという、桐花桜麿と名乗る貴族とその護衛一行がやってきました。なんでも、訴状にあった状況が真実か巡察に来たとのことです。
 ですが、田舎への旅で疲れが出た、今宵は宴を所望すると言い出しました。
「疲れた心身では、視察の目も曇ろうというものでおじゃる。ようく見てまわれるよう、まずは麿を癒してほしいでおじゃる」
「村をあげ、祭りのごとく盛大にやるがよいでおじゃる。楽しみしておじゃるぞ、おーほほほほほ」

 村の人びとは困惑しましたが、折角巡察に来てくれたというのに、ここでへそを曲げられては元も子もありません。仕方なく、今夜は大宴会を催すことになり、いま村はその支度に大忙しなのだとか。
 ですが、そんな中、平吉は見てしまったのです。桐花桜麿が、血のついた訴状と、巾着袋を火にくべるところを。その様子にゾッとした平吉は注意して護衛たちを観察しました。皆、荒々しい風貌で、顔やあちこちに刀傷があったり、なんだか嫌な恐ろしい笑い方をします。

 不安になった平吉は村長や村の大人に、桜麿が訴状を焼いていたことを話しました。ですが、お前の見間違いだろう、字が読めないくせにその紙がどうして訴状とわかると取り合ってもらえません。

 実は訴状を京へ届けに行ったのは、平吉の父・権蔵でした。その権蔵はまだ村に帰ってきていません。そのことも村長に聞いてみると、旅の疲れが出て体調を悪くしたため、京の桐花家のお屋敷で休ませてもらっており、回復次第帰ってくるだろうとのこと。ですが、訴状と一緒に焼かれた巾着袋は、まぎれもなく権蔵が銭入れに使っていたものだったのです。

 怖くなった平吉は、人の往来のある毬山に助けを求めにやってきたのでした。
担当マスターより

▼担当マスター:うたた寝弾正

マスターコメント

新たにGMとして参加させていただきます、うたた寝弾正です。
どうぞよろしくお願いいたします。

◆概要
 当シナリオは、平吉少年の求めに応じて、彼が不信感を覚えている貴族・桐花桜麿一行を調査、村を守るという内容になります。
 また、その過程で現在行方不明の平吉の父・権蔵の行方を調査することもできます。

◆各アクションパートにおける補足事項
【1】宴の支度に加わり、桜麿一行の様子を探る
・村は宴の支度におおわらわです。
 比較的余裕のある村であり、支度のため人手はいくらでも欲しいので、手伝いに行けば手間賃を払ってやとってくれます。
 また食材を売る商人や、宴を盛り上げる芸人なども歓迎されます。
 村への出入りは自由にできますが、そのあたりをうまく利用すれば、怪しまれることなく宴に入りこんでの調査も可能になるでしょう。

・平吉の話を聞き終えてすぐ村に向かえば、到着して宴の開始までには、小一時間ほどの余裕があります。

・巡察一行は宴の時間になるまで、桐花桜麿は村長の屋敷の客間で、それ以外の従者たちは別の広めの一室で休息しています。
 ただし、村内を散策などしている可能性はあります。

・宴は夕刻より村長の屋敷の大広間で行われます。

・宴が始まれば、村長や村の有力者も出席し、巡察一行と同じ酒や料理を飲食します。
 また桐花桜麿は飲食の際、必ず従者のひとりに毒見をさせてからでなくては、何も口にしません。

【2】権蔵の消息を調べに西の峠へ向かう
・訴状を持った権蔵は西の峠を通って京へ向かったそうです。
 西の峠は追い剥ぎや妖魔の被害が多い危険な場所ですが、権蔵は皆のためには近道を急ごうとあえてこの道を選びました。
 付近を調べようとする場合、父の消息を気にしている平吉も同行します。

・西の峠は危険な場所ではありますが、近道であることから、通行人も稀にはいます。
 ひと晩での峠越えが難しい場合、付近にあるちょっとした洞窟で野宿する者もあるとか。
 またイノシシや兎など食用、加工用に有用な動物も生息しているため、周囲には猟師小屋が点在しています。
 
【3】村の警護につき、村にあだなす者たちを排除する
・巡察一行がやってきたことで村人たちは安心していますが、夜鎌党が近隣の村々を襲っている状況は継続しています。
 また村には戦いに長けた住民はいません。
 平吉が不安に思う通り、巡察一行が怪しい動きを開始し村が危機的状況に陥ったとしても、用心棒役を引き受けてくれる特異者なしでは、応戦のしようがなく、村の被害は大きなものとなるでしょう。
 
・村長の屋敷の裏手には、領主に納める租税を集めて保管してある蔵があります。
 その他、村長はじめ村の有力者は、おのおのある程度の蓄えが自宅にあるようです。

・村人は平吉と違い、巡察一行を信用しています。
 明確な証拠がない状態で、巡察一行に危害を加えようとする者がいれば、村人は妨害しようとするでしょう。
 (村人に戦闘能力はありませんが、一行を逃がそうとしたり、かばおうとしたりしてきます)
 スムーズに戦闘を行うには、アクションパート【1】及び【2】にて、巡察一行の疑惑を明らかにされている必要があります。

【1】宴の支度に加わり、桜麿一行の様子を探る

1

【2】権蔵の消息を調べに西の峠へ向かう

2

【3】村の警護につき、村にあだなす者たちを排除する

2