クリエイティブRPG

洋上基地の奇襲戦

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洋上基地の奇襲戦
基本情報

マスター:荒木 るんど
ワールド:アーモリー
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2019年02月14日公開!

シナリオガイド

教導官と武姫の力で敵基地を攻略せよ!

シナリオ名:洋上基地の奇襲戦 / 担当マスター:荒木 るんど


 陸海空の大戦の世界アーモリー
 
 ワールドホライゾンの特異者たちは
 劣勢にある陣営アクシスパワーズに所属し、そこにいる武姫(ぶき)たちと共に
 侵略者である陣営ユニオンジャスティシアの脅威に立ち向かうことになりました。
 
 ちょうどその頃。
 ■□■
 
 小高い丘に囲まれた演習場に、
 二人の兵器少女――武姫(ぶき)の姿がありました。
 
 小高い丘に囲まれた演習場には、二つの人影がありました。
 
 青と黄色、それぞれラインの入ったセーラー服を着込んだ二人は艦姫(かんき)と呼ばれる、艦船が元になった武姫です。
 
 二人は互いに霊兵装(アストラルドレス)を展開し、砲撃を打ち合っています。

「オラオラぁ!! デン、その程度か!」
「ちょっとチズちゃん!? 演習なんだからしっかり動きを意識して……キャッ!」

 二人はその姿から艦姫であることがうかがえ、“チズちゃん”と呼ばれた艦姫の砲撃が
 デンと呼ばれた艦姫へと直撃したのでした。

「オレの名前はカズチだ! チズちゃんだとかそんな生ぬるい名前で呼ぶんじゃねぇ!」
「いたた……もうチズちゃん、演習って言ったでしょ?」

 デンは服についた土を払いながら立ち上がります。
「手加減しただろ? それに、演習で的に当てられないやつが実践で当たるかよ」

 一方、カズチは霊兵装をしまうと腰に携えた刀を抜きました。

 それを見たデンもまた、霊兵装を仕舞い脚のシースからナイフを抜きます。

「次は近接戦闘、先に一撃当てた方が勝ち。いいな」
「はいはい……でもほどほどにしてね?」

 二人は少女の姿からは考えられないほどの膂力を持って剣戟を繰り広げます。

 カズチの大ぶりを小さなナイフで軌道を変えることで避けたデンは、
 一瞬のスキを突きその喉元へとナイフを突きつけました。

「今度は私の勝ちね」
「チッ、じゃあ次は……」
「まだやるの? 私もう疲れたよー」
「だめだ! オレが勝つまで近接戦やるぞ!」

 とその時でした。

「二人ともー! たーいへーんなのー!!
 ……もう、チズ邪魔っ!」

 デンとカズチの元へ駆け寄ってきたのは、おそろいの衣装に身を包んだ二人の少女。

 赤い衣装の少女はデンに詰め寄っていたカズチを軽く持ち上げます。

「てめっ! アカ! 下ろせ!
 あとオレはチズじゃねぇ、カズチだ!」
「それ、いつまで言うの? いいじゃないチズって言いやすいし。
 それより、新たにユニオンジャスティシアの基地が発見されたわ。
 以前は無人島だった場所だから、最近になって急造されたと予想されてる。
 小規模かつ敵部隊に武姫がそろってないから、急遽だけど奇襲をかけることになったわ。
 時間は今から1時間後。
 敵基地が海上の小島にある事から、
 私たち艦姫は先遣部隊として艦砲射撃を行い、敵兵力を引き付ける。
 その隙に後発部隊の車姫と飛姫で敵基地を攻撃、占領する作戦よ。
 ……何か質問はある?」

 駆け寄ってきたもう一人の少女は、アカに持ち上げられたまま暴れるカズチを見てそう言いました。

 そしてそれを聞いた瞬間カズチの目の色が変わります。

「アカ、下ろせ。もう暴れねぇ」
「あーい」

 アカと呼ばれた少女は、カズチを元居た場所へとそっと下ろしました。

 刀を拾ったカズチはそれを納刀し指令を伝えた少女へ向き直ります。

「ヒビ、出発は1時間後じゃねぇ。今からだ」
「だめよチズちゃん。私達だけで行っても統率が取れきれずに敵にやられるだけ。

 突然の任務、きっと新しく来てくれた教導官の実戦練習も兼ねてるんでしょ?」

「そう。だから準備やブリーフィングを含めた1時間を取ったのよ。
 チズは戦いだけじゃなくて少しは勉強もしなさい」

 カズチはヒビと呼ばれた少女につかみかかろうとしますが、

「喧嘩はだめー」

 再びアカに持ち上げられてしまいました。

「もう一度言うわ。
 攻略対象は洋上の無人島に作られた敵基地。
 アカ、カズチ、デンそして私ヒビの駆逐艦隊は後発隊の道を切り開くべく先発する。
 もちろん空姫と車姫を含む別部隊も一緒に行くわ。
 出発は1時間後。チズ、いいわね? 1時間後よ?」
「わーったよ、うっせぇなぁ……

 それにしてもやっぱ実践はわくわくすんなぁ」

担当マスターより

▼担当マスター:荒木 るんど

マスターコメント

 本シナリオはアクシズパワーズの駆逐艦隊の少女たちと共にユニオンジャスティシアが無人島に作った基地を攻略する事が目的となります。

 両方のパートとも三すくみの相性を意識して戦う事で戦闘を有利に進めることが可能となるでしょう。

【1】駆逐艦隊と共に先陣を切る 難易度:2

 第六駆逐艦隊のアカ(暁)、ヒビ(響)、カズチ(雷)、デン(電)の4人と共に敵部隊を誘導、そしてそれらの撃破(撃退)を目的とするパートです。

 敵基地は洋上の無人島のため、基本的には艦姫、飛姫の参加が推奨されます。

 しかし、艦姫に車姫を搭載して参加する事は可能です。

 敵部隊は艦姫と飛姫を合わせて15姫ほどの混成部隊で、砲撃、爆撃を行ってきます。

 またそれを指揮するマリンキャプテンの存在も確認されています。

 数人の艦姫は対空機銃を装備しており、

 飛姫に対しても有効な攻撃を行ってきます。

【2】小基地を攻略する 難易度:3

 先遣隊に続いて、基地を攻略に向かう本隊となります。

 基地は無人島の入江の近くにつくられた小規模な物ですが、艦姫の為の港、飛姫の為の滑走路、車姫の為の走路等、最低限の設備は
 そろっているようです。
 
 また、車姫と飛姫が約15姫もそろっており、
 
 それらを指揮するランドリーダーとエアマスターとみられる二人も目撃されています。
 
 敵を倒し、基地の中心である姫令部(きれいぶ)を占領すればアクシズパワーズ側の勝利となります
 
 このパートでは艦姫は動きを制限されるので活動しにくくなります。
 
 また、姫令部の占領は教導官ないしは車姫しか行えないのでご注意ください。

【1】駆逐艦隊と共に先陣を切る 【現在のMC参加人数:11】

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【2】小基地を攻略する 【現在のMC参加人数:9】

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