三千界のアバター

悩める調律者少女とネガティヴな偉人!?

リアクション公開中!

悩める調律者少女とネガティヴな偉人!?
基本情報

マスター:ワカヤマ
ワールド:エデン
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年09月26日公開!

シナリオガイド

実戦を通して彼女のカラを破れ!

シナリオ名:悩める調律者少女とネガティヴな偉人!? / 担当マスター:ワカヤマ



 ――数時間前、セクターE「有力者の屋敷」内、私設ギャラリーお披露目パーティー会場。
 
 
「フェイルだ! フェイルが出たぞ!!」
「助けて!」
「邪魔だ! そこをどけ!!」

 響き渡る悲鳴と怒号。
 形振り構わず出口へと走る、着飾った招待客たち。
 一転混乱の坩堝と化した、華やかな社交会場。
 主催者たる屋敷の主は、壇上からその様子を実感なく眺めていた。
 
「なんなのだ。これは一体何が起こっているのだ!?」
 混乱の中ようやく呟いた言葉にも、応える者はなかった。
 
* * *
 
 ――その日の夜、セクターE「封鎖された屋敷」規制線前
 
 
「いいか、私のコレクションに傷一つつけてみろ――」
 何やら喚き散らしている、無闇に身なりのいい肥太った男。
 その脇を擦り抜け、使命を帯びた決闘者と「偉人」が、制圧すべき現場に対峙します。
「『調律者』サーニャ殿。『偉人』アルフレッド――」
「――偉人? 偉人などと!」
 来訪者の身分を照会し、現場指令部へ通そうとする治安部隊員の言葉に、クローサーが大げさな口調で反応します。
「破壊の効率化で財をなした『死の商人』が?」
「大いに世に恨まれた化学者が?」
 俄かに屋外芝居でも始めたかのような調子の「偉人」を、あきらめ半分といった様子で見る「調律者」。
 そんなことはお構いなしに、クローサーは高らかにその名を口にします。
 
「――この私――アルフレッド・ノーベルが?」

 呆気にとられる治安部隊員を残し、サーニャは定例の出し物を終えた「偉人」を引きずって、足早に指令部へと向います。
「今度こそ、決闘者として十分な成果を上げる……」
 小さく呟きながら。
 短めの前髪越しに、その進路を見据えながら。
 
* * *
 
 ――少し前、セクターE行政区、とあるオフィス
 
 
「ああ、素質も人柄も申し分のない子だ。ただ、少し伸び悩んでいてな。『偉人』も中々クセの強い人物で――」
「今回の任務は、決闘者としての試金石になるだろう。どうか助けになってやって欲しい」
 通信端末に向かっているのは、サーニャの元教官の男性。
 彼女に今回の任務を振り向けた人物でもあります。
「いいだろうアーサー。レオ家のツテを当ってみよう。最近増強したのか、優秀な決闘者をダブつかせているようだからな」
 通信相手は彼の願いを承諾し、協力を約束しました。
 
 
 ――この要請はレオ家を通じ、特異者たちに届きました。
 E区の安全と一人の少女の成長をかけた戦いが、始まろうとしています。
担当マスターより

▼担当マスター:ワカヤマ

マスターコメント

本シナリオの目標は、

●封鎖区域内に跋扈するフェイルを討伐する
●任務を通してサーニャの迷いを断ち切り、彼女が能力を発揮出来るようにする


以上の2点です。

戦闘おける振る舞い、物事に対する姿勢、偉能力の引き出し方……
皆さんの行動や言葉が、任務の結果を左右し、サーニャの決闘者としての目覚めを後押しします!

■基本的な状況

E区のさる有力者が、自身の屋敷地内に新設した私設ギャラリーのお披露目パーティー会場に、突如フェイルが出現しました。
幸い目立った負傷者もなく、招待客らの避難は完了していますが、ギャラリーを取り巻く広場には未だ多数のフェイルが徘徊しており、陸上競技場がまるごと入るほどの一帯が、治安部隊によって封鎖されています。

事態を受けてE区は決闘者サーニャを投入。併せてレオ家私兵へも協力を要請しました。
これにはフェイルの討伐という基本的な目標に加え、実戦を通じて伸び悩む彼女を引き上げたいという思惑も働いています。

――情報によると、有力者のコレクションの中には栄具が含まれており、それらがフェイルを誘引、或いはそれ自体がフェイル化した可能性が指摘されています。
その場合、通常の突発的発生の範疇を超えて、多数のフェイルが存在することも考えられます。

■舞台となる広場

上記の通り、陸上競技場ほどの広さの広場です。
特に強力な個体は確認されていませんが、獣型、鳥型、亜人型と、一通りのタイプのフェイルが多数徘徊しています。

狭くはない空間ですが、容易に視認・接近可能なスケールであり、一度に多数のフェイルが殺到することが予想されます。

また、広場にはいくつかの彫刻作品が点在しています。
――材質はまちまちですが、遮蔽物として利用できるかもしれません。家主は怒るかもしれませんが。

■登場人物について

●アルフレッド・ノーベル
サーニャにとってようやく現れた、彼女に適合する偉人――「あの」ノーベルです。
ダイナマイトの発明により巨万の富を得……「死の商人」と揶揄された化学者、発明家であり、科学界で最も権威ある賞の設立を遺言に託した実業家です。

「偉人」ノーベルの「より扱いやすく、より強力な爆薬を追い求めた」という経歴は、「調律者」にとって極めて相性のいい属性ですが、彼はそれらの業績について、度々芝居がかった口調で自罰的な言葉を大いに吹聴します。
彼の真意を量りかねることも、サーニャが能力を発揮しきれない原因の一つになっています。

●サーニャ
決闘者になってしばらく経ちますが、未だ大して成果を上げられずにいる「調律者」の少女です。
早くに適性を見出され、素質十分と評価されていましたが、中々適合する偉人が現れず、周囲が自分を追い越して行く中で強い焦りを感じていました。
ようやく現れた適合する偉人「ノーベル」も、かなりクセのある人物のようで……
本来は快活な性格ですが、焦りと戸惑い、周囲の評価への不安から、消極的な傾向も目立ちます。

戦闘における適性は後衛にありますが、上記のような事情から偉能力を十全に活用できているとは言い難い状態であるため、現状での性能は、せいぜいフェイル数体を巻き込む程度の爆発を起こせるといった、平凡なものに止まります。

■アクションパートについて

<1>フェイルと戦う
最前線での接近戦に限らず、遠距離攻撃や回復・支援などの役回りでも参加可能です。
サーニャやノーベルと直接やり取りすることはできません。
しかし、その戦いぶりからサーニャは何かを感じ取るかもしれません

<2>サーニャを護衛する
流れ弾や敵襲に備え、サーニャの護衛に当たります。
また、彼女やノーベルとの会話を行うアクションはこちらになります。

フェイルと戦う

3

サーニャを護衛する

2