クリエイティブRPG

らす☆ぼす

リアクション公開中!

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らす☆ぼす
基本情報

マスター:まるヲ。
ワールド:RWO
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年07月05日公開!

シナリオガイド

幼女魔神復活イベントに挑んでみた件。

シナリオ名:らす☆ぼす / 担当マスター:まるヲ。



 オンライン世界RWO。
 
「まさか、あの言い伝えが本当だったなんて……」

 ポリアナード出城の窓からヴォルテクス上空に立ち込める暗雲を見つめていたアリサ姫は憂いに満ちていました。
 王国が誕生するはるか以前から大陸に存在していた、魔神・グリムヒルデがヴォルテクスの297層で復活したとの知らせが届いていました。
 グリムヒルデは長きにわたり眠りについていましたが何故か目覚め、王国の人々の魂を狩り取り天国へと導くために軍勢を率いて地上を訪問しようとしています。
 このままでは、王国は滅びてしまうかもしれません。

「魔神を打ち倒し、再び封印していただきたいのです」

 アリサ姫は、魔神に対抗できる強力な冒険者たちを招集することになったのです。

「そして魔神に伝えてください。我々は幸せです、と」




「ふぁぁぁ! よう寝たのぅ……。久しぶりに地上の人々の姿でも見に行くとするか……」

 魔神・グリムヒルデは幼女の姿をしていました。
 彼女に仕えていた四天王と配下の軍勢も幼女でした。魔神としては若いのです。
 500年以上前、大陸を治めるのに失敗し勇者に封印されてしまいましたが、今回わずかな時間だけ活動を許されているのでした。

「……わかっておるよ。あの勇者たちとの約束じゃ。大陸の人々が平穏な暮らしをしているのを確認出来たら、再び眠るとしよう」

 幼女魔神☆グリムヒルデは独りごちるように言います。

 これは『イベント』なのです。
 創造主がこの世界を創造した時から設計されていた出来事の一つ。

「じゃが、それを皆に知らせる必要もあるまい。ちょっと本気で攻めてみるかのぅ。もし王国も守り切れぬような主なら、わらわも黙ってはおらぬ」

 グリムヒルデは、今回の復活がRWOシステムのイベントの一つだと知っています。
 しかし、実際に住んでいる人々はそれに気づいていないのでした。

 果たして、過去からシステムに仕組まれているこの『イベント』を無事に終了させることができるのでしょうか?


担当マスターより

▼担当マスター:まるヲ。

マスターコメント

  本シナリオは、グランドシナリオ以前のお話です。
 
『はわわ……メインストーリーとはまったく別のところで関係のないラスボスが復活しちゃったよぅ……』という「ぅゎょぅじょっょぃ!」系バトルを想定しています。

 ヴォルテックスランキングに関わらず、どなたでも気軽に参加できます。 キャラクターの能力値、設定等は現在のものを使用します。

 今回皆さんにやってもらうことは、次の三つです。
【1】幼女魔神☆グリムヒルデを封印する。
【2】魔神軍勢と戦う。


◎事件について。
 先日、BOTを使った不正プレイ事件があり、ヴォルテクスの85層で『一定の手続きを踏むと“恐怖の魔神”が何度でも復活する』という繰り返しイベントが発生することが確認されていました。
 このイベントは有志の奮闘と尽力により終了、解決しましたが、“恐怖の魔神”はただのイベントモンスターではなくどこかで復活を待ち眠っているという示唆がありました。
 その恐怖の魔神が本当に復活した、という設定のイベントです。
 なぜ復活したのか、復活の条件は何か、などは明らかになっていません。
 太古の伝記のみに伝わる、魔神・グリムヒルデは軍勢を率いて王国の人々の魂を強制的に狩り取り天国へと連れて行こうとしています。
 

◎幼女魔神☆グリムヒルデについて。
 身長120センチくらいの幼女の姿をした魔神です。金髪赤眼、ゴスロリ衣装を身に纏い巨大なデスサイズ(死神の鎌)を装備していますが、彼女の姿を確認した者たちは伝達だけを残して還らぬ人となっています。
 王立図書館に保管されていた伝記によると、グリムヒルデはかつてこの大陸の地域神で、人々の魂を狩り天国へと導く『救済の収穫神』として知られていました。
 彼女は中立神< アライメント:トゥルーニュートラル >であり悪意はなく、人々を苦しみから解放するために時折この世に現れ魂を収穫し、苦しみのない幸せの世界へと連れて行くのです。
 太古の人々からは死神の亜種とみなされており、あまりに多くの魂を狩り取り過ぎたためいつしか“恐怖の魔神”と呼ばれるようになったと言います。
 500年以上前、―― ポリアナード王国も存在しない頃 ―― グリムヒルデはとある勇者パーティーによって封印され、永い眠りについていました。
 グリムヒルデは、現在のポリアナード王国は困難と苦悩に満ち溢れており、人々を天国に連れていきたいと考えています。
 すでに調査隊や警備隊のメンバーの多くが天国へと導かれ、幸せそうな表情の亡骸となっています。


◎魔神の軍勢について。
 グリムヒルデ直属の幹部、幼女四天王に率いられた軍勢です。
 アンチボディやレプリカントではなく、モンスターとして分類されます。
 羽の生えた幼女の姿で宙に舞うことができ妖精に似ていると言えなくもありません。
 グリムヒルデや四天王からは“ドーター”と呼ばれており農夫が農作物を刈り取るように、人々の魂を抜き取ろうとします。
 ドーターの役目は多くの魂を集めグリムヒルデの元へと届けることです。
 魅了や麻痺、睡眠の魔法を多用し、獲物が大人しくなるようこん棒で殴ってくることもあります。


◎297層について。
 この階層は鬱蒼とした深い森が広がり霧が立ち込めています。野生モンスターが生息している程度の特に何もない階層として興味を持つ人たちもほとんどいませんでした。
 現在は、太古の魔力が具現したためか、白黒の無機質な模様が延々と続いているだけの広大な空間になっています。方向感覚を失うほどで、これは魔神を封印するための結界の一部であり、強力な古代魔術が使われています。
 グリムヒルデはこの層の最奥におり、少しずつ結界の白黒模様を魔力で中和して消しています。彼女自身は、多重魔法陣に捕らえられており本来の力は制限されていますが、侮れない行動力と魔力を秘めています。
 強ければ強いほど効果を発揮する結界で、ドーターなどには全く影響はありません。高レベルの特異者たちは、このフロアに入ると息苦しさと圧迫感を覚えるかもしれませんが、ペナルティはありません。
 グリムヒルデは、今のところこの階層から出てきませんが、幼女四天王とドーターたちに命じて上層階へと進出しようとしています。
 入り口付近はバリケードが設けられ、警備隊が何とか押しとどめているところです。
 

◎グリムヒルデの封印について。
 グリムヒルデは、人々が幸せに満ち溢れているなら再び眠りにつきます。
 それはともかくとして、今回は彼女を戦闘で打ち倒し、結界を張り直すことで封印できます。
 アリサ姫は、古代魔術を扱える術者を何人か派遣させますが、あくまで封印を修復するのみです。戦闘には参加しませんし、ストーリーにも影響してきません。護衛等も考慮に入れる必要はありません。


◎『イベント』について。
 この事件はRWO内のイベントです。
 任務に失敗しても、王国が滅びることはありませんし、イベント中に狩り取られた魂も返してくれますが、冒険者たちの評判は下がるかもしれません。
 グリムヒルデは不満のまま再び眠りにつき、またいつ復活して様子を見に来るかもしれません。
 

◎「ょぅじょ」について。
 グリムヒルデの攻撃を受けると、年齢性別関係なく「ょぅじょ」になります。この効果は抵抗することができますし、しないこともできます。
ょぅじょ」になっても能力は変わりません。 
 この効果は本シナリオのみです。


◎NPCについて。
 アリサ姫は、ガイドのみの登場で本シナリオには参加しません。彼女に対してアクションをかけることはできませんのでご注意ください。



幼女魔神☆グリムヒルデを封印する。 【現在のMC参加人数:20】

6

魔神軍勢と戦う。 【現在のMC参加人数:10】

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