クリエイティブRPG

舞い散る花のように――

リアクション公開中!

舞い散る花のように――
基本情報

マスター:朱坂理樹
ワールド:アルテラ
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2018年05月18日公開!

シナリオガイド

絶命を繰り返す街と少女達の物語

シナリオ名:舞い散る花のように―― / 担当マスター:朱坂理樹


「……ここ……どこ?」

 そこは薄い霧があたりに立ち込める中、リリィは表情一つ変えずぐるりとあたりを見回しました。
 古ぼけたレンガで作られた街並みと、霧を淡く照らす街灯にリリィはノスタルジックを感じました。
 ふと、もう一つの疑問が思い浮かびます。
「私……どこに行こうとしてたの?」
 リリィは何処かに行こうとしていたことは覚えていたのですが、どこに向かっていたのか思い出せません。

「あの……」
 首をかしげるリリィの背後から、若い女性が声をかけてきました。
 丈の長いワンピースに身を包んだ、リリィと同じくらいの若い少女がそこにはいました。
「やっぱり外の人!」
 その少女は強張った頬を緩ませ、嬉しそうにはしゃぎます。
 信じられないものを見るように喜ぶ少女にリリィは小さく首を傾げました。
「……へんなひと?」

   §

「――この街は何十回も繰り返してるんだ」
 ようやく話始めた少女はそんなことを真面目に話し始める。
「何回も何十回も、襲われて……気がついたら皆死ぬんだ」

 涙ぐむ少女にリリィはばつが悪そうに「襲われる?」と聞きます。
 そして、少女は淡々と答え始めます。
 この町は間もなくオーク達を初めとしたデモニス達に襲われること。
 まるで時間に捕らえられたかのように、その瞬間を……血で染まった街を少女は何十回も見たこと。


「でも、今日はいつもと違う……もしかしたら」
 少女は思い詰めたような表情でリリィの顔を見上げます。

「――おーい、エリカー!」
 向こうには少女と同じくらいの若い少年が、はにかみながらこちらへ手を振っています。
 胸当て、腰には剣を差していることから、兵士のようでした。
「私、行くね……あの子は幼なじみ……なんだけど、あの子も死ぬんだ

 今にも泣き出しそうな表情を浮かべたとおもうと、エリカは首を大きく左右に振り、駆け足で少年の方へと走り出しました。
 柔らかい風がリリィの頬をくすぐります。
「……花びら?」
 ふと、どこからか飛んできた、薄紅色の花びらが目の前に飛び込んできました。
 段作りになったこの街のてっぺんからそれは降り注いでるようでした。
 その花びらにリリィは心当たりがありました。
 少なくともその花は”もう咲いているはずがない”ものでした。

「私に……出来る事」
 リリィは静かにつぶやき、ゆっくりと歩き出しました。

担当マスターより

▼担当マスター:朱坂理樹

マスターコメント

初めまして。またはお久しぶりです、朱坂理樹です。
今回も精一杯頑張りますので何卒宜しくお願い致します!

今回のお話は謎多き、戦争が起きる街のお話です。
この街について知るも良いですし、予定調和を崩すも良いでしょう。

それでは早速、現在のお伝えできる限りの情報をお知らせ致します。

■このシナリオで起きる事と出来る事
 エリカも言ったように、この町は時を繰り返しています。
 ゆえに、エリカはこれから何が起きるか全てを知っています。
 リリィに伝えられたそれは以下の通りです。

 今から数時間後
 ・突然、固く閉ざされていたはずの門が開かれ、ゴブリンやオーク達が攻め入る。
  エリカ曰く「内通者が居た」「火事だ!」という単語がどこからか聞こえてくるとのこと。
 ・兵士の少年コリウスはエリカの前で殺されます。
 ・街中の人々は殺され、最後にはエリカも殺されます。

 上記の時間内で皆様の行動が出来る範囲は以下の様な感じになると思われます。(あくまで一例です)

 ①戦争が始まる前:調べ物をするなど
 ②戦争勃発~終戦:市民を守る、戦う等(少し行動が難しくなります)

 なお、シナリオの終着地点は終戦となります。

■皆様の立ち位置につきまして
 皆様もリリィと同じように、”気がつけばこの街にいる”所からスタートとなります。


■街について
 名前も分からない謎の街です。
 山に面して作られているため、段々になって街が広がっています。
 山の上からは地下水が流れており、綺麗な水が水路を伝って地上へ下っています。

 また、街の護りは鉄壁と言うほどの厚い塀が四方に広がって居ます。
 どうやら元々ここはゴブリン達に襲われやすい地域だったようです。
 なお、ゴブリン達が攻め入ってきたという門は段々になった街の下側に存在します。

 段々となった街の頂上には、薄紅色の花びらを満開に咲かせた大樹が鎮座します。

■リリィ達の行動について
~リリィ~
(前作登場:氷雪少女と獣達の遊び
 自分に出来る事を探すため、若くも旅をしています。
 パグとピグという獣を連れていますが、どうやらはぐれてしまったようです。
 街でこれから起きる事からエリカや街の人々を守りたいと考える反面。
 街中を回り、至る所に現れては、自分なりに理解、解決をしようとしています。


~エリカとコリウス~
 あと数時間でコリウスは兵士として、門へと向かいます。
 エリカは追いかけようとしますが、コリウスに止められはぐれてしまいます。
 いつも2人は別れ際に街の頂上にどっしりと根を張る、薄紅色の花を咲かす木の麓で再会を誓うそうです。その誓いが叶ったことはありませんが……。

 密かにエリカはコリウスを想って居ます。
 そして、コリウスもまたエリカの事を想って居ますが、その気持ちは互いに伝えられていません。

 エリカは変わった人々(特異者達)が紛れ込んできたことを喜び、今なら何か変わるかもしれないと、戦う決意をひっそりと抱いています。



街について調べる(戦争前に行動)

2

兵士を助けに行く(戦争時に行動)

3

その他

3