三千界のアバター

東都慕情譚

リアクション公開中!

東都慕情譚
基本情報

マスター:るう
ワールド:ガイア
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2018年03月05日公開!

シナリオガイド

少年がいつしか焦がれた、さる令嬢。その正体は――

シナリオ名:東都慕情譚 / 担当マスター:るう


 いつも、この道を通りすぎるあの令嬢。
 ハイカラなドレスを身に纏い、幾人かの付き人を従えた彼女の姿に、東都の下町の雑貨屋の息子、正(タダシ)少年は、いつしか憧れを抱くようになりました。

(色白の肌に、鮮やかな紅。それだけでも全身がそわそわするのに、あの大きな帽子の下に恥じらいがちに隠された瞳は、一体、どれほど美しいんだろう?)
 それを想像するたびに、少年の胸は高鳴ります。そして、それが変態的行為であると自覚しながらも、彼女の通った後の路端の残り香を、胸いっぱいに吸いこまずにはいられません。
 彼は、それだけでも十分に幸せだと考えていました。願うのは、せめてこの日常が、いつまでも続くようにということだけ。
 けれど……。

 ……そのささやかな幸福を噛みしめる日々は、いとも簡単に崩れさろうとしていたのです。

 店番中だった少年が聞いたのは、女性の悲鳴と、次第にざわつく通りの喧騒でした。
 何事かと彼もとび出てみれば、そこには互いにギアを抜き、争いあう人々の姿。そして……その中心に倒れこんだひとりの女性。
(あの人だ!)
 女性が、自らが焦がれる令嬢であることに、正少年はすぐに気がつきました。ですが……彼が最も驚いたのは、彼女が襲われていることよりも、倒れた拍子に落ちた帽子の下から覗いた、彼女の素顔の方だったのです!

 頭の上からとび出た三角の耳。金色に輝く縦長の瞳。
(異人だ……)
 人間と異人の確執の時代しか知らぬ少年は、おおいに竦みあがりました。彼にとっての異人とは、かつての「近すぎぬ隣人」ではなく、昨今の風潮にある「人の紛い物」なのです。

 恋い焦がれた女性のために、立ちあがらねばという想い。一方で同時、その守るべき女性に感じる得体の知れない恐怖。
 相反する感情の中に堪えきれぬ裏切りを感じつつ。少年にできるのは、ギアーズ・ギルドへと助けを求めに走ることだけでした。
担当マスターより

▼担当マスター:るう

マスターコメント

 どうも皆様、るうと申します。
 瑞穂皇国は東都の下町で紡がれる小さな恋の物語、皆様の手で上手く導いてやってください。

●登場人物
・正(ただし)少年
 下町の雑貨屋の少年です。
 令嬢に恋し、叶うなら近づきたいと思っていましたが、高嶺の花だろうと思って諦めていました。本人は気持ちを隠しているつもりですが、ご近所さんには完全にバレバレで、微笑ましく見守られています。
 今は、襲われる令嬢を心配するよりも先に異人である彼女に恐怖してしまった罪悪感に苛まれながら、皆様を現場まで案内したところです。

・令嬢(ハナ)
 猫獣人の異人です。身寄りのないところを高町子爵という華族に拾われました。
 異人排斥の流れも根強い中、子爵が異人であるハナを屋敷に住まわせるわけにもいかないため、子爵に少し離れた場所に家と従者を与えられ、時おり高町邸に通っています(正が見かけていたのは、その時の姿です)。
 上記のことは、ギアーズ・ギルドで簡単に調べることができます(特に調査のためのアクションを行なう必要はありません)。

・襲撃者たち
 子爵の愛人のひとりが、ハナが高町子爵の寵愛を受けていることを妬み、異人排斥派と結びついたものです。
 襲撃者たち自体は何も知らない傭兵ですが、近くに身を潜めている怪しい人影を追えば、愛人の邸宅に報告に向かうことが確認できるでしょう。
 愛人の関与を掴んだ後は、愛人の処遇は、高町子爵に任せておけば十分です(もっとも、皆様が何かアドバイスをするのであれば、子爵は参考にしてくれるでしょう)。

・高町子爵
 親異人派の華族です。元は異人排斥派だったようですが、以前、異人関連の何らかの事件に関わった後に、親異人派に転向したようです。
 野良猫のような生活をしていたハナを憐れんで引きとったのも、事件を思いだし何らかの心境が働いたためであるようです(ただし、事件とハナには何の関係もありません)。
 彼女の真の幸せを願っているだけでハナに惚れたことはないと、子爵は近しい人々に語っています……もっとも、彼女への贔屓が過ぎること自体は確かなのですが。
 上記のことは、子爵の近辺で調べればすぐに明らかとなるでしょう(こちらも、特に調査のためのアクションを行なう必要はありません)。

【1】襲撃者からハナを守る 難易度:3
 皆様が正少年の通報を受けて現地に到着する頃には、ハナの護衛はちょうど全滅するところです。
 襲撃者は、雷のギア(ハンドガン)の使い手が2名、炎のギア(刀)の使い手が2名。彼らを返りうちにし、ハナを守ってください。
 戦いながらであれば、ハナや正少年に声をかけることができます。

【2】逃げる襲撃者を追う 難易度:2
 現場の付近には、光と闇を操り隠密行動に長けた汽人が潜んでいます。彼を追いかけ、黒幕である愛人の関与を証明できれば、彼女と異人排斥派を法的に処罰することができるでしょう。
 このパートは、選択は必須ではありません。他のパート次第では、愛人らを処罰することまではできずとも、二度と事件が起こらないようにできるためです。

【3】正の恋の悩みを解決する・ハナの処遇を考える 難易度:1
 皆様が相談に乗ったり根回ししたりしてやれば、正やハナが幸せに暮らす手助けができるかもしれません。
 高町子爵は、ハナが幸せになれる形であれば、可能な限りハナの意思を尊重します。ハナさえ納得しているならば、皆様から彼に何かを働きかける必要はありません。

【1】襲撃者からハナを守る

3

【2】逃げる襲撃者を追う

2

【3】正の恋の悩みを解決する・ハナの処遇を考える

1