三千界のアバター

嘆きの果て

リアクション公開中!

嘆きの果て
基本情報

マスター:奥野 丁路
ワールド:ガイア
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2018年02月28日公開!

シナリオガイド

道を踏み外したウィザードと、その研究成果を確保せよ

シナリオ名:嘆きの果て / 担当マスター:奥野 丁路


スラム地区で、汽人達が暴走を起こし廃工場に立てこもりました。
今回の依頼はその鎮圧ですが、それとは別にやって頂きたい事があります。

「この写真の男を探してください。恐らく、この事件に深く関わっていると思われます」

痩せているが優しそうな表情の男性。
男性の前で椅子に座る、利発そうな少女。
二人の隣で佇むメイド服の汽人。
少女の足元に寝そべる、黒く艶やかな毛並みの大型犬。


何の変哲もない、幸せな家庭に見えます。

「彼は汽人修理が専門の、腕の良いウィザードでした。そこに写るメイドもスクラップ同然だったのを彼が修復したのです」

しかし、悲劇は起こりました。
突如暴走したメイド汽人によって、最愛の娘が命を落としたのです。
彼の妻は昨年病に倒れており、娘だけが彼の生きる理由でした。
暴走した汽人は彼の手で完全に破壊され、もはや原形すら留めていなかったそうです。

汽人が暴走したのは自分の修理に問題があったからではないか。
そう自分を責め続け、日に日に彼は塞ぎ込むようになりました。

しかし、ある時を境に、彼は明るさを取り戻していました。
いったい何が彼を立ち直らせたか、それを看過してはいけなかったのではないか。
彼の友人たちは悔やんでいるようです。

次に彼と思しき存在が目撃されたのはスラム地区でした。
無償で汽人の修理を引き受ける、腕の良いウィザードの噂が流れ始めたのです。
調子の悪い汽人達はこぞってそのウィザードに助けを求めたそうです。

そして、現在廃工場に立てこもる汽人達は、その彼と思しきウィザードと接触した者ばかりなのです。
我々は、恐らく彼の手で何らかの悪意ある仕掛けを施されたのだと推測しました。

その仕掛けの正体を確かめるため、我々は彼の研究室に調査班を送り込みました。
しかし、そこで調査班を待ち構えていたものは、想像すらしていなかったものでした。

獅子の如き強靭な体躯を持ち、蒸気を噴きながら響かせる獰猛な唸り声。
急所を守る鋼の外骨格と、それを補助するように取り付けられた動力部。
血の匂いが強く漂う漆黒の毛皮は、まさに地獄の底から這い出てきた怪物のようでした。。

それを見るなり調査班は即座に撤退したので力の程は未知数です。
報告書には『まるで、魔物を汽人のように機械化したようだった』と記されています。
それが事実なら、恐るべき相手だと考えるべきでしょう。

とはいえ、このままにしておく訳にもいきません。
彼の捜索、廃工場の暴走汽人の制圧と並行し、この謎の魔物の討伐と研究室の捜索も行って頂きたいのです。

不明な点は多々ありますが、これ以上混乱を拡大させる訳にはいきません。
無事に彼を捕縛し、全ての謎が解明される事を期待します。





担当マスターより

▼担当マスター:奥野 丁路

マスターコメント

かけがえのない幸せを失い、絶望した男はいったい何をしようとしているのか……

・ウィザードの捜索。
・スラムの廃工場の解放。
・機械化された魔物を倒し、彼の研究成果を調査。

3つの任務が完了した時、全ての答えが明らかになるでしょう。

・ウィザードの捜索について。
目撃情報を分析した結果、彼の居場所は次の3つの候補の内のどれかと思われます。

1.第一層、職人街。武器屋。
彼の研究室に居座る、機械化された魔物はこの店で購入した機材で武装しているようです。
仮にあの魔物が彼の研究成果だとすると、兵器の一種として取引するつもりなのかもしれません。

この推測が正しかった場合、彼は研究成果をこの店で売りさばくものと思われるので、張り込む価値は十分です。

2.第二層、妻と娘が埋葬された共同墓地。
彼が姿を消す直前、何度も墓地を訪れる姿が確認されています。
妻子の墓前に何事かを語りかけていたそうですが、その雰囲気は近寄りがたいものだったそうです。

彼の行動との関連性は不明ですが、直前の目撃情報である事を考えると、張り込む価値は十分です。

3.第二層、共に研究に励んでいた友人宅。
彼が暴走事故で娘を喪った後、友人でありながら助けになれなかった事を後悔しているようです。
彼の目的は不明ですが、協力者がいたとしてもおかしくありません。

ギルドへの報告義務を取るか、友人への情を取るか……張り込む価値は十分です。


・スラムの廃工場の解放について。
廃工場を占拠する暴走汽人は全て非戦闘型のメイド汽人です。
簡単な資材などで武装している可能性はありますが、その脅威度は極めて軽微と言えるでしょう。

スラム側からも、メイド汽人を破壊せずに無力化して欲しいと要請が届いています。
しかし、実戦の場においてはどんなイレギュラーが生じるかわかりません。
速やかにメイド汽人達を破壊して依頼を終わらせるもよし、破壊せずに無力化して廃工場を解放するもよし。
仮にメイド汽人を破壊する事を選んでも、それに対するペナルティは生じません。

なお、彼と接触した全ての汽人が暴走した訳ではなく、踏みとどまれた者も存在しました。
その者達からの証言によると、誰もが得体のしれない何かが彼の手掛けた部品から流れ込んできたと話しています。
これが事実だとすれば、彼が手掛けた部品さえ取り除けば暴走汽人達は正気を取り戻せるのかもしれません。


・機械化された魔物を倒し、彼の研究成果を調査について。
研究室に居座る黒い魔物ですが、非常に強力な個体であると推測されます。
調査班の報告書に記されているように、汽人化処理の施された魔物だとすれば……恐るべき相手だと考えるべきでしょう。

暴走しかけたメイド汽人の言う得体のしれない何かもこれに由来するのかもしれません。
もしかすると、彼が魔物に汽人化処理を施した可能性もあります。
しかし、仮にそうだとしたら、いったい何処から魔物を調達したのか……?
治安の良い地区に魔物が入り込むとも思えませんし、わからない事が多過ぎます。

蒸気機関と鋼の外骨格の連動により、高レベルの堅固さと敏捷さを併せ持つと予想されます。
また、体内の熱量だけで蒸気機関を稼働させられるほどの内燃機関も備えているようです。
単体ですが、極めて危険な相手です。戦闘が不得手であれば、ここには近寄らない事をお勧めします。

ウィザードの捜索

1

暴走汽人を鎮圧し、廃工場を解放

2

謎の魔物を倒し、ウィザードの研究室を解放

4