三千界のアバター

ワールドホライゾン

行け! 星くず劇団with素人!

リアクション公開中!

行け! 星くず劇団with素人!
基本情報

マスター:星野あめ
ワールド:ワールドホライゾン
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:1
文字数追加:不可

スケジュール

2017年10月05日公開!

シナリオガイド

舞台の設定を考え、出演までしちゃおう!

シナリオ名:行け! 星くず劇団with素人! / 担当マスター:星野あめ





 苦痛の表情を浮かべた男が胸を抑えた手の隙間から、真っ赤な鮮血が流れている。
 男は驚愕に満ちた表情で、自らの胸を、そして、目の前の少女を見つめる。

「な、なぜ―――」

 呆然と立ち尽くす少女の手には、血濡れのナイフが握られていた。
 ぼんやりとそれを見つめる少女が、やがて、自分がしでかした事に気づき震えだす。

「ち、違う……こんな事するつもりは!」

 カラン、と、少女の手から滑り落ちたナイフが音を立てる。
 
「―――ひ、人殺し……」

 よろよろと少女に向かって歩いてきた男が、力尽きてその場に倒れる。
 ピクリとも動かなくなった男の周りに、赤々とした血だまりが広がっていく。

「い、いやぁぁぁ!!」

 少女の叫び声だけが、辺りにこだまする―――。






「―――ハァイ、ちょっとストップー」

 しんっと静まり返った空間に、オーナーの声が響きました。
 その声を合図にしたかのように、血だまりの中に倒れていた男が、むくりと起き上がります。

「え、俺何か間違えましたか?」

男の不満げな顔に、オーナーが観客席から立ち上がりました。

「なぁんか、ぱっとしないのよねぇ。演技は悪くないんだけど、ストーリーがどうもねぇ……」
「今更そんな事を言われても。秋の芸術祭はもう二週間後に迫ってるんですよ」

 あきれ顔でため息をつく少女。

 『星くず劇団』は、ワールドホライゾンの広場で行われる公演に向けて、演劇の練習をしていました。
 脚本もとっくの昔に出来て、役者の配役も決まり、練習もバッチリで、後は通しの練習をして本番に備えるだけの段階まで来ていた。―――のですが。

「設定が平凡すぎるのよねぇ。もっと個性的で、刺激たっぷりの物が観たいのよねぇ」

 ―――でたよ。オーナーの悪い癖が。
 苦笑しながら顔を見合わす劇団員達。
 このオーナー、やり手だが少々癖が強い人物でもありました。
 作品への異様なこだわりは特に有名で、構想の段階でボツにされた脚本は千を超え、気に入らなければ本開演直前でも、ストーリーの内容を変更させる。
 彼のこだわりのせいで開演が延期になるのはザラでした。

「いや、昨日まではこの脚本は素晴らしいと言ってたじゃん。手のひら返しすぎだろ」
「血のりまで使って練習したのに。あれ、掃除大変なのよ」
「もう本当勘弁してくれ。今から脚本書き直しとか、絶対間に合わない」

「……あらぁ? なにか言ったかしらぁ?」
「「「……なんでもありませーん」」」

 ひそひそと小声で愚痴る劇団員達でしたが、満面の笑みを浮かべたオーナーの圧には勝てない様でした。

「とにかく、脚本、全部作り直してちょうだい」
「いやいやいやいや! 無理ですって! 多少の修正ならともかく、後二週間で一からストーリーを作るとか! 私一人でどうしろと?!」

 星くず劇団で舞台脚本を担当するリーナが、青ざめた顔で慌ててオーナーの前に飛び出します。

「ダイジョブダイジョブ。あなたならできるわ、リーナ」
「投げやりすぎません? せめて、もう一人くらい脚本を……」

 リーナが辺りを見回すと、劇団員たちはさっと目を反らしてしまいます。

「この劇団に脚本家はあなた一人しかいないでしょ? ……でも、そうねぇ……。あ、良い事思いついたわ! 脚本の設定を、素人ちゃんから募集しましょ!
「ええ!? 何言ってるんですか!」
「そうだわそうだわ。素人ちゃんから色々案を募集して、それをあなたがストーリーにまとめるのよ! なんて刺激的なのぉ~」
 
 一人悦に入り出したオーナーの言葉に、黙っていないのが役者達でした。

「わ、私達は反対です! 素人が作った話を演じるなんて……キャリアに傷が付きます!」
「あらそう。じゃあいいわ」

 予想外の返事に、肩透かしを食らった気分になる役者たち。
これまで自分の主張を一度も曲げたことのないオーナーが、とうとう妥協という言葉を覚えてくれたのか。
劇団員達のそんな淡い期待は、オーナーの次の言葉であっけなく砕かれてしまいました。

「演技もその素人ちゃん達にやってもらうから。いいわねいいわね! 今までにない、エキサイティングな物が出来そうだわ~♪」

 しぃんと静まり返る劇場内。
 しかし、その静寂は劇団員たちの凄まじい悲鳴で破られました。

「エエエエエエェェェェ!!!」


 

 こうして、星くず劇団員たちは、オーナーの無茶ぶりに答えるため、早速シナリオを作ってくれる人物を探し始めるのでした。


担当マスターより

▼担当マスター:星野あめ

マスターコメント

 こんにちは、または初めまして!
 星野あめと申します。

  
 今回は私にとって初となるワールドホライゾンを舞台に、これまた初となるほのぼの系の気楽なシナリオを公開させて頂きました!
 最近ずっとシリアス系のシナリオばかり書いて、たまにはこういうのも書きたくなって(笑)
 私が書いているもう一つのシナリオ、【憎しみを抱いて】シリーズの続編はもうしばらくお待ちください!



 さて、夏が終わり、秋がやって来たという事もあり、ワールドホライゾンの広場では『秋の芸術祭』なるものが開催されるようです。
 そこで公演する予定の『星くず劇団』が、少し困った状況に陥っている様です。
 こだわり屋で頑固なオーナーの無茶ぶりにより、なんと、素人の間からシナリオの設定を募集し、しいては演技までさせようというのです。

 皆さん、この企画に素人として応募し、オーナーのわがままに四苦八苦する劇団員たちを助けてあげてくれませんか?

 皆さんがこのシナリオで担当するのは、シナリオや出演するキャラの設定を考える事と、考えた設定を元にリーナが作ったシナリオを、役者として自らが演じる事です。

 では、『星くず劇団』が出した募集要項を元に、詳しい説明をしていきます。


【設定について】

 以下の①~⑩までをアクションに書いて提出してください。

 ①主人公の名前
 ②主人公の性格
 ③主人公の口癖、癖など
 ④主人公の能力など
 ⑤シナリオのジャンル(アクション、恋愛、SF、ファンタジー、ホラー、学園物など)
 ⑥シナリオの傾向(ほのぼの、シリアス、ドロドロ、など)
 ⑦世界観(どういった世界で、どういった生き物がいるかなど)
 ⑧ヒロインの名前や性格など
 ⑨敵キャラの名前や性格、能力など
 ⑩その他自由設定

 なお、すべて埋める必要はありません。
 書きたい番号のみでも結構です。


【シナリオの作り方】

 脚本を書くのはリーナがやってくれますので、上の設定のみを考えてください。
 提出していただいた設定の中から、①~⑩それぞれバラバラに抽選して、完全にランダムで選出したものを元に、シナリオを描いていきます。
 (①はAさんの案、②はBさんの案、③はCさんの案と言った具合に)
 なので、ほのぼの系ホラーとか、ドロドロ系青春物とかになる場合もあります(笑)


【出演について】

 配役も完全に抽選で決めます。 
 基本的には、主人公、ヒロイン(男女関係なく)、悪役、があり、シナリオの内容によって他の役も増えていきます。
 ランダムで決まるので、望んだ配役にならない事もありますのでご了承くださいm(__)m
 なお、今回のシナリオは基本ギャクテイストが強めです。
 ギャグキャラにしてほしくない方は、アクションに書いて頂けると対応します。


【NPC】 

 リーナ
 星くず劇団の舞台脚本担当。真面目な性格で、これまでオーナーの無茶ぶりの的になり続けている苦労人。アドリブ力が高い。なんだかんだでオーナーの事は尊敬している。

 オーナー
 やり手だがこだわりが強すぎるオーナー。芸術家肌で自分勝手な性格だが、不思議と憎まれない人。ちなみに男。


【アクションパートについての注意】

 『舞台に出演しない』のパートを選んだ場合、シナリオの特性上、出演する方に比べどうしても描写量が少なくなってしまいます。
 そちら、ご了承頂ければ幸いですm(_ _)m
 そちらのパートを選んだ方には、観客や裏方など、舞台の表には出ない様に配慮させて頂きます。




 
 長くなりましたが、以上となります。
 今回のシナリオは、個人的にはかなり挑戦的なものなので、どうなるか不安でもあり、楽しみでもあります。
 どうか皆さん、あまり枠にとらわれず自由な設定を考えて頂きたいと思います!
 
 どうぞよろしくお願いします!

 

舞台に出演する

1

舞台に出演しない

1