クリエイティブRPG

今夜のディナーは俺か!?お前か!?

リアクション公開中!

 0

今夜のディナーは俺か!?お前か!?
基本情報

マスター:まりるり
ワールド:ブランク
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2017年04月12日公開!

シナリオガイド

食うか食われるか!恐怖の食料調達!

シナリオ名:今夜のディナーは俺か!?お前か!? / 担当マスター:まりるり



荒れ果てた大地に瓦礫と化した建物の残骸が広がる世界、「ブランク」。その世界の片隅に幼い子供たちが集まる小さなハイドホームがありました。

「おにぃちゃん、おなかへったよぉ~」

綿が少し出たぬいぐるみを抱えた少女が自分より頭一つ高い男の子の服の裾を引っ張ります。

「あぁ、ごめんな。お腹すいたよな。今にぃちゃんが何とかしてやっから待ってな」

男の子が少女の頭を撫でます。

「でもリーダー、ここいらの食料は可能な限り全部集めたっていってたじゃんか」

少女と同じくらいの少年がムスッとした顔で男の子に問いかけます。

「可能な限り、だろ? まだ、心当たりはあるってことだ。おい、チビ、おれは出かけてくっから、留守の間はおまえがリーダー代理だからな」

そういうとリーダーと呼ばれた男の子は少年の頭をぐちゃぐちゃに撫で、昔は扉があったであろう場所から出て行きました。

リーダーと呼ばれる男の子は今やそこそこの数が幼子が集まった我が家を振り返り、そして家の中で自分をポカンと見つめる少年に声を発さず言いました。

――頑張れよ――



「……リーダー……」

背を向けて去っていく少年に、少女が心配そうな顔で問います。

「おにぃちゃんは、ちゃんと帰ってくるよね?」

「もちろん。だってオレ達のリーダーだからな」

少年は少女を心配させないためにそう言います。

(信じていないわけじゃないけど、やっぱ心配だな、リーダーはきっと恐らく……)

窓だったのだろう場所から少年は濁った空の彼方を見据えました。そして、決心をしたように頷くと

「オレ、誰か戦える人がこの辺に居ないか探してくる!」

そう言って、少女を残し走っていきました。




担当マスターより

▼担当マスター:まりるり

マスターコメント

今回のシナリオの目的は「リーダーと呼ばれる少年の手助け」となっております。

舞台はブランクの荒れ果てた大きな廃墟。

残り少なくなった食料を調達するために旅立ったリーダーと呼ばれる少年は拠点より東にかまえる大きな廃墟に向かったのだと家を任された名無しの少年は言います。

以前からそこには貴重な食料をため込んでいるギガンティックがおり、食料目当てにやってくる子供を次々と捕食しているらしいのです。

戦闘が得意ではないリーダーはおそらく物陰に潜みながら、食料だけを取ってくるつもりだとは思いますが、例えば成功したとしても、そのギガンティックが食料が減っているのに気づき暴れ出したらここも安全では無くなるのではないかと心配とのことです。
腕に自信があるのならば、ギガンティックも討伐してあげてはいかがでしょうか?




◆リーダーと呼ばれる少年について
 彼はジーニアスとして、機械のような冷静さと持ち前の高い知能を有しています。
しかしながら運動能力は人の平均以下。石が多ければこけますし、あまり大きなジャンプとかも苦手な様子。
 ギガンティックには目もくれず、食料を優先して探すようです。  



◆ギガンティックについて
 子供たちを捕食することに楽しみを見出したらしい人型のテュポーン。
 食料のある建物を徘徊しては、それを取りにやってくる子供を捕食しています。
 どうやら耳がいいらしく、薄暗い廃墟の中の少しの音を聞き逃すまいとかなりゆっくりの速度で歩いています。
 ですが、いざ戦闘に入るとごつい体の割にはかなりな俊敏さで動きます。
 
 攻撃は腕力を生かしたメガトン級のパンチ。大きな柱でも粉々にすることでしょう。
 うっかり捕まってしまうものならそのままパクリと美味しく頂かれてしまうことでしょう。
 また、手が届かない場所で音が鳴ると、近くの瓦礫を思いっきり投げて廃墟への侵入を止めるようです。

 防御力はさほどたかくありませんので普通であれば腕に自信があるものが少し集まれば勝てるでしょう。ですが根城が脆い廃墟ですので、力任せに暴れたり、暴れさせたりすることができないので討伐の難易度が跳ね上がり、今だ放置されている状態です。
 本人もそれは分かっているのか頭に血が上らない限り力をセーブし、廃墟の中で戦うでしょう。
 

  
◆舞台の大きな廃墟について
 昔は大きなホテルだったのであろうそこはたくさんの部屋や長い廊下、大きな宴会場、地下にはワインセラーまであったようです。
 薄暗いうえ、壊れた机や椅子、ベッドなどなど隠れる場所には存外困らないでしょうが、そこここに散らばる小石や、砂利のせいで耳のいいものにはすぐに居場所がばれてしまうことでしょう。
 ましてや、ここは大きな廃墟。あまり暴れすぎて壁や大きな柱なんかをつぶしてしまうと廃墟ごと瓦礫の山と化すことでしょう。崩壊に巻き込まれればひとたまりもありませんので気を付けての行動、戦闘をおすすめします。
  

ギガンティックと戦う 【現在のMC参加人数:6】

3

食料を探す 【現在のMC参加人数:3】

2