クリエイティブRPG

炎を纏いし悪鬼に襲われた街

リアクション公開中!

炎を纏いし悪鬼に襲われた街
基本情報

マスター:朱坂理樹
ワールド:アルテラ
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2016年09月07日公開!

シナリオガイド

炎か街人達自身の手か、彼等と街の運命は如何に!?

シナリオ名:炎を纏いし悪鬼に襲われた街 / 担当マスター:朱坂理樹




「ふう……」
 
 宿屋に入ると、ユミ・ハーマインは深いため息をつきました。
 未だに実態すらつまめずにいる黒服集団を追いかけて数ヶ月は立とうとしていました。
 ただ、親しい人を殺された恨みを秘めながら、追いかける以外出来る事がありません。
 
「た、たいへんだ!! 火事だ!!

 突然外の声に窓を見たユミは、驚きました。
 夜のカーテン越しに見える町並みは、居たり所から朱い炎が立ち上っていました。

「にっ、逃げ──ぐぁっ!」

 ただの火事ではありません。
 次々に聞こえてくる、住民たちの悲痛な悲鳴に、それをユミは確信しました。
 側に置いてあった古びた剣を手に取り、外へ飛び出ると、
 まるでユミを待っていたかのように、女が一人立って居ました。
 
 黒いローブに身を包んだ女。紛れもなく、あの集団の特徴そのものです。
 ユミは剣を強く握りしめると、たちまちその女へと剣を構えます。

「……あなたがこれを……」
「ふふ、楽しいわよ。炎をひとたびおこすだけで、あちこちで苦しい声が沸き上がるもの。聞こえるでしょう? こどもの今にも死にそうな悲鳴──」

「っ!!!」

 飄々とした態度を取る女に、ユミは思わず怒りに身を任せ剣を振り上げます。
 が……、ユミはあっさりと炎の固まりに襲われ、壁へと打ち付けられました。

「ふふ、若い。若いわよあんた。それにあんたの相手はまだ私じゃないわ。さあ、お前達!!」

 女性はにやりと笑みを浮かべ、声をあげると、10人程度の町人達がじわり、じわりとユミに近寄ってきます。
 生気の無い街人達の目に、ユミはすぐに状況が飲め込めました。

「ぐっ、また……また操られてるの?

 街人達のうつろな目に、ユミは心当たりがありました。
 それは以前、救えなかった街、フラダスでも見た、自我のない操られた街人達そのものでした。

「ああ、たまらない。たまらないわよ、お嬢ちゃんのその絶望する顔。もっとよ……もっと絶望しなさい!」
「ま、待ちなさい!!」

 気味の悪い笑い声を上げながら、女性はふわりと宙へ浮かぶと、瞬く間にその姿を闇へと消してしました。
 呆然とユミはその場に立ち尽くしました。

「また、町の人達が……」

 ユミは助けられなかったフラダスの事を思い出します。
 また、同じ結果になれば、という恐怖に煽られ手が震えるのを感じました。

「……ううん! 同じ轍は踏まない!!」

 ユミは弱い心を押し戻し、強い意思で次こそはと立ち向かう決心をするのでした。
 はたして、ユミは今度こそ町を救い出すことが出来るのでしょうか?

担当マスターより

▼担当マスター:朱坂理樹

マスターコメント

 お久しぶりです、または初めまして。朱坂理樹と申します。
 今回も精一杯皆様に楽しんでもらえるよう頑張りますので、よろしくお願いいたします!

 今回は炎に包まれ、逃げ惑う街人達であふれた街。
 このまま放って置けば、死者の山は大きくなるばかりでしょう。
 ユミはそれを避けるため、また自分のため、首謀者を追いかけます。
 

■概要
 皆様(特異者)は、街の中、外問わずスタートが可能です。
 ただし、街の中はいたるところが炎で包まれており、どこへ行こうにも炎を消すなど、
対処しなければ進むことが困難となっております。

 そのため、炎に囲まれ逃げ遅れた街人達も多く、誰彼かまわず助けを求めています。
 また、ある街人達は自我を無くし、殺し合いをしているという話も入っています。
 どちらも放って置けば、大量の死傷者が出ることは免れないでしょう。

■炎上する街と操られる街人達
 商店街や民家のあるちょっとした待ちです。そこそこ広く、また入り組んだ町並みをしています。

 そんな入り組んだ町並みが原因か、炎はたちまち広がり、炎は通路まで及び、逃げる街人達を惑わせています。
 大規模な炎であるため、少しの水での完全鎮火は困難を極めることが予測されます。

 また、この炎を見つめたことで、街人達は自我を失い、身内をも傷つけているという情報も入っています。
 中には自殺まがいの事を行う街人まで現れているようです。
 あくまで、街人達での話ですが、気をつけなければ、特異者達にも何ならかの影響があることは間違い無いでしょう。

■不穏な影?(敵について)
 街人達を襲っているのは火事操られた街人達だけではないようです。
 黒く、大きな獣が、鋭い爪で襲いかかってる……らしいとの情報があります。
 首謀者が操る獣である可能性が高いですが
とてもすばしっこく、捕らえるのは困難ですが、警戒するに超したことはないでしょう。

■ユミの行動目的
 ユミは極力、街の人達を助けつつ、この事態を止めようと考えています。
 そして、「今度こそは黒服集団の一味である首謀者から、ボスの居場所などを聞きだしてやる!」とも考えているようです。
 どちらにしろ、街の人々を助けるためには協力が必要であり、道中知り合いを見つけては協力をお願いして回ります。

■簡単な前回のあらすじ
(前作:へっぽこ子供探偵の居る町と不穏な影
 とある町で休んでいると、大事なペンダントをローブ姿の男に盗まれてしまいます。
 ローブ姿にユミは追いかけていた黒服集団だと思い、恨みを連ねていきますが、
 本当はただの貧しい盗人でした。
 小さな探偵2人組のお陰で、ペンダントは無事手元に取り戻し、ユミは旅を続けるのだった。

■各キャラクターについて
~ユミ・ハーマイン~
 まだ14歳になったばかりの小さな女の子です。
 神聖騎士団の凜々しい姿にあこがれており、自分も神聖騎士団になれればと思っているようです。
 街を壊し、殺し、親しかった師匠の友人までを殺した、黒服集団達を追いかけ、旅を続けます。

街の人々を助ける

2

首謀者を追いかける

3

その他

2