クリエイティブRPG

ユグドラシル

蠢く樹界

リアクション公開中!

蠢く樹界
基本情報

マスター:天ノ土竜
ワールド:ユグドラシル
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2014年06月18日公開!

シナリオガイド

闇を奏でる悲しい音色を消す事はできるのか

シナリオ名:蠢く樹界 / 担当マスター:天ノ土竜

 多数の樹冠都市が存在する世界樹ユグドラシル——竜や巨人、様々な種族が共存する混沌とした世界です。

 巨大な枝葉が絡み合うように広げられたその上に、交易等で栄える大都市がある一方で、片隅でひっそりと小規模な産業を営む小さな村や町もあります。
 迷宮や樹木の裂け目を通る街道が複雑に結びつき、それぞれの空間で人々が寄り添い合い、時には争い合いながら生活を営んでいます。

 坂本 一輝は、その中の小さな集落が突如大量の虫による襲撃を受けているところに出くわしました。

 地表を、大木の幹を、頭上の枝を埋め尽くすようにダーウオルムというムカデに似た生物の軍団が這いまわります。
 戦闘態勢に入ると目が赤く光り羽根を出して飛行状態で襲って来る厄介な虫です。
 一体一体は体長50センチ程で大した強さはないですが、数が多過ぎます。
 ただ一定の個体数が倒されると、一斉に引き上げる習性があるようでした。
 何とか坂本が加勢してそれらの虫を追い払うと、人影がこちらを見ていることに気がつきました。

 それは一人の少女でした。
 銀髪の長い髪と白い衣装以外の部分は、左の片目を除いて口元まで全身包帯を巻き付けています。
 少女は坂本の視線に気付くと、森の奥に姿を消しました。


「その少女はチェルムといい、優秀な巫女の家系の娘だった。今は英霊崩れのゾーランドという男と暮らしている。あまり人前に出て来ないのだが……」
 困りきった顔で、集落を統括している領主は坂本に話しました。
 虫に襲われた若者らは手当を受けていますが、虫の毒で肌が腫れ上がり、とても辛そうです。
 領主は若者達のために、と自分が持つ解毒剤を差し出しました。でもその若者は断りました。
 自警団のリーダーである、【エインヘリアル】のブルーファスという精悍な面持ちの青年です。
「できるだけ、子供や弱い者のためにとっておいて欲しい」
 解毒剤はとても高価で村にとって大切なものでした。

「以前、彼女の一族の集落と畑が虫に襲われて、チェルムだけが生き残った。あの子自身が虫を憎んでいるはずだ。それをあのゾーランドが利用しているんだ」
 そうチェルムを知る村の者もため息をつく。
「とても優しい、美しい子だったが……」
 家族を失い、チェルム自身毒に犯されて全身の皮膚が爛れてしまったそうです。
 そのチェルムを救ったのがゾーランドでした。
 ゾーランドはダーウオルムの研究をしていて、医師としての腕もありました。
 ただ、領主ら周辺の村が彼の知識を頼っているうちに、自分の意見をいろいろと主張するようになり、村を支配しようとしました。
 村人は次第にゾーランドと距離を置くようになりました。

 その頃から、ゾーランドの指示に従わない者の畑や作業場が、虫の襲撃を受ける事態が起こり始めました。
 その時いつも周辺に、滅多に人前に出ないチェルムの姿がみられました。
 村人がチェルムが高い木の枝の上に立ち、口元から僅かに漏れる呼気でフルート状の細い銀の笛を鳴らしている姿を目撃しました。
 どうやら笛の音で虫を操っているようです。

「このままではいつか、私の村全体がダーウオルムの襲撃を受けるかもしれない」
 領主はゾーランドとチェルムを殺すしかないと考えているようでした。
「彼らがダーウオルムを操っているという証拠はない」
 ブルーファスがきっぱりとそう言うと、領主は慌てて口を閉ざしました。

「ただ、ダーウオルムは体長が2メートルにまで成長するものがいる。大型のダーウオルムも、最近急激に増えている。早くなんとかしなくてはいけない……」
 ブルーファスはそう言ってため息をつきました。
「に、2メートル……」
 嫌なものを想像して坂本は身震いしたのでした。

担当マスターより

▼担当マスター:天ノ土竜

マスターコメント

よろしくお願いします、天ノ土竜です。

ダーウオルムに知性はありませんが、集団で行動する習性があります。
元々はゾーランドがダーウオルムの研究をしていましたが、今は村の研究施設を追われて何をしているかはわかりません。
一匹ずつの戦闘能力はたいしたことはないのですが、何より精神的に受けるダメージが大きいことと、巻き付かれて噛み付かれると肌がただれ、痺れが来ます。
若者や体力がある者は自然に回復できますが、小さな子供や病人が噛まれると死に至る事もあります。
獲物は痺れさせられて巣穴に持ち帰られ、幼虫に与えられます。ただ生きている間は食べないようです。
毒を中和する薬がありますが、非常に高価なうえ、ダーウオルムの襲撃が増えて数が足りない状態です。
村では領主が業者から解毒剤や虫除けを買い取って村人に配り、なんとか対策をしています。

駆除する方法は巣の中の卵を焼き払うことです。
ただダーウオルムが繰り返しこの村を襲撃するのにはやはり何か理由があるようです。

情報を集める

2

村を襲撃から守る

3

ゾーランドを説得する

3