クリエイティブRPG

呪いの唄声

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呪いの唄声
基本情報

マスター:RED
ワールド:アルテラ
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2013年09月10日公開!

シナリオガイド

深夜に聞こえるという悲しげな唄声。噂の真相やいかに?

シナリオ名:呪いの唄声 / 担当マスター:RED



 湖の街、ラクス。

 この街で最近、真しやかに囁かれる噂がありました。

 何でも、深夜になると誰もいない広場から悲しげな唄声が聞こえてくるというのです。

 実際にその唄声を聞いた者の話では、「唄声?」と思った次の瞬間には足が勝手に動き出し
 
 気付いた時には広場へと続く橋の上に立っていたそうです。
 
 橋の上から身を乗り出して―――既の所で意識を取り戻さなければそのまま湖に飛び込んでいただろう、と。


 『一月前に湖へ身を投げたアーライルの娘だ』

 『あの事件、本当は殺人だったんだろ?』

 『雇い主と揉めてたんだって。まだ若い子だったのにねぇ…』

 『きっと湖に沈められた娘が今際の際に呪いをかけたんだよ』

 『今に犠牲者が現れる、水中に引きずり込まれる者が現れるぞ』


 巷ではそんな噂が立ち、今では日が落ちてから広場に近づこうとするものは一人としていません。

 自警団も調査を始めましたが、何分実害が出たわけではないので、

 街の警備や悪人の取り締まりが優先されあまり調査は進んでいない様子です。



 ――さて、『呪いの唄声』と名のついたこの噂。どうか皆さんの手で真相を暴いてください。


  * * *


「まったく、あの噂のせいでお客さんめっきり来なくなったじゃないっ!」

 広場で屋台を出しているアーライルの少女、プリシラが叫びます。

「あーもう頭にきた! 呪いだか何だか知らないけど、こんな迷惑な事件、私一人で解決してやるわよ!」

 武術経験も何も無い彼女は、屋台で料理をするのに使っているナイフを懐に仕舞うと、ひとり呪いの真相を突き止めるため行動を開始しました。

 そして歩き出してすぐの事。

「あれ、おっちゃん今日も休み? 昨日も一日店閉めてなかったっけ?」

 近くの酒場の主人が通りがかったので、少女は声を掛けました。

 しかし彼は酷く狼狽した様子で、

「だ、だからどうした! そんなことお前には関係ないだろう!! 俺に話しかけるな!!」

 声を押し殺して叫び、酒場の主人はいそいそと自分の店に戻っていきました。

「何よ、相変わらず愛想悪いわねぇ…。ま、いいや。あんなのに付き合ってるヒマは無いもんね!」

 気持ちを切り替え、プリシラは意気揚々と歩き出しました。


担当マスターより

▼担当マスター:RED

マスターコメント

 以下、ガイドの補足です。

・広場の周囲には多数の酒場やカフェが存在します。
 昼間はどこも賑わっているのですが、件の噂のせいで夜のお客の数が減り、売り上げが落ちて皆困っている模様です。
 あきらめて夜は閉店する、呪い騒動に乗じて魔除けの品を開発するなど、どの店も何かしらの対策を採っているようですが、
 どうやら一件だけ、プリシラがすれ違った酒場の主人は噂が流れ始めてから昼間も店を閉めたままのようです。
 
 ちなみに、カフェや酒場ではアルバイト員を随時募集中です。
 屋台も結構な数が並んでいますので、買い物したり食事したり、逆に屋台を出して商売するのも良いかもしれません。


・広場の近くには街の区画と区画を繋ぐ、小さな橋があります。
 噂の唄声を聞いた者は皆ここへ引き寄せられたといいます。
 橋の近くには下水道に繋がる通路がありますが、スリやごろつきが根城にしているようで、一般人は近寄ろうとはしません。
 ここを調べる場合は多少の戦闘は覚悟したほうが良いかもしれません。

 尚、プリシラは橋の周囲を調べた後、下水道に向かった模様です。
 彼女はナイフを持っているものの、戦闘経験は皆無です。ごろつき達と遭遇した場合勝てる可能性は無いに等しいでしょう。

広場の酒場でアルバイトをする 【現在のMC参加人数:4】

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プリシラと行動 【現在のMC参加人数:5】

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一月前の事件について調べる 【現在のMC参加人数:5】

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呪いの唄声の餌食になる 【現在のMC参加人数:6】

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