『ダブルフェイスゲーム』のグランドシナリオ
「ダブルフェイスゲーム ~完結編~」をお届けします。
このシナリオは、これまで展開してきたバイナリアの、
●トリガークエスト
「ダブルフェイスゲーム」第1~16話
●パブリックシナリオ
ファースト・ミッション
ムーンライト・ミステリーツアー
月に嗤う 前編
月に嗤う 後編
黄金の林檎は永遠に 前編
黄金の林檎は永遠に 後編
「破壊の女神」奪還作戦
「破壊の女神」起動作戦
エージェントたちの一日
の状況・結果を踏まえた上での最終的なシナリオとなります。
ただし、最低限の情報は本ガイドのみで分かるようになっておりますので、
最近始めたばかりの方も、これまでの経緯が分からない方も、ぜひご参加ください!
■本シナリオの結果とその影響について
本シナリオの結果によって、
・東西オデッサの状況
・三千界との関わり
・今後の新世界での展開
に大きな影響が出てきます。
■シナリオへの参加について
本グランドシナリオは、
MCの基本参加料は無料となります。
LC・フェローの追加や、文字数追加する場合は、別途ポイントが必要です。
ただし、グランドシナリオではリアクション本文への
キャラクターの採用・不採用がございます。
参加締切は
【2021年12月19日10:30】、
アクション締切は
【2021年12月20日10:30】です。
また、周辺情報を扱った関連クエストが、
【2021年12月11日】【2021年12月14日】【2021年12月16日】
にリリース予定です。
お楽しみに!
■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加されるともれなく、
・EXP:5700
・G:3000
・社会性:1
が参加キャラクター毎にプレゼントされます。
※LCを参加させている場合、LCも同じ報酬を受け取ることができます。
※フェローを参加させるとMC・LCの報酬社会性が+1されます。(フェローを何名参加させても+1となります)
また、課題から
・EXフェロー『アンナ・ミハイロヴァ』
・エージェントポイント
を課題から取得することができます。
※エージェントポイントは参加アカウントごとに1つまでとなります。
また、シナリオで活躍された方にはチケットアイテム「A機関アチーブメントパス」や、
“遺産”の支給などの報酬が出るかもしれません。
■基本的な状況
バイナリア大陸の東陣営と西陣営の“見えない戦争”の最前線、東トリス。
謎に満ちた壁を取り払い、東西の和平による終戦を目指し組織された『A機関』は、
戦争再開を望む強硬派や、壁を造った“A”の遺産を狙う者たちといった障害を出し抜くべく、
市内にエージェントを送り込んでいました。
東トリスを中心に、表社会の人々にも危害を及ぼすようになった闇組織『純血同盟』。
A機関は彼らを敵と定め、時に表から、時に裏から対処してきました。
同盟はもちろん、秘密警察である保安局にも
A機関の存在やエージェントであることを悟られないよう立ち回っています。
A機関という名こそ知られていないものの、保安局は自分たちに先んじて動いている組織の影を感じ、
諜報員狩りの特殊部隊、チェルノボーグを動員。
共通の敵である純血同盟を共に排除しつつも、数度交戦となりました。
そうした中で、市民に親しまれている再生公社に暗部があり、純血同盟を利用していることを掴みます。
裏で状況をコントロールしていたのは、ホロという人物でした。
彼はナンバーズと呼ばれる戦時中に作られた強力な人工種族の中でも特に危険とされる原初のヴァンパイア、
被検体六号を確保し、カーミラと名付けて側におきました。
ホロの正体はかつてA機関のエージェントで、夜鷹の相棒だった渡鴉です。
元々彼は公社のスパイで、自身の死を偽装して公社に戻りました。
同盟を利用し秘密裏に『バイナリア大陸再生計画』を進めていたホロですが、
チェルノボーグと協力した夜鷹によって公社の闇を暴かれ、A機関との交渉も決裂。
実力行使に踏み切ります。
ホロによって東トリスは混乱に陥ってますが、奇しくもその状況は西オデッサの強硬派にとって好都合なものであり、
密かに東オデッサの侵略を始めようとしていました。
■アクションパートについて
バイナリアのパブリックシナリオは、
状況に応じて「表の顔」と「裏の顔」を使い分けて参加するものとなっています。
アクションパートにはどちら向きか、あるいは両方問題ないかが記載されていますが、
こちらはあくまで推奨であり、強制するものではありません。
詳細はワールドガイドの
「★バイナリアのパブリックシナリオとアクションパート」をご覧下さい。
各パートには任務目標がありますが、
そのためのアプローチはある程度自由に行うことができるようになっています。
ただし任務とほとんど関係ない行動の場合、実行前に止められる、注意・警告が入ることがありますので、
シナリオ目的から外れ過ぎないようご注意下さい。
【1】【裏】“月”に向かう 難易度:8
任務内容:月から“A”や“壁”についての情報を持ち帰れ
特別ミッションの結果、月への道が開かれました。
転移先は月面に作られたと思しき研究施設であり、人気はありませんが、現在も稼働しています。
セキュリティは生きており、警備システムやドローン、さらには戦闘用に調整されたサイコアニマルも現れます。
施設内は地上と同じように活動できるものの、魔素濃度が非常に濃くなっており、
汚染対策がなければ長時間いられない環境となっています。
※設定上人間以外の人工種族はある程度の魔素耐性を備えていますが、
種族特性を発揮するためには基本的に対応する耐性系のスキルやアイテムが必要となります。
なお、アバターごとの魔素耐性スキル・アイテムがあれば特に問題ありません。
A機関に一切データが存在しない場所ですが、ノウ・フェイスはここで生まれた(実験を受けた)らしく、
ある程度施設内を把握しています。
本来であればA機関以外がゲートを繋ぐための座標は知らないはずですが、
保安局チェルノボーグの大佐は月光園の東オデッサ軍旧施設で手掛かりを得て自力で導き出したようで、
ダニール伯爵は何らかの遺産の力でゲートに割り込み、無理矢理相乗りして通ってきたようです。
ダニールは月光園から姿を消した時と違い、竜の尻尾が生え、身体も部分的に覆われた竜人のような姿となっています。
また、少しだけ若返っています。
大佐は右目の眼帯の下に義眼があり、右腕が義手ですが、これらは“A”の遺産です。
二人ともナンバーズ級ですが、月の施設からは等しく侵入者として扱われるため、
上手く利用すれば互角以上に立ち回れるだけの余地があります。
施設は屋内ですが、月光園の旧オデッサ軍基地地下よりも広大で、
ある程度大型の乗り物も運用可能となっています。
また、施設そのものも“A”の技術によるためか非常に頑丈なので、
壁等を破壊して月面に投げ出されるリスクは考慮しなくても大丈夫です。
このパートにはノウ・フェイスが登場します。
また、通信のみでその場にいませんが、D(ドラグノフ教授)と連絡を取り合うことも可能です。
【2】【表裏】西オデッサ強硬派の侵攻を阻止する 難易度:7
任務内容:西オデッサの強硬派を制圧し、“S”の身柄を確保せよ
西オデッサ軍の施設内で、“将軍”と“S”の息のかかった兵士・兵器を食い止め、
強硬派『躍進党』の情報を多く持っているであろう“S”を確保することが目標となります。
純血同盟の幹部である“将軍”も捕えることができればなおよいものの、
シナリオ時点で候補となる人物も見出だせていないため、特定は困難でしょう。
なお、名前こそ将軍なものの、
実際に将官ほど高い地位にいるわけではないかもしれないとA機関の“羊飼”は推測しています。
兵士は一見普通の人間ですが、大多数がライカンスロープとヴァンパイアです。
正体がバレないように最新鋭の装備で武装していますが、
正体を見せることになった後も各々の異能と併せて普通に武装も使ってきます。
また、“S”の指揮下のロボット兵も紛れています。
【表裏】となっていますが、これは軍の施設で戦うため、
軍人をはじめとした表の身分の方が内部で動きやすくなる場合があるためです。
職能が軍人かつ職能レベルが高ければ、他の兵士の協力を仰いだり、施設の隔壁を操作したりして、
敵の足止めをしやすくなります。
このパートにはチーム:ムスタング・スリー、ブリュンヒルデ、“羊飼”が登場します。
“羊飼”はエージェントと連絡を取り合えますが、【表】の軍の将官の立場で動いているため、
すぐには現場に駆け付けることができない状態となっています。
【3】【裏】ズメイ&カーミラを倒す 難易度:10
任務内容:月光園でズメイ(ホロ)とカーミラ(六号)を駆逐せよ
「ムーンライト・ミステリーツアー」「月に嗤う 後編」に続く、三度目の月光園です。
月光園は休園中のため一般客はおらず、遊園地からサファリエリアまでの広い範囲が戦場となります。
ズメイは体長20メートル以上ある三つ首の竜の姿をしており、
三つの頭からは異なる属性のブレスを吐きます。
ただサイズが大きいだけでなく表皮も硬く、
遺産である『魔弾の射手』の圧縮魔素砲なら傷を負わせることができますが、
並大抵の攻撃は弾かれてしまいます。
ただ、【銀弾】は問題なく通用するため、ある程度弱らせれば攻撃が通りやすくなるでしょう。
もはや人の面影は目の色くらいしかありませんが、ホロの自我は維持されており、理性を失ってはいません。
ズメイだけでも強敵ですが、彼に近づこうとする者を排除すべく、
カーミラが立ちはだかります。
彼女は初めてライカンスロープから派生したヴァンパイアであり、凄まじい再生能力と膂力、
血液の武器化や操作と、異能も身体スペックも非常に高いです。
チェルノボーグの少佐も追ってきてますが、ズメイとカーミラを倒すまでは共闘も可能です。
ただし彼女はアーシャ(夜鷹)を何が何でも保安局に連行しようとしています。
なお、夜鷹は彼女から逃げ切りさえすれば、
あとはずっと本来の子供の姿(リュドミラ)のままでいればやり過ごせると思っています。
このパートには夜鷹、小鳩、梟、燕が登場します。
小鳩と梟はカーミラ、夜鷹と燕はズメイと戦います。
【4】【表】東トリス市民の避難を行う 難易度:5
任務内容:混乱している市民を落ち着かせ、安全を確保せよ
東トリスの市街はズメイの出現と、それに呼応するようになだれ込んできた魔獣によって、
大きな混乱に見舞われています。
学校を始めとした公共施設が避難所になっているものの、あまり避難は進んでいません。
【表】でそれなりの知名度、信頼があれば市民を落ち着かせることができ、
やむを得ず魔獣と戦うことになったとしても(表の顔が非戦闘系でも)、混乱のせいもあって、
あまり気に留められなくなります。
なお、話を聞いてもらう場合、最低でも職能レベルが
Lv3でないと難しいでしょう。
また、上記の通り避難所はありますが、
ミッションチームのリーダーは、必要に応じて活動拠点を避難所として活用して構いません。
避難誘導、魔獣(主にオオカミや大型のネズミがベース)への対処であれば表記通りの難易度ですが、
コシチェイ、および“蜃気楼”と戦う場合の難易度は7~8程度となります。
コシチェイは純血同盟の幹部“博士”のなれの果てで、“蜃気楼”が使役しています。
不死身の二つ名の通り、通常の攻撃手段では殺すことができず、仮に原形をとどめない状態となっても、
しばらく経てば復活してしまいます。
ただ、一時的な無力化は可能なため、その隙に倒すことはできます。
蜃気楼はヒットマン上がりのインテリジェンスですが、ムーンチャイルドのため超能力も使えます。
また、チェルノボーグは主に魔獣の排除を行いますが、
中尉は謎の勢力(A機関のエージェント)の正体を暴くのに躍起になっているため、
怪しい者は純血同盟の仲間として攻撃してきます。
このパートには鶯、大鷲、雲雀、シャーリィ、ターニャ(ブラッディ・リリィ)が登場します。
鶯はジャーナリストのイングリットとして芸能事務所ヴェレスの二人(大鷲と雲雀)をサポートし、
シャーリィとターニャは東トリス高校で避難民のケアを行います。
【5】その他 難易度:1
【1】~【4】の内容に縛られない、本シナリオに関わるアクションを自由に掛ける事が可能です。
ただし採用率は非常に低くなります(難易度は仮の物です)。
また、今回のシナリオ内容にまったく関連のないアクションは採用されませんのでご注意下さい。
アクション内容によっては別のパートに振り分けられる事があります。
■アバター死亡/停止
本シナリオでは、難易度を鑑みず無茶な行動をしたとき、勝てない敵と戦ったときなどPCが死亡する、
あるいはアバターが機能停止に陥るケースがあります。
そうなった場合、一定期間アバターチェンジできなくなります。
ただ、アバターが死亡したことで別のアバターで再度参加したとしても、
過去の功績などが消えることはありません。
死亡の場合は「死んだと思っていたが、実は生きていた」扱いとなります。
ただし、NPCが死亡した場合はこの限りではありません。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
【2021年12月14日13:15 追記】
【1】の施設・環境について追記を行いました。