クリエイティブRPG

禍神伝 ~完結編~

リアクション公開中!

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禍神伝 ~完結編~
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:神州扶桑国
 
 

料金

MC参加:0ポイント
LC参加:50ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2020年06月10日公開!

シナリオガイド

市谷区を包囲する七難会。今、帝都の未来を賭けた最後の戦いが始まる!

シナリオ名:禍神伝 ~完結編~ / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



災厄の化身“禍神(マガカミ)”が人知れず蔓延る禍(わざわい)の世界、神州扶桑国。

霊力の暗黒面とされるマガカミに対抗できるのは、霊力に触れられる異能者――「神通者」のみ。

神通者は帝都・扶桑市に設立された「六明館学苑」に所属し、
対マガカミ部隊「修祓隊(しゅばつたい)」として、
日常の裏で扶桑国の人々をマガカミから守っています。

帝都で多発するマガカミによる事件。
その裏で暗躍する、秘密結社「七難会(しちなんかい)」

天下六霊槍を巡る戦いを経て、
修祓隊は七難会の颪(オロシ)、灯(アカリ)、巌(イワオ)を撃破しました。

そして六明館学苑は陸軍兵器局の施設内に七難会のアジトがあるのを発見します。
兵器局の局長、立花 幹久(たちばな みきひさ)は六明館学苑を目の敵にしていましたが、
彼こそが七難会の糸を引いていたのです。

正式な手続きを経て幹久の身柄を確保すべく、六大師範の三井 楓(みつい かえで)
鹿島 佐士(かしま さじ)ら修祓隊子ノ三班の面々を引き連れ、
立花邸へと向かいました。

しかしこの時、七難会もまた六明館学苑を壊滅させるべく、動き出していたのです――。


■ □ ■


「そっちはどうかね、湊(ミナト)

七難会の枢(くるる)は陸軍貨物車両の屋根の上に立ち、湊の式神に話しかけました。

『もう準備はできてるわ。いつでもいいわよ』
「ふふ、それじゃあ――」

枢が密かに手を加えた車両が開き、中から無機質な機械たちが姿を見せます。
それは兵器局から強奪し、量産した霊子兵器『零号歩行砲』でした。

『ほんと、よくこんな短時間でこれだけの数をそろえたわね』
「アタシを舐めないでもらいたいねぇ。“久重 元内”ならこの程度朝飯前よ」

市谷区へ差し掛かったところで、枢は零号歩行砲を放出します。

「さぁて、ここらでアタシも出撃といきますかね」

背負った葛籠が展開し、装甲となって枢の身体に装着されます。
両腕も変形し、凶器へと姿を変えました。

「“祭り”の時間だ。派手にいこうじゃないか。きひひひひ」


■ □ ■



――市谷区、六明館学苑。

『七難会の霊子兵器が出現しました』

五星 楪(ごせい ゆずりは)が、市谷の結界を支える五星 梓(ごせい あずさ)に報告しました。

「来ましたわね。既に隊士たちの配備は完了しています。
 ユズちゃん、具合はどう?」
『もう大丈夫です。ご心配おかけしました。
 連絡役はお任せ下さい』
 
七難会襲撃に備え、六大師範は既に市谷の守りを固めていました。
六明館学苑の本校舎を司令部とし、学苑の双璧である梓が修祓隊の指揮を執っています。
彼女は天下六霊槍の浄弓・晴桔梗をその胸に抱えています。

「区民の避難状況はどうですか?」
『区境の住人は区外への避難を完了しています。
 あとの人たちは六家および学苑の敷地内にそれぞれ向かっています。
 隊士たちが誘導を行っております』

市谷区に住んでいるのは六明館学苑の関係者ですが、全員が神通者で戦えるうわけではありません。
今も残っている者たちは、区内の安全な場所に避難させています。
しかし、

『ですが梓様。外をご覧下さい』

梓が窓の外へ目を遣ると、暗雲の立ち込める空と、降り注ぐ豪雨が飛び込んできました。
耳には雷鳴が轟きます。

『この荒天は市谷区だけです。これは』
「七難会の湊の術ですわね。既に碧斗君が生徒たちと共に術者の元へ向かってます」

大規模な術式による天候操作。
零号歩行砲の霊子砲による砲撃。

天下六霊槍の助けも借りて結界を展開しているとはいえ、梓にも限界はあります。

・梓が結界で敵の進行を阻んでいる間に七難会を撃破する。
・司令部である六明館学苑の本校舎に敵を到達させない。


六明館学苑の修祓隊士は、これを成し遂げねばなりません。

「安心しろ、梓。外は俺に任せておけ。お前は指揮と結界の維持に専念してくれ!!」

紫垣 玄(しがき げん)が気合を入れ、窓から外へ飛び出します。

「梓様。僕もいます。霊子兵器だろうと、止めてみせますよ!」

玄に刺激されたのか、梓の傍に控えていた陸奥 純平(むつ じゅんぺい)も彼に続きました。

■ □ ■


――市谷区、仁科町。

「ふふ、やっぱりあなたが来るのね。仁科の坊や」
「ここは僕の預かる区画ですよ。むしろ、仁科の領域に踏み込むとは……あなたの方こそ、仁科に執着があるようですね」

仁科 碧斗(にしな あおと)は橋の上で、湊と対峙しました。
橋下の川は凄まじい勢いで水位が上がっています。

「へぇ、この体の持ち主が分かったわけね」
「……仁科 蛭子(にしな ひるこ)。仁科家二代当主になるはずだった者。
 しかし力を欲し“式符”河伯の封印を解き、制御できずに喰われた。
 そのおかげで、この天下六霊槍の危険性が薄れたのは皮肉ではありますが」

雨水の中から何体もの式神が生まれ、碧斗に襲いかかります。

「師匠、ご無事ですか」
「ええ。しかし、少し見ないうちに随分成長したようですね」

そこへ、二階堂 夏織 キャロライン(にかいどう かおる きゃろらいん)が隊士と共に駆け付けました。

「夏織君。この雨を降らせているのは湊です。かなり手の込んだ術式のようですが、起点は彼。
 湊を倒せば雨は止み、落雷も収まります」

碧斗は霊符・河伯の力を解放し、隊士を守る小結界を張ります。

「いいわぁ。せっかく枢が舞台を整えてくれたお祭りだもの。私も今回は出し惜しみをしないわ!」

湊の人の皮が剥がれ、中からは異形の大蛇が出てきました。

■ □ ■


 ――市谷区、五星街。

「さてと、五星家は何か大きな秘密を抱えているようだが……」

零号歩行砲の一基に飛び乗り、枢は市谷区内の霊子兵器の指揮を開始しました。
自身は五星家の秘密を知るべく、屋敷へと向かいます。

「おっと、危ない」

枢に奇襲を仕掛けたのは、隠密の百地 雪奈(ももち ゆきな)でした。
枢は攻撃をかわし、右腕で彼女の胴を貫こうとします。

「!?」

しかし、霊子砲の一つが自分に照準を合わせていることに気付き、咄嗟にそちらを払いました。

『やぁ、ようやく会えたね“二代目”』
「アタシの兵器を乗っ取ったってのか?」
『ま、ゆきにゃんのおかげにゃ。“久重 元内”の技術だったら、ボクにだってどうとでもなるのだよ。
 ちょーっとだけ、あかりんの助けも借りたけどね』

“三代目”久重 元内(ひさしげ げんない)の声が霊子兵器の一基から響きます。

「言っておくが、アタシを倒したところで兵器は止まらんよ。
 アタシの霊力が途切れた時点で暴走するようにしてある。
 暴走した方が厄介なのは、報告で知っているだろう?」

(これは本当。でも、区内の兵器全部が今、統率されている以上、枢は何らかの制御端末を持っているはず)

雪奈は密かに、影に潜んでいる師範の睦美 景(むつみ かげ)に枢を観察して得た情報を伝えました。

(枢を倒すのは、制御権を奪った後だ。あるいは、霊子兵器の大部分が沈黙してからだ)


■ □ ■


「ああ、くそ……体が維持できねぇ。あのクソジジイ……」

七難会の焔(ホムラ)は体から炎を噴き上げながら豪雨の中を駆け、枢の霊子兵器と合流しました。
子ノ三班と楓によって倒されたかに見えましたが、まだ生きています。

「もう少し、この姿で遊んでおきたかったんだがな」
「いいえ。遊びの時間はもう終わりだよ、焔」

焔が笑みを浮かべました。
一織 朱音(いっしき あかね)が刀を抜き、焔と向き合います。

「そうだな。緋山 朝陽(ひやま ともはる)ごっこはもうやめだ」

焔の身体が炎上し、人型の火の塊となりました。

「それが本当の、マガカミとしての姿……」

ただ見るだけでも目が焼けそうになります。
単純な霊圧だけで言えば、人の姿だった時とは比べものになりません。

「あれはまさか、焔!?」
「生きていましたか」

子ノ三班の三野 美那子(みの みなこ)ひさゑが朱音の元に駆け付けました。

「楪様はいますか?」
『ここにいる』

見慣れた楪の狐の式神に、ひさゑが立花邸での出来事を伝えます。
隊士の応援を出してほしいことも。

「朱音様。私たちも戦います」
「今度こそ、焔を祓ってみせる」


■ □ ■


「くく、段々と掴めてきた」
『昔ノ感覚ガ戻ッテキタ』

宿儺の身体が段々と大きくなり、今や巨人といっても差し支えないほどでした。
戦いの中で立花邸は崩壊し、見るも無残な有様です。

「坂上 赤紫。今度こそこの手で貴様を――」
「俺は赤紫ではない!」

佐士に振り下ろされた一太刀を、結界が防ぎます。

「サジ君!」
「早苗、なぜ戻ってきた!?」
「サジ君たちがやっぱり心配だったからです。それに、嫌な予感がしまして」

浅間 早苗(あさま さなえ)が佐士に微笑みかけます。

「だが、ありがてぇぜ。この有様だからよ」

轟 豪(とどろき たけし)が楓に支えられながら立ち上がりました。

「学苑には、楪様を通じて連絡が届いているはずです。
 どの程度来れるかは分かりませんが、応援も来るかと」
「うむ……。お主たち、もうひと頑張りできそうか?」


帝都の未来を賭けた最後の戦い。
その火蓋が、切って落とされようとしていました。

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『クリエイティブRPG』神州扶桑国のグランドシナリオ
『禍神伝 ~完結編~』をお送りします。

このシナリオは、これまで展開してきた神州扶桑国の、

●トリガークエスト
「禍神伝」1~16話

●トリガー&スペシャルシナリオ
大火を起こすマガカミを倒せ!
からくり屋敷の怪
扶桑湾要塞の攻防
摩天閣の救出劇!
風鳴の廃寺
夢幻に揺蕩う灯火
決戦への“神頼み”
巌からの挑戦状!


の状況・結果を踏まえた上での最終的なシナリオとなります。

また、現在リアクション作成中の

免許皆伝への道

の結果も、グランドシナリオの結果に影響を与えます。
※免許皆伝含め、報酬はアクション締切に間に合うよう対象者の方に付与いたします。

ただし、最低限の情報は本ガイドのみで分かるようになっておりますので、
最近始めたばかりの方も、これまでの経緯が分からない方も、ぜひご参加ください!

■本シナリオの結果とその影響について

本シナリオの結果によって、

・神州扶桑国の状況
・三千界(特に大和)との関わり
・今後の新世界での展開


に大きな影響が出てきます。


■シナリオへの参加について
本グランドシナリオは、MCの基本参加料は無料となります。
LC・フェローの追加や、文字数追加する場合は、別途ポイントが必要です。

ただし、グランドシナリオではリアクション本文への
キャラクターの採用・不採用がございます。


■シナリオの参加報酬について

本シナリオに参加されるともれなく、

・EXP:5700
・G:3000
・社会性:1

が参加キャラクター毎にプレゼントされます。
※LCを参加させている場合、LCも同じ報酬を受け取ることができます。
※フェローを参加させるとMC・LCの報酬社会性が+1されます。(フェローを何名参加させても+1となります)

また、課題から

・EXフェロー『五星 楪』
・修練の証


を取得することができます。
※修練の証は参加アカウントごとに1つまでとなります。

トリガーシナリオと同じく修祓隊士の行動点(ランクアップポイント)も手に入ります。

さらにシナリオ内で活躍したキャラクターにはリアクション公開後、
シナリオの内容や活躍に応じて、追加の行動点をはじめとした様々な特典がプレゼントされる可能性があります。

隊士階級の詳細や行動点のシステムの詳細や貢献点のシステムはこちらをご覧下さい。


■基本的な状況

災厄の化身“禍神(マガカミ)”が人知れず蔓延る禍(わざわい)の世界、神州扶桑国。

戦国時代の“大災禍”からの復興を果たし、人々は平穏な日々を送っていました。
しかしそれは表の世界の話。日常の裏では、大災禍の後もマガカミとの戦いは続いていました。

マガカミと戦う神通者を擁する組織、六明館学苑。
大災禍を終わらせた六大家の末裔が運営し、帝都の平和を守ってきました。
しかし、七難会と名乗る組織が現れ、学苑に宣戦布告。
七難会は焔、湊、颪、巌、灯、枢と、六家と何らかの因縁のある者たちで構成され、
天下六霊槍を巡る戦いの中で修祓隊の前に立ちはだかりました。

六人のうち、颪、巌、灯の三体が倒され、灯は霊界に封印され、
その力を学苑の技術官である“三代目”久重 元内に利用されることとなりました。

そして七難会の糸を引いていたのが、学苑を目の敵にしている陸軍兵器局の局長、立花 幹久でした。
幹久の正体は大災禍で神州を荒らした『九厄』の一体、宿儺であり、
数十年の時をかけて軍の中枢に入り込み、神通者への復讐の機会を待っていました。
計画が最終段階に入ったのと、学苑が兵器局と七難会の繋がりを知ったのはほぼ同時。

これにより、七難会の市谷襲撃と、幹久の確保――宿儺の討伐が並行することとなってしまいました。

七難会の枢は兵器局の試作霊子兵器である『零号歩行砲』を短期間で数十基量産し、
市谷襲撃に投入します。
多脚歩行洗車のような見た目で、動力には箱詰めされた付喪神やマガカミが用いられており、枢の命令で動いています。
装甲には霊力による防御膜が展開されており、神通者といえど、並の攻撃は通さない厄介なものとなっています。


★隊士等級・伝位による扱い
隊士階級の高い方は、日頃から修祓隊としての活動に力を入れているものとみなされ、
アクションの採用優先度が高くなります。
また、奥伝以上の伝位の方や、各流派の直弟子、師範たちに一目置かれている方々も同様です。
ただしアクションの内容によっては限りではありません。


■各パートについて
アクションパート別の注意事項は以下のようになります。
アクションパートを跨いだアクション、グループアクションはダブルアクションとなり
不採用となる場合がございます。ご注意ください。

なお、NPC五星 楪は式神を通じて市谷区全体の戦況把握、連絡役を担っているため、
全パートでアクションをかけることが可能です。


【1】荒天の術を解除する 難易度:7

市谷区に豪雨を降らせている術は、七難会の湊が発動したものです。
この術は湊を倒すことで解くことができますが、湊はマガカミとしての本性を現し、
天候を利用して様々な術を使ってきます。
水から式神を生み出す力も健在ですが、湊自身も大蛇の身体を利用して巻き付きや尻尾による打撃など、
物理的な攻撃もしてきます。

荒天の術と力の解放によって霊力は人の姿だった時よりも高まっていますが、
マガカミを祓う浄化の力には以前よりも弱くなっています。

なお、この術による雨は神通者たちにとっても利用可能な水源となります。
また、碧斗の天下六霊槍の霊符・河伯の力により、当パートの参加者は通常よりも魔法防御力が3割増しとなります。
(この状態の上に、さらに各々の能力強化スキルを使うことも可能
基礎となる魔法防御力が上がっているものとお考え下さい)


当パートには枢の霊子兵器は出てきません。

こちらのパートには仁科 碧斗、二階堂 夏織 キャロライン、
金川分校組(ブライアン・成田・オブライエン、七海ナツミ、倉橋フミ)が登場します。

パート【1】が成功すると、【2】【3】【5】の難易度が下がります。


【2】焔を倒す 難易度:7

人型の炎の塊と化した焔と戦うパートです。
焔自身は「本来の姿だと戦いが面白くない」という理由で、
常に依代となった緋山 朝陽の姿でいましたが、先の戦い(禍神伝15話)の傷が元で維持できなくなり、
マガカミとしての本来の姿になりました。

焔の纏う熱は凄まじく、彼の周囲は雨が蒸発するほどです。
また、ほとんど霊体と変わらない状態のため、物理属性は通用しません。
さらに、火属性耐性がなければ、間合いに入るだけでダメージを受けます。

焔は自身の火から鬼火を生み出すこともできますが、本体と違って豪雨に耐えられないため、
枢の霊子兵器を利用してきます。
ただし、霊子兵器の数は三基だけです。

姿は変わったものの、焔自身の戦い方は変わらず、血刀士と一織流に類似した技を使ってきます。

こちらのパートには一織 朱音、三野 美那子、ひさゑ、一橋 朱美が登場します。
朱音の遠戚である朱美もまた、焔の元となった人物とは交流があったようです。


【3】霊子兵器の制御権を奪う 難易度:8

五星家の秘密(楪本体の身柄)を狙う枢と戦い、霊子兵器の制御権を奪取することが目的となります。
枢は十基ほどの霊子兵器を引き連れつつ、足場としても利用しながら戦います。

現在の枢は「戦闘形態」であり、小型霊子砲となった左腕と鋭利な鉤爪を持つ右腕を武器にしています。
また、からくりの身体であることから、全身に何らかの仕掛けを施している可能性が高いです。
彼の正体とされる“二代目”久重 元内は元睦美流門下生、かつ帝城御庭番志願だったことから、
睦美流や隠密の技にも通じていると見た方がよいでしょう。

霊子兵器は湊の荒天の術への対策は施してありますが、“三代目”に一基の制御を奪われていることから、
霊力を用いた内部干渉への対処は十分ではないようです。

睦美 景は影に潜んで戦況を伺っていますが、天下六霊槍の黒鋼糸を装備しており、
不可視の鋼糸を張り巡らせて隊士たちをサポートします。
この鋼糸は霊子兵器を妨害する罠や、空中での足場として利用が可能です。
※雪奈がなるべく枢に悟られないよう、それとなく伝えてくれます。

こちらのパートには睦美 景、百地 雪奈、“三代目”久重 元内(霊子兵器越し)、ルシア・エルシオが登場します。

パート【3】が成功すると枢が放った全ての霊子兵器が停止するため、【5】の難易度が大きく下がります。
また、【2】の難易度も少し下がります。



【4】九厄・宿儺との決戦 難易度:9

黒幕である九厄・宿儺を倒すことが目的となります。
力の残滓だけとなった獏王や牛鬼とは違い、宿儺は全盛期には及ばないものの、強大な力を持っています。

最強の神通者として名高い楓でさえも一対一では「時間を稼げるかどうか」であり、
佐士や豪と共に何とか立花邸に押しとどめている状態です。
また、当初は人間より少し大柄程度でしたが、現在は6メートルほどの巨体となっています。
四本の腕で様々な武器を振るってきますが、単なる素手の一撃も致命打になりかねない威力を持ちます。
また、高い再生能力もあります。

ただ、マガカミとしての力を振るい続けると“本能”に飲まれるためか、
力の増大と反比例して知性や思考能力は低下していくようです。
宿儺自身、それが分かっているためか、やや慎重にならざるを得ないようです。

なお、立花邸は学苑からそう遠くないものの区外のため、荒天の術の影響は受けていません。

こちらのパートには三井 楓、鹿島 佐士、轟 豪、浅間 早苗が登場します。
楓は天下六霊槍の霊刀・朝凪を奥の手として帯刀しており、必要に応じて隊士を援護してくれます。
朝凪の力は「刃が触れた相手の動きを一瞬だけ止める」という地味なものですが、
ほんの一瞬でも無防備な状態を作り出せるため、宿儺の隙を突けるかもしれません。


【5】区民の避難誘導 難易度:5

市谷に住む、六明館学苑の関係者を安全な場所へ避難させることが目的となります。
隊士の皆さんは基本的に本校舎へと誘導することになります。
梓の結界や各所での対応もあるため、霊子兵器が学苑付近まで来るまでには猶予がありますが、
それでも決して油断はできません。

他区の一般市民と違いマガカミのこともある程度知っていますが、
それゆえに「市谷の区民が避難しなければならないほどの大事」と、事態を重く見ています。
避難を拒む者はほとんどいませんが、不安を抱えている者は少なくなく、
荒天の術の影響もあるため、霊力が負に傾きやすくなっています。
このため現在の帝都のマガカミは少なくなっていますが、
人々の不安によってマガカミが市谷へ呼び寄せられることはあり得ます。

学苑本校舎での避難民のケアも当パートとなります。

こちらのパートには五星 梓、紫垣 玄、陸奥 純平が登場します。

梓は晴桔梗の力で結界を強化するとともに、
霊力を誤認させ、学苑の本来の位置をずらすことで敵に感知されないようにしています。

また、紫垣の蓮華杖については玄が「さっぱり分からん!」とどういう力を秘めているのか理解していないため、
自分で使う気はありません。
紫垣流の玄の直弟子の方は、アクションに記載すれば蓮華杖の使用が可能です。
ただしこのパート【5】のみです。
効果は不明ですが、玄曰く「叩けば何か起こるはずだ」そうです。




【6】その他 難易度:1

【1】~【5】の内容に縛られない、本シナリオに関わるアクションを自由に掛ける事が可能です。
ただし採用率は非常に低くなります(難易度は仮の物です)。
また、今回のシナリオ内容にまったく関連のないアクションは採用されませんのでご注意下さい。
アクション内容によっては別のパートに振り分けられる事があります。



それでは、皆様のご参加をお待ちしております。

【1】荒天の術を解除する 【現在のMC参加人数:36】

7

【2】焔を倒す 【現在のMC参加人数:24】

7

【3】霊子兵器の制御権を奪う 【現在のMC参加人数:34】

8

【4】九厄・宿儺との決戦 【現在のMC参加人数:26】

9

【5】区民の避難誘導 【現在のMC参加人数:88】

5

【6】その他 【現在のMC参加人数:8】

1