クリエイティブRPG

アーキタイプ

覚醒のアーキタイプ~完結編~

リアクション公開中!

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覚醒のアーキタイプ~完結編~
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:アーキタイプ
 
 

料金

MC参加:0ポイント
LC参加:50ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2016年06月22日公開!

シナリオガイド

神の世界、太陽での戦い! 文明の滅びを回避されるのか!?

シナリオ名:覚醒のアーキタイプ~完結編~ / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



暗黒世界アーキタイプ。

無数の文明に訪れた“滅び”を超えるという目的のトレジャーハンター協会のケチュア会長の下、
ワールドホライゾンやTRIALの特異者たちは、パチャカマク文明圏の探索を行ってきました。

しかしその過程で文明を発展を監視するアーキタイプのシステムにより文明圏が滅ぼされるのが確実になってきます。

ケチュア会長は、パチャカマク文明圏の滅びを回避するためにアーキタイプのシステムの中心、
“太陽”へ向かおうと文明圏外にあるフマナ平原を訪れました。

一時はトレジャーハンターの全滅の危機などにさらされますが、特異者たちの奮闘もあって太陽への道が創り上げられました。

太陽、そこに待つものは――

■□■


パチャカマク文明圏外、フマナ平原。

「この方がロザリアの代わり……ですか?」

死の淵から蘇った叶勝利のアクリャマイアは目の前にいるシスター風の少女を見つめました。

ミンナ・アラヤです☆
でもひどいですよ、エミリアさん。

私この間命アダム・カドモンの力を失ったばかりなのに……ヘビーローテ過ぎます!」

今回の作戦のためにアクリャになったエミリアはミンナに頭を下げます。

「悪かったわね。ただ、太陽の巫女マイアと太陰の巫女ロザリア。
二人がいなければ、太陽への道は開いても内部に入ることは出来ないの。

でも、太陰の巫女はピサロと共にいる。
そのため疑似的にでも太陰の巫女を再現するには
太陰の巫女のデータを再現できるだけの素材が必要なの。
今、この状況だと越界聖具でありながら、
その力が“抜けた”状態になっているあなたしかいなかったのよ。
――ということで、お願いね」

「……文明の滅びを回避するためですもんね。
不束者ですが、よろしくお願いします☆」

そうして太陽の巫女マイアと疑似太陰の巫女ミンナによって、太陽の門から太陽への転送が始まりました。

しかし。

「これ以上、太陽には向かわせません!」

太陽の道へトレジャーハンターたちとも戦いを繰り広げた
3人のアクリャの乗る守護者が近づいていたのです。


■□■


太陽内部、滅亡器官。

巨大なドーム状の建造物の内部で、
テラコッタは浮遊しながら特異者の出方を待っていました。

「文明の滅びを回避することなど出来るのか?」

テラコッタに乗る超越者アヌビスは、
アクリャであるマタカに語りかけました。

「可能だ。この器官を破壊すればな。
ケチュアもそれを狙っているのだろう」

「“太陽”は地球以上に巨大で、この器官もそのごく一部に過ぎないはずだ」

「そうだ。文明圏は1万以上存在し、その滅亡・記録を司る器官は100以上存在する」

「――だとすれば器官の破壊ぐらいでは」

マタカはアヌビスの話を聞きながら改めてアーキタイプのスケールの大きさに驚きを感じました。
その総力をもってすれば特異者たちなどホコリのようなもののはずです。

「滅亡器官は互いの連絡を取っていない」

「何故だ?」

「中枢である創世主が不在のアーキタイプのシステムは、
それぞれの器官が役割を自動的に行っているに過ぎない。
故にこの器官の破壊はパチャカマクの生存に繋がる。
――だが」

その言葉の続きをアヌビスが言いました。

「このテラコッタ、負けることはない」

(そう。二人のアクリャと神のアバターによって動かされた滅亡者を倒す事は不可能だ)

アヌビスの心に封印された状態のもう一人のマタカが語り掛けてきたのです。

そして、テラコッタは器官から発進し、
特異者たちが出現するポイントに向かいました。

■□■


テラコッタが消えた後、そこに守護者の集団が現れました。

「フン、単純な奴らだよ。
直接戦わないで器官を破壊するつもりがあるとは考えなかったのかねえ」

そう言ったのは守護者クリスタルスカルに搭乗するケチュアでした。

「皆が集めたオーパーツで作り上げたこのヘリオス砲
 これを内部でぶっ放せば、器官は破壊できるはずさ。
 ――行くよ」

ケチュアは志願者と共にドーム状の器官内部に入ろうとしました。

「これで全ては終わるんだ、全てがね」

■□■


一方、パチャカマク文明圏、ライミの街では。

「みんな、早く地下道に入って!」

リーゼロッテは住人の避難誘導を行っていました。
この町に守護者の集団が襲い掛かってきたのです。

街を守る巨大守護者や太陽の梯子の砲台によって、次々と敵は撃破されましたが、
それでも撃ち漏らした敵が街を破壊しています。

避難先はここから100キロ近く先にある巨大地下空洞。
距離はかなりあるものの、古代の技術で作られた地下道を通れば10キロも歩かずに行くことができるのですが。

ドンッ!!


リーゼロッテの前に炎に包まれた半獣人のような守護者が現れました。

(勝利たちが戻ってくるまで、
ここは踏ん張るしかないよね!)

■□■


再び、太陽。

以前特異者たちが転移した記憶の平原は、
炎に包まれていました。

ピサロたちの界賊船が平原を燃やしていたのです。

「あそこです、勝利様!」

「ピサロ、待ちやがれ!」

叶勝利マイアの乗るザフィーアは、
ピサロとロザリア元へと飛びました。

「あら、お姉さま。ちょうど良かった」

ピサロと守護者コンキスタドールに乗るロザリアは怪しくほほ笑みました。

「ロザリア、何をいってる?
それより平原を燃やすのはやめて!

太陽の内部をむやみに破壊すれば、文明圏にだってどんな影響があるか……」

「どうだっていいなじゃないですか。
私のピサロ様が滅亡者を手に入れるためなら」

「そういうことだ。小僧。お前のアクリャを渡せ。
二人の同調したアクリャがいて初めて滅亡者は動く。

ロザリアを一度殺したことは許してやる。
だから、おとなしく渡すんだ」

「そんなこと、そんなことできる訳ないだろ!」

勝利の激高にピサロは笑いました。

「だろうなあ!
略奪ってのは相手が逆らって初めて楽しいもんだ。

堂々とバラしあおうぜ――ジェノサイド!」

言うが早いか、ピサロはジェノサイドで勝利を含む周囲一帯を破壊しようとしたのですが。

「ドレッシングクロスファイア!」

その攻撃はある男に集中したのです。

「ンギモッ!」

全身から血を吹き出しながらも嬉しそうな男は
鄭国然でした。

「……勝利さん、奴の範囲攻撃は全て私が食らいます。
その間に私に追撃をして頂けませんか」

「いやそれお前が嬉しいだけだよね!」

「なら食らわせてやるよ、死ぬまでな!」

ピサロはジェノサイドの手を緩めることなく、
さらには傍観していた界賊団のメンバーも動き始めます。

■□■


その様子を一人の男が見ていました。

(アーキタイプ全体から言えば、小さな出来事。
じゃが、これが覚醒の始まりなのかのう。

――ワシの達成することができなかった)

「アーキタイプは覚醒するのか。
なら届けてあげないとね、目覚めをキスをさ♪」

「え、誰!?」

「見ての通り至高の存在さ」

謎の人物の隣にいつの間にか田中全能神がいたのでした。

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『三千界のアバター』のアーキタイプ編のグランドシナリオ『覚醒のアーキタイプ~完結編~』をお送りします。

■シナリオ概要
このシナリオは、これまで展開してきた、

・トリガークエスト 全22話

・トリガーシナリオ 全10本

の状況・結果を踏まえた上での最終的なシナリオとなります。

最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、
これまでの経緯が分からない・忘れなどの場合は上記クエスト・シナリオも再読頂ければ幸いです。

■本シナリオの結果とその影響について
このシナリオの結果によって、

・今後の新世界での展開
・アーキタイプの状況

に大きな影響が出てきます。
また現在進行中のスペシャルシナリオ「想像の終着点」の結果も
グランドシナリオの結果に反映されます。

■シナリオへの参加・報酬について
グランドシナリオは基本参加料(MCのみ)は無料となります。
ただ、LC・フェローの追加や、文字数追加する場合は、別途ポイントが必要です。
LC・フェローは合計2名まで追加参加可能です。

またグランドシナリオではリアクション本文への
キャラクターの採用・不採用がございます。

また、シナリオに参加されると漏れなく、

・EXP:2000
・G:2000
・社会性:1
・EXフェロー:『太陽と太陰の巫女』

がプレゼントされます。
※LCを参加させている場合、LCも同じ報酬を受け取ることができます。
※フェローを参加させるとMC・LCの報酬社会性が+1されます
(フェローを何名参加させても+1となります)。

●功績称号について
その他過去のアーキタイプのトリガーシナリオと同じく功績称号が発行されます。

各パートにおいてトレジャーハンター協会から見て功績とみなされる行動をしたPCには
功績称号が発行されます。
称号発行者についてはリアクションで発表させて頂きます。
功績称号はその内容に応じて、ステータス上昇効果が存在します。

■アクションの書き方・採用について
シナリオに参加後、自分の行動に合わせて「アクションパート」のいずれかを選択してください。
自分の行動したい物がない場合でも、活動場所が近い物を選択してください。

アクションパートはクエストと同様の難易度が設定されていますが、
シナリオではアクションによって難易度の差を埋める、
あるいは戦闘能力に左右されない行動をとることも可能です。
アクション内容によっては別のパートに振り分けられる事があります。

具体的なアクションの書き方は、マニュアル・プレイガイドをご覧ください。

【ご注意】
グランドシナリオはアクションの採用・不採用があります。
採用されない場合はPCはリアクションに登場いたしませんのでご注意ください。

■基本的な状況
トレジャーハンターたちの奮闘もあって太陽への道は開かれました。
しかし、パチャカマク文明圏を救うには、
滅亡器官というドーム状の建造物を破壊する必要があります。
ケチュアはそこで自ら向かい、文明圏の探索の産物であるヘリオス砲で破壊しようとしています。
一方で、トレジャーハンターを一時全滅に陥らせた滅亡者テラコッタは
太陽に侵入してきたトレジャーハンターを迎え撃とうと待ち構えていました。
また、独自に太陽に潜入したピサロたちは滅亡者を手に入れようと
アーキタイプの破壊を始めています。太陽が過度に破壊されれば文明圏に悪影響が出る可能性もあるようです。
そして太陽の道にも3人のアクリャと守護者が襲撃に向かっています。
ここを守り切らなければ、太陽から戻る手段がなくなってしまいます。
アーキタイプのシステムによる攻撃はパチャカマク各地にも及んでおり、ライミの街もその被害にあっており救援を必要としている状態です。

【1】太陽への道を防衛する 難易度:6
トレジャーハンターたちの手によって作られた太陽への道ですが、
それを破壊しようとティーシポネー、メガイラ、アレークトーの3人のアクリャとその配下のトライポッドが迫っています。
ここが破壊された場合、太陽から戻る手段も増援を向かわせる手段もなくなってしまいます。

また、3人のアクリャたちは単体での戦いはもちろん、合体して巨大な守護者となって襲ってくることも予想されます。

このパートではNPCの、
ティーシポネー、メガイラ、アレークトー、イサミ、エミリア、ミンナが登場する予定です。

【2】ピサロとの決戦 難易度:8
ピサロたちは界賊船で太陽の一部である記憶の平原の乗り込み破壊活動を行っています。
ピサロの目的はこの平原に眠っている滅亡者のようです。
ピサロとロザリアが乗るコンキスタドールは強力な敵ですが、
今の所鄭国然によってその攻撃が無効化されています。
しかし、界賊団のメンバーには、

・亡霊兵の軍勢を操るピリーレイス
・アンゴルモアによって人を恐怖に陥れる能力と直観に優れたノストラダムス
・強力な光の甲羅と忍術で戦うドナッテロ
・ガトリングガン使いの河合継之助

など強力なメンバーが揃っています。

このパートではNPCの、ピサロ、ロザリア、叶勝利、マイア、その他ピサロの部下、鄭国然が登場します。

【3】ライミの住人を避難させる 難易度:5
パチャカマク文明圏には、ルイン・クンカ・ライミの3つの大きな街があります。
その全てにアーキタイプのシステムによる襲撃がありましたが、ルインへの襲撃はピサロによって撃退されてしまい、
またクンカの街はそもそもが遊牧民やドリフターの集まりであったため、早期に住人が避難していました。
しかし定住民が多いライミはそうした対応が遅れ、
現在リーゼロッテや自衛隊のメンバーが避難や襲ってくる敵に対処しています。
また街の守護神でもある巨大な守護者なども稼働しており
操縦者である紅炎の巫女は協力してくれるトレジャーハンターを求めています。

一方、避難場所である地下空洞に通じる地下道への道に炎に包まれた半獣の守護者が現れています。

このパートでは、リーゼロッテ、神代、椚節子、九鬼有栖が登場します。
※田中全能神はどこかに消えたようです。

【4】“滅亡器官”を破壊する 難易度:7

ケチュアはトレジャーハンターと共に、
滅亡器官に乗り込んでいます。
その中心部で探索によって発見されたオーパーツで作られたヘリオス砲を放ち、破壊するつもりなのです。
しかし、滅亡器官の内部には大量の守護者が眠っており、次々と襲い掛かってきます。
幸い、ひとつひとつの動きは鈍めですが、数が相当多いため苦戦が予想されます。

このパートにはNPCのケチュア、リリアナ、カルメンシータ、デサナ、ヨギが登場します。

【5】テラコッタを倒す 難易度:9
太陽の道からの転移ポイントに滅亡者テラコッタが待ち受けています。
テラコッタは通常の守護者の3倍程度の大きさで、手にもった灼熱の石剣の他、
多数の浮遊砲台で遠距離からの攻撃はほぼ無効化してしまいます。
またそれだけではなくアヌビスによる死の波動を定期的に放出します。
この波動はリアリティクローゼットを装備してれば防げますが、
波動に耐える間は攻撃はできなくなってしまいます。
しかし、波動の範囲は限られており、
そのため、木戸により第1波と第2波に分かれて、交互に攻撃することが計画されています。

【5】パートではキャラクター(MC、LC)のいずれか一人が『リアリティクローゼット』を装備していれば、
同伴するキャラクターも死の波動に耐えることができます。
ただし、死の波動に耐えている間は装備者以外も攻撃は出来なくなってしまいます。


このパートにはNPCのアヌビス、マタカ、木戸が登場します。

【6】その他 難易度:1
【1】~【5】の内容に縛られない、本シナリオに関わるアクションを自由に掛ける事が可能です。
ただし採用率は非常に低くなります(難易度は仮の物です)。
また、今回のシナリオ内容にまったく関連のないアクションは採用されませんのでご注意下さい。
アクション内容によっては別のパートに振り分けられる事があります。

それではみなさんのご参加とアクションをお待ちしております。


【2016年5月24日12:45 追記】【5】パートのリアリティクローゼットの扱いについて追記を行いました。

【1】太陽への道を防衛する 【現在のMC参加人数:57】

6

【2】ピサロとの決戦 【現在のMC参加人数:43】

8

【3】ライミの住人を避難させる 【現在のMC参加人数:116】

5

【4】“滅亡器官”を爆破する 【現在のMC参加人数:39】

7

【5】テラコッタを倒す 【現在のMC参加人数:20】

9

【6】その他 【現在のMC参加人数:29】

1