クリエイティブRPG

ファンタズマゴシック~完結編~

リアクション公開中!

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ファンタズマゴシック~完結編~
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:セフィロト
 
 

料金

MC参加:0ポイント
LC参加:50ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:2
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2015年04月14日公開!

シナリオガイド

神無き世界――“神判”は終わるのか!?

シナリオ名:ファンタズマゴシック~完結編~ / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム


神判の世界、セフィロト。
神の怒りによって苦難の時代を迎えている世界。

しかし、真実は違いました。

創造された神であるアダム・カドモンの死、
つまり神の不在こそが神判の原因だったのです。

神無き世界で悪魔は蠢き、
流血帝国は世界そのものを蝕んでいました。

神判を終わらせるためには
新たなアダム・カドモンを復活させることが必要です。

復活に必要な十二聖遺物の大半はセフィロト教会に集まりました。
にも関わらず、状況は絶望的だったのです。

■□■


イーストキャピタル第15区。

「チッ、ここにも出現していたか!」

安坂銃太郎は悪態をつきながらも部下に指示を出し、
敵に攻撃を加えていました。
巨大なレッドドラゴン。サタンの現身です。

空から逆さになって出現している悪魔の城
パンデモニウムが物質界に出現し地上に激突して以降、
イーストキャピタルや世界各地でレッドドラゴンが出現しているのです。

危険な状態になったキャピタルでは市民の避難が始まりました。

「問題は敵がこいつらだけじゃないってことだ。
……本当に、アダム・カドモンは復活するのかよ」

そういいながらも銃太郎は今は戦うしかないという事を
良く分かっていたのです。

■□■


パンデモニウム基部、サタンの間。

『いずれここに聖者たちが来よう。
その時こそ、お前が神人として復活を果たす時。

――そして、我と共にこの世界を捨て去る時だ』

奥戸星斗の姿をしたサタンの声が響きます。
ミンナはサタンを見据えて。

「そうか、この世界から逃げれば、私の事だって……★」

『そうだ、お前の元となった魂はオッサン――』

「言わないで下さいっ!!
私は、皆と一緒にいたかったんです。

セト君やギルバート君にチヤホヤされて、
星良ちゃんと仲良くして……
それで、皆が暮らすこの世界の神様になっても良かったんです☆

でも私は「女の子になりたい♪」40代男性(既婚)
成れの果てなんです★
もう、皆の前に顔見せなんてできません」

アダム・カドモンは天界を司る御前天使に創造された合成人間です。
その素材には人の魂が使われており、
その“出自”をミンナは思い出したのです。

『この世界は神を創造しなければ存続できない、脆弱な世界だ。
――そうした世界をこれ以上生かす意味などない。

何よりも、お前が犠牲になることはない、アダム・カドモンよ』

そしてこの二人のやり取りは何故か、
イーストキャピタル上空に大音声で写っていました

■□■


キャピタル大聖堂。

「そんな理由でサタンの元に……」

聖騎士ギルバートはミンナがサタンも元に向かった理由を知り、
驚きつつも攻撃体勢を崩す事は出来ませんでした。

目の前には多数の悪魔の軍勢がいたのです。

悪魔たちはパンデモニウムの出現により実体化し、
憑依元である魔人たちをエネルギーとしている強力な存在です。

そしてその中心には。

『実体化して暴れられるとは……興奮するねぇ』

悪魔アザゼルの姿がありました。

その背後には半透明になった椚狂介
――かつてアザゼルと呼ばれた男の姿がありました。

『俺はいくら傷つこうと、狂介の魂を削れば癒される。
これこそ二人の友情だとは思わんか?』

■□■


そして、イーストキャピタルに迫る脅威は悪魔だけではありませんでした。
全長2キロの巨大な“手”がキャピタルに迫っていたのです。

(眷属を合成して作り上げたこの“手”。
……陛下の御業としかいいようがない)

その中心部にいたのは吸血騎士ソール
ソドムの戦いで特異者たちに遅れをとったソールでしたが、
直後この手に来るよう、流血帝国皇帝のドラキュラに命じられたのです。

ソールの脳裏にドラキュラの声が響きました。

(面白いことになった。
アダム・カドモンはエドワード・バーレットの魂から創られたようだな。

特異者にならずして
――いや、特異者の領域を超えてアバターと三千界の秘密に迫り、
三千界管理委員会に滅ぼされた偉大なる種族の継承者)


(そのような者がむざむざと天使どもに捕まるものなのでしょうか?)

(奇行でも知られるようではないか。

――ソールよ。聖遺物の奪還ができなかった今、
アダム・カドモンの力をそのまま我が物とする。

“手”を使い、パンデモニウムごと余に献上せよ。

仮に失敗した場合でも一部始終を見てくるのだ。

アダム・カドモンが復活しようと
セフィロトではお前は最強の存在だ。)

(仰せのままに)

“手”はイーストキャピタル領内に入りました。
それに対抗するため教会最強である聖堂騎士団団長ジェルトルーデや、
レジスタンスに所属する異世界の英傑関羽が向かいました。

そしてホライゾンは特異合体の使用を決断しました。

■□■


こうして、イーストキャピタルを舞台に
アダム・カドモン復活を巡った最後の戦が始まろうとしていました。

「マリチカもメルカバーに乗って、セトの所に向かわないと!」

「分かった。今は、神人復活を優先させないと」

マリチカ奥戸星良と共に
パンデモニウムに向かおうとしていました。
二人とも十二聖遺物の聖者だったのです。

そして聖者は二人だけではありません。

「僕も向かわないといけないようだね」

「教王様、その格好!」

「僅かな時間だが、この姿でいれば“全力”を出す事もできる。
――ホライゾンの聖者諸君も頼む、神人を復活させてくれ!」

全裸に葉を一枚だけまとった姿は
教王エマヌエル二世その人でした。

そして決戦に向かって高揚した中、
一人頭を抱えている女性がいました。

「どうも怪しいのよね。
お父様が生きているような……」

ゴダムからやってきたエドワードの娘、
エミリアはミンナに違和感を感じていました。

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『三千界のアバター』のセフィロト編のグランドシナリオ
『ファンタズマゴシック~完結編~』をお送りします。


■シナリオ概要
このシナリオは、これまで展開してきた、

・トリガークエスト 全16話

・トリガーシナリオ 全8本

の状況・結果を踏まえた上での最終的なシナリオとなります。

最低限の情報は本ガイドに書かれておりますが、
これまでの経緯が分からない・忘れた方も、再読頂ければ幸いです。

■本シナリオの結果とその影響について
このシナリオの結果によって、

・今後の新世界での展開
・セフィロトの状況

に大きな影響が出てきます。
また現在進行中のシナリオ「アンダーグラウンド動乱」の結果もグランドシナリオの結果に反映されます。

■シナリオへの参加・報酬について
グランドシナリオは基本参加料(MCのみ)は無料となります。
ただ、LC・フェローの追加や、文字数追加する場合は、別途ポイントが必要です。
LC・フェローは合計2名まで追加参加可能です。

またグランドシナリオではリアクション本文への
キャラクターの採用・不採用がございます。

また、シナリオに参加されると漏れなく、

・EXP:1000
・G:2000
・社会性:1
・EXフェロー:『教王エマヌエル二世』

がプレゼントされます。
※LCを参加させている場合、LCも同じ報酬を受け取ることができます。
※フェローを参加させるとMC・LCの報酬社会性が+1されます(フェローを何名参加させても+1となります)。

■アクションの書き方・採用について
シナリオに参加した後、自分の行動に合わせて「アクションパート」のいずれかを選択してください。
自分の行動したい物がない場合でも、活動場所が近い物を選択してください。

アクションパートはクエストと同様の難易度が設定されていますが、
シナリオではアクションによって難易度の差を埋める、あるいは戦闘能力に左右されない行動をとることも可能です。
アクション内容によっては別のパートに振り分けられる事があります。

具体的なアクションの書き方は、マニュアル・プレイガイドをご覧ください。

また、グランドシナリオはアクションの採用・不採用があります。
採用されない場合はPCはリアクションに登場いたしませんのでご注意ください。

■基本的な状況
神判の世界セフィロト。
神の怒りによる苦難の時代、神判を終わらせるためには神人アダム・カドモンの復活が必要でした。
特異者たちの活躍によってアダム・カドモン復活に必要な十二聖遺物の殆どはセフィロト教会の元に集まりました。
しかし、アダム・カドモンとなるべき少女ミンナはイーストキャピタルに顕現した悪魔の居城パンデモニウムにいます。
悪魔の王であるサタンはミンナを連れてセフィロトを捨て去ろうとしているのです。
そのためにキャピタル各所に現身であるレッドドラゴンを出現させ、
さらにはアザゼル率いる魔人教団によってキャピタルは混乱状態にあります。

流血帝国の皇帝ドラキュラはアダム・カドモンの力を手に入れるために
大量の眷属の肉体を合成した巨大な“手”をキャピタルに向かわせました。
こうした状況を打破するにはアダム・カドモンを復活させるしかありません。
そのために十二聖遺物と神人の媒介となる聖者たちがミンナの元に向かう必要があります。
しかし、ミンナは自らの“出自”を知り、他の人に合わせる顔がないと考えているようです。
また、三千界統合機関のマンフレッドはアダム・カドモンの復活が絶望的になった時には
“アグネアウェポン”という超兵器によってセフィロトごと滅ぼすつもりです。

セフィロトはまさに存亡の危機に立たされています。

しかし、拡散したはずの田中全能神が流したボトルメールによって
各地の特異者が駆けつけてもいました。

本グランドシナリオのアクションパート別の注意事項は以下のようになります。

【1】レッドドラゴンと戦う 難易度:4
イーストキャピタル各所、そして世界各地に魔王サタンの現身であるレッドドラゴンが出現しています。
現在、セフィロト教会や安坂銃太郎を初めとするレジスタンスによってレッドドラゴンとの戦いが行われています。
レッドドラゴンは体長が数メートルから数十メートルとバラつきがあり、爪や噛み付き、炎、あるいは魔術を使って襲ってきます。
強敵ではありますが体が大きい分攻撃は当たり易く、戦力を集中すれば倒せなくはありません。
しかし、レッドドラゴンの出現数が多いため戦力が不足している状況です。
特異者たちの動員も求められていますが、そこにゴダムの特異者ソフィアとネイサンが救援に駆けつけています。

このパートではNPCの安坂銃太郎、ソフィア、ネイサンが登場します。

【2】民間人を避難させる 難易度:2
パンデモニウムの出現やレッドドラゴンの出現によって、イーストキャピタルでは大規模な避難が開始されています。
避難民は西に向かい、瑞穂国の領内に入るのが目的です。そこまでは各自の車両や鉄道などで避難する事になります。
市民を故意に狙う敵はいないものの、パンデモニウム顕現の影響で実体化した悪魔などが襲ってくる可能性もあります。
セフィロト教会やレジスタンスも避難活動に協力していますがやはり人員がたらず、避難誘導や駅や道路、線路の警備する人員が求められています。
ここにはユグドラシルの特異者アルベルティーナが駆けつけており、空から警戒を行ってます。

このパートではNPCのアルベルティーナが登場します。

【3】キャピタル大聖堂防衛 難易度:5
パンデモニウムが顕現した影響で、周辺地域では悪魔が実体を持って出現できるようになっています。
これらの悪魔を束ねるアザゼルはこれまで取り戻された十二聖遺物が安置されているキャピタル大聖堂を襲撃してきます。
アザゼルの軍勢は魔人教団のグリゴリ派やモロク派に所属していた魔人や飼われていた魔獣です。
しかしアザゼルと呼ばれてきた特異者、椚狂介(くぬぎきょうすけ)は
アザゼルに憑依するような状態でその魂をエネルギーとされています。
その他の魔人たちの多くも同様の状態で魔獣たちも完全に悪魔と化しています。
対する防衛側は聖騎士で構成される聖堂騎士団が主力ですがパンデモニウムに言った者も多く絶対数が足りません。
これまでの経緯から聖騎士であるギルバートが警備の主任となっており、
悪魔から解放されたユリアやアキムもそれを手伝っています。
またアザゼルを救いたいとホライゾンからクロニカ・グローリーが駆けつけています。
大聖堂での戦いの結果、安置されている十二聖遺物が奪われるなどがあった場合、
【5】でのアダム・カドモンの復活はかなり厳しくなるでしょう。
※逆転憑依はPCには起きません。

このパートではNPCのアザゼル(椚狂介)、ギルバート、ユリア、アキム、クロニカが登場します。

【4】“皇帝の手”を破壊する 難易度:6
流血帝国の皇帝ドラキュラはアダム・カドモンをパンデモニウムごと奪取しようと、
自らの眷族を合成し巨大な“手”を創造し飛来させてきました。
手は全長2キロほどの巨大な物で、必要に応じて眷属を分離させて兵力とすることもできます。
放っておけば、【6】アダム・カドモンが復活したとしてもパンデモニウムごと連れ去られてしまうでしょう。
しかし、“手”はコントロールが難しいらしく、ドラキュラは自らの息子であるソールにコントロールを任せています。
ソールと因縁のある聖堂騎士の団長ジェルトルーデとその手勢、
関君こと関羽が戦いに向かい、最初の八人であるアドルフも協力しています。
また、正体不明の“浅黒い肌の女性”が出現したという情報も入っています。
ワールドホライゾンでは“手”を破壊するために特異合体の使用をすることにしました。
増幅器も使ったその威力であれば“手”にも大きな打撃を与えられますが、
増幅器に限界が近づいており、このパートのみの使用となります。
いずれにせよ巨大な“手”を完全に破壊するのは難しく打撃を与えた上で
“手”のコントロールを狂わせてキャピタル郊外に墜落させるしかない考えられています。

このパートではNPCの、ソール、ジェルトルーデ、関羽、アドルフ、浅黒い肌をした女性(?)が登場します。

【5】アダム・カドモンを復活させる 難易度:6
パンデモニウムの基部からサタンの間に侵入し、アダム・カドモンを復活させるパートです。
アダム・カドモンは現在もミンナという形で存在しますが、神の力を持つためには十二聖遺物の力を注ぎこまなければなりません。
そのためには聖遺物と神人の媒介となる聖者の存在が必要となってきます。
現在聖者は、トリガーシナリオで「○○の聖者」の称号が付与された特異者(PC様8名)と、
聖骨を持つ奥戸星良、アダムの肋骨を持つマリチカ、そして聖槍を持つエマヌエル二世の11名。
そして最後の聖遺物となる聖杯を持つミンナ自身となります。
※聖遺物は特に断りのない限りは全てキャピタル大聖堂に安置されていることとします。
パンデモニウム基部は飛行手段があれば侵入は可能ですが、その内部はサタンの配下であるネビロスやベリアル他、強力な悪魔が多数存在しており、
サタンの間まで行くことは困難です。
そのため聖者たちをサタンの間まで行けるようにするために戦う者達が必要です。
更なる困難はサタン本人もそうですが、ミンナにアダム・カドモンになる意思がないことです。
自分の元となった魂が40代の女子力にあふれた男性エドワード・バーレットと知ったミンナは、そのことで思い悩んでいます。
アダム・カドモンの復活は本人の意思がなければ行われないのです。
つまりアダム・カドモンの復活は「聖者」「道中の敵の排除」「ミンナの説得」の三つがそろわないと行われません。
ただし聖者については過半が揃えば、アダム・カドモンの復活はなされます。
しかし集まる人数が少なければそれだけアダム・カドモンの力は弱くなり、
今後セフィロトはが神判の克服する障害となるでしょう。
サタン本人は強力無比な力を持っています。しかしその体は元々は奥戸星斗のそれであり、
何かきっかけがあれば星斗が自らの意思を取り戻す可能性もあるでしょう。

「聖者」の称号について譲渡出来ません。あくまで称号を持っているご本人のみが対象となります。

このパートではNPCの、奥戸星良、ミンナ(アダム・カドモン)、マリチカ、エマヌエル二世、エミリア、サタンが登場します。

【6】その他 難易度:1
【1】~【5】の内容に縛られない、本シナリオに関わるアクションを自由に掛ける事が可能ですが、
採用率は非常に低くなります(難易度は仮の物です)。
また、今回のシナリオ内容にまったく関連のないアクションは採用されませんのでご注意下さい。

それでは、皆様のシナリオ参加、お待ちしております。


【2015年3月23日17:00 追記】【5】に「聖者」の称号について追記いたしました。

【1】レッドドラゴンと戦う 【現在のMC参加人数:80】

4

【2】民間人を避難させる 【現在のMC参加人数:126】

2

【3】キャピタル大聖堂防衛 【現在のMC参加人数:75】

5

【4】“皇帝の手”を破壊する 【現在のMC参加人数:24】

6

【5】アダム・カドモンを復活させる 【現在のMC参加人数:63】

6

【6】その他 【現在のMC参加人数:29】

1