クリエイティブRPG

カルディネア

竜神族の青年と新たなる冒険者たち

リアクション公開中!

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竜神族の青年と新たなる冒険者たち
基本情報

マスター:クリエイティブRPG運営チーム
ワールド:カルディネア
 
 

料金

MC参加:0ポイント
LC参加:50ポイント
フェロー追加:不可
LC/フェロー最大追加数:1
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2022年06月22日公開!

【!】このシナリオは同世界以外の装備が制限されたシナリオです。
シナリオガイド

千年王国リュクセールに迫る脅威! 平穏な日々を脅かす存在を突き止めよ!

シナリオ名:竜神族の青年と新たなる冒険者たち / 担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム



 崩れ落ちる竜。
 砂塵から現れる少女。
 動かなくなった竜を一瞥して呟く。

「すべての竜を倒さなきゃ、世界は解放されないんだから」

■□■


●旅立ち~エスターシャとの再会
 世界の創造神たる“神竜”との新たな契約によってカルディネアの地が平穏を得てからから千年もの間、
 クリスタルに包まれて眠り続ける神竜の巫女セレスティーヌを見守り続けてきた竜神族の青年アイオーン
 彼に仕えるヴァルキリー、フィルツェーンは神竜より、

「再び世界が闇に包まれようとしている」

 という神託を受け、アイオーンに報告しました。

 セレスティーヌが愛した世界カルディネアを守るため、アイオーンはフィルツェーンと共にセレスティーヌが安置されている地下深くの神竜の神殿から出ると、
 人が辿り着くには困難な場所に住む、悠久の命を持つ大魔道士エスターシャの元を訪問し、かつての仲間を探す方法を尋ねました。

「千年も昔の話だから、とっくに死んでるわよ」

 と一蹴されるも、

「ただ、その意志を継ぐ者なら探せるわ。その者には印があるのよ」

 と【守護星印】のことを伝えられます。左手の甲に守護星の印が現れるというものです。

「あと、とっておきの兵器を紹介するわ」

 そういってエスターシャは、二人に棚から出してきた一枚の紙を机に置いて見せます。

「これはのようですが。そしてこれは……」
「そう。アンタたちがこの地に来るよりも前、ひとつの街と共に封印した魔導兵器があるのよ。
 その封印を解く鍵がこの曲。簡単に封印が解かれないように1枚は私が預かっているんだけど、全部で16枚くらいあって、
 本物はこの曲を作ったコルネイユが持っているはずだわ」
「へぇ。その魔導兵器があれば戦力になるってことか。でもそのコルネイユって奴も1000年前の奴だろ? 生きてないんじゃないか?」
「そうね。でも確かコルネイユを継ぐクリューデル家は交易都市セロナブル近郊を治めていたと思うわ。何か気になることでもある?」

 神妙な面持ちで譜面を見つめるフィルツェーンにエスターシャが語り掛けます。

「いえ。かつての仲間の意志を継ぐ者と合わせ、譜の手掛かりも調べて参ります」


●ノイエ・ゴルドバールの街~黒焔竜ブラックオニキス
 冒険者が集まるノイエ・ゴルドバールの街は「失われた都」の話で沸いていました。
 かつての都、ゴルドバールではないかとの噂でもちきりです。

「クソッ、連中がいるってことは、あそこにはきっとお宝が眠ってるに違いない」
「そのお宝を独り占めしようってのは、どこの連中だ? 近くの領地の軍か?」

 どうやらその失われた都市の近くの遺跡で、発掘作業をしている謎の集団がいるようです。

「……いや、あの紋章は見たことがある。神聖セレスティア皇国“ブランコスモス”に間違いない」

 セレスティアはリュクセール王国の南方に位置する覇権国家です。
 虎視眈々とこのリュクセール王国を狙っているという黒い噂が絶えません。

「へぇー、そんなのがいるんだ。失われた都の話より、そっち聞きたいな」

 ツインテールの愛らしい少女が、別の噂に食いついていました。
 黒焔竜ブラックオニキス
 400年ほどノイエ・ゴルドバールの西のミリルミナ渓谷に棲むとされ、ノイエ・ゴルドバールを守護する竜として人々から崇められているといいます。

「じゃ、見に行こっか。その……えーっと、ブラックオニキスだっけ?」

 自ら“滅竜士(ドラゴンスレイヤー)”を名乗る少女キャロルは、その場にいた冒険者たちににこやかな笑みを浮かべながら、まるでピクニックにでも行くかのように誘い掛けました。


●???
 制服姿の男がフードを深く被った人物へ近付いて話しかけます。

「……殿、報告いたします。示されたポイント付近にて第伍溝の発見に成功しました」
「修復はいつ完了する」
「破損状況が酷く、3か月程度の見込みですが」
「何だ?」
「リュクセールの冒険者と衝突が発生し、撃退しましたがいずれまた……」
「冒険者か。程度は低いがしぶとい連中だ。邪魔はさせるな。そしてあの女の手掛かりは掴めたのか」
「ゴルドバール地方以外ではほぼ確認できない伝承のため、そちらも間もなくかと」


●交易都市セロナブル
 アイオーンとフィルツェーンは、【守護星印】を持つ者を探そうと、ノイエ・ゴルドバールの街にほど近い交易都市セロナブルへ向かっていました。

「エスターシャ殿が話されていたことを気にされているのですか?」

 アイオーンはフィルツェーンの問いに答えず、エスターシャの言葉を思い出していました。

「あんたがこの地を守ったのは認めるわ。
 それで人々が平穏に暮らして豊かになったのは確かだけど、
 他人によってもたらされた安寧を当たり前のように享受するだけで、籠の中の鳥と変わらないわ。
 そして籠に守られた鳥たちは、より豊かな暮らしを追求するようになり、個々人の孤立を招いた。
 あたしに言わせれば、歪んだ至福の世界ね」


(セレスティーヌの愛した世界を、歪んだ至福の世界とは言わせない)

 そんなことを思っていると、到着したセロナブルの通りに人垣ができていました。

「何があったんだ?」

 群衆が見つめる先では、兵士たちが大きな商店から荷物を運んでは荷馬車に詰め込む作業をしています。
 聞けばこの地方の領主であるクリューデル家が代替わりし、税の取り立てだけでなく、要求に従わないと罪を被せられて監獄に送られるというのです。
 この商家の娘が、好色家でもある領主に見初められて差し出すことを要求されたが、それを断ったといいます。
 セロナブルでは有力な商家だったようですが、見せしめのために監獄送りとなり、財産は没収されたそうです。

「領主のトコに乗り込んで懲らしめるなら、手を貸すぜ?」
「冒険者風情が我々のことに口出ししないでくれ。平和に暮らすためには多少の犠牲はつきものだ。ただですら税が上がった上に、モンスターが増え始めて交易も滞ってきているというのに、余計なことをされてこれ以上巻き込まれると迷惑だ」
「……何か訳があるようですね」

 アイオーンは困っている人々に手を差し伸べようとしましたが、逆に突っぱねられてしまいます。
 その物言いからフィルツェーンは人々が領主以外にも困っていることがあると察したようです。

「モンスターが商隊を襲撃している、か。モンスター自体はさほど珍しい訳ではないと思うが、田畑を荒らすのではなく商隊を襲うとなると話は変わってくるな」
「はい。加えて最近は数が増えているだけではなく、より凶暴化していて力のない人々では手に負えなくなっているようです」
「モンスターの凶暴化、か。フィルが聞いた神竜の神託と関わりがありそうだ。俺はモンスターを退治してくる。フィルは領主を調査して欲しい。
 譜を持っているだろうし、好色家というからフィルの方が適任だろう」
「そ、そうですか……?」

 自分が「美しい」と意識していないフィルツェーンは、アイオーンの言葉にいまいちピンと来ていないようですが、
 主人がそういうのなら、とクリューデル家へと向かうことにしました。


 神竜の加護に守られた平穏な千年王国であるはずのカルディネアの地に訪れつつある不穏な影。
 それを見つけるのは、あなたの行動(アクション)かもしれません!

担当マスターより

▼担当マスター:クリエイティブRPG運営チーム

マスターコメント

『新約カルディネアの神竜』のプレシナリオ
「竜神族の青年と新たなる冒険者たち」をお届けします。

本シナリオは、【2022年6月】開始予定の、
新シリーズ『新約カルディネアの神竜』の「冒険」シナリオのプロローグ的な内容となっております。
いち早く『新約カルディネアの神竜』の世界に触れて頂くと同時に、
シナリオガイド中でも触れられていますが、活躍に応じて本編でも使用できる【守護星印】が配布される予定です。
この機会に奮ってご参加ください!

MC参加は無料で、
参加受付期間は【2022年5月23日10:30】までとなっております。


参加締め切りまでに定員を超えている場合抽選が行われますが、
新規登録の方は受かりやすい事もございます。
何卒ご了承ください。

そのため、同一ユーザーによる、複数のキャラクターのご参加につきましては、
ご遠慮頂きますようお願い申し上げます。


なお、LC参加は有料となります。


■シナリオの参加報酬について
本シナリオに参加されると、課題よりフェロー

・「駆け出しの冒険者」→アバター「冒険者」覚醒フェロー
・「見習い魔法使い」→アバター「探究者」覚醒フェロー

がプレゼントされます。
それぞれ、アバターの覚醒フェローとなっていますので、
こちらを使用してカルディネアのアバターに確認してください。

また、本日(5/20)中に「マーケット」に冒険者と探究者の装備品が並びますので、
こちらをご購入頂き、装備することで、最低限の冒険の準備は整います。

「もっといい装備やクラスが欲しい!」「スキルを覚えたい!」という方は、
同じく本日(5/20)公開予定のクエスト「冒険者と探究者」をプレイされると、
装備品やスキル・クラスと交換できる「修練書」「スキルブック」などが手に入る場合があります!
※初めてクリエイティブRPGで遊ばれる方は、別世界のチュートリアルからの開始となります。
 チュートリアルクリアー後、「冒険者と探究者」をプレイして頂けます。



■シナリオ・アクションとは?
シナリオとは、あなたが冒険している世界で発生している様々な事件やイベントが
「シナリオガイド」という小説で紹介されています。
このシナリオガイドもそのうちの一つとなります。

このシナリオガイドに掲載された情報を元に、
自分の行動を文章にまとめたものを「アクション」と言います。
このアクションは、やりたい事を一つに絞って書くようにしましょう。

シナリオ・アクションの書き方などについては

・マニュアルの「シナリオ」
・プレイガイドの「シナリオアクションの書き方(基本編)」 / 「シナリオアクションの書き方(発展編)」

こちらご参考になりますのでぜひご覧いただければと存じます。

最初ですのであまり難しく考えず、ご自身が楽しめることを第一に、
一つ、自分が何をしたいのかを明確にした上で、アクションを書いてみましょう。


■基本的な状況

世界の中心、カルディネアと呼ばれた千年王国リュクセール。
世界の創造神“神竜”の加護によって守られ、1000年間の安寧を手にした王国です。

加護の中でもモンスターは存在しており、冒険者はモンスター退治等を請け負っていましたが、
最近になって田畑ではなく商隊など、人を襲うようになり始めています。

また、代替わりによって悪政を布くようになった領主など、
その平穏な日々が少しずつ崩れようとしています。

一方で、新たな未盗掘の遺跡の発見に冒険者界隈は沸いていたり、
黒焔竜ブラックオニキスを探す“滅竜士”を名乗る冒険者がいたりと、
時代は新たな変革者を求めています!

カルディネアの地に住まい、冒険者を生業とするあなた(PC)は
アイオーンやフィルツェーン、キャロルと共に
モンスター退治を請け負ったり、領主を懲らしめたり、
はたまた黒焔竜ブラックオニキスに挑んでみたりと、
これらの事件へと関わっていくことになります。

あなたの行動(アクション)一つ一つがやがて、世界を変える道標になるかもしれないのです!

なお、『新約カルディネアの神竜』の世界観は

ティザーサイト
ワールドガイド
アバター一覧(『新約カルディネアの神竜』)

をご覧ください。


【1】フィルツェーンとクリューデル家を調査する 難易度:2(3)
ヴァルキリーのフィルツェーンとクリューデル家を調査します。
クリューデル家の現当主は代替わりしたばかりですが好色家であり、
その権力を利用してセロナブルの商家などから若い女性たちを差し出させています。

クリューデル家は、大魔道士エスターシャが渡した魔導兵器の封印を解く16枚の譜の1枚があるとされており、
フィルツェーンは乗り気ではありませんが、差し出される商家の娘の身代わりとなって潜入するようです。

女性PCであれば同様の手段で潜入が可能です。
ただ、装備品は全て取られてしまうので、スキルのみでの戦闘となります。

男性PCは、潜入系のスキルがあれば潜入可能ですが、
ない場合は味方が騒ぎを起こすまで屋敷の外での待機になるでしょう。
フィルツェーンたち仲間が騒ぎを起こした後は、騒ぎに乗じて侵入が可能となります。
なお、男性PCは難易度が()内のものになります。


【2】アイオーンとモンスター退治を行う 難易度:1(4)
アイオーンと交易都市セロナブル近郊で商隊を襲うモンスターの退治を行います。
冒険者ギルドからも依頼が出ているので、退治に成功すると臨時ボーナスが出るかもしれません。
※このパートに参加したPCに追加でGが配布される場合があります。

商隊を襲っているモンスターはワイルドウルフと呼ばれるオオカミの一種で、
野生の狼より一回り大きい体躯をしており、
その毛並みは湿っていて、攻撃魔法や射撃武器が効きにくいようです。

ただ、ワイルドウルフを率いているのはヘルハウンドと呼ばれるモンスターで、
こちらは犬でありながら口から火を吐き、その咆哮を聞くと足が竦んでしまうようです。
1000年前にダークレイスと呼ばれる魔族が飼っていた、と言われていますが、
ワイルドウルフが田畑を荒らすようになったのは、このヘルハウンドのせいかもしれません。

数は多いですが、装備を整えた冒険者であればワイルドウルフに後れを取ることはないでしょう。
ただ、ヘルハウンドは強敵ですので、一人で挑もうとした場合、()内の難易度になりますで注意が必要です。


【3】キャロルとミリルミナ渓谷を調査する 難易度:4
キャロルと共に、ミリルミナ渓谷を調査します。
ミリルミナ渓谷には黒焔竜ブラックオニキスと呼ばれる竜が住んでいる、と言われています。
口から黒い炎を吐くことからこの名前で呼ばれており、普通の金属製の防具はたちまち溶かしてしまい、
その鱗は魔法の武具でなければ傷つけることはできない、と言われています。

今回は噂の真偽を確かめるのが目的で、黒焔竜ブラックオニキスと戦うことはありませんが、
もし見つけられれば、冒険者ギルドが情報を買い取りますし、キャロルの覚えが良くなるでしょう。
※このパートに参加したPCに追加でGが配布される場合があります。

ミリルミナ渓谷には飛竜(ワイバーン)やダイブイーグルと呼ばれる全長2mにもなる巨大な鷹が住んでおり、
訪れるモノを容赦なく上空から襲う、と言われています。
そういったモンスターへの備えが必要になるでしょう。


それでは、皆様のご参加をお待ちしております。


【2022年6月13日10:30 変更】 リアクション公開予定日を『2022年6月22日』へ変更させていただきました。
ご参加頂いたお客様にはお待たせしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒よろしくお願い申し上げます。

【1】フィルツェーンとクリューデル家を調査する 【現在のMC参加人数:30】

2

【2】アイオーンとモンスター退治を行う 【現在のMC参加人数:35】

1

【3】キャロルとミリルミナ渓谷を調査する 【現在のMC参加人数:29】

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