※このシナリオは、初心者ギルドの三千界アカデミー校で
所定の条件を満たした方向けのシナリオです。
招待された人以外はリアクションに登場することが出来ませんのでご注意ください※
艦船や戦車、戦闘機といった兵器が少女の姿を取った武姫(ぶき)たちが、いくつかの陣営に分かれ、
陸海空を舞台に、人々を守るために戦う世界
アーモリー。
武姫たちは、完成した暁には三千界の各地にバラまかれ、
平和を崩壊させる戦乱の火種として、
“死の商人”山本大國によって創られていました。
しかし、武姫たちを指揮する教導官の「導き方」次第で、
破壊兵器にも平和を守る兵器にも進化するといいます。
ワールドホライゾンの特異者は武姫たちの陣営の一つ
“アクシスパワーズ”の武姫たちを指揮する教導官となり、
アーモリーの、そして三千界の平和を守るため、
アーモリーの戦いを終わらせることになったのです。
■□■
――“アクシスパワーズ”本拠地・姫令部(きれいぶ)
『三千界アカデミーアーモリー校』に所属する特異者と彼らを引率してきた
春待 日向が集まっていました。
そこへ今回の教官を務める艦姫、戦艦
グナイゼナウがやってきました。
「あなたたちがアカデミーの生徒ね。
早速ですが、あなたたちに受けてもらう訓練を説明するわ。
あなたたちには“アクシスパワーズ”の他の姫令部から運ばれてくるマトリクスを、
この姫令部の沖合で受け取ってもらい、姫令部まで無事に届けてもらうわ。
ただ、マトリクス輸送に勘付いた“ユニオンジャスティシア”が
飛姫と艦姫、車姫を派遣して、横取りを企んでいるの。
“ユニオンジャスティシア”の飛姫・艦姫・車姫を引き付けつつ、
マトリクスを姫令部まで持ち帰る……という想定の訓練になるわ。
“ユニオンジャスティシア”の武姫役は、この姫令部の武姫たちが務めるし、
攻撃もペイント弾やマトリクス製竹刀を使用するから死ぬことはないけど、
それでも当たると痛いから、本気で取り組んで欲しいわ。
べ、別に教導官のことなんて心配していないんだからね!?」
グナイゼナウがそこまで話すと、横にいた日向が頷きました。
「課題をクリアーされた皆さんなら大丈夫! 講師の私が保証しますっ!
さあ、あなたの三千界での冒険―――ここから始めましょう!!」