※このシナリオは、初心者ギルド「三千界アカデミーDC校」で
所定の条件を満たした方専用のシナリオです。
招待された人以外はリアクションに登場することが出来ませんのでご注意ください※
デルタシティの商業・娯楽施設が建ち並ぶダウンタウン、その一角に老朽化した小さなビルがありました。
市長の
アイゼン・ハワードが、「古いけど取り壊すほどではないシ、ワールドホライゾンの方で好きに使っていいヨー」とワールドホライゾンの市長
紫藤 明夜に伝えてきたため、明夜は新たに特異者となった「三千界アカデミーDC校」のメンバーの交流と訓練を兼ねて、この小さなビルを修復を依頼しました。
今しがた修復が終わり、小さなビルはワールドホライゾンの特異者たちのアジトの一つとして蘇りました。
地上3階地下1階建てだったビルは、地上9階地下3階建ての、外見は商業施設ビルへと生まれ変わりました。
evilによる犯罪が多い街ですので、最低限の攻撃施設を備えています。
夜でも見える監視カメラと赤外線センサーが入口と屋上、各界の非常口に設置されています。
また、監視カメラは街灯型をしており、一見すると監視カメラに見えないデザインになっています。
監視カメラの映像をリアルタイムに監視できる小さなモニタールームが作られました。
合わせて外からも見えるような位置に、外見の派手な機関銃が付けられています。
また、侵入者を発見すると片足だけはまる落とし穴(中は粘着性の液体入り)と、床一面に接着剤を撒く罠が設置され、各階に装備の格納ブースが設けられています。
防衛施設は大幅に強化が図られました。
まず基本構造は最悪でも震度5強の地震に耐えられる程度まで補強され、壁は一般的な建物の倍以上はある鉄筋コンクリートの壁になり、その壁を何層にもなっており耐衝撃性と防音性を向上させています。
各階には火災時の防火シャッターや消火器が設置され、階段の一つは途中で滑り台になり、避難しやすくなっています。
また、DC校の生徒しか知らない隠し通路が作られ、出入口はロッカーに偽装されており、忍者屋敷風に回転扉となっています。
逆に隠し扉っぽいものはだまし絵で、ただの壁に描かれています。
そのほか、大切な愛車を守るため、車庫には警報装置が設置され、防衛施設の電気を使用する機器に、停電しても30分は持つ予備バッテリーが付けられています。
中でも充実しているのは生活施設でしょう。
DC校生全員の個室……は無理でしたが、常時50~100人は寝泊まりできる個室からグループ部屋が用意されています。
それだけの生徒が生活できるよう、厨房は大幅にリニューアル。大型の冷蔵庫にオーブン、業務用コンロが用意され、300名が同時に食事が採れる食堂も出来ました。食堂は会議室も兼ねています。
また、ヒーローたるもの常にトレーニングは欠かせませんので、充実した器材と清潔なシャワールーム(大浴場)、射撃場を備えたトレーニングルームが地下にあります。
大浴場には休憩室が併設され、ストーブや扇風機、コタツが置かれています。また、みんなで持ち寄った本が置かれている読書場所や昔懐かしいゲームコーナー、アトリエなどにもなる貸切可能な多目的ルームもあります。
そして傷とは無縁ではいられないヒーローたちのために、緊急用の治療スペースも造られています。
せっかく修復してアジトになったので、修復した特異者たちに実際に住み心地を体験してもらおうと、お泊り会を開くことになりました。
自分達が修復したアジトで、皆さんはどんなふうに過ごしますか?