※このシナリオは、初心者ギルド「三千界アカデミーWL」で
所定の条件を満たした方専用のシナリオです。
招待された人以外はリアクションに登場することが出来ませんのでご注意ください※
チェシャーヴィルの近くに、ジャバウォックによって破壊されてしまった小さな村がありました。
チェシャーヴィルにはこの村から避難してきた村長たち村人がおり、修復を手伝ってくれる人を探していました。
その事を聞き付けた
クロニカ・グローリーは、新たに特異者となった三千界アカデミーWLに交流と訓練を兼ねてこの修復依頼を回し、廃村は特異者達の手によって修復され、かつての風景を取り戻していました。
村長の家はしっかりとした石の基礎の上に、しっかりとした建物が建て直されました。
ここは旅人の宿になったり、村人の集会場になったり、いざという時の避難場所になったりしますので、大人数が利用できるようテーブルや椅子、食器、毛布などが多めに用意されました。
また、避難所を兼ねているので、簡単な医療設備と保存食も用意されています。
そして泉より引いた水を利用した、露天風呂も新たに作られました。
村の中に目を向けると、破壊された村人の家はあらかたしっかりと建て直されています。こだわりは煙突でしょうか。
中にはお菓子の家もちらほら見えます。
また、畑や花壇が造られており、ハーブなどが植えられています。
村の数少ない名所になっていた、朝昼晩の時間を告げる鐘が吊るされている鐘楼は、今までの倍の高さにまで増築されました。
高くなった分、基礎から見直されています。外壁は赤レンガでより強固になっているようです。
入口の上にはかつて住んでいたっていう髪の長い姫君を模したレリーフが飾られており、周囲に生えた薔薇や蔦と共に出迎えてくれます。
中に入ると、階段には滑り止めが付けられており、また、明り取りの窓に花が置かれているなど、中に入った人の事を考えた造りになっています。
一方で、盗賊除けのトラップが仕掛けられていたり、動く曰くのある全身鎧の兵士の置物が展示されたりしています。
屋上は展望台になっており、見張りをすることができます。また、新たに付けられた鐘は一種類ではなく、複数の綺麗な音色を奏でる鐘になっているようです。
そして汚れ放題荒れ放題だった泉も、見違えるようにきれいな清水をたたえる泉へと蘇りました。
湧水は冷たくて美味しく、この水を沸かした湯で淹れたお茶はとても美味しいでしょう。
また、泉の傍にはハーブや薬草、花に蓮が植えられ、ちょっとした庭園になりつつあります。
泉の一部にはレンガが積まれ、コインを投げ入れて願掛けする場所が設けられています。
修復を終えた村には後程村人が帰ってきますが、クロニカはその前に、修復をした特異者達に実際の生活を体験してもらいたいと、合宿を開くことにしました。
自分達が修復した村で過ごす1日、皆さんならどう過ごしますか?