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ワールドホライゾン

ゲームマスター
  • トヨシロ
    (とよしろ)
  • 最終更新日:2024年09月13日
  • 作品数:15
  • シナリオ一覧

プロフィール

 初めまして、あるいはお世話になっております、トヨシロと申します。
 皆様と共にクリエイティブRPGを盛り上げていけるよう頑張っていこうと思います。
 下記にアクション、マスタリングに関することなどが書いてありますので、お手隙の際に確認して頂ければ、もしかしたらためになるかもしれません。今のところ思いつくことなどを書いたので、これから減ったり増えたりするかと思います。
(GM名義のTwitterアカウント:@toyoshiro_gm)


【近況報告(2024/09/12)】
 お久し振りでございます。
 前回の更新は……うん、年内だからセーフ(過去実績比)だな!
 ということでプライベートシナリオの告知ですよ。
 公開予定日は【9/18(水)】でワールドは『マグメル』です。
 以下、ざっくり予告。


 ――どうすればヒト種族を幸福で満たせるのでしょうか?

 ラメーダは己に課された使命について考えた。
 彼女は創世神フィルマによって生み出されたゴーレムであり、設定された目的は「ヒト種族の幸福追求」だった。
 しかし、地上で過ごす時間が長くなるにつれて幸福とはなんなのか考えずにはいられなくなる。
 すべてのヒト種族に適用できる幸福を求めて世界中を旅して、やがて同じように思い悩む同士達に出逢った。
 そして結論に至った。
 ヒト種族を幸福に導く答え、それこそは“快楽”である。
 ここに女神信仰の異端、快楽至上主義を掲げる『天楽快』は誕生した。

 時は流れて、来訪者はとある依頼で『天楽快』と相見える。
 溶ける装備、スライム、因習に染まる村、ダブルピース、楽園――“西部共和国”の辺境ですべては始まる。


 という感じで、内容には余り触れないけど色々と察せられる依頼に皆様の参加をお待ちしております。



【アクション】
 書きやすいように自由に書いて頂ければ問題ないですが、アクション次第でリアクションでの出番や活躍が増減するのはご了承ください。
 死が許容されている状況や世界ではPCにもそれに準じて描写しますので、不殺を決めている方は明記して頂けると助かります。
 また下記に関係なく、ルールとマナーを守って頂ければ変態さんとネタは喜んで書きます。空気や雰囲気を考えて適度にふざけましょう。

■個人的にリアクションで活躍させたくなる(させやすい)アクション
1.手段と目的が明確で具体的に書かれている
 →当然ながら効果的であることが重要です。
2.文字数を目一杯に使っている
 →ダブルアクションには注意ですが色々と書きましょう。困った時は台詞案やPCのプロフィールの詳細、ネタなどを仕込むと良いです。
3.行動だけではなく心情も書かれている
 →想いは大切です。
4.読み易い
 →PC口調、PL口調が複合する場合は分かるようなっている(カッコで分けたりして頂けると混同せずに助かります)。
 →改行、句読点が適切に入れられている。

■アクション重視
 アクションはマニュアルにもある通りレベル差を覆す程に重要視されます。
 どんなに強いPCでも『戦う』と書かれているだけであれば、低レベルのPCが念入りに作戦を書き込んでいた場合は、アクションが優秀なPCに軍配を上げます(もちろん限度はありますが)。

■アイディア勝負
 スキルや道具はとても便利ですが、ただ『使う』のではなく『どのように使う』のか考えてみましょう。他にも地形や状況を利用してみたり、自由設定ではなく称号として認められた地位や立場を活用して、そのPC独自のアクションを目指すと良いと思います。
 ただ拡大解釈や無茶な使用方法には注意です。悲しいですが失敗するか予想外の結果になります。しかし、一生懸命に考えられたアクションを蔑ろにすることはありません。挑戦的なアクションには望んだ形とは変わることはありますがリアクション中の出番を増やすようにしています。



【マスタリング】
 基本的に緩いです。アクションの内容を好意的に解釈してリアクションを盛り上げるようにしております。ただ難易度に合わせて段々と判定がシビアになっていきますので、油断せずにきちんと作戦を立てましょう。
 グループアクションを推奨する訳ではないですが、相談掲示板などを使って他の参加者と話し合ってみましょう。自分がどんな行動を取るのか伝えておけば、アクション被りを防げますしお互いのフォローなどもできるかと思います。そうすればリアクションはより盛り上がりますし、各PCも目立ってみんな幸せです。
 アクションの項目で書きましたが、挑戦的なアクションに対しては寛大になります。逆に心情がなく行動だけだったり、文字数の少ないアクションには辛辣になります。正確には状況が変化した場合どう動くのか分からないので書きようがないです。



【リアクション】
 アクションをもとにアドリブを加えて、できる限り他のPCと関わるようにしています。
 主役であるPCの行動次第で展開が変わるように自由度が高いです。
 個人的には下劣な『悪人』よりも信念をもって突き進む『悪役』が好きなので、私のシナリオでは敵に事情がある場合が多いです。そのため勧善懲悪の結末にはなり難いので、シンプルな物語を求める方にはスッキリしないところがあるかもしれません。
 また稀に地の文でカオスが巻き起こりますが仕様なのでご了承ください。
 シナリオへの参加に迷っている方は、既に公開されているリアクションを読んで頂ければどんなものか把握して頂けるかと思います。

■称号配布
 シナリオの中で活躍したPC、あるいは個人的にとても美味しかったアクションのPCに配布しております。
 称号は頻繁に出しませんのであしからず。また出てもセンスがないので残念仕様は覚悟してください。




<ゼスト:エキセントリックシリーズの設定>
【用語】
■イーサ
 エリア15から少し離れた大海原にポツンと浮かぶ小島。
 IFの研究開発が盛んに行われており国家連合にも技術協力をしている。
 外周から以下のように円周状に区分けされており、仮想世界にもまったく同じ形をしたイーサが存在している。
・工業区:IFの製造開発が行われている。防衛隊の基地もある。
・居住区:イーサの研究者やその家族が暮らしており、商店なども幾つか並んでいる。
・管理区:小島の維持や機密性の高い装置が揃っている。研究施設もこの区画に集中している。
・海中施設:フェスタがシステムを掌握している海中に沈んだ部分の施設。違法研究の記録が残っている。

■トワイライト
 著名な研究者や技術者を攫っている犯罪組織。
 現在の支配構造を覆す思想を持つことからテロリストとして扱われている。
 イーサの元研究者が中核となって組織されており、イーサとは過去から現在まで何度も衝突している。
 目的は『翡翠の黄昏』と名付けられた理想郷へと至ること。
 平和な時代になってからは表立った動きは見せていないが、裏側で色々と画策している模様。

■翡翠の黄昏
 トワイライトの目的であり計画名。
 理想郷の例えとして『永遠に破滅しない世界』を意味する。

■エドマンド隊
 ジョエル・マクベスの指揮下にある試験部隊。
 所属隊員は全員が優れたテストパイロットであり、自分の操る機体性能を熟知している。
 ジョエルの性格が反映されており、連携を重視した堅実な正攻法で戦う。
 現在は平和な時代の影響を受けて中隊規模に縮小されている。

■エルガイスト
 名前の由来は「エルガーガイスト(怒れる亡霊)」。“パイロット殺し”の汚名を持つ。
 アドミン(ユニ)が設計した超高速機動のIF。無事にトワイライトから取り戻されて、アドミンの手で改良が進められている。
 カラーリングは群青色。全体的に鋭角的なフォルム。
 搭乗者の負荷を度外視しており、レーザーソードの伸縮機構を使うと適正がある人間でもすぐに廃人に変えてしまう。また高速機動による身体への負担も大きい。
 射撃武器を積んでいないのは「どこまでも届く剣があればいいんじゃないかな」という狂った発想によるもの。
・装備:レーザーソード(伸縮式)、投擲用のレーザーナイフ、全身の仕込み刃。


【登場人物】
■アドミン(ユニ・エルフォード)
 イーサの主任研究員。
 外見年齢は12歳の幼い少女だが既に成人を迎えている立派ではない大人。
 母親のカナデと同じく遺伝子疾患で短い命である。
 理性が飛んでいてどんな時も悪い意味で遊び心を忘れない。
 ハイブリッドだが、エルガイストの無茶な操縦により運動能力を失い、延命処置の失敗で演算能力が低くなっている。
 父親殺しのショックでユニは記憶喪失になり、その後、父親を止めるために刷り込んだ記憶とイーサの記録から『アゼルの記憶とフェスタの趣味嗜好』を持つ人格であるアドミンとなった。

■フェスタ
 イーサの海中施設に住み着く量子知性体。トワイライト所属。特異者。
 外見年齢は20歳前後。アドミンがまともに成長した場合の外見をベースにしている。でもペッタンコ。
 修道服の白と黒を反転させたようなワンピースを纏っている。
 名前の通りお祭り頭で傍迷惑な存在。自分の欲求を満たすことが最優先である。
 かつてはセイムという名でユニとは親しい仲だった。本来の姿はカナデ・エルフォードと瓜二つである。

■アイ・メイスン
 エルガイストのリンクデバイサー。トワイライト所属。
 非人道的な実験による発育遅れのため外見年齢が遅れている。現在14歳前後に見える。
 リンカーのずば抜けた適性を持つ。また自身を顧みない戦闘機動を躊躇いもなく行う。
 現在はイーサにて捕虜の立場にあるが比較的に自由な行動を許されている。

■ルーカス・ベルトーニ
 イーサの防衛司令官。
 外見は50代前半。白い口髭を蓄えている。
 年齢差と外見のこともあってアドミンを孫のように可愛がっている。
 イーサの数少ない常識人で、いつも苦労させられているが穏やかな表情でトラブルを解決するロマンスグレー。

■ジョエル・マクベス
 ゼスト連合軍の技術将校。階級は中佐。
 外見は30代後半。
 堅実な技術者で汎用性の高い兵器の開発に秀でている。癖の強いイーサの開発物を嫌っている。
 イーサやトワイライトとは様々な因縁を持っている。

■アメリア・オールストン
 エドマンド隊第一小隊の隊長。階級は少尉。
 外見年齢は10代後半。
 部隊名の元になったエドマンド・オールストンの娘。
 優れた操縦技術を持ちプライドが高い。喋ると子どもっぽい性格をしていることが分かる。
 父親を事故死させたイーサとその開発物、そして開発者であるユニを恨んでいた。
 現在は父親の事故死の真相を知りアドミンとの関係に悩んでいる。

■ヘザー・クレイン
 エドマンド隊第一小隊の副隊長。階級は少尉。
 外見年齢は20代前半。
 極度の面倒臭がりだが天才的な射撃技術を持つ。
 アメリアの元上官だが過去の失敗で降格されており、アメリアから真面目にやらない時は「中尉」と呼ばれる。

■アゼル・エルフォード
 トワイライトを組織した元イーサの主任研究員。『翡翠の黄昏』という理想郷を目指している。
 姿を現さず暗躍を続けている。

■ジェラルド(ジェイド・メイスン)
 トワイライトに所属のランチャー・ウィザード。
 アイと共にイーサに襲撃を仕掛けたが囚われずに撤退している。
 戦場でもアイを心配して共に生き残ることを目的としていた。
 その正体はアイの実兄である。

■エドマンド・オールストン
 故人。エドマンド隊の名前の由来でもある優れたテストパイロットだった。
 イーサの試作機で事故死したと語られている。真相はアゼルが計画の阻止を危惧して起こした意図的ものだった。


【あらすじ】
■エキセントリック・オーシャン
 エリア15の近海に存在する人工島イーサがテロリスト集団『トワイライト』に襲撃される。対インテグレーターの作戦で本来の防衛司令官が不在であり防衛隊の多くをゼスト連合軍に提供していたため、撃退には成功するものの大きな損害を受けてしまう。
 臨時防衛司令官であり主任研究員であるアドミンは、再び襲撃を受ければイーサは守り切れないと判断して『エリア16の傭兵』と呼ばれていた特異者達に協力を求めた。
 防衛作戦のブリーフィング中にトワイライトは再び襲来して、特異者達は準備も整う前に迎撃を開始する。
 現実側からはアドミンの開発物で行方不明になっていた『エルガイスト』を駆るアイと変異体の大群、仮想側からはLWのジェラルドを指揮官にトワイライト所属の兵士に攻撃を受ける。
 特異者達の奮闘のお陰でエルガイストの鹵獲とアイの捕縛に成功する。仮想側でもジェラルドを撃退してイーサを現実側と共に守り切る。
 トワイライトの目的は『翡翠の黄昏』に至ることだと明かされて、特異者はイーサとトワイライトの因縁に巻き込まれることとなる。

■エキセントリック・フェスティバル
 人工島イーサはトワイライトの襲撃を乗り越えて復旧作業に励んでいた。
 しかし国家連合の視察は予定通り行われることになり、その対策のために特異者に再び協力が呼び掛けられる。
 イーサ嫌いの技術将校ジョエル・マクベス中佐が視察メンバーに含まれており、更に予定されている試作機のデモンストレーションでの対戦相手はジョエルの率いる『エドマンド隊』だった。二度の襲撃で人手不足のイーサでは、試作機のLDを用意できない状態のため特異者が代わりに参加することになる。また視察と平行して実施される『イーサテックフェス』では、外部からたくさんの者が訪れるため会場警備についても協力を頼まれる。更にイーサのシステムの一部を掌握するQIのフェスタから、閉ざされた海中施設への招待がされて特異者はその探索にも加わることになる。
 視察当日、試作機のデモンストレーションはエドマンド隊に対して優位に立ち回り、イーサの開発物とエリア16の傭兵(特異者)の実力を見せ付けることに成功する。イーサテックフェスについてはイベントを中止することになったが死傷者を出さずにトラブルを回避する。海中施設では過去のイーサで行われた不穏な研究の資料を見付けてイーサとトワイライトの闇を垣間見る。
 トワイライトを組織したのはイーサの研究者達である事がアドミンの口から語られて、特異者はゼストの裏側で蠢く陰謀に足を踏み入れていく。

■オサレチック・シミュレーション
 IDDとの戦いを終えて平和を取り戻したゼストで、イーサは相変わらず自由にはしゃいでいた。
 第一回新型IF開発会議に参加するために訪れた特異者を暇を持て余したフェスタが巻き込んで『オサレバトル』を開催する。
 オサレバトルというルールに合わせて個性的な戦いを見せた特異者にフェスタは満足して海中施設に戻っていく。
 アドミンの口からイーサとトワイライトの成り立ちが語られて、特異者は平和の裏では未だに陰謀が渦巻いることを知ることになる。

■エキセントリック・アーカイブ
 イーサのメインシステムを解析している際にアドミンが過去のイーサを再現したデータを発見する。
 その日は、エドマンド・オールストンが死亡事故が起きた悲劇の舞台だった。忠実に再現されたシミュレータ内に当時実在したイーサの関係者が入り込めばアカウントの重複で自由な行動を取れない。そこでイーサの事情を把握しながら当時のイーサには存在しなかった特異者達に調査協力が求められる。
 特異者達が過去のイーサに踏み入れてから少し後、トワイライトもまた過去のイーサに介入する。情報収集を行う者、迎撃を行う者に分かれて奔走する。
 トワイライトには平和を享受できない戦争屋、翡翠の黄昏による変革に希望を抱いた者、様々な立場の人間が協力していることが明らかになる。
 迎撃による時間稼ぎによって、特異者はその日に何が起きたのか真実を知ることとなる。エドマンドは事故死ではなく計画の妨害を危惧したアゼルの手によって殺されたのだ。
 多くの悲劇を阻止した。しかし、あくまで過去の再現、特異者達の奮闘でより良い結末を得ることができたが、そのすべては無かったことになり悲劇のままに終わった未来に至る。
 すべての決着は現代の戦いへと委ねられるのだった。


【知っておくと得する情報が転がってたりするリアクショのンページ】
■エキセントリック・オーシャン
 1.プロローグ・目次
 11.時の転換点
 13.翡翠の黄昏
 15.エピローグ

■エキセントリック・フェスティバル
 1.プロローグ
 2.イーサテックフェス開催
 6.もう一つのお祭り
 7.気紛れQI
 8.歪んだ世界
 12.イーサとトワイライト

■オサレチック・シミュレーション
 07.エピローグ

■エキセントリック・アーカイブ
※すべてのページに重要情報があります