三千界のアバター

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ワールドホライゾン

ゲームマスター
  • 有沢楓花
    (ありさわふうか)
  • 最終更新日:2018年09月14日
  • 作品数:21
  • シナリオ一覧

プロフィール

初めまして、もしくはこんにちは。有沢楓花(ありさわ・ふうか)と申します。
 『三千界のアバター』のゲームマスターを務めさせていただきます。
まだまだ不慣れな点も多々あるかと思いますが、これからよろしくお願いいたします。


■次回シナリオ・企画予定■
ご無沙汰しております。
次回シナリオは9月17日(月)です。
セフィロト小世界<薔薇の庭>、シナリオ名は「鉄の花器」です。
暴走する機関車を止めるシナリオになります。

ご縁がありましたら、宜しくお願いいたします。




 セフィロト小世界・<薔薇の庭(ローズ・ガーデン)>ローカルルールを下部に掲載致しました。
 殆どが初回のシナリオガイドからの転載ですが、一部追記があります。


●「黄金の薔薇」までを終えて
初回から今までを振り返れば……。
情報・アイテムについてつついて頂いたものもあり、何度か全く触れられずに終ったこともあります。情報のハブとなり、引き出しやすい(かつアクションの起点となりやすい)人物を配置していましたが、思ったより利用されなかったと思います。
「三千界のアバター」のシナリオは、システム上失敗しにくくなっています。ただ私の場合、NPCに要所を全て任せた場合にはベストエンドにはならないようにシナリオを作成しています。そうでないとPCが関わる必要性がなくなってしまうからです。
情報・アイテムをどう引き出して利用するか。文字数制限がある中で、やりたいことと、やらなければいけないことの折り合いをどうつけるか。
勿論、得られたものと優先したいことで、自身が優先したいことをしていただくのもPBWです。


例えば毒薬を撒く地点は候補を幾つか挙げましたが、一番怪しいのは宮殿前でした。
何故なら、祭服の男が先導していたからです。
祭服の男たちはライアンに黒斑病を治す「奇跡」――正確には、祈った後に渡した薬が直していたわけですが、この薬を提供していました。
そして、ライアンが勝手な行動をとらないよう監視していました。
黒斑病の薬を容易に提供できるのは黒斑病をばら撒いている者であり、(王家のスキャンダルとなり得る)ライアンに服と屋敷、資金を提供して利用しているのは黒幕であることは明らかでした。
その黒幕が、他の拠点を失って金で雇った男たちを殆ど捕まえられた。そしてまだ祭服の男たちは救世主の周囲として活動している故に公権力(というかコアな情報を知らない薔薇の貴族たちや教会)に目を付けられていない。
この状況でライアンが王都を一時去った時、暇ができた祭服の男たちが宮殿前で周囲を扇動しているのは、黒幕の命令からです。
故に、毒物をここかその周辺で撒く確率が一番高いと思われる、というようにガイドを書きました(勿論、その他の場所も警戒するのは必要だと思います)。

そして最終回、何とか黒幕を捕まえることができましたが、一歩間違えれば再度どこかで被害が起きる可能性もありました。
逆にマスター側から、ベストエンドに向かうために自由度を減らしても、誘導を強くするか相談協力推奨とガイドに書くか。これはマスター側の悩みでもあります。
また、今回のシリーズは自由に世界設定と関わっていただきたいこともあり、強い動機の設定を作らなかったのですが、逆に動きにくかったかもしれないと感じたこともありました。
そして他の世界も沢山あることですし、世界設定がやはり良かったのか、と考えることもありました。

ちなみに今回の一連の話で、明確な悪意のみで世界を混乱させようとしたNPCの人物は、一人だけです。

上記を踏まえ、次回の<薔薇の庭>シナリオの前に、何回かプライベートイベントシナリオを行いたいと思います。
取れる行動の選択肢を減らすことによる、対象や方法の指定。
世界観による各PC・NPCの主観と描写の分かりづらさを極力排した情報の提供。
なるべくシンプルにするために、少人数かつLC・フェロー無しの、実験的なシナリオになります。
(LCとフェロー無しなのは一人しか動かさないことでプレイしやすくすることと、世界上の問題もありますが出身世界などによるPCの知識差がありますので、一つの事象が複数の見え方をする点を排することにより、PLさんへの情報の受け渡しを極力シンプルにするためです。)
お付き合いいただける方がいらっしゃれば、宜しくお願いいたします。


■マスタリングについて■

 ○全体的な方針
  ・日常系の判定はゆるく、シリアス系は判定厳しめにしています。

  ・ステータスやスキルそのものより、アクションを重視しています。その中で最もステータスを重視する場面は戦闘です。
   (アドベンチャーゲームでコマンド「調べる」の後に、カーソルを合わせるような感じでしょうか。
    また、単に「○○について聞く」というより、「誰に聞く」「どこで聞く」「どのように聞く」と具体性がある方が嵌った時の成功率は高いです。
    戦闘では強いアイテム・技能を持っているかどうかより、どう使うか、どう立ち回るかを重視します)

  ・アレンジは少な目だと思います。
   膨らませて良かった、という場合と、イメージと違うことを書かれて嫌だった、という場合の後者ができるだけないように……しているつもりです(特に初めての方の場合)。
   アレンジOKの場合は、その旨書いていただけると嬉しいです。

  ・「悪いこと」を隠さず行う場合、それ相応のペナルティが与えられることがあります。
   (各世界で判定基準は変わるかと思います。
    また、「指名手配」されて嫌だと感じる方と、そういった状況でのロールプレイをこそ望む方と、いらっしゃるかと思いますが……
   個人的には、悪人ロールは難易度が高いと思っています。それから、たとえば失敗前提のギャグの場合でも私が気付かない可能性があります)

  ・いいことやわるいことは、目に見える形ではすぐには現れませんが、NPCなどからの信用といった形でマスタリング(主にNPC個人や組織の反応)に反映されます。
   勿論、NPCの知り得ないことなら反映されません。


○していただけると嬉しいこと
 ・PC間の呼び名がPC設定設定通りでない場合は、自由設定またはアクションに書いていただけると嬉しいです。
   尚、それらがかちあった場合の参照順は、基本的には、アクション>自由設定>PC設定の口調、となっています。

○アクションで困ること
 ・固有名詞・歌詞・説明その他において、著作権に抵触するもの。
   (パロディ・オマージュの範囲はOKです。他の場所で何か素敵だと思われても、そのまま文章を引用しないでくださいー)


○余談?
  88年を一つの契機としまして、先達のマスター(という呼び名でないことも多いですが)及びプレイヤーさんが繋いでこられた『PBM』と『PBW』。
  88年からだいぶ経ってから、しかもちょっとしか関わってませんので、それからPBMで起こったことなどは噂としてごくごく稀に耳する程度なのですが。
  へっぽこでも、隅っこのマスターの一人として、何かしらの一かけらになるといいなぁという気持ちでマスタリングさせていただいています。
  おそらくプレイヤーさんの関わってきた数多のゲームにおいて、色々なことは違ってきて、描くゲームの姿も違うのではないかと思うのですが……、
 注文小説ではなくて、ゲームの部分を残してシナリオを作っていきたいと思っています。
  ですので、どんなシナリオでも、作成時に必ず心がけているのは、「PLが誰も関わらなかった(ゲームにおいては、参加人数0)の場合」を決めておくことです。
  そして、そのシナリオのアクションに対する「リ」アクションを、書くように心がけています。



■セフィロト小世界・<薔薇の庭(ローズ・ガーデン)>)■
こちらでは小世界のローカルルールや簡単な紹介をさせていただきます。

初回のマスターページでのシナリオ予告に掲載したものを移動しました。
 「全体的にクセのある舞台になり、独自のルールを使用します。
  裏表や隠し事のある登場人物たち、時に陰惨なシナリオでもOK、ピンチも楽しめる! な方向けです。
  逆に、ヒロイックな活躍がしたい、全員救って誰にとってもハッピーエンドとなる物語がいい、ドロドロなシナリオがあったら嫌……という方には向いていません」
  宜しくお願いいたします。



●簡単なまとめ

・シナリオ「黄金の薔薇」
 王都では幾つか問題が起こっていた。
 女王ガートルードが黄金の薔薇との契約を済ませていないこと。
 女王が相応しくないと、パノラマ館や降霊会で降霊者が叫んでいること。訪れたオンディーヌたちへカバが放たれたこと。
 街で黒斑病という奇病が流行っていること。誰かが病気を人為的にばらまいている節があること。救世主と称するライアンが病気を治療していること。
 外縁部で略奪が行われていること。襲撃者には半吸血鬼が混じっていること。

 その後博物館に向かったオンディーヌたちは、再び他の客たちと共に閉じ込められ、襲撃される。
 無事撃退し脱出したが特異者たちだったが、博物館のスタッフらは奇病の原因となる薬を街に散布していたのだった。
 そしてスタッフを使っていたと思しき男が、パノラマ館にやって来て観客に向けての新薬のテストを依頼してきた。
 また、別途の調査では薬を作っているのは植物園ではないかと判明する。
 女王の博物学の師の家に調査に向かった白薔薇の騎士は、師が毒物を研究していたこと、何かが持ち去られた形跡があることを知る。

 一方でライアンは薬を使って貧民街で奇病を治し信者を獲得していたが、そのためには慈善活動をする者が邪魔な様子でもある。
 部下には半吸血鬼が混じっており、半吸血鬼はまた貧しい者たちと共に王都で略奪も行っていた。
 ライアンは女王を手に入れようとしている。
 そして女王は「黄金の薔薇の香油」を手にし契約への道を進んだのだが、黄金の薔薇と契約して力を得ることは、自身が「苗床」になることをも意味しており……。




(今までの流れ)
 ――薔薇が枯れた。
 ワールドホライゾンの特異者からの報せで向かったのは、セフィロト小世界<薔薇の庭(ローズ・ガーデン)>。行って帰って来た者が殆どいない不安定な小世界への道が、何故か繋がったのだ。
 特異者たちは道の先の村で、領主オンディーヌと薔薇の領主たちに出会う。(シナリオ「【薔薇の庭】枯れ花の便り」)
 領主たちが帰った後、村は狼に襲われる。襲った狼を指揮しているのは大きな銀色の、狼の様な獣。獣は館の地下にある隠し部屋の棺から、目覚めた赤子を森へ連れ去る。特異者たちは獣たちは倒したものの、赤子は幼児となっており、オンディーヌの血を吸い、逃げてしまう。
 一方、森の別の場所では「ロイシーン」と書かれたプレートが発見される。
 そして、館の地下室についてオンディーヌは何も知らず、関わった宰相・ジュリアスは、執事にこの件を秘密にするよう告げていた。(シナリオ「【薔薇の庭】目覚めの夜(前・後編)」)
 オンディーヌは幼児の吸血鬼のことを女王に報せるため、村を出発する。
 道中、偶然に白薔薇公の長女アグネスに出会う。彼女は婚約者との打ち合わせに赤薔薇の領地に向かっていたが、持参金のひとつであるネックレスが盗難される。しかしネックレスを盗み危険に陥れたのは、アグネスの騎士アルフレッド。彼はアグネスへの忠誠を誓い守ろうとするも、彼に命じていたらしき人物は諦めていなかった。
 一方で、偽名を名乗っていた赤薔薇公の次男エドワードは旧友に呼び出され白薔薇領へ。オンディーヌも赴くと、そこには半吸血鬼の少年がいた。エドワードは血を吸われる。その場では別れたものの、少年は彼に取引を持ちかけてきた。自分は王の隠し子であり、吸血鬼の元王族ロイシーンを母に持ち、王位継承権があるので協力しないかと。またどうやら貴族の何者かとも取り引きをしていた。
 アグネスは叔父イーニアスと繋がりのある修道院に閉じ込められかけるが、特異者たちの助力に寄り脱出し、無事にロンカストラへ。エドワードと会うことができた。
 叔父たちは内々に罰せられ、修道院にもアリスターの指示で調査が入り、事件は無事解決した。
 そしてオンディーヌは王都へ向かい、女王への謁見の許可を得る。オンディーヌは出立時よりも焦っていた。何故なら、半吸血鬼の少年ライアンは彼女たちに、目的が女王とこの国であると告げていたからだった……。(シナリオ「【薔薇の庭】赤と白の盤面」)
 ワイルドローズ・デイ(シナリオ「【薔薇の庭】ワイルドローズ・デイ」)で束の間の休日を楽しんだ彼女は、再び事件に向き合うことになる。


●登場人物紹介 
 国名:ブリタニア
 王都:ロンディニウム
 国王:ガートルード(女王)

1)王都の住人
・女王ガートルード
・宰相ジュリアス ※首相とは別です。


2)薔薇の領主たち
・赤の薔薇:ロバート・マクファーレン、公爵。ロンカストラ在住。武力を重んじている。
・白の薔薇:アリスター・グレイ、公爵。内政派。
・黄色の薔薇:グレアム・トーヴィー、侯爵。貴族には珍しく商売に手を出している。
・ピンクの薔薇:エーヴリル・クラプトン、侯爵、女性。社交家。
・オレンジの薔薇:ユビレウム・サムエル、侯爵。たのしいことが好き。
・紫の薔薇:ライオネル・バジェット、侯爵。引きこもりがち。
・青の薔薇:オンディーヌ、伯爵(三代限り)、女性、20代後半、ワールドホライゾン<ニワトコ通り>在住の老婦人が訪れた際、育てている薔薇をあげたことがある。
      下級貴族の傍系出身。父親が宮廷の庭師であり、ガートルード女王とは個人的に親しい関係にある。数年前に青薔薇を作出し三代限りの伯爵の爵位と、狭いが領地を貰う。



3)その他の登場人物

・ライアン
 半吸血鬼の少年。半分だけ薔薇の血を引いている。
 オンディーヌの館の地下、教会の様な場所で、薔薇と棺に封印されていた。
 薔薇の貴族の血を吸うことで力を取り戻しつつある。
 父親は前ブリタニア国王、母親は吸血鬼と化した元他国の王族ロイシーン。母親は殺され、燃やされて川に流されたため復活しない。
 母親に仕えていた銀の狼に保護されるがすぐに死に別れることになる。王位を狙っているらしい。

・アグネス・グレイ
  白薔薇公爵アリスターの長女。将来王家に嫁ぐ(あわよくば女王)ために育てられた。
  エドワード・マクファーレンの婚約者。エドワードのことは幼いと感じている。いかなる時でも冷静。

・エドワード・マクファーレン
  赤薔薇公爵ロバートの次男。
  素直で快活な好青年。面倒な駆け引きや交渉事が苦手。薔薇の貴族には珍しく裏表がない「いい人」。乗馬が趣味。
  ラッド・デューとアナグラムの偽名を名乗っていた。寄宿学校時代の友人は新進気鋭の画家になっている。

・アルフレッド
  アグネスが少女の頃から護衛を務める騎士。
  幼い頃重労働に倒れたところを、イーニアスに拾われ基礎的な教育を受けた。その後推薦され、アグネスに騎士の誓いを立てる。
  アグネスの婚姻を邪魔をするようある人物に命を受けたが、恩義を感じ名を明かさなかった。


・イーニアス・グレイ男爵
  アリスターの弟、アグネスの叔父。白薔薇に誇りを持ち、赤薔薇を蔑んでいる。

・エイハブ・グレイ
  イーニアスの息子、アグネスの従兄弟。花なら何でも摘んでしまうタイプ。

・マーガレット
 アンジェリカ女子修道院の修道院長。

・少女
 オンディーヌの領民。薬草摘みの両親を狼に殺されたため、村の神父が修道院に連れていった。13~15歳くらい。



●小世界<薔薇の庭>
  セフィロトの小世界です。しかし、セフィロトの影響を受けつつも、法則などはまるで違っています。

  この世界は、ヴィクトリア朝前後のイギリスに似た世界です。
  この世界の大部分を統治するのは、黄金の薔薇とも称される王家であり、現在の君主は<薔薇の女王>ガートルードです。
  その下に、各色の薔薇の名を冠する貴族たちが、広大な領地を持っています。
  国ではガーデニングが盛んで、至る所で花、特に薔薇が栽培されており、そこはかとなく甘い香りが漂っています。貴族は自分の名に付く色の薔薇を好んで栽培するため、誰の領地に足を踏み入れたか、花畑を見ればわかると言われるほどです。

  技術レベルは現代より低く、オーバーテクノロジーや類するスキルは上手く動かないことがあります。
  長距離の移動手段は鉄道ですが、蒸気機関車が主流です。
  通信手段は電話が設置されている場所は稀で、電報と手紙が主流です。

  魔法などの能力は(アバターの説明で後述しますが)一般的なものではなく、特別なものとされています。
  国とは別に教会も権勢を誇っていますが、基本的に魔法などを使用できないないために、ごく一般的な宗教団体となっています。


●体内の薔薇 ※この世界だけのルールです
 この世界を訪れた時に、もれなく体の中に、一輪の薔薇が生えています。
  この薔薇(今回のシナリオでは、シナリオの最後までPCは存在に気付きません)の色は任意で選べます。
  花弁の色は、各色の薔薇の貴族との繋がり(どこから影響を受けるか)を示しています。
  「赤、白、黄色、ピンク、オレンジ、紫、青」の中から一色をお選びください。
  ピンクがかった赤、青紫、などと設定することもできますが、その場合も勢力としては「赤」、「紫(または青)」として扱われますので、選ぶ際の表示は上記からお願いいたします。
  花弁の色を選ぶアクションは、「【薔薇の庭】枯れ花の便り」リアクション返却後、そのPCにとっての初めてのアクションとします。
  一度選んだ花の色は、死亡時以外変更できません。

  花弁の枚数がそのPCが1キャンペーン中で使えるスキルの数です。
  1キャンペーン終了後など、マスターが宣言したタイミングで全回復します。
 (※「【薔薇の庭】枯れ花の便り」は説明シナリオとなり、次回までに全回復します)
  またゲーム中アイテムや行動により少数の回復の機会が与えられる可能性があります。
  死亡した場合(後述しますが)、最大数にプラス1枚した枚数で復活します。

  自分から枚数を増やしたいと思う場合は、各色の薔薇の貴族の長(領主)との取引が必要となります。
  しかし増やした枚数分の願いを聞かなくてはならず、取引相手と内容は慎重に選ぶ必要があります。

  花弁の枚数は、アバターが「薔薇の娘(息子)」(後述)の場合には15枚、それ以外の場合10枚となります。
  薔薇の枚数は基本的にはマスター側で管理いたします(もし忘れてしまって知りたかったり、間違っていた場合にはアクションでお報せください)。

●死亡ルール
 PCが死亡した場合、メインアバターは世界で死亡します。次回以降参加する場合には、別のメインアバターを選ぶ必要があります。
  また、社会的にも死亡と扱われ、現地のNPCには全くの別人として認識されます。自分だと主張しても信じてもらえません。
  薔薇の花弁の枚数は最大値プラス1から始まり、色を変更することができます。


●パートナー・フェロー
 ・パートナー・フェローはPCと同じ勢力、薔薇の色に属します。
 ・基本的に称号はお付けしていませんが、ご希望の方はアクションにてお知らせください。MCさんと同じものをお付けいたします。


●アバター
 セフィロトの小世界ですので、セフィロトのアバターとの関連性の説明となります。
 PCたちは、基本的には「旅人」「流れ者」的立場になります。
そのため、能力とは別の立場を選択できます。
アバターは「そう見える」程度ですので、勿論「そう見えない普通の旅人」としての立場もOKです。


この小世界では、殆どの人に特別な強い能力がありません。
特別な能力があった場合は、強い場合には多くが貴族の一員か、貴族に召し上げられているか、名を成しているか(詐欺師も相当数います)、一般人としての人生を選択しています。
或いは、職業として(火を出す能力がある場合などは、暖炉やガス灯を付ける「火付け屋」などとして)選択する者も少数いて、それなりに受け入れられています。

 天使と悪魔は現れることがほぼなく、秘儀としてひそやかに伝わる程度で、実際に召喚することは稀です。
 力の強い少数の者が、それらと交信して指示を仰いだり、術を教えてもらうなどといったことが殆どです。

セフィロトでのアバターは、この世界では以下のような存在となっています。
 特別な能力を持つNPCも、このような能力・立場を有していると思われます。

・【祓魔師(エクソシスト)】(職業系)……神官
  基本的には教会勢力の一員として見なされますが、「流浪の神官」「どこかの教会で修業を積んだ経験がある人」です。
  この世界の殆どの聖職者は特別な力を持っていないので、見せた場合などは、その意味では一目置かれることがありますが、胡散臭いと思われる確率も同程度あります。
  男女の区別はありませんが、男性だけ、女性だけが仕えている教会(修道院)も存在します。


・【錬金術師(アルケミスト)】(職業系)……錬金術師
  この世界の殆どの錬金術師は特別な力を持っていないので、見せた場合などは、その意味では一目置かれることがありますが、胡散臭いと思われる確率も同程度あります。
  ギルドはあるものの、神官に比べて個人主義が強いです。
  貴族に仕えたりする者もいれば、市井の研究者となるものもいます。研究対象によっては地下に潜っている者もいます。


・【民兵(レジスタンス)】(職業系)……傭兵
  この世界での大規模な戦いはしばらく起こっていませんが、王家や貴族、裕福な商人たちは軍や私兵を所持しています。
  このアバターを選んだPCは流れ者の傭兵に見えます。
  どこかの勢力に属してもいいですし、流れ者としても、仕事がない時は普通の仕事をしていてもいいのです。


・【半吸血鬼(ダンピール)】(種族系)……半吸血鬼
  この世界での吸血鬼は伝説の仲間です。しかし僅かながら存在しているともいわれます。
  集団は作らず、人の中にひっそりと暮らしているものが殆どです。
  吸血の欲求は個人差があり、他のもので紛らわせることもできます。また吸血しても他人には影響が殆どないのが通常です。
  正体がばれた場合、個人の善悪に関わらず教会に迫害されます。


・【魔人(ネフィリム)】(職業系)……悪魔崇拝者
  悪魔自体が世間的にはいないもの、伝説上の生き物と思われていますが、恐れられてもいます。
  その悪魔と交信したり、召喚しようとする異端が悪魔崇拝者です。
  幾つか秘密の教団が存在するとも言われています。
  多くの信者がでたらめですが、実際に儀式を行うなど犯罪を犯したり、更には本当に交信できる者もいるようです。
  正体がばれた場合、教会に迫害されます。


・【合成人間(ホムンクルス)】(種族系)……薔薇の娘(息子)
  この国の薔薇は、象徴的な意味だけでなく不思議な力を女王や貴族たちに与えているようです。
  一部の力を持つ貴族たちによって生み出された「薔薇の娘(息子)」は、人であった者のなれの果てとも妖精とも言われています。
  薔薇に絡みつかれたような姿をしており、人前にはめったに姿を見せません。
  ごく少数しか存在せず、死ぬまで主人に仕え続けます。
  この種族を選択した場合には仕える主人(薔薇の色)を選択する必要があり、世界からの影響を強く受けるため、PC本来の記憶・意思を持続することが難しくなります。
  スキルの使用制限は増えますが、主人の意志に反した場合、即座に薔薇の花弁が散る・枯れる等のペナルティを受けやすくなります。
  特殊な立場のため、特に1キャンペーン中に、薔薇の娘(息子)からの別のアバターに変更することは非推奨です。メリットとしての花弁の枚数が減るなどのペナルティが発生します。
  ※変わった立場・役割で遊んだり、変わったロールプレイを重視されるプレイヤーさん向けです。
  ※領主と行動によっては著しく自由が制限される可能性があります。望まない方は<青薔薇>のオンディーヌを選ぶことをお勧めします。
  ※薔薇の色は「【薔薇の庭】枯れ花の便り」リアクション発表以降の選択となります。


・【聖騎士(パラディン)】(職業系・上級アバター)……騎士
  国や貴族に仕える騎士、または流浪の同じような能力を持つ騎士です(PCは後者となり、仕える場合アクションが必要です)。
  魔人の力が前提条件となっていますが、これは同じような能力を別の存在から得ているとします。

・異世界のアバターの場合
  「旅人」「流れ者」的立場のままで、特別な立場や職業に就けません。
  セフィロトのアバターに類する立場を希望される場合、シナリオでアクションを掛ける必要があります。
  ただ、「種族系(半吸血鬼・薔薇の娘(息子))は、対応するアバター(半吸血鬼・合成人間)でなければなれません。

・アバターの変更
死亡以外でメインアバターを変更した場合には、同一人物として扱われます。
またアバターを何度も変更することによって、(たとえば教会側・悪魔側と変更して)社会的立場を何度も変更することはできません。アクションとしておかけください。


・難易度
  難易度は戦闘が発生する見込みがある場合、その場合の難易度を表示します。
  それ以外については、実際の状況とアクションで変わります。


・個別コメント
 個別コメントでシナリオへのヒントや追加のリアクションを出す場合があります。
  その情報を誰が得たかも明記しますので、PCが他PCに伝える場合には双方のアクションに明記する必要があります。


・スキルの扱い
お問い合わせがありましたが、どのスキルでも「発動に宣言が必要」「一回使ったら一枚花弁が散る」となります。
普通の人以上の力は、使用回数に含まれることとなります。
パッシブスキル(HPが増える、何かの扱いが上手くなる、交渉術……などなど)も同様です。
が、こちらは持続時間は瞬間的なものではなく長めになります。
※基本的にはゲーム時間内で「1日(使用開始から24時間)」とさせていただこうと思います。
・使用をマスターに宣言する場合、「PLとして」行ってくだされば大丈夫です(PCとして声に出す必要はありません)。
・スキルの効果が能動的な自分の意思によらない(警告や感知など)場合も、他のスキルとの統一や、「置かれた状況で何もなかったという情報」を得ているために薔薇一枚消費とさせていただきます。



●8月追記
アクションの取扱いについてですが、
情報を共有する時、「他の人にも共有する・話す」場合状況が許せばその場(またはタイミングを見計らって)共有したりしています。
ご自身が持っている情報や作戦などを誰かと共有する場合、提供者からのアクションは一方でOKですが、貰うだけの場合は提供者からも(お互いのアクションに)記述が必要です。
一緒にアクションする場合も(行動を見計らって合わせる等)アクション次第ですが、特に打ち合わせが必要そうな場合(複雑だったり事前準備が必要そうなもの)もお互いのアクションに記述が必要です。宜しくお願いいたします。


アイテムですが、
・世界より技術が発展したものは、その世界の技術の水準まで引き下げられます。
・ごく単純な構造・技術(高度な技術や機械で製作されたものは除く)は使用できます。
・セフィロト産の魔術的な仕組みの製品に関しては、親和性があります。この限りではありません。
・どの世界でも効果があると明言されているものはこの限りではありません。
 大よそヴィクトリア朝の技術が目安となります。また動いても補給の問題があります。シナリオの間に補給できますが、これは薔薇の使用枚数リセットと同じタイミングにさせていただきたいと思います。
 また、今までのガイドにありましたが、松明や救急箱、農具などといった現地にある(ありそうな)ものは、余裕があったり必要な状況であれば借りられます。強い武器よりもロープ一本が役に立つ状況も、あると思いますので……。


ルールにつきましては、こうした方が良いかな、と思った時やご要望で変更などすることもあります。