第十四世界『テルス』
第十四世界『テルス』

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Illustrator : もりさわともひろ

メタルキャヴァルリィ名鑑(2018年10月30日現在)
『オルタナティブ・ウォー』では、多くのキャヴァルリィ・メタルキャヴァルリィが登場します。
ここでは、今までに登場したキャヴァルリィ・メタルキャヴァルリィをタイプごとに分類し、解説していきます。

※各キャヴァルリィ・メタルキャヴァルリィの能力はアイテムに準じます。

グラディウスタイプ
グラディウス

Illustrator : Gia

・名称:グラディウス
・タイプ:グラディウスタイプ
・装甲材質:ミスリル
・解説:
スフィア誕生の伝説に登場する、ラディア王国が所有するキャヴァルリィ。
大地母神キュベレーが初めて製造したキャヴァルリィと言われており、遺跡などから発掘されるキャヴァルリィの大半は、このグラディウスの量産機、もしくはダウングレード機であることが多い。
それらは「グラディウスタイプ」と呼称される。
当時の最先端技術が惜しげもなく詰め込まれており、朽ちることのない魔法金属ミスリルで造られ、自己修復とフリーメンテナンス機能により、神話の時代から現代まで存在し続けている。
そのため、おおよそメタルキャヴァルリィには搭載されていないような機能も有しているが、その大半は封印されている。
操作には膨大な魔力を必要とするため、適性が求められる。適性が少しでも合わないと、センチュリオンであっても満足に動かせないほどである。
敵性勢力を感知すると、自動的に起動したり、無人でも迎撃を行ったりするなど、意思のようなものを感じられることがあるが、詳しい事は分かっていない。
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ズルフィカール

Illustrator : Gia

・名称:ズルフィカール
・タイプ:グラディウス二号機
・装甲材質:ミスリル
・解説:
グラディウスタイプと呼ばれる、スフィア誕生の伝説に登場するキャヴァルリィの2号機。
ラディア王国のあるサフル大陸とは別の大陸の公国バルティカに置かれており、“バルティカ帰りの”ディッカがラディア王国に運び込んだ。
両腕にミスリル製のパイルバンカー、両肩にマルチプルミサイルランチャー、両腰にアルケブスガンを搭載しており、グラディウスに比べると遠近共に重武装となっている。
加えて、高速で移動できるダッシュローラーを装備していることから、固定武装を持たず、オプションによって汎用性に特化したグラディウスと異なり、強襲戦用に造られたと推測されている。
ただし、グラディウス同様操作には膨大な魔力を必要とするため、操作できる者は多くない。
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ファルカタ

Illustrator : 小川雅志

・名称:ファルカタ
・タイプ:グラディウスタイプ
・装甲材質:オリハルコニウム・古代鋼複合材料
・解説:
サクスンにある冥王大戦時代の遺跡から発掘されたグラディウスタイプのキャヴァルリィ。
パージ可能な増加装甲と、二振りの大剣(キャヴァルリィブレード)を標準武装として搭載している。
機体性能は搭乗者の魔力に依存するが、メタルキャヴァルリィを凌駕する破格なものに変わりはない。
増加装甲をパージすると防御力は下がるが機動力が上がり、キャヴァルリィが持つ自動修復機能が働くようになる。
ただし、修復は緩やかなものであるため、あくまで気休め程度である。
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ミセリコルデ

Illustrator : 小川雅志

・名称:ミセリコルデ
・タイプ:グラディウスタイプ
・装甲材質:オリハルコニウム・古代鋼複合材料
・解説:
エルベ砂漠にある冥王大戦時代の遺跡で発掘されたグラディウスタイプのキャヴァルリィ。
アルケブスカノン二挺を標準武装として搭載している。このアルケブスカノン二挺は合体させることで一挺のアルケブスツインカノンになり、強力な砲撃を行うことが可能となっている。ただし、アルケブスツインカノンを発射するには魔力のチャージ時間が必要であり、使用後はしばらく著しい機能低下に陥る。
中・遠距離攻撃・支援機として造られたのではないかと思われており、単騎での運用は不向きのようだ。

ウルフバルトタイプ
ウルフバルト

・名称:ウルフバルト
・タイプ:不明
・装甲材質:不明
・解説:
ラディア王国がかつて所有していたといわれるキャヴァルリィ。
存在そのものの痕跡が跡形もなく抹消されており、今ではその存在を知る者はほとんどいない。
一方でグランディレクタ共和国を治めるアバルト家が所有していたという情報もあり、真偽のほどは分かっていない。
ただ、飛行能力を有していたといわれており、その研究成果がメタルキャヴァルリィ・イーグルを誕生させたとされている。
機体そのものは現在も行方不明のままである。

リトルメック
リトルメック

Illustrator : クオラン

・名称:リトルメック
・タイプ:リトルメックタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
伸縮自在なアームと、物を掴むことのできるマニュピレーターを持つ、作業用の小型メタルキャヴァルリィ。
操作系統はメタルキャヴァルリィと同じだが、操作方法は極力簡便化され、小回りが利きやすくなっている。
装甲は無いに等しいため戦闘には向かないが、瓦礫の撤去などは行える。
過酷な環境にあるベンセレムの、島外作業用として開発され、年々改良が進められているが、ワラセアだけではなく、スフィアにも広く広まっている。
サイフォスタイプ
サイフォス

Illustrator : 暁せんべい

・名称:サイフォス
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
劣勢に立たされたラディア王国が、開戦前に輸入していたムスタングを基に、密かに自国で開発していたメタルキャヴァルリィ。
冥王大戦時代の遺跡から発掘されるグラディウスタイプのキャヴァルリィをコンセプトとして考えており、操作性と汎用性、拡張性と生産性を重視した造りになっている。
ラディア王国は早急にメタルキャヴァルリィ戦力を増強する必要があったため、生産数とバリエーション機が多いのが特徴である。
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デザートサイフォス

・名称:デザートサイフォス
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
砂漠戦仕様にチューニングされたサイフォス。
サフル大陸は砂漠地帯が少なくないため、サイフォスの開発時に計画されていたバリエーション機。
砂漠地帯での移動力を高めるために腰部と脚部が強化され、駆動部に防塵処理が施されている。
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サイフォスキャノン

Illustrator : 暁せんべい

・名称:サイフォスキャノン
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
肩に低反動マジックキャノン砲を搭載した、中距離支援型のサイフォス。
マジックキャノン砲は軽量化されており、サイフォス本来の機動性を失わせることなく、支援型へ換装させている。
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サイフォスヒーラー

Illustrator : 暁せんべい

・名称:サイフォスヒーラー
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
オペレーター用に調整されたサイフォス。戦場でのメタルキャヴァルリィの修理機能を搭載している。
性能はサイフォスと変わらないが、外装は大地母神キュベレーの神像をモチーフにしたものになっている。
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マカイラ

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:マカイラ
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
サフル大陸で発掘されたグラディウスタイプのキャヴァルリィのデータを元に、サイフォスの後継機として開発されたメタルキャヴァルリィ。
甲冑を纏った騎士のようなシルエットが特徴。
全体的にはバランス型の性能だが、グレイブを標準装備しており、白兵戦に長ける。
コックピットには現在は使えなくなっている用途不明の拡張スロットがあり、“特殊な操縦者”の搭乗も想定されていたようだ。
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ハイサイフォス

Illustrator : 暁せんべい

・名称:ハイサイフォス
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
ラディア連合王国とグランディレクタ共和国が、休戦協定の取り決めの中で共同開発したメタルキャヴァルリィ。
旧型のサイフォスをベースに改修し、ファントムの技術を取り入れたハイブリッド・サイフォスの略称で、操縦しやすく、安定した性能を持たせている。
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ハイサイフォス・ガンナー

・名称:ハイサイフォス・ガンナー
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
サイフォスキャノンをハイサイフォスへと改修した遠距離砲撃型メタルキャヴァルリィ。
肩の低反動マジックキャノン砲は、グランディレクタ共和国の技術によって低反動ビームキャノン砲へと換装されている。
一方、ビーム兵器が効かない相手を想定して、武装として実弾系ライフルを装備していることが多い。
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ハイサイフォス・スキッパー

Illustrator : 暁せんべい

・名称:ハイサイフォス・スキッパー
・タイプ:サイフォスタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
指揮官機仕様のハイサイフォス。
高精度の通信宝珠が搭載されており、友軍全体に通信を行うことが可能となっている。
また、駆動部が強化されており、通常のハイサイフォスの30%増しの機動力を持っている。
スクラマサクスタイプ
スクラマサクス先行型

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:スクラマサクス先行型
・タイプ:スクラマサクスタイプ
・装甲材質:ベンセレニウム
・解説:
ラディア連合王国軍がベンセレム3で共同開発していたメタルキャヴァルリィ。
ベンセレム3の技師ケヴィン・ヤスハラとカスミ・ヤスハラ夫妻によって開発されており、同じメタルキャヴァルリィでありながら、グランディレクタ共和国の技術とは系統が異なる。
ラディア王国からグラディウスのデータが提供されており、機動力が高く、苦手な地形の無い汎用的な機体となっている。
これはその先行型で、固定武装は頭部の左右にあるガトリング砲のみである。
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スクラマサクス

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:スクラマサクス
・タイプ:スクラマサクスタイプ
・装甲材質:ベンセレニウム
・解説:
ラディア連合王国軍がベンセレム3で共同開発していたメタルキャヴァルリィ。
先行型をバランスよく改良した機体に仕上がっており、機動力が高く、苦手な地形が少ない。
頭部のガトリング砲、ビームソードとシールドを持っている。
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スクラマサクスアサルト

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:スクラマサクスアサルト
・タイプ:スクラマサクスタイプ
・装甲材質:ベンセレニウム
・解説:
ラディア連合王国軍がベンセレム3で共同開発していたメタルキャヴァルリィ。
テストパイロットキリュウ・ヤスハラの戦闘データを元に造られた強襲型の機体。
固定武装は頭部の左右に一門ずつあるガトリング砲とビームランチャーを装備している。
先行型では搭載が見送られていた専用スラスターが背中に搭載され、数分程度だが移動速度を高めることができる。
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スクラマサクスガード

・名称:スクラマサクスガード
・タイプ:スクラマサクスタイプ
・装甲材質:ベンセレニウム
・解説:
ラディア連合王国軍がベンセレム3で共同開発していたメタルキャヴァルリィ。
テストパイロットキリュウ・ヤスハラの戦闘データを元に造られた防御型の機体。
固定武装は頭部の左右に一門ずつあるガトリング砲とバックラーシールドを装備している。
先行型では搭載が見送られていたホバーエンジンが背中に搭載され、数分程度だが陸上と水上のホバー移動が可能となっている。
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スクラマサクスブースト

・名称:スクラマサクスブースト
・タイプ:スクラマサクスタイプ
・装甲材質:ベンセレニウム・オリハルコニウム複合材料
・解説:
ラディア連合王国軍がベンセレム3で共同開発していたメタルキャヴァルリィ。
『ラディア連合王国軍兵器開発意見会』で特異者より提案されたアイディアが採用されており、装甲の一部に魔法金属オリハルコニウムを使用することで機体を軽量化しつつ、防御強化も両立させている。
また、専用スラスターにワンスマニューバを搭載することで、軽量化と併せて飛行時間が数分程度に延長されている。
その分、軽量化のため固定武装は全て取り払われている。
これは試作品であり、魔法金属を使用している分、コストが高くなっている。
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スクラマサクスOC(オリハルコニウムコーティング)

・名称:スクラマサクスOC(オリハルコニウムコーティング)
・タイプ:スクラマサクスタイプ
・装甲材質:ベンセレニウム・オリハルコニウム複合材料
・解説:
ラディア連合王国軍がベンセレム3で共同開発していたメタルキャヴァルリィ。
サクセサーに覚醒したキリュウ・ヤスハラの戦闘データを基に改修が行われ、グランディレクタ共和国の技術力も加わって、急造ではあるがサクセサー専用機として仕上げたもの。
駆動部を魔法金属オリハルコニウム製に交換することで、とりあえずサクセサーの超人的な反応速度に対応できるようになっている。
頭部の左右に一門ずつあるガトリング砲とバックラーシールドを標準装備している。
スラスターが背中に搭載されおり、数分程度だが移動速度を高めることができる。
ただし、飛行できるわけではないので注意が必要。
なお、スクラマサクスはサクセサー専用機への改修が安易だったらしいが……。
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ハヴォック

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:ハヴォック
・タイプ:ハヴォックタイプ
・装甲材質:ベンセレニウム
・解説:
グランディレクタ共和国軍のメタルキャヴァルリィ。
固定武装は頭部の左右に一門ずつあるガトリング砲とビームソードを装備している。
専用スラスターが背中に搭載され、移動速度を高めることができる。
スクラマサクスアサルトと同等の能力を持つが、グランディレクタ共和国が鹵獲したのか、それともベンセレム3より技術提供があったのかは不明である。

ロンデルタイプ
ロンデル試作型

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:ロンデル試作型
・タイプ:ロンデルタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
グランディレクタ共和国がファントムに次ぐ次世代機の一つとして開発していたメタルキャヴァルリィ。
その試作機をグリーフィア・アルチュセールが奪取し、ラディア連合王国にもたらしたもの。
トルーパーの生還率を高めるため、装甲を重視し、機動性が低下している。
それを補うように背中にバランサー(滑空用ウイング)が取り付けられ、飛行はできないが滑空は可能。
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ロンデル

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:ロンデル
・タイプ:ロンデルタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
量産体制が確立し、正式にラディア連合王国に配備されたロンデル。
基本性能は試作型と変わらないが、連合王国軍のトルーパーでも扱いやすいよう調整がなされた。
また、整備性も上がっているためコストが安くなっている。
背中のバランサー(滑空用ウイング)による滑空と瞬間的なホバー移動が可能。
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サシュワータ

・名称:サシュワータ
・タイプ:ロンデルタイプ
・装甲材質:グランニウム・アダマンチウム複合材料
・解説:
ラディア連合王国軍が来たるグランディレクタ共和国軍との決戦に備えて開発していたメタルキャヴァルリィ。
『ラディア連合王国軍兵器開発意見会』で特異者より提案されたアイディアが活かされており、
防御力を優先してロンデルをベースにダッシュローラーを装備して機動力を高め、
装甲の一部にアダマンチウムを使用することで防御力を強化している。
また、強力な通信宝珠を搭載しており、友軍全体に連絡を取ることが可能となっている。
背中のバランサー(滑空用ウイング)による滑空が可能だが、固定武装は無い。
そのため、非常に高価な機体となってしまい、指揮官機としてセンチュリオン用となっている。
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イントルーダー

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:イントルーダー
・タイプ:ロンデルタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
グランディレクタ共和国がファントムに次ぐ次世代機の一つとして開発したメタルキャヴァルリィ。
トルーパーの生還率を高めるため、装甲を重視し、機動性が低下している。
それを補うように背中にバランサー(滑空用ウイング)が取り付けられ、飛行はできないが滑空と瞬間的なホバー移動が可能。
ムスタングタイプ
ムスタング

Illustrator : 暁せんべい

・名称:ムスタング
・タイプ:ムスタングタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
エーデル・アバルトが開発に成功させた、人類初のメタルキャヴァルリィ。
キャヴァルリィはスフィアの魔力を動力源として供給を受けており、操縦できるのも適性があったが、メタルキャヴァルリィは「適正と関係なく」「訓練すれば誰でも操縦できる」というテルスでは画期的な兵器であった。
ただ、ムスタングは「作業用ロボット」の発展型の域を出ておらず、手や足、腰の可動域が広かったり、高感度センサーなど工事現場などで必要な機能を搭載したりしており、戦闘に特化したデザインではない。
グランディレクタ共和国は開戦直前に戦闘に特化したファントムを開発することになる。
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ムスタングRA(ラディア・アサルト)

Illustrator : 暁せんべい

・名称:ムスタングRA(ラディア・アサルト)
・タイプ:ムスタングタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
グランディレクタ共和国の旧型機ムスタングをラディア連合が鹵獲・改良した機体。
旧型ながら、ファントムを凌駕する性能を誇り、高感度センサーと高い近接戦闘能力を持つ。
実体剣を標準装備しており、自ら敵陣に切り込んでいくトルーパー向けの仕様となっている。
ファントムタイプ
ファントム

Illustrator : 暁せんべい

・名称:ファントム
・タイプ:ファントムタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
グランディレクタ共和国の主力となる量産型メタルキャヴァルリィ。
操縦性をできうる限り簡略化しており、訓練を積めば誰でも操縦することができることから、人口・物量でラディア連合王国に大きく劣るグランディレクタ共和国の戦線を支えている。
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ファントムRVer

Illustrator : 暁せんべい

・名称:ファントムRVer
・タイプ:ファントムタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
グランディレクタ共和国の量産型メタルキャヴァルリィ。
それを鹵獲し、ラディア王国軍のカラーに塗り直したもの。
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ファントム強化型RVer

Illustrator : 暁せんべい

・名称:ファントム強化型RVer
・タイプ:ファントムタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
グランディレクタ共和国の量産型メタルキャヴァルリィの強化型。
それを鹵獲し、ラディア王国軍のカラーに塗り直したもの。
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ファントムNA

・名称:ファントムNA(ニューロエイジ)
・タイプ:ファントムタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)・ミスリル複合材料
・解説:
トランスヒューマンやサクセサーなど、脳神経の発達した人類「ニューロエイジ」用に作られたグランディレクタの試作機。
遺跡から発掘されたキャバルリィの解析から実現した、関節部へのミスリルコーティングにより反応速度が向上。
さらにアダマンチウムワイヤーによって手が伸張し、オールレンジでの攻撃が可能。
強力である反面、機体に負荷がかかりやすく、故障しやすい欠点がある。
ハスラー
ハスラー

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:ハスラー
・タイプ:ハスラータイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
グランディレクタ共和国軍が開発した、城塞攻撃用メタルキャヴァルリィ。
展開速度を高めるためにホバー移動を可能としており、城塞攻撃用に高火力のMLRS(多連装ロケットシステム)を固定武装として搭載している。
また、城塞からの反撃には堅牢性を高めることで対応しており、通常のメタルキャヴァルリィより装甲も厚くなっている。
その分、全体の重量が増加しており、機体も一回りほど大きくなっている。
アルバトロス
アルバトロスRver

・名称:アルバトロスRver
・タイプ:アルバトロスタイプ
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
・解説:
グランディレクタ共和国軍が開発した水陸両用メタルキャヴァルリィをラディア連合王国軍が鹵獲し、カラーリングを変更したもの。
足にウォータージェット推進が搭載されており、水中航行能力を有している。
これは地上でも着地時の補助バーニアとしての効果がある。
固定武装として両手のクローと頭部のニードルガンが搭載されており、トルーパー専用の機体に仕上がっている。
ブラックバードタイプ
ブラックバードRver

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:ブラックバードRver
・タイプ:ブラックバードタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
グランディレクタ共和国が開発したトランスヒューマン専用機を、ラディア連合王国が鹵獲したもの。
トランスヒューマンの特徴である、身体の一部から出ているコード類を接続して起動させるため、
普通のトルーパーでは操縦することができない。
動きを束縛しない、ショルダーシールドとビームソードを標準装備している。
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ブラックバード改

Illustrator : Ninjinkirai!?

・名称:ブラックバード改
・タイプ:ブラックバードタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
元はグランディレクタ共和国が開発したトランスヒューマン専用機だったが、休戦協定に基づいてラディア連合王国と共同開発したメタルキャヴァルリィ。
サクセサーに覚醒したキリュウ・ヤスハラの協力の下、改良を行い、トランスヒューマンだけではなく、サクセサーも操縦できるようになっている。
動きを束縛しない、ショルダーシールドとビームソードのほか、ニューロエイジの能力を使用して誘導を行うホーミングミサイルポッドを標準装備している。
イーグルタイプ
イーグルデザートRver

・名称:イーグルデザートRver
・タイプ:イーグルタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
グランディレクタ共和国軍の指揮官機イーグルの陸戦型。
それをラディア連合王国軍が鹵獲し、カラーリングを塗り替えたもの。
陸戦に特化した仕様になっており、飛行能力などはオミットされている。
その分、各駆動部に補助スラスターが付いており、機動力を高めている。短期間であればホバー移動も可能。
また、トランスヒューマンでの運用も考えられているようで、トランスヒューマン用のインターフェイスも搭載されている。
ビームソードとハンドビームガンが標準装備されている。そのため、稼働時間は通常のメタルキャヴァルリィより短いようだ。
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イーグル親衛隊機

Illustrator : マークファイブ

・名称:イーグル親衛隊機
・タイプ:イーグルタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
グランディレクタ共和国の最新鋭メタルキャヴァルリィ。
スフィアでの拠点制圧用に開発されており、通常のメタルキャヴァルリィにはない飛行機能を持つ。
飛行能力の小型化は極めて難しく、建造コストは「バトルシップ級エアロシップ数隻分」と呼ばれるほど高価であり、数機製造するだけでもベンセレムの経済が傾いてしまうほどである。
そのため、グランディレクタ共和国軍でも、エーデル・アバルトの親衛隊にのみ、試作機の数機が配備されているにとどまっている。
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イーグル・オリジン

Illustrator : マークファイブ

・名称:イーグル・オリジン
・タイプ:イーグルタイプ
・装甲材質:グランニウム
・解説:
“黒い悪夢”の異名を持つグランディレクタ共和国軍のコキュートスの愛機。
イーグルの開発はコキュートスが中心となって行われたといわれており、コキュートスのイーグルは最初に造られたことから「イーグル・オリジン」と呼ばれている。
エーデルの親衛隊に配備されているイーグルよりも長い飛行能力を持ち、ベンセレム間やベンセレムとスフィアの単騎での行き来が可能と言われている。
残念ながら親衛隊機のイーグルには、ここまでの飛行能力は備わっておらず、その能力はブラックボックス化している。

カッツバルゲル
カッツバルゲル

Illustrator : 暁せんべい

・名称:カッツバルゲル
・タイプ:不明
・装甲材質:スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)・オリハルコニウム複合材料
・解説:
バルティカ公国など、スフィアの他の連合王国で使用されているメタルキャヴァルリィの一機。
ラディア王国のメタルキャヴァルリィに比べるとやや小柄で軽く、前傾姿勢なのが特徴。
機体全体が黒塗りとなっており、駆動部に魔法金属オリハルコニウムを使用することで消音機能を発生させ、隠密行動を得意としている。
また、極めて短時間だが、全身に光学迷彩を展開し、風景に紛れることも可能。ただし、索敵宝珠までは誤魔化せない。
軽量化の結果、装甲は薄いので被弾には注意が必要。
固定武装としてソードブレイカー二本を太腿部に装着している。
トムキャット
トムキャット

Illustrator : 暁せんべい

・名称:トムキャット
・タイプ:トムキャットタイプ
・装甲材質:ヴィッカーズ鋼
・解説:
“プリテンダー”が鍛冶都市ヴィッカーズで開発した、防御力と機動性を重視したメタルキャヴァルリィ。
武器や防具にしか使用されていなかったヴィッカーズ鋼を装甲に転用することで堅牢さを得ている。
スラスター用ブースターを2基備えることで機動力を高め、基本性能はハイサイフォスを上回る。
スラスターの稼働時間は長くなく、機動力を高めるためのもので、飛行できるわけではない。
その分高価になっており、量産数は多くない。
ラプター
ラプター

Illustrator : マークファイブ

・名称:ラプター
・タイプ:ラプタータイプ
・装甲材質:ヴィッカーズ鋼?
・解説:
“プリテンダー”が鍛冶都市ヴィッカーズで開発した最新鋭メタルキャヴァルリィ。
飛行機能を持つだけではなく、巡航形態へ可変する。
ホーネット・アサルトのような、メタルキャヴァルリィを乗せて巡行することを目的とした試作機であり、最大でメタルキャヴァルリィを3機まで輸送することができる。
ただし、その分高出力、かつ操作性が複雑になっており、メタルキャヴァルリィにもかかわらず乗り手を選ぶ機体となってしまっている。
また、高性能機であるが故に整備性は悪く、整備できる者・場所が限られている。
何より動力がブラックボックス化しているため、ハイコスト機と相まって量産の目途はたっていない。
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ラプタープラス

Illustrator : マークファイブ

・名称:ラプタープラス
・タイプ:ラプタータイプ
・装甲材質:ヴィッカーズ鋼
・解説:
ドライ・ブリッツェンが設計し、鍛冶都市ヴィッカーズで開発を進めていた可変型メタルキャヴァルリィ。
機体各所に姿勢制御用のバーニアスラスタを搭載し、
装甲にヴィッカーズ鋼、関節部にオリハルコニウム、可変機構にミスリルを使用しており、巡航形態へ変形する。
ただし、量産試作機であるため、メタルキャヴァルリィを乗せて巡航することはできない。
変形機構に加え、ブラックボックスが多い事から整備性は劣悪で、出撃ごとにオーバーホールが必要となる。
アク
アク

Illustrator : 梅村象山

・名称:アク
・タイプ:不明
・装甲材質:不明
・解説:
田中是空が搭乗し、そして破壊されたキャヴァルリィの復刻版。
体長のみ一般的なメタルキャヴァルリィの三倍と非常に大きいが、
中身はサイフォス先行型と同程度の性能のようだ。
特異者所有のキャヴァルリィ・メタルキャヴァルリィ
※メタルキャヴァルリィ名鑑に掲載された、お客様のキャヴァルリィ・メタルキャヴァルリィは
 スキル「兵器知識(テルス)」を装備していると、その存在を知られている扱いとなります。
 異名や2つ名と相まって「“○○”の乗っているメタルキャヴァルリィか!?」というように、
 敵が反応したりするようになります。


イーグルヴァンガード(J)

Illustrator : もりさわともひろ

・名称:イーグルヴァンガード(J)
・タイプ:イーグルタイプ
・搭乗者:ジェノ・サリス
・解説:
イーグルデザートを改良、試作型トランスユニット改を搭載し、ニューロエイジ用として驚異的な反応速度を実現した次世代テストモデルの一機。
ビームソードとハンドビームガンを標準装備。瞬発力を活かした急加速や跳躍、短時間の飛行・ホバー移動が可能。
本機は試験運用目的でジェノ小隊に配備された機体で、黒と赤で塗装されている。
状況に合わせた装備を運用する事で、あらゆる戦場に対応できる隙のない機体に仕上がっている。
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ブラックバード・ゼノフォーム

Illustrator : 十柄

・名称:ブラックバード・ゼノフォーム
・タイプ:ブラックバードタイプ
・搭乗者:七瀬 永見
・解説:
更なる改修を加えたブラックバード改。
頭部や胴体にイーグルタイプのパーツを採り入れた複合機体。
運動性能を最大限引き出す為の独特な膝関節構造を持つ。
腰部にはコネクトコードを複数備えており、これを介して無人機や対応兵装の有線制御を行う。
標準装備として尻尾型ビームソードと盾の機能を有するショルダーアーマーのほか、刃型ホーミングミサイルポッドを脚部に搭載している。
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アンサラー

Illustrator : 暁せんべい

・名称:アンサラー
・タイプ:スクラマサクスタイプ
・搭乗者:柊 恭也
・解説:
柊恭也が搭乗するスクラマサクスOCの現地改修機。
当時の情勢から対キャヴァルリィを想定しており、発掘兵器「タスラム」を搭載。
どのような機動兵器が相手でも一定のダメージが与えられる事を目的とし、背部スラスターと超人的な反応速度を活かして高速・高機動戦に持ち込む事が多い。
先の戦争で登場した高性能機も今となっては旧式でしかないが、最前線で戦うその姿は単なる数合わせではない何よりの証である。
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ラプタープラス大鷲外装

Illustrator : マークファイブ

・名称:ラプタープラス大鷲外装
・タイプ:ラプタータイプ
・搭乗者:スレイ・スプレイグ
・解説:
多数のスラスターと可変機構、アダマンチウムを動力としたビームガドリングを搭載し、
内部構造に各種魔法金属を使用する事で自己修復機能をも備えた高性能機。
しかし極度に高度化した機能を使いこなすには相応の素質と練度が必要となる。
本機はヴィッカーズで開発された試作機ラプタープラスにイーグルの装甲を装着し偽装した物で、
王国の機体を共和国所属として運用する都合上、搭乗者であるスレイが面倒を避ける為に改修した。
メタルキャヴァルリィ素材一覧
・アダマンチウム
サフル大陸で産出される一般的な魔法金属。
魔力の含有量は多くないが、硬く重いという特徴を持つ。

・オリハルコニウム
サフル大陸で稀に産出される魔法金属。
魔力を増幅させたり、付与した魔法を維持する特徴を持つ。また、わずかだが自己修復能力を有する。

・ミスリル
現在のサフル大陸ではほとんど産出されない極めて希少な魔法金属。
柔らかく、硬く、膨大な魔力を有するという特徴を持つ。また、自己修復能力を有する。

・スーパーハイスチール(超硬鋼鉄)
一般的なメタルキャヴァルリィ用の合金。サイフォスやファントム、ムスタングなどに使用されている。

・ベンセレニウム
ベンセレム3で開発された合金。超硬鋼鉄より硬度は劣るが軽い。
主にスクラマサクスシリーズに使用されている。

・グランニウム
グランディレクタ共和国で開発された合金。超硬鋼鉄より硬いがわずかに重い。
主にロンデル・ハイサイフォスなどに使用されている。

・ヴィッカーズ鋼
ヴィッカーズで開発された合金。超硬鋼鉄より硬く軽いが、手作りのため量産には向かない。
主に“プリテンダー”のトムキャットに使用されている。