レヴァナント・クロニクル『ローランド』
「レヴァナント・クロニクル」概要
■「レヴァナント・クロニクル」について
「レヴァナント・クロニクル」は「三千界のアバター」プラットフォーム化後初の新規のシリーズです。
「三千界のアバター」のストーリーとの繋がりはありつつも、
当シリーズの舞台となるのは、これまでの三千界とは異なる次元に存在する世界となっています。
そのため高い独立性も持っており、
これまでの三千界のアバターを知らなくても支障なく遊ぶことができます。
・「三千界のアバター」をはじめとするクリエイティブRPGを既に遊んでいる方
・新たにクリエイティブRPGを遊びたい方
いずれの方でも楽しめますので、ぜひご参加ください
■「レヴァナント・クロニクル」の新要素
「レヴァナント・クロニクル」ではこれまでの「三千界のアバター」の要素に以下の新要素が追加されています。
・天賦
「レヴァナント・クロニクル」では、PCは「天賦(ギフト)」と呼ばれる才能を得られます。
この天賦に応じて能力値にボーナスがつくことになります。
天賦にはレベルも存在し、レベルが上がるごとに能力値にかかるボーナスも増えます。
「レヴァナント・クロニクル」から新規登録されたキャラクターは5つから選択可能です。
詳しくは「天賦」をご覧下さい。
・種族
「レヴァナント・クロニクル」から新規登録されたキャラクターは、自身の種族を5つから選択可能です。
既にキャラクターを登録されている場合も、ローランドのアバターにチェンジ後、種族設定ページからご選択頂けます。
なお、ローランドのフェローをパートナー化した場合、種族はフェローに設定されている種族がそのまま引き継がれます。
詳しくは「種族」をご覧下さい。
「レヴァナント・クロニクル」は「三千界のアバター」プラットフォーム化後初の新規のシリーズです。
「三千界のアバター」のストーリーとの繋がりはありつつも、
当シリーズの舞台となるのは、これまでの三千界とは異なる次元に存在する世界となっています。
そのため高い独立性も持っており、
これまでの三千界のアバターを知らなくても支障なく遊ぶことができます。
・「三千界のアバター」をはじめとするクリエイティブRPGを既に遊んでいる方
・新たにクリエイティブRPGを遊びたい方
いずれの方でも楽しめますので、ぜひご参加ください
■「レヴァナント・クロニクル」の新要素
「レヴァナント・クロニクル」ではこれまでの「三千界のアバター」の要素に以下の新要素が追加されています。
・天賦
「レヴァナント・クロニクル」では、PCは「天賦(ギフト)」と呼ばれる才能を得られます。
この天賦に応じて能力値にボーナスがつくことになります。
天賦にはレベルも存在し、レベルが上がるごとに能力値にかかるボーナスも増えます。
「レヴァナント・クロニクル」から新規登録されたキャラクターは5つから選択可能です。
詳しくは「天賦」をご覧下さい。
・種族
「レヴァナント・クロニクル」から新規登録されたキャラクターは、自身の種族を5つから選択可能です。
既にキャラクターを登録されている場合も、ローランドのアバターにチェンジ後、種族設定ページからご選択頂けます。
なお、ローランドのフェローをパートナー化した場合、種族はフェローに設定されている種族がそのまま引き継がれます。
詳しくは「種族」をご覧下さい。
レヴァナント・クロニクル」の世界
●秩序と希望の大陸ローランド
「レヴァナント・クロニクル」の舞台となるのは、ローランドと呼ばれる大陸です。
ローランドは「人界」とも呼ばれ、その名の通り人族が暮らしています。
大陸は東西南北の四地方と、砂漠、内海を合わせた六つの地域に分けられています。
地域によって文化に差異があり、使われている技術にも開きがありますが、おおむね中~近世のヨーロッパを彷彿とさせるものとなっています。
古の聖戦において輝神オータスが邪悪なる魔神から勝ち取り、人族の領域として確保したのがローランドの起源です。
人族にとっての希望であり、混沌に陥らず、秩序ある地とすべく名付けられたと言われています。
しかしローランドは世界全体の約三分の一に過ぎず、残る三分の二は魔神を崇拝する魔族が支配する「魔界」となっています。
人界と魔界は「魔障壁」と呼ばれる魔力の壁で隔てられていますが、ローランドは魔界に囲まれているため、常に魔族の脅威に晒されているとも言えます。
一方、過去には魔王討伐のために人界から魔障壁を越えていった者もいますが、無事に帰ってこれた者はいません。
●人界の神話――輝神オータスと輝神教
遥か昔。
「竜の黄昏」と呼ばれる竜神たちの衝突により、旧世界は終わりを告げました。
やがて神なき世界に光が差し、光の下で様々な生命が生まれ、文明を築き上げました。
しかし光あるところに闇もまた生じます。
邪悪なる魔神は“力”によって人々を惑わし、世界に闇を広げていきました。
かの魔神に魅入られた者たちは魔族と呼ばれ、力によって人族を支配していきました。
そんな中、人族から一人の勇敢なる光の戦士が立ち上がります。
彼は種族の垣根を超え、人界の民を率いて魔族から人の世界を取り戻すべく戦いました。
『聖戦』と呼ばれるこの戦いで、光の戦士は魔神を封印。人族の領域を確保します。
彼は魔神と相討ちになりますが、その体は光となって世界に散りました。
人々は彼を、人族を救うべく人界に降臨した光の神であると考え、彼を神として祀りました。
この神が輝神オータスです。
彼は人界に闇に抗う力を遺していきました。それが神聖術呼ばれる奇跡の力です。
輝神オータスを人界の守護者として信じるのが輝神教です。
輝神教徒は人界の中でもヒューマンとエヴィアンの数が突出しており、エルフやドワーフでは少数です。
輝神教はローランドで強い影響力を持ちますが、教会の地位を盤石なものにしたのは、
約500年前に起こった「魔王祭」と呼ばれる大戦によってです。
●魔王祭――導かれし十英雄の登場
魔神が封印され、人界と魔界に隔てられた後も人族と魔族の戦いは続きました。
その中で最も大きなものが「魔王祭」です。
魔界には魔神の使徒である十三人の『魔王』がいますが、この魔王の過半数が同時に人界の各地方に出現。
ローランド全土が戦場となりました。
人界は文明が衰退するほどの打撃を受けたものの、最終的に魔王たちの撃退に成功しました。
この時、魔王を討伐した十人の戦士が「十英雄」です。
十英雄と呼ばれていますが、実際に活躍した者はもっと多く、地方によって十英雄の内訳は異なります。
彼らは「輝神オータスの導き」によってローランドを救うために現れたと教会が喧伝。
実際に十英雄の中には「違う世界の記憶を持つ者」がおり、これによってオータスの導きと英雄の伝説が各地に広まりました。
これがローランドで初めて確認された転生者ですが、英雄全員が転生者だったわけではないようです。
英雄の多くは国には属さず各地を旅する冒険者だったとされ、教会は大戦以後、冒険者の支援にも力を入れるようになりました。
●転生者と転移者
輝神オータスの導きにより、異世界で死した魂がローランドで生を受けた者。
それが転生者と呼ばれる者たちです。
転生者は前世の記憶と、オータスから与えられる天賦を持ち、幼少期から優れた能力を発揮する傾向にあります。
ただ、記憶の継承には個人差があり、完全に覚えている者もいれば、漠然とした記憶しかない者、全く覚えていなかったが突然思い出す者と様々です。
転生者の前世の世界は「地球」であり、例外はありません。
これは教会の高位聖職者によれば「特別な異能のない世界の住人だからこそ余計なものに染まっておらず、この世界の力の吸収が早い」ため、のようです。
一方で、少数ながらも輝神オータスの導きによらない転移者も存在します。
何らかの手段でローランドに転移してきた者であり、地球以外の異世界の出身とされています。
彼らは「異能のある世界」の住人であり、ローランドでも元の能力を持ちますが、世界が異なるせいか本領を発揮するのは難しいようです。
一説には魔界に由来する召喚儀式によって転移してきたと言われますが、詳細は不明です。
「三千界」からゲートを通じてローランドにやってきた「特異者」もまた、後者の転移者となります。
なお、転生者は特異者の適性が高く、ゲートを越えてホライゾンとローランドを行き来することができます。
●「三千界」との関係
ローランドはワールドホライゾンが存在する三千界とは異なる次元に存在しており、本来なら決して交わることはありませんでした。
ワールドホライゾンからは「裏世界」と呼ばれているものの一つであり、三千界の大世界の「アルテラ」と類似する点が多く存在することから、「裏アルテラ」と言われることがあります。
決定的な違いとして、
・六元素体系に基づく魔法が人界に存在しない
・魔王祭時点で銃器や機械技術が実用化されており、現存しているものも多い
の2点が挙げられます。
特に六元素体系はアルテラの根幹にあったもののため、雰囲気こそ近いものの、現時点ではほぼ別世界であると推定されます。
●ローランドの魔法
人界における魔法は、基本的に「神聖術」を指します。
また、精霊との契約によって行使できる「精霊魔法」も存在しますが、あまり認知されていません。
一方、魔族の使う魔法には様々な術式があり、攻撃から呪いに至るまでバリエーションが豊富です。
人界では魔王祭の時期に、魔族の魔法を人族が使うための魔導具が多く造られました。
しかし技術の大部分は失われてしまったため新造は困難で、多くは貴重品として高値で取引されています。
●輝神と魔神の加護
ローランドにおいて人界の民には輝神の、魔界の民には魔神の加護が働いています。
輝神の加護は人族に等しく授けられていますが、それほど強いものではありません。
しかし加護があるからこそ神聖術による治癒や強化が十全な効果を発揮するとされています。
一方、魔神の加護は不可視の防御膜のようなものであり、強力なものになると並の力では傷一つつけることができません。
人族とは違い、加護の強さは魔族の位が高いほど強くなっており、魔物や下級魔族は弱く、上級魔族や魔物の中でも“超獣”と呼ばれる大型種は非常に強力です。
これを破るには「加護破り」の神聖術や、教会の洗礼を受けた英雄装備やそれに準じる道具が必要となります。
また、輝神と魔神による『聖戦』より古い時代から存在する精霊や竜族に由来する力も加護の影響を受け難くなっていますが、使い手が少ないため知る者は少ないようです。
加護は一度破れるとしばらくの間は働かず、通常の攻撃手段も通用するようになります。
なお、ローランドの外から持ち込まれた道具には一切の加護が備わらないため、輝神・魔神問わず加護を持つ者に有効打を与えられないことが判明しています。
●魔物(モンスター)と魔族
ローランドの人族にとっての天敵が、魔物と魔族です。
魔物は大きく、人界の動植物が魔界の魔力に当てられ変異したものと、魔界に生息する生物の二つに分けられます。
戦う力を持たない人々にとっては脅威ですが、冒険者にとっては報酬を得るための格好の獲物でもあります。
ただし弱い魔物であっても、油断すれば冒険者といえど命を落とすことに変わりはありません。
魔族は魔界に暮らす住人たちです。
人族からは「理性を持たない野蛮で危険な怪物」とみなされており、下級とされるゴブリンであっても、駆け出しの冒険者には荷が重い存在として知られています。
とはいえ知能は人族並に持っており、魔界の下級種族は独自の言語で意思疎通を行っています。
高位になると強大な魔力を持つのはもちろん、人界の言語を話すことができる者もいます。
ダークエルフや魔人が知られており、「魔王祭」の時は魔王の側近として人族を大いに苦しめました。
なお、高位魔族の中には大戦後、人界にとどまり、密かに人族と友誼を結んで暮らしている者もいます。
魔族の頂点に立つのが、十三人の魔王です。
「レヴァナント・クロニクル」の舞台となるのは、ローランドと呼ばれる大陸です。
ローランドは「人界」とも呼ばれ、その名の通り人族が暮らしています。
大陸は東西南北の四地方と、砂漠、内海を合わせた六つの地域に分けられています。
地域によって文化に差異があり、使われている技術にも開きがありますが、おおむね中~近世のヨーロッパを彷彿とさせるものとなっています。
古の聖戦において輝神オータスが邪悪なる魔神から勝ち取り、人族の領域として確保したのがローランドの起源です。
人族にとっての希望であり、混沌に陥らず、秩序ある地とすべく名付けられたと言われています。
しかしローランドは世界全体の約三分の一に過ぎず、残る三分の二は魔神を崇拝する魔族が支配する「魔界」となっています。
人界と魔界は「魔障壁」と呼ばれる魔力の壁で隔てられていますが、ローランドは魔界に囲まれているため、常に魔族の脅威に晒されているとも言えます。
一方、過去には魔王討伐のために人界から魔障壁を越えていった者もいますが、無事に帰ってこれた者はいません。
●人界の神話――輝神オータスと輝神教
遥か昔。
「竜の黄昏」と呼ばれる竜神たちの衝突により、旧世界は終わりを告げました。
やがて神なき世界に光が差し、光の下で様々な生命が生まれ、文明を築き上げました。
しかし光あるところに闇もまた生じます。
邪悪なる魔神は“力”によって人々を惑わし、世界に闇を広げていきました。
かの魔神に魅入られた者たちは魔族と呼ばれ、力によって人族を支配していきました。
そんな中、人族から一人の勇敢なる光の戦士が立ち上がります。
彼は種族の垣根を超え、人界の民を率いて魔族から人の世界を取り戻すべく戦いました。
『聖戦』と呼ばれるこの戦いで、光の戦士は魔神を封印。人族の領域を確保します。
彼は魔神と相討ちになりますが、その体は光となって世界に散りました。
人々は彼を、人族を救うべく人界に降臨した光の神であると考え、彼を神として祀りました。
この神が輝神オータスです。
彼は人界に闇に抗う力を遺していきました。それが神聖術呼ばれる奇跡の力です。
輝神オータスを人界の守護者として信じるのが輝神教です。
輝神教徒は人界の中でもヒューマンとエヴィアンの数が突出しており、エルフやドワーフでは少数です。
輝神教はローランドで強い影響力を持ちますが、教会の地位を盤石なものにしたのは、
約500年前に起こった「魔王祭」と呼ばれる大戦によってです。
●魔王祭――導かれし十英雄の登場
魔神が封印され、人界と魔界に隔てられた後も人族と魔族の戦いは続きました。
その中で最も大きなものが「魔王祭」です。
魔界には魔神の使徒である十三人の『魔王』がいますが、この魔王の過半数が同時に人界の各地方に出現。
ローランド全土が戦場となりました。
人界は文明が衰退するほどの打撃を受けたものの、最終的に魔王たちの撃退に成功しました。
この時、魔王を討伐した十人の戦士が「十英雄」です。
十英雄と呼ばれていますが、実際に活躍した者はもっと多く、地方によって十英雄の内訳は異なります。
彼らは「輝神オータスの導き」によってローランドを救うために現れたと教会が喧伝。
実際に十英雄の中には「違う世界の記憶を持つ者」がおり、これによってオータスの導きと英雄の伝説が各地に広まりました。
これがローランドで初めて確認された転生者ですが、英雄全員が転生者だったわけではないようです。
英雄の多くは国には属さず各地を旅する冒険者だったとされ、教会は大戦以後、冒険者の支援にも力を入れるようになりました。
●転生者と転移者
輝神オータスの導きにより、異世界で死した魂がローランドで生を受けた者。
それが転生者と呼ばれる者たちです。
転生者は前世の記憶と、オータスから与えられる天賦を持ち、幼少期から優れた能力を発揮する傾向にあります。
ただ、記憶の継承には個人差があり、完全に覚えている者もいれば、漠然とした記憶しかない者、全く覚えていなかったが突然思い出す者と様々です。
転生者の前世の世界は「地球」であり、例外はありません。
これは教会の高位聖職者によれば「特別な異能のない世界の住人だからこそ余計なものに染まっておらず、この世界の力の吸収が早い」ため、のようです。
一方で、少数ながらも輝神オータスの導きによらない転移者も存在します。
何らかの手段でローランドに転移してきた者であり、地球以外の異世界の出身とされています。
彼らは「異能のある世界」の住人であり、ローランドでも元の能力を持ちますが、世界が異なるせいか本領を発揮するのは難しいようです。
一説には魔界に由来する召喚儀式によって転移してきたと言われますが、詳細は不明です。
「三千界」からゲートを通じてローランドにやってきた「特異者」もまた、後者の転移者となります。
なお、転生者は特異者の適性が高く、ゲートを越えてホライゾンとローランドを行き来することができます。
●「三千界」との関係
ローランドはワールドホライゾンが存在する三千界とは異なる次元に存在しており、本来なら決して交わることはありませんでした。
ワールドホライゾンからは「裏世界」と呼ばれているものの一つであり、三千界の大世界の「アルテラ」と類似する点が多く存在することから、「裏アルテラ」と言われることがあります。
決定的な違いとして、
・六元素体系に基づく魔法が人界に存在しない
・魔王祭時点で銃器や機械技術が実用化されており、現存しているものも多い
の2点が挙げられます。
特に六元素体系はアルテラの根幹にあったもののため、雰囲気こそ近いものの、現時点ではほぼ別世界であると推定されます。
●ローランドの魔法
人界における魔法は、基本的に「神聖術」を指します。
また、精霊との契約によって行使できる「精霊魔法」も存在しますが、あまり認知されていません。
一方、魔族の使う魔法には様々な術式があり、攻撃から呪いに至るまでバリエーションが豊富です。
人界では魔王祭の時期に、魔族の魔法を人族が使うための魔導具が多く造られました。
しかし技術の大部分は失われてしまったため新造は困難で、多くは貴重品として高値で取引されています。
●輝神と魔神の加護
ローランドにおいて人界の民には輝神の、魔界の民には魔神の加護が働いています。
輝神の加護は人族に等しく授けられていますが、それほど強いものではありません。
しかし加護があるからこそ神聖術による治癒や強化が十全な効果を発揮するとされています。
一方、魔神の加護は不可視の防御膜のようなものであり、強力なものになると並の力では傷一つつけることができません。
人族とは違い、加護の強さは魔族の位が高いほど強くなっており、魔物や下級魔族は弱く、上級魔族や魔物の中でも“超獣”と呼ばれる大型種は非常に強力です。
これを破るには「加護破り」の神聖術や、教会の洗礼を受けた英雄装備やそれに準じる道具が必要となります。
また、輝神と魔神による『聖戦』より古い時代から存在する精霊や竜族に由来する力も加護の影響を受け難くなっていますが、使い手が少ないため知る者は少ないようです。
加護は一度破れるとしばらくの間は働かず、通常の攻撃手段も通用するようになります。
なお、ローランドの外から持ち込まれた道具には一切の加護が備わらないため、輝神・魔神問わず加護を持つ者に有効打を与えられないことが判明しています。
●魔物(モンスター)と魔族
ローランドの人族にとっての天敵が、魔物と魔族です。
魔物は大きく、人界の動植物が魔界の魔力に当てられ変異したものと、魔界に生息する生物の二つに分けられます。
戦う力を持たない人々にとっては脅威ですが、冒険者にとっては報酬を得るための格好の獲物でもあります。
ただし弱い魔物であっても、油断すれば冒険者といえど命を落とすことに変わりはありません。
魔族は魔界に暮らす住人たちです。
人族からは「理性を持たない野蛮で危険な怪物」とみなされており、下級とされるゴブリンであっても、駆け出しの冒険者には荷が重い存在として知られています。
とはいえ知能は人族並に持っており、魔界の下級種族は独自の言語で意思疎通を行っています。
高位になると強大な魔力を持つのはもちろん、人界の言語を話すことができる者もいます。
ダークエルフや魔人が知られており、「魔王祭」の時は魔王の側近として人族を大いに苦しめました。
なお、高位魔族の中には大戦後、人界にとどまり、密かに人族と友誼を結んで暮らしている者もいます。
魔族の頂点に立つのが、十三人の魔王です。
●魔王
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魔神の使徒であり、魔界の支配者である魔族の頂点です。
全部で十三人いることから「十三魔王」とも呼ばれ、絶大な力を持つ不死の存在とされています。
とはいえ殺す方法がないわけではなく、顔ぶれは聖戦、魔王祭を経て変わっています。
魔王は相互不干渉の関係にあり、基本的に魔王同士で協力も敵対もしない、とされています。
考え方も様々で、積極的に人界を滅ぼそうとする者、人族と仲良くしようと人族に擬態して遊びに来ている者、
魔王祭での敗北にショックを受け、野生に帰った者、人界魔界に関係なく、ただ「最強を目指す」力の求道者などがいます。
しかし魔神が復活した場合は、十三人全員が魔神の下に集う、と言われており、人界にとっての最大の脅威に変わりありません。
Illustrator : 岸本真夜
ローランド北部地方
Illustrator : もりさわともひろ
ローランドの六つの地域のうち、北端が魔障壁と接している地方です。
レガリス王国、プリシラ公国、グラン・グリフォン都市同盟、デルク王国、オルディア、ダレストリス帝国の六国が存在します。
魔障壁に近いことから六国は緩い同盟関係にあり、魔族との戦いに備えています。
また、各国の主要都市には輝神教会があり、冒険者の支援体制も整っています。
●レガリス王国
「魔王祭」後、十英雄の一人が建国した王国です。
魔障壁に接しており、500年に渡り“英雄の国”として魔族から人々を守ってきました。
大戦期の魔道具や英雄由来の装備を多数所有する、北部で最も強大な軍事力を持つ大国です。
しかし近年は王家の政治手腕に翳りが見え、諸侯たちによる権力争いが生じてしまっています。
その国家情勢の隙を突くかのように、魔王ヴェイロンが侵攻。王都は陥落し、魔族に支配されました。
『王都決戦』にてヴェイロンは倒され、王都奪還は果たされました。
現在は女王ジュリア一世による復興が進められ、領主に成り代わった上級魔族“魔貴族”の問題を抱えつつも、往年の姿を取り戻しつつあります。
★王都ルクサス
レガリス王国、プリシラ公国、グラン・グリフォン都市同盟、デルク王国、オルディア、ダレストリス帝国の六国が存在します。
魔障壁に近いことから六国は緩い同盟関係にあり、魔族との戦いに備えています。
また、各国の主要都市には輝神教会があり、冒険者の支援体制も整っています。
●レガリス王国
「魔王祭」後、十英雄の一人が建国した王国です。
魔障壁に接しており、500年に渡り“英雄の国”として魔族から人々を守ってきました。
大戦期の魔道具や英雄由来の装備を多数所有する、北部で最も強大な軍事力を持つ大国です。
しかし近年は王家の政治手腕に翳りが見え、諸侯たちによる権力争いが生じてしまっています。
その国家情勢の隙を突くかのように、魔王ヴェイロンが侵攻。王都は陥落し、魔族に支配されました。
『王都決戦』にてヴェイロンは倒され、王都奪還は果たされました。
現在は女王ジュリア一世による復興が進められ、領主に成り代わった上級魔族“魔貴族”の問題を抱えつつも、往年の姿を取り戻しつつあります。
★王都ルクサス
Illustrator : 岸本真夜
レガリス王国の首都です。
大戦期の建築技術が用いられた堅牢な城塞都市で、荘厳なレガリス城は王国の象徴です。
魔王ヴェイロンによって恐るべき魔都に変えられてしまいましたが、現在は元の姿を取り戻しています。
※画像は魔都当時のもの。
●プリシラ公国
レガリス王国の南に位置し、西がグラン・グリフォン都市同盟、東がオルディアと隣接した国です。
元はレガリス王国の領土でしたが、100年前に独立を果たしました。
国名は独立時の女性領主の名に由来し、現在に至るまでプリシラ公は女性が継承しています。
豊かな自然を持つ牧歌的な国で、公主の方針から他種族が対等に暮らせるようになっています。
また、冒険者の待遇が非常に良いため、この国を拠点に活動する者は少なくありません。
★リスタの町
大戦期の建築技術が用いられた堅牢な城塞都市で、荘厳なレガリス城は王国の象徴です。
魔王ヴェイロンによって恐るべき魔都に変えられてしまいましたが、現在は元の姿を取り戻しています。
※画像は魔都当時のもの。
●プリシラ公国
レガリス王国の南に位置し、西がグラン・グリフォン都市同盟、東がオルディアと隣接した国です。
元はレガリス王国の領土でしたが、100年前に独立を果たしました。
国名は独立時の女性領主の名に由来し、現在に至るまでプリシラ公は女性が継承しています。
豊かな自然を持つ牧歌的な国で、公主の方針から他種族が対等に暮らせるようになっています。
また、冒険者の待遇が非常に良いため、この国を拠点に活動する者は少なくありません。
★リスタの町
Illustrator : ココ
公国の外れ、レガリス王国との国境付近にある辺境の町です。
治安は比較的良いですが、町の外には魔物が生息する森が広がっている他、駆け出しの冒険者を狙う悪辣な盗賊や荒くれ者が潜んでいます。
また、レガリスに近いことから、ここで冒険者としての経験を積み、立身出世を夢見て王国を目指す者もいます。
●グラン・グリフォン都市同盟
プリシラ公国に隣接し、北がレガリス王国、西がデルク王国と隣接する都市国家連合です。
都市国家の数から「八都市同盟」とも呼ばれており、中でも“学術都市”プレジールは本格的な教育・研究の専門機関があり有名です。
同盟の結成は表向きは魔族に対抗するためですが、実際にはレガリス、デルクの二王国に与せず独立性を保つことを主目的としていました。
八都市はいずれも財を成した商人が起こしたことから商工業が非常に盛んで、『商人ギルド』は市長会議にも強い影響力を持っています。
●デルク王国
北部地方の最西に位置する王国です。
「魔王祭」で滅びたデルク帝国の継承国ですが、建国は大戦から長らく時間を経てからであり、旧領土の大半はレガリス王国領となっていました。
現在の領土の東半分はレガリス王国との交渉の末に割譲されたものです。
このような経緯からレガリスとの関係は良好とは言えませんが、魔族の脅威に対しては一応協力しています。
人族の中でも、ヒューマンの地位が高く、それ以外の種族が冷遇されている国でもあります。
現在のデルク王国は旧デルク帝国の正当な後継ではなく、当時の反帝室派が乗っ取ったものだと発覚しました。
「鉱山奴隷の反乱」と相次ぐ王子の死により国王は心を病み、現在は脱ヒューマン至上主義に向けて改革が進められいます。
●オルディア
プリシラ公国の東に位置する小国です。
エヴィアンの国であり、多くの輝神教徒が暮らす宗教国家でもあります。
ローランド内海地域にある教会の総本山、ウェール教国との繋がりも深く、北部地方の教会の取りまとめを行っています。
●ダレストリス帝国
オルディアの東に位置する新興国家です。
元はグラン・グリフォン都市同盟のような都市国家連合でしたが、強力な指導者が現れ「魔障壁を越え、人族の領域を広げる」ことを掲げて結集し、一つの国となりました。
指導者である冒険者キディ・ネイキッドがそのまま皇帝に即位、ダレストリス一世となって高いカリスマと武力で国を纏め上げていますが、教会は彼を転生者であると見ており、オルディアは帝国の動向を注視しています。
皇帝は友好的な魔族を受け入れており、大戦後に人界に残った魔王とも繋がりがあるのではないかと噂されています。
治安は比較的良いですが、町の外には魔物が生息する森が広がっている他、駆け出しの冒険者を狙う悪辣な盗賊や荒くれ者が潜んでいます。
また、レガリスに近いことから、ここで冒険者としての経験を積み、立身出世を夢見て王国を目指す者もいます。
●グラン・グリフォン都市同盟
プリシラ公国に隣接し、北がレガリス王国、西がデルク王国と隣接する都市国家連合です。
都市国家の数から「八都市同盟」とも呼ばれており、中でも“学術都市”プレジールは本格的な教育・研究の専門機関があり有名です。
同盟の結成は表向きは魔族に対抗するためですが、実際にはレガリス、デルクの二王国に与せず独立性を保つことを主目的としていました。
八都市はいずれも財を成した商人が起こしたことから商工業が非常に盛んで、『商人ギルド』は市長会議にも強い影響力を持っています。
●デルク王国
北部地方の最西に位置する王国です。
「魔王祭」で滅びたデルク帝国の継承国ですが、建国は大戦から長らく時間を経てからであり、旧領土の大半はレガリス王国領となっていました。
現在の領土の東半分はレガリス王国との交渉の末に割譲されたものです。
このような経緯からレガリスとの関係は良好とは言えませんが、魔族の脅威に対しては一応協力しています。
人族の中でも、ヒューマンの地位が高く、それ以外の種族が冷遇されている国でもあります。
現在のデルク王国は旧デルク帝国の正当な後継ではなく、当時の反帝室派が乗っ取ったものだと発覚しました。
「鉱山奴隷の反乱」と相次ぐ王子の死により国王は心を病み、現在は脱ヒューマン至上主義に向けて改革が進められいます。
●オルディア
プリシラ公国の東に位置する小国です。
エヴィアンの国であり、多くの輝神教徒が暮らす宗教国家でもあります。
ローランド内海地域にある教会の総本山、ウェール教国との繋がりも深く、北部地方の教会の取りまとめを行っています。
●ダレストリス帝国
オルディアの東に位置する新興国家です。
元はグラン・グリフォン都市同盟のような都市国家連合でしたが、強力な指導者が現れ「魔障壁を越え、人族の領域を広げる」ことを掲げて結集し、一つの国となりました。
指導者である冒険者キディ・ネイキッドがそのまま皇帝に即位、ダレストリス一世となって高いカリスマと武力で国を纏め上げていますが、教会は彼を転生者であると見ており、オルディアは帝国の動向を注視しています。
皇帝は友好的な魔族を受け入れており、大戦後に人界に残った魔王とも繋がりがあるのではないかと噂されています。
冒険者
●冒険者について
人界では国や地域の枠を超え、教会が強い影響力を持っています。
教会は信仰の場であると同時に、冒険者たちを管理する『冒険者ギルド』の顔も持っています。
とはいえ冒険者を縛るものではなく、身元の保証と依頼の仲介・斡旋を行う程度のものとなっています。
冒険者は主に魔物(モンスター)や野盗といった人界の民を苦しめるものに対処する傭兵という扱いですが、
依頼の内容には家畜の世話や収穫の手伝いなど、人々の生活に密着したものもあり、一種の便利屋でもあります。
教会の総本山はウェール教国ですが、各地の教会はほぼ独立して運営されているため、本国の影響はそれほど大きくありません。
しかし等級の高い冒険者は社会的にも信用できる者として、本国にも名が届くことになります。
なお、教会への冒険者登録は入信とは別のため、特に信仰していなくても身分を得るために登録している者は少なくありません。
★冒険者の等級
冒険者登録すると名前が刻印された認識票が支給されます。
これが冒険者としての身元を保証するものとなり、常時身に着けておくことを推奨されます。
これは死亡した時の身元確認にも用いられるためです。
冒険者には等級があり、認識票の色で識別されます。
等級は十段階となっており、上から黒、白銀、黄金、赤銅、紅、紫、蒼、緑、橙、白なっています。
登録時は基本的に「白」から始まります。
等級は冒険者としての成果を積むことで上がります。
ただしこのうち黒は歴史に名を残した英雄に与えられる名誉等級と考えられており、
「生きている者」の最高位は白銀と言われています。
その白銀も英雄に準じる「教会の切り札」であるため、在野の冒険者にとっての実質的な上限は第三位の黄金となっています。
●冒険者等級の上げ方
冒険者等級の上げ方や等級ごとの特典につきましては、
『冒険者等級(レヴァナント・クロニクル)』をご覧ください。
>>『冒険者等級(レヴァナント・クロニクル)』はこちら
人界では国や地域の枠を超え、教会が強い影響力を持っています。
教会は信仰の場であると同時に、冒険者たちを管理する『冒険者ギルド』の顔も持っています。
とはいえ冒険者を縛るものではなく、身元の保証と依頼の仲介・斡旋を行う程度のものとなっています。
冒険者は主に魔物(モンスター)や野盗といった人界の民を苦しめるものに対処する傭兵という扱いですが、
依頼の内容には家畜の世話や収穫の手伝いなど、人々の生活に密着したものもあり、一種の便利屋でもあります。
教会の総本山はウェール教国ですが、各地の教会はほぼ独立して運営されているため、本国の影響はそれほど大きくありません。
しかし等級の高い冒険者は社会的にも信用できる者として、本国にも名が届くことになります。
なお、教会への冒険者登録は入信とは別のため、特に信仰していなくても身分を得るために登録している者は少なくありません。
★冒険者の等級
冒険者登録すると名前が刻印された認識票が支給されます。
これが冒険者としての身元を保証するものとなり、常時身に着けておくことを推奨されます。
これは死亡した時の身元確認にも用いられるためです。
冒険者には等級があり、認識票の色で識別されます。
等級は十段階となっており、上から黒、白銀、黄金、赤銅、紅、紫、蒼、緑、橙、白なっています。
登録時は基本的に「白」から始まります。
等級は冒険者としての成果を積むことで上がります。
ただしこのうち黒は歴史に名を残した英雄に与えられる名誉等級と考えられており、
「生きている者」の最高位は白銀と言われています。
その白銀も英雄に準じる「教会の切り札」であるため、在野の冒険者にとっての実質的な上限は第三位の黄金となっています。
●冒険者等級の上げ方
冒険者等級の上げ方や等級ごとの特典につきましては、
『冒険者等級(レヴァナント・クロニクル)』をご覧ください。
>>『冒険者等級(レヴァナント・クロニクル)』はこちら
ローランドのプライベートシナリオ
ローランドのプライベートシナリオは、ローランド北部地域、特にレガリス王国・プリシラ公国(リスタの町)が舞台となります。
魔王ヴェイロンに支配されているレガリス王国の首都ルクサス以外には冒険者ギルド(教会)が存在します。
ギルドからの依頼という形式を取られることが多くなります。
それらの依頼には以下のようなものがあるかも知れません。
・魔物退治の依頼
・盗賊などからの隊商の護衛
・レガリスの諸侯からの偵察任務
・発見された「転生者」の保護
・村などを襲う魔族との戦い
・魔障壁の調査
・十英雄の遺物の探索
・大戦期(魔王祭時代)の遺跡の調査
・魔族の軍勢との戦闘
魔王ヴェイロンに支配されているレガリス王国の首都ルクサス以外には冒険者ギルド(教会)が存在します。
ギルドからの依頼という形式を取られることが多くなります。
それらの依頼には以下のようなものがあるかも知れません。
・盗賊などからの隊商の護衛
・レガリスの諸侯からの偵察任務
・発見された「転生者」の保護
・村などを襲う魔族との戦い
・魔障壁の調査
・十英雄の遺物の探索
・大戦期(魔王祭時代)の遺跡の調査
・魔族の軍勢との戦闘
イラスト関連情報
レヴァナント・クロニクルのイラストをオーダーされる際、以下の項目にご注意ください。
【!】ローランドの種族描写を希望する場合、必ずオーダー内容に明記いただきますようお願い申し上げます。
基本・かんたん・エクステンド問わず、必ずオーダー内容に明記ください。
【!】ローランドの種族描写を希望する場合、必ずオーダー内容に明記いただきますようお願い申し上げます。
基本・かんたん・エクステンド問わず、必ずオーダー内容に明記ください。
「レヴァナント・クロニクル」FAQ
- 1.既存キャラクターの場合、ローランドにおける種族はどうやって決定するのでしょうか?
- 1.チュートリアルクエスト3で手に入る「改種の秘宝」を使って設定(変更)が可能です。
- 2.ローランドの種族が「なし」の場合は、どういう外見になるのでしょうか?
- 2.MCなら人間、LCなら元フェローの種族として扱われます。
ただし、ローランドの種族にあるステータスの補正を受けることは出来ません。 - 3.種族を変更した場合、イラストオーダーのイラストはどうなるでしょうか?
- 3.イラストオーダーをする際に、オーダー文に「種族」をご記入ください。
- 4.「蒼空のフロンティアRe」や「ヒロイックソングス!」から新規で始めた契約者/アイドルもローランドで活動できるでしょうか?
- 4.できます。いずれの場合もワールドホライゾンを経由してローランドに来た転移者となります。
- 5.アバター:エレメンタリスト(精霊使い)をシナリオで使う場合、種族:精霊LCの参加は必須でしょうか?
- 5.いいえ。精霊のLC参加は必須ではありません。
ただし精霊との連携スキルや、解説において条件が設定されている場合は精霊のLC参加が必要となります。