「僕の将来の夢?
よくぞ聞いてくれた!
みんなと仲良くなれる王様になりたい!
ついでに天才発明家にもなりたい!!」
幼い頃、そんなことを宣っていた時期が確かにあったことを愚か者は覚えている。
母親に坊主頭にされたことがトラウマで、伸びていた髪。
いつか本物の王様になれると信じて疑わなかった瞳。
頭に乗せた手作りの王冠……。
幼い王様(道化)は、アイドルの世界で笑い続ける。
いつかの夢を引き摺りながら。
■PL
いつも素晴らしいイラストをありがとうございます!
イラスト自体久々に頼んだのですが、やっぱりゆま様の描く愚者が大好きです!