「ん、んぅ……」
たびたび行方不明者が出ると言うショッピングモールに潜入した風花だったが、中の様子はいたって普通のショッピングモールだったので、つい警戒を緩めてしまった。
幾つかのマッサージチェアを見ていたら店員に声を掛けられ、新製品の意見を伺いたいと言うので承諾。
奥から荷台で運ばれてきた真新しいマッサージチェアは非常に気持ちが良く、そのまま事務室まで運んでる間に堪能して、アンケート用紙に記入すると言われて荷台を押されて店の裏まで運ばれてしまう。
しかし他のお客さんに見えない位置まで運ばれた途端に体が一瞬で拘束されてしまった。
マッサージに気を取られていた風花は咄嗟に反応できず、拘束されたまま何とか変身しようとしたがヴィランにばれてしまった。
解けない拘束を厳重にされ、傍らには爆弾を置かれ、絶体絶命のピンチ!
しかも非常に気持ちが良いマッサージで思考が乱され、呼吸は深く吸えず、視界は涙で滲み、ただでさえ拘束された体はマッサージに反応してしまい不自由に拍車をかけている。
風花にできるのは助けを待つ事だけだった。
PL
ヒロインのお約束の爆弾ピンチ、ありがとう御座います。
凄く頑丈そうな感じが良いです。