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怪奇屋敷の巨大御岩姫

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怪奇屋敷の巨大御岩姫
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~エピローグ~

 
 主がいなくなった怪奇屋敷の解体は秘密裏に処理された。
『何かの力がはたらいて怪奇屋敷が消された』『怪奇屋敷からなんだかでかい音が聞こえていた』などという噂は流れたものの、人々は噂話を楽しむだけで真相を知ろうとはしなかった。
 
 紅桔梗を使用した者達は特別療養施設へ送られたという噂があるが、これもどこまで本当なのかわからない。
 回収された紅桔梗によって中和剤が開発された事は確かだが、少なくとも一般市民がこの件について詳細を知る事はない。
 
 
 
 
「ところでさ、今度は歓楽街の方に“出る”らしいよ?」
「え、なになに? なにが出るの?」
「白無垢を着た背の高い女の幽霊だって」
「やだちょっと、やめてよ!」
「女はぶつぶつと言ってるんだって。「ごめんなさい、ごめんなさい」って」
 
 
 
 
 新たな怪談話の真相は、果たして……?
 そもそも、あの怪奇屋敷と関係があるのかさえも不明である。
 
 
 後日、あの修祓隊の女隊士はなんとか回復し、任務にあたった者達にただひたすら礼を伝えて回っていたという。
 紅桔梗中毒の隊士は“完全回復まで療養”という名の無期限謹慎処分となった。
 
 林の向こうに、もうあの屋敷は無い。
 なのに、まるで何かがあるような、何かが居るような、そんな気配を感じるのは気のせいだろうか……?
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担当マスターより

▼担当マスター:来栖彰

マスターコメント

 お疲れ様でした!
 
 今回は私のシナリオにしては難易度が高めだったのですが、パートごとに役割分担がしっかりとされていてパーフェクトなクリアとなりました。
 敵への攻撃に回る人、敵地の偵察をする人、それぞれでサポートに回る人のバランスが良かったのと、それぞれの役割をこなすための工夫もよく考えられていて、順調にリアクションが組み上がって行きました。
 パート【1】の探索が細かい部分までなされていたので【2】が実行しやすくなった、そして【2】が完璧に進んだ結果【3】で職人の邪魔が入らなくなったという好循環が起こったのが印象的です。
 
 それでは、もう夏も終盤ですがまだ暑さは続くようなので、皆さまお身体ご自愛のもとお過ごし下さい。
 この度はご参加誠にありがとうございました!
 また次のシナリオでお会いしましょう。


【2023年8月31日修正】
 【目次】 のリンクに誤りがございましたので修正を行いました。