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ワールドホライゾン

誰がためのバレンタイン

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誰がためのバレンタイン
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■ プロローグ ■


 ――ワールドホライゾン、マーケット

 普段から美味しい香りが漂うそこは、今日は甘く芳醇な香りを漂わせている。

「こんな感じかしらね」
「こちらも準備終わりました」

 ワールドホライゾンの市長紫藤 明夜は、これから行うスイーツ教室の下準備をしていた。
 甘く芳醇な香りは、試作したチョコレートのそれである。
 彼女の秘書クロニカ・グローリーや、TRIALから来ているリーゼロッテ・マルセイユも、これから来るであろう特異者たちの食材と制作用具をセッティングしていた。

「勝利も楽しんでいるようだし、他の特異者も楽しんでくれるといいね」

 今頃叶 勝利は、広場で女性特異者から義理チョコを回収しに回っている事だろう。
 その光景がありありと浮かんできて、リーゼロッテは苦笑いを浮かべた。

「それでいいのよ。気張らないで、自然体で、それぞれのバレンタインを過ごしてもらいたいもの」

 そんなリーゼロッテに、明夜は微笑んでそう応えたのだった。

 ワールドホライゾンで、各世界で、それぞれのバレンタインが送られようとしていた。



■目次■


 プロローグ・目次

 気持ちを込めて作るのは
 広がる、甘い香り
 甘い気持ちのおすそわけ
 とろりと、溶けるのは
 はっぴー☆バレンタイン
 スウィート・バレンタイン
 ピュア・バレンタイン
 エレガント・バレンタイン
 それぞれの想いを胸に

 港町ロアンにて
 紅雷と紅焔
 不殺の理由
 ゴダムにて
 大和にて
 チョコレートケーキとお茶会
 訣別、そして新たな始まり
 セフィロトにて
 千国にて
 今までの彼女と、これからの彼女
 清算の時
 リサ・ザ・フリーダム
 手慣れたもの
 メイプルランドで遊ぼう1
 メイプルランドで遊ぼう2
 それぞれの想い
 極光帝国の技術
 アイゼン市長とケーキと
 ビューティフル・シュガーという女性
 ブランクのバレンタイン

 エピローグ
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