三千界のアバター

消えた鍛冶師を探して

リアクション公開中!

消えた鍛冶師を探して
基本情報

マスター:蓮尾
ワールド:アルテラ
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2017年05月15日公開!

シナリオガイド

事件か事故か、もしくは自ら……

シナリオ名:消えた鍛冶師を探して / 担当マスター:蓮尾



リヴァージュ共和国、港街ロアン近くにヴェントという小さな村で
今日もテオは平々凡々な日々を過ごしていました。

「今日はお客さん少ないし、暇だなぁ……」

テオはあくびをしながらカウンターに肘をついて両親の雑貨屋の店番をしていました。
店内には客一人おらず、外はぽかぽかと良い天気です。

「こら、テオ。店番しながらあくびしないの」
「でもさ~。お客さんいないから暇だよ?」
「だったら在庫数えて発注かけて」

お昼ご飯の支度をしていた母親はテオがきちんと店番をしているか確認すると、テオに在庫のリストを手渡しました。
テオはそれを見ながらのんびりと在庫の確認をしていきます。

「あれ、最近この包丁よく売れてるね?」
「あぁ、アヤトさんのとこのね。やっぱり切れ味がいいって奥様方には評判ね」
「そうなんだ」

アヤト、と聞いてテオは秋の収穫祭のことを思い出しました。
毎年開かれるヴェントの収穫祭。
そこで振る舞われるポトフを作る鍋が壊れてしまい、アヤトに鍋の修理を依頼したのでした。
特異者の協力もあり、無事にヴェントの収穫祭は開かれたのです。

それをきっかけに、テオのお店はアヤトに包丁などの小物の発注をかけるようになりました。
最初は働くことをしぶっていたアヤトだったのですが、生活の為に仕方なくと引き受けてくれたのです。
それからテオとアヤトは定期的に連絡を取り合っていたのでした。

「あぁ、そういえば最近アヤトさんと連絡取れないのよね」
「えっ……あ、でもアヤトさん昼間で寝てるから……」
「手紙で連絡してもよ。もう納品日過ぎてるんだけど、何かあったのかしら」
「……」

はぁ、とため息をついた母親でしたが、一通り話すとまた昼ご飯の支度へ戻ってしまいました。
テオはじっとアヤトが作った包丁を眺め、再び楽しかった秋の収穫祭のことを思い出します。

「……アヤトさんのところ行ってみようかな」

穏やかな日々に少し飽きていたテオは、そう決意すると母親の元へ向かったのでした。


***

ヴェントの特産品であるリンゴを鞄の中に詰め込んだテオは足取りも軽くロアンへ到着しました。
ヴェントと違い活気のあるロアンの街並みを見ているだけでもテオの心は踊り出します。

「はぁ、なんか都会って感じでいいなぁ。さて、アヤトさんの所へいこうっと」

アヤトが心配だから様子を見に行ってくる、と言うのは半分本当ではありましたが、テオの心の中にはなにか面白いことが起きるのではないかという少しの好奇心がありました。
賑やかな街の中を歩き、黒猫の看板の前で立ち止まります。

『鍛冶屋 カルロッタ』

その看板を確認すると、まずは窓のから中をのぞき込みました。
竃の中にはくすぶったような消し炭が見えていて、少し前までは人がいたようです。

(でかけてる……? でもアヤトさん、約束破るような人じゃないし……)

テオは嫌な予感がしてドアに手をかけました。
すると鍵はかかっておらず中に入ることが出来ました。

(なんかおかしい……)

テオは中へ入ると薄暗い店の中の確認をします。
相変わらず売り物といえる剣はあまりなく寂しい店内。
しかしどこか不穏な空気が流れています。

「これ……血……!?」

テオは思わず鼻と口元を押さえました。
使われているのかよくわからない木製のカウンターの上に大きな地図が一枚。
そしてよく見ると、カウンターには大きなナイフの様な切り傷と乾ききっていない血のこびり付いた後がありました。
床には動物の毛の様なものも落ちていました。

「ど、どうしよう……!?」

もしかしたら、という不安と共にテオの顔は真っ青になりました。
頭の中までも一瞬真っ白になりましたが、特異者のことを思い出し、助けを求めるのでした。

担当マスターより

▼担当マスター:蓮尾

マスターコメント

みなさまこんにちは、GMの蓮尾です。
前回のアルテラのシナリオ、「鍛冶師をやる気にさせろ!」で無事に収穫祭を開くことが出来たテオとアヤトは定期的に交流を持つようになりました。
そんな中、音信不通・行方不明になってしまったアヤトを捜索するシナリオとなります。
(前回のシナリオに参加していなくても問題はありません)
シリアスというよりはゆるゆる日常系シナリオに近いと思います。


鍛冶屋カルロッタの中に残されていたヒントは三つ。

・少し前まで人が店内にいたこと
・カウンターにナイフの切り傷と血の痕、そして動物の毛
・カウンターの上に大きな地図(近くの森に丸がつけてある)


テオはいくつか可能性を絞って行動を起こすことにしました。

1.街中で聞き込みをする
最近のアヤトの様子を街中で聞き込みをします。
おかしな行動を起こしていなかったか、変わった人と交流していなかったかなどを確認してください。

2.動物の毛を詳しく調べる
床に落ちていたインディゴ色の動物の毛を調べます。
市場など人が集まるところであれば聞き込みがしやすいかもしれません。

3.近くの森を捜索する
地図に丸がついていたこと、そして黒鉄と白鉄が取れる近くの森にいる可能性が高いです。
ただし店内の様子からしてただならぬ気配がしますので、装備を準備してから向かってください。

<用語捕捉>

○ヴェント
港街ロアンから少し内陸部に入ったところにある村です。
特産品はじゃがいもとりんご。秋の収穫祭ではポトフとアップルパイが振る舞われます。
秋の収穫祭ではこのポトフとアップルパイを目当てに旅行者が多く訪れます。
また、ヴェントの村人が一番始めに覚える料理はポトフとアップルパイです。


■テオ・アルジェント
 10代後半の村の青年です。普段は村で両親の雑貨屋さんを手伝っています。
 村の収穫祭の実行員の一人でポトフ作りの行程を任されていました。
 少し気弱なところがありますが、いざと言うときには頼りになる男です。
 村の男どもから見ればまだまだひよっこの様子。

■アヤト・コラード
 港街ロアンで鍛冶師をしている青年です。20代前半、黒髪で少し長めの髪の毛。
 腕は確かですがやる気がありません。昼間は二階にある自室で寝ています。
 代々鍛冶師を営んでいるようで、今の店主はアヤトです。
   たまに客が来ます。本当に、たまに。生活に困ってなければ良いようです。



街中で聞き込みをする

1

動物の毛を調べる

1

森へ捜索に行く

3