三千界のアバター

トラウマに抗え

リアクション公開中!

トラウマに抗え
基本情報

マスター:もつなべ
ワールド:ブランク
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2017年05月17日公開!

シナリオガイド

自分自身との戦い? 悪夢を見せるギガンティック。

シナリオ名:トラウマに抗え / 担当マスター:もつなべ


「この土地も作物が育つ条件を満たしていない……土地がやせすぎている……」
「そんなもん、植えてみなきゃわかんねーだろ!」
「……そもそも植える種がない……」

 眼鏡をかけたおとなしそうな少女の言葉を受けて、言葉遣いの荒い年長の少年は口ごもりました。

「……雑草もまばらにしか生えないこんな場所で、作物を育てるなんて無謀……」
「雑草しか……そうか、セーブル! 食える雑草を探せばいいんだよ!」
「……キルトにしては冴えてる……」

 頭一つ大きなキルトに肩を揺さぶられながら、眼鏡の少女セーブルは真面目な表情を少しも崩さずに言いました。

***


 二人の所属するハイドホーム、“デッドライン”の扉を叩く音が響きます。
 転がり込んできたのは、満身創痍のセーブルでした。
 仲間たちは何が起きたのかセーブルに尋ねました。

「根っこが甘い草を見つけた……栄養は全然ないけど……
 そこでギガンティックに襲われた……キルトは私を逃がすために……」


 今まで少しも表情を変えたことのないセーブルが、初めて涙を見せました。

***


『背が低いくせに態度はでかいし、何よりその目つきが気に入らねー』

 何気ない、小さな言いがかり。
 しかし、それはコロニーにいた頃のキルトを何度も傷つけた言葉でした。
 些細な言葉の棘は積み重なり、キルトを非行に走らせる一つのきっかけとなったのです。
 
「は? 身長と態度は関係ねーし、つーか背は伸びたし目つきは生まれつきだっつーの。
 第一おまえ、誰だよ」
『俺はおまえだよ、キルト』

 キルトは広い荒野の中、自分とそっくりな少年と死闘を繰り広げていました。

「ギガンティックの野郎はどこだよ」
『今おまえに夢を見せてやってるだろ、永遠に醒めない悪夢をな』

 キルトの身体は、ギガンティックのそばに横たわっていました。
 彼はギガンティックの能力により、夢の中で自分自身と戦っていたのです。
 この夢の中で命を落とせば、現実世界で目を覚ますことは二度とありません。


***


 傷も癒えぬまま飛び出したセーブルが、偶然すれ違ったあなたの腕を強くつかみました。

「お願い、力を貸して……友達を助けたいの……
 食べ物も服も、私のものはすべてあげるから……」

 あなたが特異者だということを知る由もない少女の、必死の想いでした。
担当マスターより

▼担当マスター:もつなべ

マスターコメント

 テュポーンとギガンティックを倒し、キルトを助けてください。

【パート1】周囲のテュポーンと戦う
 ギガンティックの周囲にはチョウチンアンコウを模した小型のテュポーンが多数うろついています。
 人が全力疾走する程度の速さで動き、噛みつきや体当たりで攻撃してきます。
 また頭部の突起から閃光を放ち、こちらの視界を遮ってくるようです。
 このテュポーン自身は、仲間や自らの閃光で目が見えなくなることはありません。


 テュポーンの数をいかに減らすかが、ギガンティック戦の戦局を左右すると言っても過言ではありません。

【パート2】自分自身と戦う
 このパートではギガンティックが見せる夢の中で、自分自身と戦うことになります。
 夢の中のあなたはトラウマや辛い記憶を思い起こすような言動、姿を取っています。
 自分の嫌な部分、悲しい過去などと対峙することはもちろん、その上で戦闘をしなければなりません。
 夢の中のあなたは現在のあなたと同じ強さで、同じ装備とスキルを身につけています。

 もう一人の自分自身を倒すことで、ギガンティックにダメージを与えることができます。
 自分と決着をつけることで、ギガンティック討伐を有利に進めることができるでしょう。

 夢から醒めるには、夢の中の自分を倒すか、ギガンティックが倒されるかのどちらかしか方法はありません。

 なお、このパートに限りGAを組まれていない場合他PCに干渉することはできません。
 LCにつきましても同パート内での別行動扱いとなります。
 MC・LCを共闘させたい場合はGAを組むか、共闘をする旨をわかりやすく明記してください。
 GA内でのみ他PCに干渉することができます。
 フェローを同行させる場合、特に明記されていない場合はMCと同行することになります。


【パート3】ギガンティックと戦う
 このパートではギガンティック本体と戦うことになります。
 ギガンティックは体長約10メートル、武器や防具は装備していません。
 知能は高いようですが、対話することはできません。
 硬い皮膚が全身を鎧のように包んでいるため、生半可な攻撃は通りません。
 戦闘時は拳や蹴りによる物理的な攻撃を仕掛けてきます。
 巨体から繰り出される一撃の破壊力は、まともに食らえば訓練を積んだノスフェラトゥでも致命傷になるほどです。
 また周囲にテュポーンがいる場合、それらを呼び寄せて戦闘に参加させるほか、
 生命力を奪うことで自身の回復を図ります。

 夢からのダメージだけではこのギガンティックを倒すことはできません。
 とどめを刺すには本体へ直接ダメージを与えなければなりません。

 なお、周囲には悪夢の中で戦うキルトや特異者の仲間もいますので細心の注意が必要です。

★周囲について
 視界の開けた荒野となっています。
 身を隠せるような建物や自然物はありません。
 こちらが敵を視認するには絶好の場所ですが、敵もまたしかりです。

 ギガンティックの周囲にはテュポーンが多数群れており、悪夢の中で戦うキルトが倒れています。

★ギガンティックについて
 近づく者をランダムに眠らせ、夢の中で自分自身と戦わせる特殊能力を持つギガンティックです。
 本シナリオではギガンティック本体と戦うか、夢の中で自分自身と戦うかを選択することができます。
 自分自身と戦うことを選択された方は、【どのような自分と】戦うのかをアクション内に明記してください。

 なお、テュポーン・ギガンティックはメインアバターがブランクのものでない限り完全に認識することはできません。
 テュポーン・ギガンティックと戦闘する場合は必ず、メインアバターをブランクのアバターに設定してください。


★キルトについて
 素行の悪い不良でしたが、特異者たちの心に触れ更生の道を歩み始めた少年です。
 サバイバーですが、今は戦力になりません。
 ギガンティックを討伐することで夢から救出することができます。

周囲のテュポーンと戦う

2

自分自身と戦う

4

ギガンティックと戦う

4