三千界のアバター

魔を宿すもの

リアクション公開中!

魔を宿すもの
基本情報

マスター:久我 ハルキ
ワールド:セフィロト
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2017年05月05日公開!

シナリオガイド

魔の力を宿した銃を探し出せ!

シナリオ名:魔を宿すもの / 担当マスター:久我 ハルキ



 イーストキャピタルのとある地区、アンダーグラウンド内――。
 
「この辺りはかなり入り組んでいるな」

「大きな建物があったみたいだ……何か、お宝でもあったりしてな」

「それなら俺たちで総取りしたいもんだ。資金はいくらあっても困らない」

 部隊のメンバーと別れ、周辺を探っていたレジスタンスの二人は、他愛ない話をしながら先へ先へと進みます。
 入り組んでいるアンダーグラウンドには敵対する者たちが潜んでいるため、油断は出来ない場所……それはほんの少し、気が緩んだ時でした。

「おい、いくら敵の気配がないからってあまり先に行くな」

「大丈夫……っあ!?」
 
「お、おいっ!! マルク!!」

 突然、足元が崩れて、先を行くマルクの体は更に地下へと落ちて行きました。
 辺り一帯が大きな音を立て崩れ落ちて行くのを、彼は離れた場所で為す術なく見ていることしか出来ません。音が止み、しばらく声をかけ続けましたがこのまま一人で捜索することは危険と判断し、部隊へ戻ろうと歩き始めた時でした。
 
 
 ――ガラン。
 
 
 背後に何かの気配がして振り返ると、そこには下に落ちたはずのマルクの姿がありました。
 
「マルク! 無事だったんだ、な……?」

 目の前に突きつけられた銃口は誰でもない、自分へ向けられたのだと理解する頃には、彼の視界は赤く暗い闇に閉ざされていました。

***

 別行動をしていた者たちが丁度、落ち合った時でした。奥から聞こえた崩れ落ちる大きな音と振動。その音に瞬間、緊張が走ります。
 
「マルクたちが向かった方向だ。各自、重火器の確認。3名は待機、残りは俺と共に行くぞ」

 彼らが奥へと進み始めた時でした。探していた内の一人、マルクの姿が現れたのです。怪我をしている様子に気づき、彼らはすぐに駆け寄りました。

「どうした、何があった? お前一人、なのか?」

「…………」

 明るくノリの良い、いつもの彼とは様子が異なり、不審に思いもう一度問いかけました。
 
「なぜ、お前一人なんだ。それにその銃は……?」

 答えはなく、マルクは手にした何かをゆっくりと持ち上げました。
 
「!!?」

 静かに向けられた銃口からは容赦なく何かの塊が飛び出し、辺りに悲鳴と何か焼けたような匂いが漂いました。
 その中で一人、傷を負いながらも逃げ出した者がいました。
 途中で、騒ぎに気づき追いかけて来た待機の隊員と出会いました。彼は痛みに耐え、必死に訴えます。
 
「……行くな、俺たち……は、もうほとんど……! お前たちは、戻り、上の者たちと合流、するん、だ……」

 傷口からは赤と黒の液体が、抑える指の間からも止まることなく流れ続けていました。

「マルクが、銃、を……気を、つけ、ろ」

 力を失い重くなった体は何も言わずに地面へと崩れ落ちました。
 体に開いた穴からは、じゅくじゅくという音、爛れたような鼻をつく匂いがしました。
 
 ***
 
「銃?」

 その出来事を聞かされた特異者のアラヤ響は、協力者を伴ってアンダーグラウンドへ潜り、事態の沈静化と銃の回収を依頼されました。その銃は影では『魔銃』と呼ばれる、危険な武器だということでした。実は以前より、魔銃がアンダーグラウンドのどこかに眠っているという情報がもたらされていたようなのです。
 
「魔の力を宿し、闇に埋もれた銃……ね」

 響は早速、協力者を募って、アンダーグラウンドへと向かいました。


担当マスターより

▼担当マスター:久我 ハルキ

マスターコメント

 本ガイドを御覧いただき、ありがとうございます。
 
 本シナリオは地下に降り、失われていた『魔銃』を回収すること、そして取り残されたレジスタンスの捜索と救命が目的です。地下は入り組んでいますが、地上に戻った部隊員が途中までの道案内をし、ベースの確保をしてくれます。
 しかし、マルクの情報が殆どないため、危険であることに変わりはありません。
 
【目的地について】
 ベース予定地までは比較的安全が確保されていますが、小物の吸血鬼が所々に潜んでいますので警戒は必要です。
 マルクたちが向かったのは更に奥、途中は入り組んでおり、少しづつ、更に地下へと潜っていきます。傾斜や狭い道、瓦礫が多くあり、大きな建物の一部が地下空間を作り出しています。辺りには調度品なども散乱し、先の崩落で足場が歪んでいるため注意が必要です。
 
 マルクが落ちた場所へは、道具を利用し降りることが出来ます。
 降りた先には瓦礫、様々な道具などのガラクタが転がる広く入り組んだ空間があり、更に奥へと続く道があります。どうやらここには高価な物もありその中に銃が眠っていたようですが、マルクの姿はありません。また、先程までとは打って変わりおぞましい気配が充満しています。ベースから進めば進むほど危険度は増していきます。
 
【出現する敵について】
 ・吸血鬼……雑魚から力の強いものまで様々。
 ・魔コウモリ……魔の力を宿したコウモリたちは一体一体の力は大したことはないが数が多く、視界も奪う。
 ・豹変したマルク……魔の力に侵され彼の意志はもう殆どなく、魔銃を体に宿し一体化しつつある。音なく飛び跳ね、人と思えぬ能力を見せる。

【魔銃について】
 手にした者の力と生命力を吸い取る銃。
 由来は定かではないが、その力に魅せられて身を滅ぼす物が後を絶たず、いつしか闇へと葬られたらしい。ある者が見れば黒く光り、またある者が見れば豪奢な装飾が施された銃に見えるといい、心を惑わす。触れるのは危険。
 銃弾の充填は必要なく、手にした者の血肉と生命エネルギーを利用し弾として放つため、隙はありません。
 撃ち抜かれた傷口は時間が経つほどに赤黒く変色し、焼け爛れて痛みが強くなります。治療が必要です。
 
 ・……充填の必要ないが無尽蔵ではない。また人体、そして厚めの従来の盾程度であれば貫通する。
 ・回収方法……錬金術師が特別に錬金し、祈りを捧げられた『聖なる布』が貸し出された。布で包むことで一時的に無害に出来る。
 

 果たして響は銃を回収し、事態を収めることが出来るでしょうか?
 それでは、皆様のご参加をお待ちしています。

・ベース、避難路の確保

2

・生存者の捜索と治療

3

・マルクの捜索と魔銃回収

4