三千界のアバター

マオの恩返し

リアクション公開中!

マオの恩返し
基本情報

マスター:蓮尾
ワールド:ブランク
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:不可

スケジュール

2017年02月28日公開!

シナリオガイド

食糧を分けてくれたあの子にお礼がしたい

シナリオ名:マオの恩返し / 担当マスター:蓮尾


――ハイドホーム・ストレイン。

「みんなに相談があるんだけど」

食事の時間になり鍋を囲んでいたストレインのメンバー、レイア、アンナ、シュウマオから相談をもちかけられ目を丸くしました。

「え、ちょ、マジで? どうした、マオ」
「こらシュウ!せっかくマオが相談してくれてるんだから茶化さないの!」

滅多に自分からはなしかけてこないマオに驚いたシュウは興味を示しましたが、アンナがそれを制止しました。

「どうしたの? もしかして、この間のこと……?」

そしてレイアが何か事情を知っているかのようにマオに問いかけます。

「スーベニアの女の子にお礼がしたいんだ」

それは、一週間前の出来事までさかのぼります。

***

「食糧探してるやつらいないかな……」

今日は食糧が見つからないのかマオは疲れた表情でつぶやきました。
レイアはノスフェラトゥ特有の怪力で瓦礫を避けてはため息をついています。

「ここにもない、か」
「食糧もってるやヤツらからかすめ取る方が、楽なのにね」
「この間はたまたま運が良かっただけよ」

レイアとマオは以前出会ったハイドホーム・ポラリスの二人を思い浮かべました。
同じく食糧を探していたところで、出会った二人。
持っていた食糧を奪い取ろうとしたところでテュポーンに襲われ、
どこから来たのかわからない大人びた人が食糧を分けてくれたのでした。

「そんなこと、もうないと思うけどね」
「……あっち、さがしてくる」

その食料もつき、また食料を探さなければいけないのに収穫はゼロ。
死んだ体と言ってもお腹は減るこの難儀な体にため息しか出ませんでした。

レイアと別れ、マオは一人で歩いていると小さな水辺を見つけました。
水は濁っていましたがここブランクでは貴重な水。
持っていたボトルに水を入れるとごくごくと飲み干します。

「ぷはっ……」

そうしてまた水をくもうとしたところで、視界に茶色い物体が見えました。


カサカサ。

「うわっ……」

そこにたのはチャカギでした。黒くないだけマシではありましたが、その正体を知っているとぞっとします。
ただ何でも食べることからチャカギをペットにする人もいましたがマオは苦手です。

「おなかすいてるの?」

じっとチャカギを見つめていると、そのチャカギをそっと抱き上げた女の子が話しかけてきました。

「これ、少しだけどあげる」

その少女はそう言ってマオの目の前に食べ物を差し出してきました。
マオはそれを何も言わずにひったくると口に入れます。

「なん、だ、これ……おいしい……」
「前にどこから来たかわからない人がくれたの」

少女はチャカギを抱きしめながらニコリと微笑みました。

「おーい、ニーナ、どこだー?」
「あ、わたしもう行かなきゃ」
「あっ……」

ニーナ、と呼ばれた少女はチャカギを野に放ち、それだけを言うとマオの目の前から去ってしまいました。

***

「お礼、ちゃんと言えなかったから」
「でも女の子にお礼つっても俺じゃわかんねぇなぁ」
「当たり前でしょう。それにここじゃ物もないし……」

嫌味を言われているのに気付かずシュウは真剣にマオの相談に乗ろうとしています。

「女の子はこういうもの、好きじゃない?」

マオが見せてきたのは古ぼけた一枚の写真。輪郭もぼやけて何が映っているのか、かろうじて分かるぐらいでした。

「お花かぁ……うん、素敵じゃない? 岩場で足元が大変だけど、最近だとここから東南の洞窟で見かけたよ」
「見かけた水辺にも、あった。あと……その、チャカギも好きみたいだった……」
「そう、チャカギね……」

マオが苦い顔でいうとレイアも再び苦い表情を浮かべました。

「仕方ないわ。あの人たちに、助けてもらいましょう」

マオはレイアの望みをかなえるべく特異者に助けを求めたのでした。

担当マスターより

▼担当マスター:蓮尾

マスターコメント

こんにちは、または初めまして。蓮尾と申します。

今回は前回のシナリオ「Born to be alive」にでてきたハイドホーム・ストレインに焦点をあてたシナリオです。
(前回のシナリオに不参加・未読でも支障はありません)
マオは食糧を探しているところで出会ったニーナというスーベニアの少女に食糧を譲ってもらいました。
お礼をいう間もなくいなくなってしまったニーナにお礼をすることが今回の目的となります。

【ニーナ】
 マオが食糧を探している最中、水辺で出会った少女。
見た目はマオと同じ10才ぐらいでチャカギを触ることに抵抗がないためペットとして飼っている可能性があります。
分かっているのは名前と、ニーナを呼んだ男性はシュウと同じぐらいの声色だということです。

このことから、今回は3つのアクションに分かれて行動して頂きたいと思います

1.ニーナを探す
ニーナがコロニーにいるのか、ハイドホームにいるのか現時点ではわかっていません。
今ある情報を頼りにニーナの居場所を探してください。
また前回出てきたハイドホーム「ポラリス」のメンバーに頼ってもらってもかまいません。
(ただし話を聞いてくれるかどうかはわからないため、何か策が必要です)
※ニーナはポラリスのスーベニアではありません


2.花を採取しに行く
瓦礫の中から見つけた一枚の写真。
ぼんやりとしかわかりませんが、男性が女性に花束を送っている様子が映し出されているように見えます。
女の子は花が好きということから花をお礼に送ろうとしているようです。
このブランクでは滅多にみかけない花を探してください。花は一輪見つけられれば充分です。
なお、水辺や洞窟などで稀に生息していることがあるようです。
アンナの話だと東南の洞窟でも花を見かけたようです。
レモラなど数対のテュポーンに遭遇する可能性があるため戦闘も視野に入れてください。
レモラは鋭い牙で攻撃してきます。また毒を持っているため注意が必要です。


3.チャカギを捕まえに行く
チャカギを抱きしめていたことからニーナは少なくともチャカギのことは嫌いではないようです。
お礼のためチャカギを見せてあげるのも良いかもしれません。
ただし、マオとレイアはチャカギが苦手です。
またチャカギを追いかけている最中、チャカギに攻撃されたり、
ゼリーフィッシュに遭遇する可能性もあるため、戦闘も視野に入れてください。
ゼリーフィッシュは複数本ある足で打撃攻撃をしてくる上、足の吸盤に触るとしびれます。
チャカギは急に飛んできたり、すばしっこく逃げますが戦闘能力は低いです。


【ハイドホーム:ストレイン】
 レイア、マオ、アンナ、シュウで構成されているハイドホームで、全員がノスフェラトゥです。
 
 ・レイア(13才)
  ストレインを仕切っている少女。
  怪力で片手で男性を持ち上げることが出来ますが、武器はレイピアのような細い剣を愛用しています。
  口調からも落ち着いており、育ちがよさそうです。
 
 ・マオ(10才)
  カレンを姉のように慕っている少年です。
  細い見た目に似合わず大きなハンマーを武器としています。
  力で解決しようとする傾向があり、クールな性格です。

 ・アンナ(13才)
  はつらつとした少女でシュウのお目付け役も担っています。
  武器はのこぎり。

 ・シュウ(15才)
  年齢の割には少し頭が弱い男の子です。ムードメーカー。
  武器はダンベル。趣味は筋トレ。


【ハイドホーム:ポラリス】
 ジン、マリーを筆頭に他5名ほどで構成されているスーベニアのハイドホームです。
 もともとはコロニーに属していましたが、コロニー内での配給が滞るのを見て、
 自分たちの食べる分は自分たちでどうにかすると飛び出していってしまいました。
 
 ・ジン(14才)
  ポラリスの中では一番の大人。とても足が速い。
  プラーナの他にファミリアも使うことが出来る。
  ジンのファミリアはカマキリで、その刃を利用し攻撃が出来る。
  
 ・マリー(11才)
  ポラリスの女性の中では一番上。ちょっとおませ。
  同じくプラーナの他にファミリアの発動が可能。
  マリーのファミリアは蜂。毒攻撃が出来る。

ニーナを探す

1

花を採取しに行く

2

チャカギを捕獲する

2