三千界のアバター

年の瀬の戦い・虎牢関!

リアクション公開中!

年の瀬の戦い・虎牢関!
基本情報

マスター:佐久間豊
ワールド:千国
 
 

料金

MC参加:100ポイント
LC参加:100ポイント
フェロー追加:25ポイント
LC/フェロー最大追加数:4
文字数追加:50ポイント

スケジュール

2017年01月10日公開!

シナリオガイド

新年早々、不届き者が一人いなくなりそうです。

シナリオ名:年の瀬の戦い・虎牢関! / 担当マスター:佐久間豊


 一か月ほど前、仙石軍の軍事演習中に突如襲来した浅井軍。
 まだ年若い少年少女で構成された仙石軍を守るべくしんがりとして特異者たちが活躍した『金ヶ崎の戦い』。
 その発端となった、『仙石が浅井を侵略しようとしている』という情報操作を行った黒幕がついに判明しました。

 敵の名は張威。ちょうい、と読みます。

 以前、曹操軍や劉備軍といった名だたる英傑の軍勢に軍師として仕官しようと申し出ましたが、性格に難ありとして不採用にされた男です。
「ふん、この俺を軍師にしなかったことを後悔させてやる!」
 彼は自称、未来の諸葛孔明と名乗っており、軍略に絶対的な自信を持っています。
「この俺の頭脳ひとつで国を落とし、英雄たちを従え、そして天下を掴んでやろう!」
 その頭脳は確かに優秀で、他勢力同士で争いを起こさせることができるくらい情報戦が得意です。
 また、戦においても自慢の軍略で敵軍を手玉に取り、かく乱させることも得意です。
「そして年号を『張威元年』と改め、俺の歴史が幕を明けるのだ!」
 何が問題かというと、自己顕示欲が強いんです。
「俺を崇める歌、俺を讃える宗教、そして俺の為に女を献上させよう! 俺の酒池肉林の完成だ! ふははは!」
 そしてこの通り、ゲスなのです。
「まずは手始めに、こちらに向かっているという仙石・浅井の雑魚どもを屠るとしよう。金ヶ崎で見事な戦いを見せたと言われているが、そんなもの俺の金剛石のような武功に比べれば石ころにすぎん! さあ行け、我が軍勢よ!」
 そして彼の居城の手前にある、虎牢関にて軍を展開したのでした。

■■■

「報告。虎牢関にて敵軍を確認。交戦の構えを取っております」
 虎牢関に向かう軍勢、伝令が仙石軍の大将を任された髭面の武将に言いました。
「数は拮抗しているが、敵は策が得意だとか。伏兵や罠の可能性も十分に考慮したほうがよいかと思うが、いかがか」
 髭面の武将は、隣に並ぶ浅井軍の大将の初老の武将に話し掛けました。
「同意にござる。以前に我らを戦わせ、潰し合わせたその手腕、憎たらしいが舐めてかかれば痛い目を見るのはこちらでありましょう」
 二人の大将はそれぞれの自慢の軍師を交え、作戦会議をはじめました。

「そ、それからもうひとつ、敵軍に英傑がいます。ただ……」

 伝令は真面目な表情、ではなく、疑問の表情で自身なさげに言いました。
「なんだ。重要な事だから早く言ってくれ」
「は、ははっ。敵軍には、あの『モルドレッド』と『ガウェイン』がいます」
「……ほほう?」
 その武勇は仙石でも浅井でも有名です。
「厄介な。こちらにも英傑が数名いるとはいえ、苦戦は必至になりそうだな……なんだ、伝令。まだ何か言いたそうだな」
「は、はい。ただ、その……見た目が、聞いていた姿と少し……いえ、少しどころかだいぶ違うなあ~と思ったものですので……」
「???」
「こう言っては、世の武将たちに怒られてしまうかもしれませんが……すごく田舎者っぽいというか、庶民的というか……ただ、本人がその名乗って、軍を鼓舞していましたので、間違いないとは思うのですが……」
 ふむ、と二人の大将は考え込みます。
「分かった。警戒しておこう。下がってよい」
 初老の武将が伝令を下げました。

 よく分からない情報が入ってくる中、仙石・浅井連合軍は進軍を続けた。

■■■

「ふーっ、ふーっ」
 一方、別働隊。
 本隊から少し離れ、何があっても対応できるように編成された軍勢の中に、金ヶ崎より帰還した勇将の一人、ナツメがいました。
 ただ、槍を抱え、顔が青ざめ、身体が小刻みに震えています。
「……おいナツメ、大丈夫か?」
「ふーっ、だだ、大丈夫です。いつでも戦えます!」
「全然大丈夫に見えないんだが……」
「震えてるのは寒いだけです。大丈夫です」
 口ではこう言っていますが、ナツメは見るからに大丈夫ではありません。
「怖くない……怖くなんてない……」
 耳を澄ますと、そんなことを小声で言っています。
 そんな時です。

「伏兵だ!」

 ざわ、と別働隊に緊張が走ります。
「総員、戦闘準備!」
 隊長の号令で、全員が武器を構えます。
「ふっ、ふっ、ふっ……」
 ナツメも震える手で槍を構えます。
「や……やってやる!」
 見習い剣士ナツメに、再び戦の洗礼が降りかかろうとしていました。



担当マスターより

▼担当マスター:佐久間豊

マスターコメント

 一身上の都合により、今回のシナリオを最後にゲームマスターを辞めることになりました、佐久間 豊です。
 それほど特別なことはできませんが、最後まで佐久間らしいシナリオでやって行きたいと思います。

 前回の金ヶ崎の続編にあたります。
 あの戦いを引き起こした黒幕が判明したため、鉄拳制裁のお時間です。

 戦場は雪の積もる虎牢関と呼ばれる場所周辺。小高い丘の上にあり、周囲には虎牢関以外ほとんどなにもありません。そのため、大量の戦力を投入した総力戦が可能です。
 虎牢関付近に展開する張威軍を一掃すればその先の居城にいる張威を捕縛することができます。

 ちなみに張威は高い軍略の持ち主ですが、本人の戦闘能力は低いので、展開されている軍を撃破すれば戦う力はないも同然です。

 特異者の皆さんは遊軍扱いのため、好きに動くことができます。
 本隊よりスタートです。
 今回、三種類の戦が発生していますので、皆さんの武勇を存分に披露していただきたく思います。

 1、亡霊兵との戦い
 大量の亡霊兵との戦いです。敵は剣と槍、そして水計と風計を使います。
 気温が低いので対策を取っておかないと身体が凍えて身動きを封じられます。
 また、統率のとれた動きをするので、舐めてかかると手痛い反撃を喰らいかねないので、注意願います。

 2、英傑(?)との戦い
 『ガウェイン』(ニセモノ)と『モルドレッド』(ニセモノ)との戦いです。
 通常の亡霊兵ではよほどの数を一気にぶつけないと傷は付けられないでしょう。
 筋力が非常に強く、ガウェインが斬馬刀、モルドレッドが棘付きの大きな棍棒を持ち、ちゃちな武器防具では一気に粉砕されます。戦う際はその点に留意してください。
 ちなみにガウェインとモルドレッド本人ではなく、単にそう名乗ってるだけです。

 3、ナツメたちの救援
 今、本隊にはナツメの所属する別働隊が壊滅したとの情報が入っております。
 この情報を敵に操作されたものと断定し、救援に向かいます。
 情報の真偽はともかく、別働隊が壊滅したとなれば仙石・浅井連合軍は挟撃を受ける形になり、非常に苦しい戦を強いられます。
 また、それ以上の情報がないため、敵の武装や数等が不明です。いかなる状況にも対応できるよう準備願います。

 ナツメは貴族でもなければ武家の人間でもありません。ごく普通の農家の生まれです。
 幼少より名将の武勇伝に憧れ、そして彼女自身の守りたいという思いに導かれ、刀を取った少女です。
 地元の村ではガキ大将で、元気で気の強い少女です。武功を上げるとか、最強を目指すみたいな野心はなく、ただ純粋に敵から仲間を守りたいという一心で動きます。
 また、ナツメは先日の金ヶ崎撤退戦であまりに強烈な初陣を経験した結果、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症しております。
 全滅してしまうという悪夢を見たり、剣や槍を向けられるとがたがた震えます。大軍相手になると吐いてしまいそうなほどに恐怖で縛られます。生来の気丈さでその恐怖を無理矢理押し込めて戦場に立っていますが、本来の実力の半分も出ないでしょう。
 アクションによっては、ナツメに残酷な運命が訪れます。
 ちなみに特異者の皆様はアクション内に特別な記述がない限り、前回の参加があるないに関わらず『金ヶ崎より帰還した英傑』とみなしますので、ナツメとは戦友の間柄です。

 以上となります。
 最後までよろしくお願い致します。

亡霊兵との戦いに参加

3

英傑(?)との戦いに参加

3

ナツメたちの救援に参加

3